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うさぎパイナップル

ただ、書くことが好きなだけです。

そもそも発祥の地

今週のお題「私の沼」

…そりゃあ、これしかないでしょう。このブログの記事のたぶん7割くらいを占めている「フィギュアスケート」。沼という言い方はあまり好きではないのだが、15年も抜け出せないということは完璧に底無しだと思われます(笑)。

もう散々書いているし、これからも書き続けるし、まだ載せていない記事や書いていない内容も大量にあって、今ここであえて取り上げる必要もないかなと思ったのですが、そう言えばこの切り口ではまだ書いたことがなかったな、とあることに思い至る。そんなわけで今回は「好きなスケーター」について綴っていこうかなと思います。 たっくさんいるので、特に好きなスケーターのみにとどめようと思っていますが、はてさてどうなることやら←他人事

まずは何と言ってもこの人、「アレクセイ・ヤグディン」。
私がフィギュアスケートを真剣に見るようになったきっかけは彼です。何となく流していたソルトレイクシティオリンピックで見た彼の演技は、こんな形での表現の世界があったのかと、私に新たな世界の扉を開いてくれました。私にとっては特別な存在で、ちょっとほかのスケーターとは位置付けが違います。
2003年に故障のため引退してしまったので、現役の彼を応援できたのはほんのわずかな期間でした。生の演技を見に行けたのもたったの一度だけですが、今でも大好きな選手です。当時買った自伝やカレンダーは今も宝物です。
好きなプログラムは何と言っても「Winter」。ビデオが擦り切れるまで見ました。すべてのこれまでに見たフィギュアスケートのプログラムの中で、最も好きな作品かもしれません。

ヤグディン引退後、ショックのあまりフィギュアスケートを見る気力すら失いかけていた私の心のオアシスとなったのが「ジェフリー・バトル」。
2002年頃に買ったムックに載っていたジェフの写真を見て、何となく気になるなこの人、と思ったのがきっかけ。たぶん美男子だったからです(汗)。実際に演技を見ると(確かNHK杯)、その爽やかな笑顔と滑りに一気に魅了されてしまいました。2008年の世界選手権で表彰台の真ん中に立つ彼の姿は、今でも宝物のように大切な思い出です。
写真集も買いましたが、付属のDVDをひとりで見る勇気がなく、何年も経ってから友達に一緒に見てもらいました(笑)。ひとりで見なくて良かった(笑)。
現役時代の彼のプログラムはどことなく難解で、プログラムと言うよりその滑りを楽しんでいましたが、プロになってからのプログラム「Uptown Funk」は大好き。あれは凄い。音を取るのが上手いとかそういうレベルじゃない。何百回でも見られます。大好き。

そしてジェフとほぼ同時期に活躍し、どちらにも勝って欲しくていつも悩ましかった「ステファン・ランビエール」。
彼だけはいつどのようにファンになったのかまったく覚えていません。トリノの表彰台で大泣きしている姿を見て「こんなところでこんな風に泣けるなんて、素直ないい人なんだろうな」と思ったことは昨日のことのように思い出せるんですけど(笑)
今では彼の出演するアイスショーを中心に旅に出る始末です(汗)。求めても届かない何かを狂おしく探しているような、情熱的で叙情的な演技が大好き。個人の感想であって効果を保証するものではありません(笑)。スピンで感情を表現できるスケーターは彼くらいのものではないでしょうか。
好きなプログラムは「ロミオとジュリエット」。ステファンと言えばポエタが代表作かと思いますが、私はこれです。「ウィリアム・テル」も大好き。すべて見たことがあるわけではないのですが、ステファンのショートプログラムにはハズレがないと思ってます。

その他、海外選手では、見ていると幸せな気分になるスケートのトマシュ・ベルネル、彼より上手な選手はいくらでもいるはずなんだけど何故か目が離せなかったアルバン・プレオベール、海外の現役選手ではいちばん応援してるケヴィン・レイノルズなどを挙げたい。でも、まだまだたくさんいます。

日本人選手を挙げていくと、まずは「町田樹」 。彼も私にとっては少々特殊な立ち位置のスケーターです。
町田君のことを知ったのは新聞記事。彼がまだ中学生くらいの頃で、地元にこんな選手がいるんだ、男の子のスケーターって珍しいな、と関心を持ったのがきっかけです。地元ということで、時々噂を耳にすることもあり、あの子は今どうしているのかな、などと雑誌や新聞にその名を探したりしてはいたのですが、2010年のダイヤモンド・アイスで実際にこの目で演技を見てからというもの、完全にファンになってしまいました。
なかなか大きな大会で活躍できずもどかしい思いもしましたが、彼の記事が新聞の一面を飾る度に我が事のように嬉しく思ったあの日々が懐かしい。小さな新聞記事を見つけたあの日から、劇的な幕切れとなった引退のその日まで、静かに、でも熱く応援できて、本当に楽しかったです。
好きなプログラムは「Don't Stop Me Now」。「白夜行」も好きです。町田君の真骨頂はエキシビションかな、と個人的には思います。引退後の演技を見る機会がまったく持てず、それがとても残念です。

そして「羽生結弦」。現役選手ではいちばんに応援してます。
2010年のメダリスト・オン・アイスで見た「ヴァーティゴ」。ジュニアの頃から「東北に凄い子がいる」という話は聞いていたけれど、あの時の「ヴァーティゴ」、そして群舞でも感じたただならぬオーラに、「この子はいつか絶対世界の頂点に立つ」と直感的に思ってから、ずっと静かに注目していました。 静かに注目してるだけのつもりだったのに、気が付いたらテレビの前で正座して演技を見ていたという←テレビの前で正座=応援の最上級(当社規定)
思わずハッとするほど可愛かったり美しかったりただのオタクだったり(笑)、様々な表情を見せる羽生君ですが、「今日はこれから何人殺すのかな」と聞きたくなるような顔でリンクに滑り出してくる、おっかない羽生君がいちばん好きです(笑)。これまでにいなかったタイプのスケーター(だと私は思う) で、彼を見ているとすべてのフィクションが色褪せてしまうのでは、と感じるほど。これほどの選手を現在進行形で応援できることは無上の喜びです。クリアファイルやら入浴剤やら、コレクター魂を満たしてくれる有り難い人物でもあります(笑)
そういうわけで好きなプログラムは「ヴァーティゴ」。ここ3年ほどのフリーも全部好き。 カップ・オブ・チャイナの「オペラ座の怪人」は、生涯忘れることはないでしょう。たとえ、誰にどのように批判されようとも…。いい意味で変態の領域に達しているトリプルアクセルも大好きです。

その他、日本人選手の中で特に挙げたいのは小塚崇彦。職人芸のようなスケーティングが大好きだった。スケートの世界に戻ってきてくれて、心の底から嬉しいです。

特に好きなのがこの5人ってことでいいのかな私?(←知るか)結局男子シングルの選手しか挙げてませんけど、そしてまだまだいますけど、もう長過ぎなのでこんなところで。でもひとりだけこの名前を加えさせてくれ。アイスダンスチャーリー・ホワイト。ずっとその素晴らしい足元だけ見てたつもりでしたが、チャーリー目当てに来月のダンスの公演に行きたいと真剣に思ってる程の昨今(笑)。何があった自分(笑)

ところで、今現在大好きなスケーターが3人も出演してるアイスショーの開催地ではなく自宅にいるのは何故なんだろう自分。そうさ、金がなかったからさ…。あまりの悔しさに情報を全部シャットアウト中。たとえ行けなくてもいつも必死で情報追ってたのに、今回はそれをしたくないほどの状況に陥っていて、よっぽど悔しかったんだな自分、と今まさに冷静に分析しました。涙。これ以上行けないと絶対暴れる…。ヒッチハイクでもするか?←チケットがねえよ

空がこぼした涙

お題「雨の日」

学校からの帰り道、私はバスを待っていました。

雨が降っていました。
その日の天気予報では、確か雨模様だなどと言っていた気はするけど、私は傘を持たずに登校していました。

そのバス停には屋根がありません。
仕方なく、私は雨に打たれながら、バス停に佇んでいました。

ふと、その雨が止みました。
目の前には降り注ぐ水滴が見えるのに、私の頭上に落ちてきていた雨の冷たさが、急に感じられなくなったのです。

何事かと顔を上げた私の頭上には、傘が広がっていました。
もちろん私の傘ではありません。

傘の主は、同じ学校に進学した、中学の同級生でした。
どうやら、雨に打たれる私を見かねて、傘に入れてくれたようです。
突然の事に驚いたものの、ありがとう、とお礼を言うと、

「こんな日に傘を忘れる奴は馬鹿だ」
と、にべもないお言葉…。
ええ、どうせ馬鹿ですよ…。

程なくして、バスが到着しました。
別々の座席に座り、それ以上話すこともなく、我々は帰路につきました。
その同級生に会ったのは、確かその日が最後です。

これが少女漫画なら、様々な何かが発展するのでしょうけど(笑)、現実はそのようなことは一切なし(笑)。親切にしてはもらったけど思いっ切りイヤミも言われた上、バスの中で喋ることすらしていない(笑)

