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うさぎパイナップル

ただ、書くことが好きなだけです。

スケートヒロシマ2017

アイスショー旅日記2017 アイスショー旅日記以外 フィギュアスケート スケート競技観戦記

毎年ではありませんが、2011年から都合がついた時だけ観戦に出向いている「スケートヒロシマ」に今年も行って参りました。と言っても、最終日の最後の二時間くらいだけなんですけどね。ビッグウェーブの寒さに私が耐えられる限界がだいたいそれくらいだからです(泣)

本当はショートプログラムから見に行きたかったのですが、当日あまり体調が良くなく(持病のためしょっちゅう体調不良…。一時期に比べたら随分マシなんですが)、こんな体調で極寒の大地(※ビッグウェーブ)に乗り込んだら最後、待っているのは死だけだ…、ということで泣く泣く見送りました(泣)。翌日も決して本調子ではなかったですが、地元で生の滑りを見られるほぼ唯一の機会がこのスケートヒロシマ。やはりチャンスを逃すわけにはいかないと、老体に鞭打って出掛けました。
それでもビッグウェーブの寒さを思うと尻込みしてしまう私。自分の体調的にとにかく冷えは厳禁なのです。こんな時は別の予定を立ててしまうに限る。そっちをこなすためにどうせ外出するんだから、Youビッグウェーブも行っちゃえよ、と自分に暗示をかけるわけです。暗示と言うのかそれは(笑)。金も体力も友達もなく、植物恐怖症が悪化の一途を辿る昨今、すっかり外出が億劫になってます…。でも本当はあっちこっち行きたいのよ、だらだらもしたいが刺激がないとダメなんだよこの人←どっちだよ
てなわけで、観戦後にストックの切れかけた諸々の買い物に行くことに決めて、膝掛けやカイロ持参でいざ、ビッグウェーブへと向かいました。

たぶん2年ぶりのビッグウェーブ。入口には町田樹メモリアルコーナー的な一角がいまだに健在。だったはず。町田君がこの街に暮らし、このリンクで練習してたなんて今や嘘みたいに思える話だが、でもそれは間違いなく事実だったのである。そのことを実感する出来事にたくさん遭遇してきたとは言ってもそれはすべて伝聞に過ぎず、今となっては地元の選手の活躍にワクワクしたあの日々は何もかも幻だったんじゃないかな、と思ってしまうほど。町田君がいつかこのリンクでアイスショーを開催する日を、私はいつまでも待っている。…ビッグウェーブは手すりが邪魔だから、グリーンアリーナ(広島市の中心部にある体育館)でもいいよ(笑)←おい

観覧無料のこの大会。でも何となく無言で入場するのは気が引けて、受付に一言声をかけてから客席に向かうようにしてます。今年は初めてパンフレットも買いました。ほぼ文字情報だけのパンフレットなのですが、過去の大会の表彰者がすべて(たぶん)掲載されており、スケートファンなら知らない人はいないレベルの選手の名前も散見されたりして、眺めているだけでもなかなか面白いです。比較的直近の大会のジュニアやノービスの出場者の中には、今まさに全日本で活躍してるような選手も。ビッグウェーブが寒すぎてさすがにそのあたりから見たことはないのですけど、私が過去に見に行ったあの大会にこんな選手やあんな選手も出てたんだ、と様々な発見がありました。かなり細かくカテゴリーの分かれている大会で、スケートを始めたばかりのような小さな子からベテランまで色々な選手が出場してるみたいです。

客席へと続く階段を一歩上るだけで、思わず口の端からこぼれる「寒い」の一言。アイスショーばかり行ってるのであまり比較にならないのですが(特設リンクはさほど寒くないことが多いため)、ビッグウェーブは私の知る限り最も寒いリンクです(泣)。本日も観戦は二時間までと決めて、適当な席に腰を下ろしました。

ちょうどジュニアの女子の最終グループが始まったところ。フリーは時間が長いだけに、全体を通してなかなかクリーンに滑りきれる選手はいなかったのですが、やはり生で見るジャンプやスピンの迫力は格別。競技ということで程よい緊張感も場内に満ち、重い腰をあげて来て良かったな、と感激する私。…相変わらずちびっこは走り回ってるし、観客もフリーダムに出入りしているが、そんなことはもはや気にしない!(笑)