でも、偶然出会った同級生が傘に入れてくれたという経験が面白く、今でも雨の日にふと思い出すエピソードです。
傘の主はきっと、立派な社会人として今頃しっかりと自分の人生を歩いているのでしょう。
私は吹けば飛ぶような人生を歩んでいるけれど。

まったく知らない人が傘に入れてくれることもたまにあるけれど、困っていても絶対に手を貸さない知人も多い中、そうやって見知らぬ人に傘を差し出せる優しさを、いつまでもそっと覚えておいて、いつかその優しさを誰かに返すことができたら。吹けば飛ぶような人間だけれど、そんな風に思いながら、止まない雨の中を、無くした傘を探して今日もひとり、黙って歩くのです。傘が見つからないのなら、この雨が止めばいいけれど、もうずっと太陽は行方不明で、空が青いことなんて忘れてしまいそう。思い出せなくなる前に、この雲が晴れることを、たとえ叶わぬ祈りだったとしても、願わずにはいられないのです。

ユーリ!!! on ICE~フィギュアスケートを100倍楽しむ集中講義~雑感

もう3ヶ月近く前の話で、今更感に溢れていますが(このブログは基本そういうものだと思ってください)、テレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」のライブビューイングに出向いたので、それについて少々書き残していこうかなと思います。

いちばん最初に大切なことを申し上げておきますが、実は私はこのアニメを一度も見たことがありません。静止画像は何度も拝見しましたが、動いている映像は確か「ミュージックステーション」で取り上げられていた時に見たことがあるくらいです。
フィギュアスケートのアニメーションということで、是非見てみたいと思ってはいたのですが、私の暮らす土地では地上波で放送されておりませんでした…。諸事情で地上波しか見られない身の上のため、諦めざるを得ないまま今に至ります。DVDなどを購入する経済的余裕もまったくありませんし。その代金をアイスショーのチケット代に回したいというのが偽らざる本音です。財源に限りがあるのなら、その日にしか見られないものをこの目で見ることに優先的に使いたい。すみません。

そんな人間がライブビューイングなどに出向いてもいいものだろうかと、実は相当悩みました。今でこそアニメ文化は市民権を得て様々な層に愛されているものの、ディープなファンというものは基本的に排他的である、というのが感覚として身に付いてしまっているので…。あああ、全然内容を知らないことがバレたらどうしよう。そんなのバレたってどうでもいいんだけど(笑)、よく知りもしないのにのこのこやって来てしまう人物を快く思わない層がどんな世界にもいるのでつい怯えてしまう。自分の好きなものに興味を持ってくれた人を何故排除しようとするのかよくわからないが…。いや、そんな人あんまりいないか。私が変なトラウマを抱え過ぎてるだけだよね(汗)。
全話一挙放映された時にも観に行こうと思ってたんだけど、絶望的に金がなかった…。ライブビューイングの代金も払えないとかどんだけだよ、と言われそうですが、これが私の現状です。本当に息をするだけで精一杯です…。健康で文化的な生活って何のこと?(泣)はあ、大画面でステファンを見たかったな。アンタ何やってるの、とは思ったけど(笑)、こうして日本のファンの前に姿を見せてくれる(正確には声を聞かせてくれたんだけど)のはファンとしてはとても嬉しい。

そんなわけで、少々びくびくしながらライブビューイングの行われる某映画館へ。あれ、窓口に行かなくても券が買えるようになったんだ。という訳で販売機を操作して購入。田舎だし直前でも余裕で買えるだろ、と高を括ってやって来たが、予想通りの田舎ぶりで安心する(泣笑)。
上映までまだ時間があるので、のんびり食事をとってから再び映画館へ。飲み物を買って座席に着く。周囲に誰もいない席を買ったはずだったんだけど、おや、ちらほら人が座ってる。私同様直前に券を買った人が意外と多かった模様。早目に購入した人もたくさんいたようで、なかなか盛況。人気作品なんですねえ。

程なくしてライブビューイング開始。実はライブビューイング、初めてだったりする。なるほど、こういう感じなのか。
まずはコメンテーター?の紹介。宮本賢二さんが登場した時に明らかに喜んでいた人がいたが、あの人はきっと私と同じスケートファンだなと勝手に推測する(笑)。地元でスケート関連のイベントなんてほとんどないし、宮本先生や鈴木さんが出演する上実際の演技の映像も活用されると聞いて、是非行ってみたかったんだよね。
文春砲が炸裂してなかったら、司会はきっと彼だったんだろうなあ、と考えると遠い目になってしまった…。つらい(泣)。

往年の人気選手や現役の選手たちの紹介が始まり、私のテンションが猛烈にアップ(笑)。ステファン!大画面でステファンのポエタが!ほんのちょこっとだけどそれでも最高に感激なんですけど!プロになってからの映像も流れ、実際に作品に出演したこともあって、ステファンの扱いはほんの少しだけ大きめだったように感じました。
プルシェンコジュベール、ジョニーなど、やっぱりこのあたりが来るよね、と思われる往年の選手たちの姿にワクワクしていたら、ジェフも流れた!ジェフ!大画面でジェフが見られるなんて…。うう、来て良かった。
フェルナンデスや羽生君、昌磨君や無良君など現役の選手が紹介されたかと思ったら、最後に高橋君が。少し長めに演技が流れたのですが、大画面で見る高橋君、凄い。素晴らしい躍動感。思わず見入ってしまった。ちなみにプログラムはeyeでした。これいいプログラムだよね。演技が流れた後の宮本先生の表情に、本当に高橋君が好きだよなこの人、と思ってしまいました(笑)

どうやらステファンの出演はギリギリに決定したようで、急遽台本等変更してギリギリまで製作にかかった様子。だってステファン、確かクリスマス・オン・アイスの最終公演の翌日にアフレコしてたよね?最終回はその週の放送だと聞いて、え、間に合うのそれで?とびっくりした記憶があったんですよ。前々からそういう予定になっていて、あとはステファンの録音だけを待っていた状態なのかな、と思っていたら、何もかもギリギリだったのか…。ありがとうテレ朝。放送されてないから見てないけど(泣)。
それから、ステファンはここ数年金色のブレードを使用しているのですが、それを参考にしたキャラクターもいるとか。へー、そうなんだ。ステファンのファンとしてはちょっと嬉しいかも。

作品で使われたプログラムの振付は実際に宮本賢二さんが作成して自分で滑って見せたとか。って、そのビデオないんすか。見てえ。超見てえ(笑)
振付の話や、ジャンプの見分け方の話など、スケートファンにもガッツリ面白い内容が続く。実際に振付のニュアンスの差を動きで示してくれる宮本先生にはさすがの一言。ジャンプも足の動きを実際に鈴木さんがやってくれて、大画面なのでわかりやすく、とても興味深く見てしまいました。ジャンプの見分けできないからねこの人(泣)。ジャンプについてはクイズもやってたけど、久保ミツロウさんは要するにガチのスケートファンでいらっしゃるんですね、と発言の数々から納得(笑)。その時期にスイスに行ってたってことはアート・オン・アイスですよね。たいへんに羨ましいです…←死ぬまでに行きたいと願い続けて早数年←先に寿命が尽きそう←絶望

男子選手ばかりなのかなと思ったら、メドベージェワの演技も少し流れました。確かに現役の女子選手の中では彼女の表現力は頭ひとつ抜けてると思ってるけど、もしかしてこの作品の大ファンだという話だからかな(笑)。
アニメについてはこれだけ長時間映像を見たのが初めてだし何となく登場人物の名前を知ってるくらいなので詳しく書くほどの感想がないのだけど、リンクに刻まれるトレースがとてもリアルで美しく、思わずそこばかり見てしまいました。大画面のおかげで細かい点までよく見えたからかもしれないけど、きらきらと本当に綺麗で、なんかワクワクしました。少し未来のフィギュアスケートのお話ということで製作されたそうですが、四大陸のあの激戦が記憶に新しい今、放映はギリギリのタイミングだった、的な久保先生の発言に、なるほどなあと思ってしまいました。そうか、あの人たちは人間を卒業したとか宇宙人だとか言われてるけど、二次元の世界の方だったのか。そりゃあ「これどこの少年ジャンプですか」みたいな展開になるわけだよ!って違うから(笑)

最後に総括?として、羽生君の「SEIMEI」が流れる。しかも世界最高点を叩き出したグランプリファイナルじゃんこれ。思わず息するのも忘れてガン見。何度も見て構成もすべて覚えているはずなのに、気が付いたら握りこぶしを作ってルッツを見守ってた(笑)。いやー、大画面で見る羽生君、最高過ぎるね。
贅沢な意見かもしれませんが、どうせなら完全ノーカットで流して欲しかったです。ひとつの作品を作り上げるのにどれだけの技術が使われ、それらが完璧に結晶した四分半がどれほど濃密なのか、何でも思い描いた通りに動かせる二次元の世界とは異なり、現実の人間である羽生君があれだけの演技をやってみせたのがどれだけ驚異的で偉大なことなのか、このグランプリファイナルのSEIMEIほどそれらを実感できるプログラムはないと思ったので。ちょっと残念ですけど、次回があるなら是非。

最後の最後に国別の宣伝などが行われて、イベントは終了。もっとアニメ寄りの内容なのかなと思ったらそうでもなく、作品のファンにも、フィギュアスケートのファンにも楽しめる構成だったように思います。怯える必要カケラもなかったし(笑)。バカだろお前(笑)

もう3ヶ月前のことなのでさすがにあまり内容を覚えておらず、アニメも未試聴のままなので、15年来のゆるいスケートファンとしての目線で見たライブビューイングの感想、という形にしてみましたが、いかがだったでしょうか。今さら需要もないと思われますし、テレビでも放送されたとのことなので、こういうのもまあアリかな、くらいで適当に読み流していただければ。もしじっくり読んでくださった方がいらしたなら、心からありがとうございます。記憶違いによる記述内容の誤りがございましたらたいへん申し訳ございません。

…ところで、ジュベールの映像が流れた際に「4回転サイボーグ」と聞こえたのは私の気のせいだろうか。テレ朝が謎の通り名っつーかなんちゅーかを有力選手に勝手に与えていたあの時代…。今もあの制度(笑)が生きていたら現在の現役選手たちはどんな名で呼ばれていたのだろうか。とりあえず羽生君は「阿修羅」ですかね(笑)。嘘です(笑)。「進化するベビーフェイス」(←ちなみにこれジェフね)とかさ、どなたが考えておられたんでしょう。どこからサイボーグという発想になったのか是非お聞きしたい(汗)

スケート感謝祭2013

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

4月中旬頃に毎年ビッグウェーブで開催されるスケート感謝祭。通常の半額で滑れるほか、様々なイベントが行われるちょっとしたリンクの祭り。昨年に引き続き行って参りました。

今年も町田君が出演する、という話は確か昨年の段階で既に聞いていたものの(本人がそう言ってたと思う、スポーツ団体の広報誌とかで)、町田君じゃないんでは?と疑うような後ろ姿の写真のみ掲載されたチラシを眺めて少々不安になっていた昨今。でもとりあえずは信じて行く計画を立て、ちょうど休みにも当たるしラッキー、とウキウキしていた3月の末、事態はまさかの展開を迎える。

4月からのシフト変更でスケート感謝祭当日が出勤になってしまったのだ!
異動しなかった人間でシフトの変更があったのは私だけ。まあなんつーか、運が悪いっつーか。
どうしよう、とあわあわしていたら休みを代わってくれる方が見つかり、どうにか事なきを得ました。ホッ。

そんなこんなで迎えた当日。前日は大雨で真冬のような寒さでしたが、打って変わってさわやかな青空の小春日和。ビッグウェーブは意味がわからないくらい寒いので、外気まで冷えてなくてちょっと安心。

今年は10時からの氷上○Xクイズも見るつもりで早起きして支度したのですが、何故か予定より30分遅い電車で出発。あれも忘れた、これも忘れた、とウダウダしてたらあっという間にそんな時間。
やる気ねえー!
ひとりだし約束もしてないし、町田君が出ない可能性もあるし、ビッグウェーブ寒すぎて何時間もいるの辛いし、正直まあやる気も出なかったであろう、そうであろう…。これが町田君も某スイスの人も出るとかなんとかなんかだったら和太鼓演奏から行ってたと思いますが←8時45分から始まるらしい←んでそんなことあるわけない(笑)

てなわけで10時半頃ビッグウェーブ到着。建物に入ると今年も最初に目に入った野菜の直売所。この日の夜に予定があったので買うつもりはなかったのですが、「美味しいから食べてみんさい」というおばちゃんの言葉にほだされ結局ほうれん草を購入。100円。安い。確かに美味しかったです。

客席に座ってリンクを見るだけなら無料なのですが、一応受付の人に断ってスタンドへ。真ん中の方のいい席には既に手袋等が置かれ誰かにキープされている。野菜も置いてあるなあ(笑)。
今年は1列目にしようかなと思ってとりあえずど真ん中の席に座ってみたのだが、座るなり速攻席を立つ私。
…手すり、邪魔ーーーーー!
上の方で見てても邪魔だし最前列でも邪魔。ビッグウェーブの手すり問題は結構深刻ではなかろうか。見る方にとってはね。
後ろの列を振り返ると、ほとんどキープされている中にひとつだけぽつんと空いている席を見つけたのですかさず座る。左隣には子供が滑るのを見ているらしいお母さん二人連れ、右隣は5席くらいがハンカチ等でキープされてはいるが無人。私のゲットした席はリンクに描かれた赤いライン(アイスホッケー用?)の真上なのでリンクの幅の長い方のまさに中央。
よっしゃー、一番いい席をゲットしたぞー!
ショーを複数公演見る時は1公演は必ず中央を狙います。リンク全体が見渡せて一番見やすいからです。端っこも選手の入退場口や関係者席が近かったりして面白いので、前の方だけど端っこ、なんて席が残ってたらあえて買ったりもします。でも1公演しかないショーだったら中央を取ります。てなわけで今回は私的には最良の席。リンクサイドの方が近いだろうけど、滑るつもりまったくないのに1時間以上前から場所取りのためにひとりでリンクサイドに仁王立ちしてるってねー、相当イタいよそれ(汗)。なので却下。

とりあえず手袋を椅子に置いていったん外に出て、作業所が販売しているマフィンやクッキーを買ったりしてみたが、それ以外にやることもないのですぐに席に戻る。暇潰し用に本も持ってきていたものの全然読まずにひたすらメール打ってたら11時55分に。一般滑走はいったん終了、整氷タイムに。いよいよエキシビションが始まるぞ。
この頃にはすっかり冷え切っていた私は、椅子に敷いていたストールを肩に掛けて震えておりました。でも椅子にも何か敷かないと椅子が冷たすぎてつらい。結局ハンカチを敷いて座りました。もうホントビッグウェーブ寒い(泣)。

右隣の座席をキープしていた女性のグループは、いったんその席を放棄したもののまた数人で戻ってきていました。どうやら町田君ファンのグループらしく、別の席で一緒に見ようとしたがこっちの方が見やすい、と戻ってきた様子。それで正解だと思うけど。
ざわざわしてきた客席で聞こえてくる様々な会話から、様々な町田君情報が判明。そんなことがあったのか、ふーん。しかも、クイズ大会には今年も町田君が参加したらしいではないか。おまけに参加者から町田君に質問もできたんだって。
滑る気は皆無だったので見るだけだっただろうけど、でも質問コーナー、質問コーナー…。見たかったんですけど…。
今年もローカルショーの利点をまったく活かせないまま終わったな…。ガクリ

気を取り直して(泣)。エキシビションの前には出演者の練習時間が設けられています。女の子が4人、男の子がひとり、リンクに滑り出してきます。
男の子はもちろん町田君なんだけど、登場しても名前を叫ぶ人もなく、もしかして気付かれてないのか?と疑うほどの静けさ。髪型もちょっと伸びた坊主だし、衣装も黒いズボンに白いシャツでまるで高校球児だし。髪型が変わると誰かわからなくなることあるよね←お前だけだよ
でも豪快なジャンプは明らかに町田君。2度目くらいに跳んだ高いジャンプに対して近くに座ってた親子連れが「トリプルルッツー!」と叫んでいた。ジャンプの見分けがつくなんてコイツらできる、と言いたいところですがどうやら子供がスケートを習っている様子?ちなみに私はまったくジャンプの見分けはできません。もう諦めました←血の涙
町田君は少し早めに練習を切り上げていました。どこぞの少年が「あの男の人が早く帰ったのは着替えるからだよ」と言っていたが、おそらくはあのプログラムを滑るから着替えてこないと思うぞ、と突っ込みたいのをこらえる。

練習時間も終了し、いよいよエキシビション開始。トップバッターは小学校低学年くらいの女の子。桑、なんとかさんだったような…。場内のスクリーンに名前も表示されるし戦績の紹介もアナウンスされるのに、全然覚えてなくてすみません。
まだ小さいせいかとても短いエキシビションだったけど、連続ジャンプも跳んだりしてなかなかすごい。素直に感心。

続いて小学校高学年くらいの女の子2人がひとりずつ演技を披露。2人とも名前忘れちゃってすみません。どっちかはりりかちゃん、だったような…。
どちらの子も上手。たぶん1回転だけど3連続ジャンプも跳んでたし、スピードはないけど丁寧に滑ってる感じ。広島の将来は明るいね。

そして去年も出演していた中塩美悠さん。全日本に出場するだけあってさすがに上手い。去年はジャンプが不調だったように記憶してるけど、今年はノーミスの素晴らしい演技だったと思います。
てかノートルダム清心なんだ。文武両道なんですねえ←広島では有名な進学校

最終演技者はもちろんこの人、町田樹。練習の時は静かだった観客も彼の名を叫び、すぐ近くの席の女性はビデオカメラを構え、私より先に来て最前列に座っていた女性はリンクから乗り出すようにしてシャッターを切りまくっている(←ほかの出演者にもそうだった気がするけど)。
読み上げられる戦績を聞いていると、本当にいい結果を残せたシーズンだったな、と感慨深くなりました。シーズン後半で失速してしまったのは残念だったけど、来シーズンこそは彼の実力を存分に発揮して欲しい。

私から見てリンクの左側でポーズを取る町田君。ほかの出演者の時もそうだったけど、曲がかかるのが遅かった…。
ああ、またこのプログラムを見られるなんて。そう、あの白いシャツはこのプログラム。「ロシュフォールの恋人たち」。

ジャンプはすべて完璧。スピンもステップも素晴らしい。指先の表現もやわらかく、情感に溢れた美しい演技。その姿を目で追っていると涙が出そうになってきました。
結局ノーミス。やっぱりこのプログラム、いい。また見られるなんて思わなかったから本当に幸せ。しかもノーミス。
今年も本当に本当に、こんな素晴らしい演技をこの広島で見せてくれてありがとう。チャンスを逃さないでいられて良かった。シフト変更の時点で諦めるという選択肢もあったから。
この演技を、来シーズンは最後まで保つことができますように。本当はこんな田舎でこんなすごい演技しなくていいんだからね?(泣笑)
そういえば今年はシャツが全然脱げなかった。去年はお腹丸見えだったのに。いい方法を見つけたようですね(笑)。

演技終了後、町田君の名前入りうちわらしきものを振る人とか、リンクに花を投げ込む人などが数人。去年はこんな人たちいなかったと思うけど。本来はショーで花の投げ込みはしちゃいけないものだと思うんだけど、誰も注意してないしどうでも良さそう。どんだけアバウト…。
エキシビションの最後はほかの出演者も登場して挨拶。マイクを渡された町田君、滑り終わったばかりで息も上がっていたせいか最初は噛み噛みで「変になってすみません」などと謝っていましたが、夏にはリンクが閉鎖されるため練習環境を求めてほかの県まで行かなければならない広島のスケーターの現状を嘆きつつも、そこからいいスケーターが生まれてきているから応援よろしく、といった内容をしっかりと語ってくれました。
このスケート感謝祭の翌日にリンクの営業は終了、夏にはプールに変わってしまうビッグウェーブ。年中リンクにしてください、という町田君の心の叫びにも聞こえたが、全国的にリンクの数が減少しているらしい現状では仕方がないのであろう…。
ほかにも、何か自分で立てる企画も考えている、などといった話題も。何だろうね。
話している間も、みんなで手を繋いで挨拶してくれた時も、町田君の位置はずっと赤いラインの上だったので、私の目の前。寒い思いした甲斐があったと言うべきなのだろうか。でもホントにずっと目の前だったからちょっと照れる…。
町田君はちゃんとお花を拾って、手を振ってリンクから消えて行きました。
町田君は言うまでもなかったけど、ほかのスケーターの子たちもみんな素敵だったな。いい演技を見せてくれて本当にありがとう。

選手たちが去り、リンクは再び一般滑走タイムに。さて帰りますかね。
予定の時間まで街をさ迷おうかとも思ったが、あまりにも体が冷えたのでいったん帰宅。お土産のつもりで買ったクッキーも結局自分で食べちゃいましたすみません(笑)。街でお金使っちゃうとあとあと困るからこれで良かったのだろう。どうしても行きたいアイスショーがふたつ控えているからね、1円単位で節約中…。そもそも旅行中でもない限りひとりで外食もしないし、帰って安いパンかじりましたよ、ええ。
ちなみにその日の予定でここぞとばかり食べまくったので、絶対3kgは増えたと思ったら何故か増えるどころか減ってた。何も食べなくても増える時は増えるのに、人体って不思議…。

そんなわけで、今年も満喫しましたスケート感謝祭。実質交通費だけでエキシビションを楽しめるなんて夢のようだ。いつも今回の交通費の100倍くらいかかってんじゃないの?←遠い目
インターネット動画で演技を見るのがあまり好きじゃないので、自分の目で演技を見られる機会は今後もできる限り逃さないようにしたいと思いました。特に今回は、トップスケーターが地元で、しかも無料で演技してくれるというそうそうない機会だったわけですし見逃す手はありませんでしたよ。今まで何度もそういう機会をふいにしてきたので余計に。
来年はこんなローカルイベントに気軽に来られないくらいの躍進を期待しつつも、また町田君の演技を広島で見られることを願って筆を置きます。
…来年こそは○Xクイズから行こう(血涙)

ー終ー

2017年追記:私の期待通り、町田君にとって大躍進のシーズンとなった2013年。町田君がスケート感謝祭に出演したのもこれが最後でした。もっと前から見に行っておけば良かったな、と後悔しきりです。でも、この時諦めずに見に行って、本当に良かったなと今でも思います。広島ではもう長い間アイスショーも大きな大会も開催されておらず、町田君がビッグウェーブで滑る姿を見ることはもう二度とないかもしれません。選手生命の短いフィギュアスケートという競技は、次があると気楽に考えていたらもうその機会はなかった、ということも起こりやすいように思います。アイスショーという機会はあるけれど、地元で開催されない限りは行かない、などと言っていたら、もしかしてもう一生そんなチャンスは訪れない可能性だってあるわけで。いつか町田君が、アイスショーをこの地で開催してくれることを、見果てぬ夢として心に抱いていよう、そう思ってはいますけどね。その時はチラシ配りのお手伝いくらいはしたい。…いらないか、そんなの(笑)

効率化の対極にあるささやかさ

今週のお題「おやつ」

おやつを食べるのは人生の主目的と言ってもいいと思います。おやつと聞くだけでこんなに心が弾むのは何故だろう。食い意地が張ってるだけですか、そうですか(泣)

と言っても、実は家ではほとんどおやつを食べないのです。まず家にお菓子を置いていません。お金がないので、おやつに回す予算がないのです(泣)。以前にも書いたことがあるけど、ポテトチップスが大好物なので、週に1回くらいは買ってきてバリバリ食べてしまうのですが、おやつと言うよりは夕食の代わりです。アイスクリームもたまに買うけど、これもだいたい夕食の代わり。仕事帰りにスーパーに寄って買ってきたポテトチップスやアイスクリームはすぐに食べちゃう。あとで食べることはほとんどありません。そもそも食べ物の買い置きもあまりしない方です。カップ麺などは買い置きすることもあるけど、これは時間がなくて仕事用の昼食を用意できなかった場合や体調不良時に対応するため。痛み止めは胃を荒らすので、調理せずにすぐに口にできる食べ物の存在は重要なのです。でもそれがお菓子だったらさっさと食べちゃうから(笑)、お菓子以外のもので。

チョコレートなんかも大好きなのだけど、よっぽどのことがない限り買わない。羽生君のクリアファイルが出回る度に、普段は節約のために手を出せないお菓子を購入できる口実ができて嬉しかったりします(笑)。何だそれ(笑)。でもそうやって買ってると「そんなお金はあるんだ」って言われちゃったり。…私がどれだけの低収入で生活を回してるか超詳細に説明してやろーか。貴様がいかに裕福な生活をしているか身に染みると思うがのお。私は息をする以外は一切の贅沢を許されず、仕事以外は家に引きこもってただ息をしていなければならないらしい。ガムやチョコレート買うことにまでケチつけられちゃうとなあ。でも実際、そういうことを散々言われてきたんだよね。絶対に手は貸さないけど口だけは出したい人が掃いて捨てる程いるようだ。みんな他人の人生に厳しすぎないか?私個人だけの話ではなく。

そんな感じでたまっていく一方のストレスを発散するためにもおやつは非常に有効である。ストレスの強い状況だとやっぱ食べちゃいますね。食べることで気を紛らそうとしてるのだろうか。
しかし好き嫌いの多い私はお菓子の好き嫌いもやはり多い。よくお土産で頂くお菓子の定番と言えばお饅頭だと思うけど、私はこれらが一切食べられない。あんこが大の苦手なのである。3時のおやつにどうぞ、と手渡される親切に心から喜べないのがいつも申し訳なく、悲しい。羊羹やスイートポテトや甘栗なんかも決して食べない。なので和菓子はほぼアウト。その昔にお茶を習おうかなと考えたことがあったんだけど、和菓子が苦手という理由で諦めてしまったという。何だよその理由(笑)。和菓子と言っても煎餅やらおかきやらはバリバリ食べちゃいますけど。

のんびりおやつタイムを味わえるような生活じゃないとダメになってしまう人間がいて、私もそのタイプなのかなと思ってしまった昨今。嫌なことがあってもおやつをつまみながら他愛もなく愚痴って発散する時間って大事なんだな、と時計を見上げながら遠い目になる、そんな午後3時。私にとっておやつタイムは、見果てぬ贅沢になってしまった…。その悲しさをいくら訴えても誰にも届かないのが、もっと悲しい。
あれ、もっとふざけた感じで終わるつもりだったのに(汗)。確かに私はクズだけど、ここまでされる程クズでもないと思ってたんだけどなー…。お菓子に埋もれたら、何もかも忘れられるだろうか。昔は忘れられたけど、今はもう無理な気がする…。

感情を持たない記号

お題「これって私だけ?」

実は、顔文字や絵文字があまり好きではありません。

話がわりと深刻な場合にふざけた感じをわざと出して表現をやわらかくしたり(ただこれやると相手に真剣に困ってることが伝わらない可能性が高いけど)、感謝の気持ちを増幅したい場合などに使うことはありますが、基本的には使いません。使う絵文字もほぼ決まっていて、だいたい3種類、あまり使わないものを含めても5、6種類。顔文字に至っては滅多に使いません。

大量の絵文字や顔文字で埋められたメールは正直言って読みづらく、この人いくつだったっけ、と思ってしまうこともあるのだが、それでもそれはその人の個性なので、他人がいくら絵文字や顔文字を使おうとあまり気にはなりません。
表現の方法はその人の自由だし、日本語が理解できる同士なら日本語で会話すりゃいいだろ、なんて思ってしまう面倒くさがりの私と違って、絵文字や顔文字に価値を見出だし、効果的な使用方法を編み出した人々は素晴らしいとすら思ってます。

が、ひとつだけ、どうしても好きになれない顔文字があります。これを使われると一瞬で相手が嫌いになるレベル。
それはこれだ!↓↓↓

m(__)m

謝罪や感謝の気持ちを表す場合に使用される顔文字ですね。多少バリエーションがあると思いますが、両端にmを用いたこの形式が基本でしょうか、おそらく。

これが使われてると、ものすっっっっごく馬鹿にされた気分になるんですよ。
なんかもう、この、頭下げてる様子を示してるはずのこの形が、ものすっっっっごく相手を馬鹿にしてるように見えるんですよね。見えちゃうんですよ私には。
たぶん私だけなんだけどそんな風に感じるの。私だけか?誰かそういう人はいないのか?(泣)

頭を下げなきゃいけない状況にあるということは、相手に感謝しないといけないとか謝罪しないといけない状況にあるということでしょう。そういう状況において、言葉でなく顔文字でそれを表現しようとするのって、ものすごく横着と言おうか、相手に対して感謝も謝罪も本当はする気なんかないでしょ、と思ってしまう。

この間利用したとあるお店からお礼のメールが届いて、丁寧なお店だなと好感を持ったのに、文末に加えられていたのがこの顔文字。
深い意味はないのだろうけども、でも、せいぜい「ご来店ありがとうございました。またのお越しをお待ちしてます♪」くらいでいいんじゃないのかな。ダメなのか?
よく見ると文中は顔文字だらけ。そりゃ親しみやすい雰囲気にはなるかもしれないけど、あんまり多用されると、なんか軽過ぎないかこの店、と逆に不信感を持ってしまう…。

謝罪の場合もそう。ああこの人、自分が悪いとか、相手を傷付けたかもとか全然思ってないんだな、とやはり不信感を抱いてしまうのです。お礼ならともかく、謝らなければならない何らかの事情が存在するならば、誠心誠意謝った方がいいのでは?それは顔文字で誤魔化すのではなく、きちんと言葉で伝えるべきなのでは?文章がうまいとか苦手とかまったく関係ないし。もし書くのが苦手だったら電話するなり直接会うなりして声で伝えればいいことでしょう。そこまでしてくれた相手をどうしても許せない人なんてたぶんそうそういないよ。
相手の親切を断る場合などでも、自分に非はないかもしれないけど、でも断り方ってあると思う。お申し出ありがとう、またの機会によろしくね、とか言われたらまだしも、この顔文字でお断りなんぞされた日にゃ、二度と声かけねえよ、という気持ちになってしまいます。
年賀状のやり取りを続けていた人が、来年からは不要です、というニュアンスの言葉と共にこの顔文字で締めくくっていたことがあるのだが、あれもとっても嫌でした…。諸事情で来年からはお出ししませんが、今まで年賀状ありがとうございました、くらいのことが書いてあったなら、受け取る人もショックを受けないと思うのですけど…。

言葉で伝えられる方が逆に伝わらない、という人もいるかもしれないけども、日本語が理解できる同士なら最も気持ちを伝えられるのはやはり日本語という言葉ではないのかな。そりゃ言葉は難しいし、自分では誠心誠意伝えたつもりでも、相手には全然伝わらなかった、ということはままある。でもそれは、絵文字や顔文字という言語でも同じであり、使用者が共通言語と思い込んでいるだけで、相手によっては実はそれほど浸透していない(私にはいまだに意味のわからない顔文字や絵文字が大量にあります)、ということは理解して欲しいかなと思う。その上で、それでも自分の気持ちを伝えるにはこれが一番だ、と思うのならば、胸を張って絵文字や顔文字を使えばいいんじゃないのかな。

私は昔からあの顔文字が本当に苦手だったのですが、たぶんこんなに嫌な気持ちになるの私だけなんだろうなとずっと思っていて、おそらく今回初めてこういう話をしてみました。顔文字には勝手に嫌って申し訳ない気持ちになるのだけど(泣)、ごめんね、私は君を使うんじゃなくて、ちゃんと言葉で伝えて欲しいんだよね…。

第68回国民体育大会冬季大会 スケート競技会(ショートトラック・フィギュア)アイスホッケー競技会開始式⑦

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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ステファンに完全に魂を持って行かれてしまったので、いつどのように歓迎アトラクションが終わったのかちっとも思い出せません。でも最後まで、見えなくなるまでステファンの姿を見送っていたんだろうと思います。オリンピック招致とかどうだっていいけど、この日、この曲で滑るステファンに会えたことは一生の思い出になりそうです。それだけは感謝するよ、東京都。

うーん、ここで休憩が入ったんだったかな、全然思い出せない(汗)。この時点で帰る人が結構いた。本当に歓迎アトラクションだけが目当てなのね…
でも開始式そのものは実はここからが本番。まずは競技に参加する都道府県の紹介。各都道府県の旗を持った子供たちがリンクに現れて、選手団の代表者と人数がアナウンスされると、スタンドにいる選手団が立ち上がって応える、というのが各県ごとに繰り返されていきます。我々の座っていた北側のスタンドは、半分くらいが選手団のための席だったようです。ゆりーとのお面をかぶった子供たちがいっぱい(笑)。
大阪の選手団には織田君がいたらしく、Aさんの隣の女性が立ち上がりそうな勢いでガン見していた。きっとファンなのね。
私の隣にいたお兄さんは出身県の選手団がいなかったと言って相当落ち込んでいました。どうやら秋田県だったようですが、秋田でも何やら国体やってるんじゃなかったっけ?何で?私の聞き間違いだろうか。九州などウインタースポーツが盛んでなさそうな地域は結構参加してませんでした。一番選手数が多かったのは長野県で、100人を超えていました。さすがオリンピック開催地。
紹介の間ずっと、リンクの中央ではゆりーとがくるくる滑っていて、入っている人相当上手だな、と感心しながら見てました。

都道府県の紹介が終わり、再び登場した猪瀬直樹による開始宣言が行われる、はずだったのですが、猪瀬都知事が声を上げようとしたまさにその時、愛想をふりまきながら入退場口に消えていったゆりーとが、思いっ切り転んだ!(汗)
頭が相当重いのだろう、自力では起き上がれず助け起こされるゆりーと。照れ隠しなのか愛想をふりまきまくるゆりーと。会場爆笑。呆然とゆりーとを見つめている猪瀬氏。
…オリンピック誘致は失敗に終わると思った…

そのあとは国旗や大会旗の掲揚。一同起立。音楽隊が国歌を演奏してたような気がしますが、特に歌えとは言われなかったような。「若い力」という歌も確かこの時歌われて、隣のお兄さんなんかは一緒に歌っていたのだが、私は初めて聞く曲なのでさっぱりわからず。体育の時間かなんかに歌っていた地域があった模様。

トロフィーの返還が行われたあとは再び挨拶が続く。3人か4人くらい。その中のひとりが橋本聖子で、Aさんの隣の女性がまたまたガン見。わっかりやすいスケートファンですね(汗)。ほかの時間にはずっと携帯いじってたし。
ちなみに聖子は「スポーツ祭(さい)」を「スポーツまつり」と読んでいた。聖子の前くらいに挨拶した男性は「ダイドードリンコアイスアリーナ」を「ダイドードリンクアイスアリーナ」と読んでいた。聞き間違いかもしれないが、しっかりしてくれ。

最後は選手宣誓。フィギュアスケート代表?で西野友毬さん、ショートトラック代表?で桜井美馬さん、アイスホッケー代表?の男の子は名前がわからない、すみません。良い大会となりますように。

少し時間は押したけど、そんなこんなで開始式は終了。配られた入場証には4桁の番号が振られていたのですが、この番号が抽選番号になっていて、最後に当選者5名の番号が発表されました。歓迎アトラクションに出演したスケーターと写真撮影できる権利が当たるらしい。当たるはずもなかろうと思っていたらやっぱり外れた。途中で帰った人、当たってたらどーすんの?

子供たちの波に押し潰されそうになりながらもほうほうの体で会場脱出。せっかくなのでブースをいくつか覗いて帰ることに。
オリンピック誘致のステッカーやピンズをタダで配ってたり(もらった)、スタンプラリーを実施してたり、とにかく太っ腹な東京都。どこかの自治体とは(以下略)
ゆりーとのUFOキャッチャーにも挑戦してみた。200円まででやめようと思って試してみたらきっかり200円であっさり取れた。アームがしっかりしてる台だったのか?ありゃ得意な人なら1000円で7体くらいゲットできると思うよ。ぬいぐるみの質もなかなか。てかゆりーと自体がマスコットとしてレベルが高い気がする。自分用にいいお土産ができました。昔の血も騒いだことだし(笑)←一時期呆れるほどUFOキャッチャーにハマってた人

原宿方面の出口は混雑するそうで、渋谷の方から脱出。出待ちらしき人がちらほら(汗)
原宿駅から新宿へ。Aさんオススメのお店で夕食。雰囲気もいいしパン食べ放題だしデザートがめちゃくちゃおいしかった!また行きたい。あの林檎のシャーベット最高。タッパーに詰めて持って帰りたい。たぶん一晩で全部食べる。

小田急をぶらぶらウインドーショッピングして(地元には小田急がないので珍しかった)、ステファントークに花を咲かせていたらバスの出発時刻に。今回もずっとお付き合いくださったAさんには本当に感謝です。誰かと一緒にショーを見たのも本当に久しぶりで、その場で感想を言い合えるのっていいな、ってすごく嬉しかったし、ステファンの話が思いっ切りできるのもめっちゃ楽しいし。本当に本当にお世話になりました(感涙)

帰りも女性専用シート。既に季節便の運行が終わっている時期なので乗ったのは通常便。そのためクリスマスのあの時よりも1時間早く出発。行きよりさらに空いてたような。
素晴らしい1日を過ごせて満足しながら爆睡。地元到着後は速攻帰宅して風呂入って着替えて、まず午前中に入ってた予定の場所に出向いて、昼からは友達に会って実家に帰って親と買い物行って、夜は職場の新年会に出ました。何なのこのハードスケジュール(笑)。さすがに翌日はちょっとグッタリ。でも悔いはない。本当に行って良かった。東京も満喫したしステファンは最高だったし。素敵な休日過ぎて疲れもあまり感じなかったよ。鼻のアレルギー?も東京行ってる間に治ったし(笑)←ぶり返したけど

しかし、ちょうど休みじゃなかったらいきなりバスに飛び乗るなんてできなかったわけだし、相変わらずステファン運は強いみたいですね。例の予知夢といい、今回も行く運命に決まっていたんだろうな。私を導いている何者かがいるって言われてももう驚かない…。あんな夢まで見せて私を東京に呼んだ人は一体誰なのだろう。そうか、ネタの神様か(笑)。でももう、そういう話じゃないような…。ほんとにもう、教えて誰か。これでも結構悩んでたりするんですよ(泣)。

そんなこんなでとても思い出深い旅となった東京弾丸0泊3日ツアーですが、実は帰宅してからが大変だった…。「もしかしたら行くかもしれない」とバスに飛び乗るお金くらいは残していたものの、あれやこれや出費がかさんでいたためそのお金も本来なら別件に回さなければ足りない状況だったのですよ。まあ何と言うか、生活費がほとんどなくなっちゃったのですよ!
給料日まで3週間以上あるのにマジで財布には2000円とか3000円とか。いつもギリギリで生活してるけどここまでギリギリだったのは初めてじゃないのかな(笑)。いろーんな人が食べ物を恵んでくれたおかげでどうにか生き延びた。皆様ありがとうございました(涙)。そんな状況だったせいか健康診断行ったらまた体重減ってて、とうとう3年弱で12kg減…。健康でしたけど。もう、私が痩せたのはステファンのせいだと断言してもいいような気がする。だって3年弱って、私がスケートの旅に出るようになった期間と完全に一致するんですけど(笑)

でもこのギリギリ生活はまだ続くのです。6月にステファン来日決定。…知ってるかステファン、その日程ボーナス前なんだ。死ぬほど節約しないとチケット買えないよ(吐血)
そんなわけで、夏にはまた東京旅日記を執筆することになりそうです。今年関東ばっかりじゃん、ちょっとは西日本にも来てくれないかねスイスのあなた(泣)。その前にビッグウェーブのスケート感謝祭に行くけどね。スイスのあなたは当然来ないけど(笑)

てなわけで、2013年もやっぱりネタの神様の降臨祭でスタートでした(笑)。次はスケート感謝祭のレポートでお会いしましょう!

東京旅日記2013・完

2017年追記:自分で読み返しても無茶苦茶過ぎて呆れます(笑)。よく行ったなこの時!(笑)でも、今でも、行けるチャンスがあるならば、と行きたいショーの日程には予定を空けていつでも飛び出せるようにしてたりはします。私のその熱意(笑)を阻むものはほぼ100%経済問題なのですけどね(泣)。今年も見事に阻まれており、それでも何とかし続けてきたし何故か何とかなってきたけど、その私の情熱ももう天には届かなくなったんだなと切ない気持ち。これに限らず、人生すべての面でわりとドン底だな今。ネタの神様の祭壇を作らなかったのがいけなかったんでしょうか←絶対関係ねー(笑)
この年の夏くらいがいちばん痩せてて、その後2、3kg戻りつつもその数値をキープしていたが、昨年一気に増加してしまった…。それでも痩せる前の体重からはかなり少ないですけれど。痩せた頃は、金がないとか健康問題とか色々悩みはあったものの、比較的ストレスが少なかった気がするのです、今考えると。今までのことを思い出しても、急に体重が増えた時って先の見えない闇の中に突き落とされてる時期だったことがほとんど。んでその状態のままになってしまう。この頃と今の何が違うかって考えると、私が絶望的に孤独だということ。こんなに誰にも会わず誰とも話さず、ひとりで過ごしてることって近年なかった。まったく生産性はなくても、誰かとゲラゲラ笑いながら喋り続けるって自分にはとても大切なことだったんだなと思いました。またそういう場所や人を見つければいいだけなんだけど、何をやるにも、結局お金、なんだよね…。正直もう、日本に未来はない気がしてる。皆が貧乏だから皆がお互い様だった時代には戻れないんだろうし。
ゆりーとスッ転び事件で誘致の雲行きを心配したけれど、見事東京に決定しましたね、オリンピック。決定の瞬間は何故かたまたま目が覚めてテレビで見てました。自分が生きてる間に日本で開催される、最初で最後の夏のオリンピックになりそう。未来がない気はしてるけど、そんな燻った思いが消えていくくらいに、せめて盛り上がって欲しいなと思います。そうか、ゆりーとスッ転び事件は猪瀬氏の失脚の予兆だったのか←関係ねー
しかし、本当にステファンは何故これに出演したのだろう。今思い返しても謎です…。でも、すごく楽しい体験でした。ウィリアム・テルを見逃して10年後悔しなくてホントに良かった。ゆりーとのぬいぐるみもまだ飾ってますよ(笑)

第68回国民体育大会冬季大会 スケート競技会(ショートトラック・フィギュア)アイスホッケー競技会開始式⑥

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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私の席から選手の入退場口は対角線上に見えましたが、暗くてほとんど黒い人影しか確認できず。それでも目を凝らして見つめ、その場所に現れる人を待ちます。

静かにリンクに滑り出してくるその人。ステファン・ランビエールウィリアム・テル

朝の靄がかかった空気のようにゆっくりとした前半パート。優雅に、静かに滑るステファン。その柔らかな腕の動きにはますます磨きがかかったように見える。
転調。華やかでテンポのいい後半パート。私の大好きなステップは少し元気がないように見えたけど、リンクが狭かったからかもしれません。フィナーレに向けて盛り上がり続けるスピンは言うまでもなく絶品。
福井で感じた客席と演者の一体感、のようなものは今回はなかったけど、やっぱり最高でした。割と私のいたステージと反対側の方で多めに滑ってくれてましたし。

ああ、東京行きを諦めなくて本当に良かった!私はこのウィリアム・テルがステファンのプログラムのうちで5本、いや3本の指に入るかもしれない、というくらい大好きなのです。もし諦めていたらたぶん10年は後悔してたね。もう一度この目で見られるなんて思ってなかった。本当に本当に嬉しい…!涙が出そうでしたよ。

もちろんスタオベ。こんな遠い席から見ててもやっぱりあなたの演技は最高だわ。
しかし気になったのがスイス国旗。今回はいくらなんでも場違いでしょうよ。でも何枚か確認できてしまったんですよね…。
実は私も一応持参してきていた。いつも持っては来るんですよ、私が出すタイミングを逃すだけで(汗)。でもさすがに今回はやめておいた方がいいだろうと思ってカバンから出しませんでした。
私の前の方の席にも必死で振ってる人いたけど、私は振らなくて正解だったと思っています。いくらステファンが、日本のショーなのにスイス国旗がいつもたくさんでびっくりするとコメントを出していたとしてもだ。ステファンもそれくらいは理解していると思うけど、どうだろうか。

そして最後に荒川静香。プログラムはなんとトゥーランドット!福井で見た時の演技が素晴らしかったので、また見られる!とわくわくしました。
しかし福井の時ほど心に響いてこない。やっぱりリンク狭いのかなあ。それともウィリアム・テルの余韻があまりにも強いからだろうか。
まあ、もしトップバッターだったりしたらもっと感動したのかもしれません。ステファンの後はね、誰が滑ってもこうなっちゃう。うーんもったいない。せっかくのトゥーランドットなのに(泣)。でもやはりこのプログラムは荒川さんの代表作。また見られて嬉しかったです。トリノの女子フリーは何故か京都で生放送見たんだよなあ。早朝から嬉しくてめっちゃテンション上がったのを覚えてます。この時の荒川さん、ホントキラキラしてたよねえ。やっぱりメダルを手中にする人にはそのシーズン中独特のオーラが出るのかな。

オープニングでは赤い衣装だった荒川さん、ここでは青い衣装に着替えてました。プログラムはきっと東京都からリクエストされたのでしょうね。だから、オリンピック招致イベントじゃなくて国体だからね?まんまと見に来てる私みたいなのがいるのもいけないんですけど。いや、私の勝手な想像ですよ。荒川さんが自ら選んだのかもしれないし。

会場の興奮が冷めやらぬ中、歓迎アトラクションはフィナーレへ。ステージの横でずっとスタンバイしていた福島県の高校の合唱団が起立。彼らの歌う「花は咲く」がほの暗いリンクへと流れ出す。

神宮アイスメッセンジャーズと望結ちゃん。美しいシンクロ。歌が2番に入ると、本田君が登場。やっぱり浮気しそう(笑)などとその演技に見とれていたが、次に滑る人が現れた瞬間、そんな浮ついた気持ちは完全にどこかへ吹き飛んでしまった。

ステファンの演技は、素晴らしいという言葉では到底足りないくらいの次元に達していた。その腕が振られるたびに、歌に込められた物語が溢れ出してくるようだった。
フィナーレの振付を担当したのは宮本賢二さんだったそうで、この美しい振付も納得だったのですが、ステファンにも歌詞を英語に訳して伝えた上で振付をしたのかな、と後になって思いました。日本語の歌なのに、何の違和感もなくステファンは、歌の世界を氷上に紡ぎ出していたから。
そのあと出てきた荒川さんのことは一切覚えていない。全員が揃って滑り出しても、完全にステファンのことしか目に入らなかった。とてもとても、とても心のこもった、温かくて優しくて、熱い演技でした。
ああ、私はこれを見るためにここに呼ばれたのだ、そう思いました。涙がこぼれそうになったけど、必死でこらえた。視界を遮られるのがイヤだったから。

この、震災復興のテーマソングとして作られた「花は咲く」という歌は、ただ悲しみに沈むだけではなく遥かな未来まで見据えた、美しい詞だと思います。好きだと思ったことはないけど何故か気になる曲だったのですが、作曲が菅野よう子だというのを知って納得。昔、NHKで何となく見ていたアニメのスタッフロールで流れた曲に衝撃を受けて、アニメをもう一度見ようとは思わなかったけどその曲はどうしてももう一度聞きたくて探し回ったことがあったのですが、その曲の作者が実は菅野よう子だった、という経験があるので。その時探し回ったのは「VOICES」という歌でしたが、その後もたまたまラジオで聴いた曲を探し出したらまた菅野よう子だった、なんてことが何度かありました(笑)。

そんな感じでなんのかんのと好みの曲ということもあっただろうし、福島県立安積黎明高等学校合唱団がものすごく上手で、透明で美しい歌声が氷の世界と歌の世界両方にこの上もなくマッチしていたということも大きかったと思います。

それでも私の涙の理由は、まだほかにありました。それはたぶん、ステファンの熱のこもった演技と美しい歌声が、これまで聞き飛ばしていた、気に留めないようにしていた歌詞を、はっきりと形のある世界に仕立ててしまったから。
1年前に見た夢。とても不思議で、とても温かくて、でもこれ以上ないくらいに残酷だった、あの夢。強制的に現実に引き戻されるように目覚めて、ほのかな朝の光の中で声を上げて泣いた。ありがとう、そうひとことだけ、つぶやいて。
まだ昨日のことのように覚えてる。思い出さない日はなかった。でもできるだけ考えないようにしていたのに。ふとした瞬間に涙が零れることも減ってきて、もう大丈夫かなと思ったのに。
でもこの日のステファンを見ていたら、あの夢の記憶が、忘れられずにいた想いが、あらがいようもなく甦って、とめどもなく溢れ出して…。

この夢のことは自分の胸の中にしまい込んで、誰にも話さないことにしてる。否定されるのも馬鹿にされるのも辛いから。今までに見たどんな夢とも違う、ということだけはわかるけど、わかるのはそれだけで、どうしてあんな夢を見たのか全然わからなくて答えが知りたくて、でも結局は思い込みだと感じるたびに、もう十分に悲しい気持ちになってきたから…。それでもあの時に感じた幸せで温かい感情まで、なかったことにされたくないから。それを覚えているのは残酷なことなのに、忘れた方が自分のためなのに、それでも忘れてはいけない、そんな気がして。
それを改めて誰かに言われたような感じがする。覚えていてもいいんだって…。
これ以上書くと本当に頭がイカれたんじゃないかと思われそうなのでやめておきます。そもそも何も触れないつもりでしたが、自分がこの時のことを忘れたくないのでちょっとだけ書いておきました。わけがわからないと思いますがそれでいいです。ここは読み飛ばしてください。

そんな自分の個人的な思いが存在しなかったとしても、私は間違いなくステファンの演技に涙していたと思う。この演技を見逃さずに済んで本当に良かったです。
ありがとう、ステファン。あの時と同じ言葉を、今ここであなたにも言うよ…。

以下次号。

第68回国民体育大会冬季大会 スケート競技会(ショートトラック・フィギュア)アイスホッケー競技会開始式⑤

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もうかなり記憶があやふやなのですが、まずはお偉いさん3人からご挨拶。確か最初が東京都知事猪瀬直樹。初めて生で見たわ。豆粒だけど。我々の座席の斜め向かい側だった貴賓席の真ん中あたりで挨拶してたと思います。「猪瀬ー!」と誰かが叫んでいた(笑)。
見てください、客席はいっぱいです!と両手を広げて感激する猪瀬氏。結構空席あるよ、と言いたいのをこらえる(汗)。この閉塞感を打破するには是非ともオリンピックが必要です、なんて力説したり、やっぱりというか何というか、東京都がオリンピック誘致に躍起になっているのがひしひしと伝わる挨拶でした。これだけスポーツで盛り上がるお土地柄なんですよ、という必死のアピール。一応これ、国体だからね?(汗)
あとは文部科学大臣(民主党が負けてなかったら田中眞紀子が来てたのかなって思ったからたぶんそう)となんか偉い人(男の人だったこと以外記憶なし)。でもどっちにしろ言ってることは「オリンピック東京でやりたい」でだいたい説明付いたと思う。覚えてないけど(笑)。

さすが行政機関だなと思ったのは、スクリーンに手話での通訳と同時字幕がきちんと表示されていたこと。普通のショーでお目にかかることはまずないだろうからね。もちろん話者の様子も大きく映し出されていて、以降もスケーターの演技や場内の様子がずっと表示されていました。
ちなみに開始までの間も、場内アナウンスとともに字幕と手話通訳がずっと流されていました。

3人目の挨拶ともなると待ちくたびれた観客から「挨拶はもういいよ…」などという声が漏れていましたが、歓迎アトラクションだけが目当てだというのがハッキリわかってもう何というか。せっかく来たんだから私は最初から最後まで味わい尽くすよ。なんたって西日本からわざわざ来たからね!(泣笑)

ようやく挨拶が終わり、ついに歓迎アトラクションがスタート。まずはオープニング。本田望結、神宮アイスメッセンジャーズ、本田武史の順で登場してきたでしょうか。
そして、ステファン・ランビエール。あなたにどうしても会いたくて思わずバスに飛び乗ってしまったよ。
スイス人なのにうっかり日本の国体なんか出ちゃってアウェイじゃないのかしら、大丈夫かしらと心配していた私とAさんですが、その必要はまったくありませんでした。もうね、大歓声。一番人気でした。彼目当ての観客どんだけいるのか。ってか私もだけど(汗)。もう何なの(笑)
しかしその歓声はもしかしたら衣装のせいかもしれません。スケートファンならすぐに思い出せるであろうあのプログラム。バンクーバーオリンピックで滑った、ウィリアム・テル。あの深い緑の衣装に、ステファンはその身を包んでいました。まさか本当にまた見られるなんて。
実はウィリアム・テルじゃないかと予想していたのです。ステファンの今年度のプログラムのうち、この国体の場で滑るとしたらチャイコフスキーくらいしかないかな、と思っていましたが、あれはちょっと長い。それなら何があるだろうかと考えていたとき、スウェーデンで行われたアート・オン・アイスのプロモーションでどうやらウィリアム・テルを滑ったらしいと聞いて、そうか、それがあった、と思い至る。元々ショートプログラムだったから短いし、オリンピックで滑っているし、曲も非常に馴染みが深い。いかにも行政が選びそうなプログラムだと思いました。ステファンは自分で選んだような口振りでインタビューに答えていましたが、東京都から打診があったとしてもおかしくないよな、と私は勝手に思ってます。
スイスの英雄のプログラムを日本国の大会で滑るって、スイスで坂本龍馬とか桃太郎とか滑るようなものだと思えば不思議はない…ことはないけど(笑)、まあアリなんじゃないのかな。

最後は荒川静香。どこでだったか忘れたけど大会のマスコットキャラクター、ゆりーと着ぐるみも登場したと思います。オープニングが終了してスケーターが捌けていく際に、ステファンがゆりーとと仲良さそうに入退場口に消えていったのは確かこの時だったように記憶しています。なんかね、ちょっとかわいかった。

さて、ここからは個人演技。最初に登場したのは本田望結。「みゆ」ちゃんと読むのだが、私は何故かずっと「ゆめ」ちゃんだと思っていた。思いっ切り間違っていた。すみません(汗)
なかなか売れてる子役なので、彼女の人気の程がどれだけ抽選に影響するのかが不安要素のかなりの部分を占めていたのですが、実際どうだったのだろうか。さすがにステファンだけで15000人も応募しないだろうし。ほかのスケーターもしかり。

肝心の演技ですが、子役をやっているだけあって魅せ方をちゃんと知ってる感じでした。上手だよこの子。なかなかこんな年齢で表現力に優れた子っていないんじゃないのかなあ。やっぱり演技力や表現力もある程度持って生まれたものなんですね。そしてそれはスケート以外の場面でも同じってことなんだろうな。きちんとプログラムを滑っているのは初めて見ましたが、将来が楽しみだと思いました。

続いては神宮アイスメッセンジャーズ。シンクロナイズドスケーティングのチームです。
シンクロはテレビで放送されることがなかなか無いし、生で見たのも2010年のドリーム・オン・アイス以来だったかもしれない。リンクの確保が大変らしく真夜中に練習しているのをドキュメンタリーで見ましたが、そこまでしてシンクロに懸けてるのを知ると応援したくなっちゃいますね。でもリンクが少し狭かったのかなあ、ちょっと滑りにくそうな感じでした。

そして本田武史。生で見るのは実はまだ2回目、2年前のスターズ・オン・アイス以来だから本当に久し振り。
黒い衣装の本田君。本当に素晴らしい演技でした。現役選手と比べても遜色ない。メダル・ウィナーズ・オープンのために相当絞ったなんて噂も聞きましたが、そのままのコンディションを維持しているのか。
クリスマスの頃には確か「もうステファン以外に浮気はしない」とかなんとかトチ狂って宣言していた気がするが、早速マニフェスト違反しそうでした(笑)←マニフェスト(笑)
この演技が見られただけでも来た甲斐があった、と言いたくなるくらい素晴らしかったのですが、しかしそれでもメインイベントはまだこれからなのですよ。

以下次号。

第68回国民体育大会冬季大会 スケート競技会(ショートトラック・フィギュア)アイスホッケー競技会開始式④

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ドトールを出た我々は、簡易充電器を手に入れるため表参道の携帯電話のお店へ向かいました。店員に尋ねたところ、5000円か8000円のものしかないと言われ思わず「高っ」と叫んだら、「そうですよね、高いですよね…」と苦笑いされてしまった。ごめんね兄ちゃん(笑)。
結局、コンビニで充電器を買うことに。実はスマホの充電器はコンビニに売ってないと思い込んでいたのだが、余裕でファミマに売ってた。えーと、バカじゃないかなこの人(汗)

それでも時間はまだまだたっぷり過ぎ。でもなんのかんのと昼も近くなってきたので、表参道をぶらぶら歩いて良さそうなランチのお店を物色する。さすが東京、何でもあるけどいちいち高い。お洒落な人もたくさんいるけど奇抜な人もいっぱいいる。人が多すぎたり規模が大きすぎたりしてウンザリすることも多々あるけど、このエネルギーというか刺激というか、たまに味わうそれはやっぱり新鮮。

手頃な価格のランチのお店を見つけて開店と同時に入店。カジュアルな中華料理?のお店、かな?ドリンクは日替わりの中国茶だったし。
蒸した豚肉と野菜がメインのランチを注文。デザートはジャスミンのアイスクリーム。おいしかった。特にアイスはおいしかった。初めて食べた味だったけどクセになりそう。
この店にもコンセントがあったので、変換器を借りてまたまた充電。何故か3穴タイプのコンセントだったので、変換器がないと使えなかったのです。
窓を通して表参道ヒルズを正面に見ることのできる席だったのですが、「あそこの前で転んでセレブに助けてもらったところいろいろ芽生える」などというふざけた計画を語って呆れられました(笑)
そして結局ランチはAさんにご馳走してもらうことに…。うううすみません、いつかお礼させていただきます(涙)

そうこうしているうちに集合時刻が迫ってきたので再び国立競技場へ。それぞれのテントでは既に営業が始まっていて、食べ物も色々売っていたりしてとても賑やかでした。
そして運命の当日券配布開始。4桁の番号が印字された入場証を受け取った瞬間の私の喜びをどう書き表せばいいのでしょう。もし当日券をゲットできなかったら、私は往復2万以上もかけてわざわざ東京に来て表参道でランチしてファミマで充電器買っただけ、という豪快に無駄な休日を過ごすことになってたわけですからね!(笑)
何よりも、すっかり諦めていたステファンの演技をこんなに早くもう一度この目で見ることができる、そう思うと感激もひとしおでした。

しかし、こうなると今回の予知夢は最後の羽生君を除き(笑)、かなり精度が高かったような気がする。1回目の抽選で外れ、2回目(復活当選)も外れ、最後の形だけの抽選(当日券)でやっと入場ってあたりとか。泣きつきはしなかったけど(笑)。しかもどうやら当日券は大量にあったっぽく、たぶん希望者全員に行き渡ったんじゃないかと思うし。結局早朝から並ばなくても良かったってことかい(泣)。あんなにドキドキしたのにー!まあ、入れないよりはずっといいけどさ。
ステファンの夢は数限りなく見てるけど、予知夢かな、と思われる夢にはある程度パターンがあって、「現実において私がその場所へ行くことを何らかの事情で諦めようとする、または諦めざるを得ない状況に陥った場合に、その場所に関する夢を見た時」は、予知夢であることが多い気がする。今回もそうだし。行く気満々で準備した場合はあまりそれらしい夢は見ない。
あとはステファン自身のことについてもよく見るけど、これについては予知夢になるパターンがイマイチよくわからない。日本人への振付関係が当たってる率が高いかな。たぶん私が最初に予知夢を見たのは、ステファンの演技を初めて生で見たダイヤモンドアイスの頃だった。そう言われればそうかな、程度の遠回しで薄い内容だし、ドン引きされるのでこれ以上は書かないけど、創作じゃなくて事実なんだよな全部…。私もどうしたらいいのかわからんですよ(泣)。何らかの意味は存在するのだろうと思うけど、その謎を解く糸口すら見つからないのが現状、と言ったところです。

紐の付いたクリアケースに入っている入場証を首からさげると、我々は意気揚々と入口へ向かいました。途中、ゆりーとのUFOキャッチャーだのプリクラだの、足湯だのスポーツ用品の会社のブースだの、様々なものが目に付く。なんか楽しそう。
そんな中見つけたゆりーとのお菓子。こんなお土産まで売ってるのか。しかも結構種類があるし。
今回は本当に財布がギリギリなので、お土産は買わないつもりでした。しょっちゅう遠出するので年に何度も用意しなければならないし、職場の人数も多いので結構な負担なのです。そもそも、出張ならともかく何故個人的な旅行や帰省でわざわざ職場に土産を買わなければならないのだろうか。実は昔からちょっと疑問だったりする。どうせ買ってくるなら本当に世話になった人を優先したいんだけどね。
でもまあ、今回は大騒ぎして飛び出して来ちゃったし(笑)、仕事やっといてあげるなんて言ってくれる人もいたからちゃんと買うか、と一番数が入っているお菓子を購入。それでも人数分に満たないのだが、それ以上購入する余裕はないのでこれで勘弁してもらうことにした←勝手に
しかし、この時慌てて買ってしまったが、もっとあとからにすれば良かったと後々後悔することに。箱が細長くてカバンには入らないし紙袋からは飛び出すし、なんつーかかなり…邪魔…(汗)

そのほかのブースも気にはなったのですが、とりあえず先に席に着くことにしました。何故なら、一般観覧者はブロックを指定されるだけで、ブロック内での座席は自由だからです。早く入って前の方に座るのが正解。
建物の中に入ると最初に目に付いたのがプレゼントの預かり所。今回は用意されてないと思ってた。知ってたら簡単にでもステファンに手紙を書いたのに…。でもあんなに急な決断ではたぶん手紙どころじゃなかったし、今回は仕方ないかなと思います。

我々に指定されたブロックは北の2階席。ステージと反対側の真ん中よりもだいぶ端寄りでした。もうかなりの人数が着席していて、できる限り前の席に座りましたがやっぱり上の方でした。天井が迫ってくる。それでも前の座席の人の頭が邪魔になるようなこともなかったし、結構見やすかったと思います。ちなみに夢で見た自分の座席もかなり上の方の端っこ寄りでした。
北ブロックは当日券での入場者が多かったのか、早い段階からかなり座席が埋まっていたのですが、リンクを挟んだ向かい側のブロックは開場ギリギリまで空席が目立ち、本当に1万5000人も応募があったのか?と疑いたくなる程でした。開場しても上の方は空席が結構あったと思う。なんなんだか。

開始まで結構時間がありましたが、Aさんとお話していたので全然退屈しませんでした。パンフレットももらえたので熟読。ここでやっと「開会式」ではなく「開始式」であることに気付いたので、以降は「開始式」と表記します。
暖房が入っていたのか、場内は暖かかったです。膝掛けを忘れてきていましたが平気でした。ただ、アトラクション開始以降は氷が溶けないように空調を切ったのか、段々冷えていきましたが。

そしてついに、第68回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会開始式(長い)が始まります!
以下次号。