ジュニアの女子で印象に残ったのは大山田光さん。衣装がめっちゃくちゃかわいい。あんなかわいい衣装そうそう見ない。黒の身頃に水色のフリルがたっぷりで、タイツも黒。昔放映されてた「少女革命ウテナ」というアニメーションの登場人物みたい(何話か見たことあるだけなんですが…。でも主題歌は大好きでよく歌う。どこで覚えたのか自分)。ホントにホントに素敵でした。最後に滑った妹尾日菜子さん、スピンがとってもとっても綺麗!見とれちゃいました。優勝したのも彼女でしたね。あと岡山の選手たちへの応援の凄さにびびった(笑)。隣の県だし通年リンクもあるし、たくさん出場者がいたのかな。
熱心に見ていたものの、3人目の演技が終了したあたりでもはや耐え難いほどの寒さに…。早すぎだろ(汗)。いやでも、今年いつにも増して寒い気がするんですけどビッグウェーブ。だって例年になく防寒してるのにそれでもこの冷え込みっぷりって(汗)。早朝から観戦されている方は生きて帰れたのでしょうか…←いればの話だが←この大会早朝からやってる

意識が飛びそうになりながらも続いて男子の選手権。出場は四人のはずだったが、ひとり棄権してしまった様子。残念。
まずは中野紘輔さん。全日本でも拝見しましたね。あまり調子が良くなかったのかな、ジャンプ残念…。続いて滑った川原星さんもあらあらという感じ。でもステップ素敵だった。見入ってしまった。さすがでした。最後は多田野康太さん。高橋君がバンクーバーのシーズンにエキシビションで滑ってたプログラムの衣装みたい。曲は龍馬伝!この曲絶対日本人の男の子の滑りに合うと勝手に思ってるので使ってくれる選手がいるとやたら嬉しい。どうやら今シーズンで引退してしまうらしい多田野君、最後のシーズンということで地元の大会への出場を決めたのでしょうか。実直で丁寧で、想いのこもったいい演技でした。会場全体がいとおしむように彼の演技を見ていたのも印象的。演技後は知り合いらしい観客にプレゼント(お花?)をもらったりしてました。
男子の競技時間は出場者が少ないのを差し引いてもあっという間に終わった感じ。やはり男子の高いジャンプや力強い滑りは迫力ありますね。コアなファンらしき方もお見かけしましたし。

最後は女子の選手権。あまりにも冷えるので最後まで居るのは無理かと思いましたが、気合いでラストまで見ましたよ。ええもう気合いです、気合い…。
女子もひとり棄権があって五人だけでした。あまりに寒かったので記憶が飛び気味ですが、すごくダイナミックなジャンプを見せてくれた子が印象的だったかな。名前忘れちゃった、ごめんなさい。もっと記憶の新しいうちに書いてしまうつもりだったのに今更になってしまったので、メモ等一切取ってなかったのです。とほほ。

結局予定の二時間を超えてビッグウェーブに滞在。毎年巻き気味で進行するっぽいですが、今年はわりと時間通りに進んでいたでしょうか。競技終了後に出場者たちがリンクで記念撮影をしていて、エキシビションやってもいいですよ、みたいな声も聞こえました。それは是非見たい、などと思いましたが、凍死寸前だったため(泣)記念撮影の和やかな雰囲気を背に会場をあとにしました。
いやー、楽しかった楽しかった。凍え死にそうだったけど楽しかった。やっぱりこの目で見る生の滑りは楽しいな。ローカル大会ならではと思われるフリーダムな客席も堪能できて満足です(笑)。今年は特にびっくりしたけど(笑)。
アジア大会は視聴できる環境になく一切見られなかったので(泣)、二時間半程度でしたがスケートヒロシマに行けて良かったなと思います。来年も行けたらいいな。その時までに地元にスケート友達が欲しい、なんてちょっと思ったりして。昔は一緒に行ってくれる人もいたのだが、バンクーバーの頃の熱狂はとっくに過ぎ去り、残ったのは結局元からのファンだった私だけだという…。

ところでビッグウェーブ、一昨年に新設されたJRの駅のおかげでますますアクセスが便利になっている模様。わりとアクセスのしやすい場所ではあると思うのですが、JRの駅から徒歩でも行けるようになった、というのは結構大きいんじゃないかと思うので、是非ここで大きな大会やアイスショーを開催して欲しいなと思う今日この頃。中四国地方はそれなりに選手を輩出しているわりにはもう長い間アイスショーすら開催されず、ファンにとってあまりにも不毛の地過ぎるので、いい加減何とかして欲しいです…。勝手な願いなんですけどね。

相変わらず観戦記と言うよりぼんやりしたただの日記ですみません。専門的な感想が一切なくてがっかりした方がいたらごめんなさい。15年見ててもジャンプの見分けすらいまだにできないぼんやりしたファンのぼんやりしたブログなので、どうぞこれからもそんなものだと思って気が向いた時に覗いていただけたら嬉しいです(泣)

好きだから歩いているとは限らない

お題

今週のお題「お気に入りのスニーカー」

スニーカーにはあまりこだわったことがないのでわかんないな…。車も自転車もない身の上のため必然的によく歩くので、歩きやすい靴を自然と選ぶようになったのですが、同じぺたんこ靴ならスニーカーよりもバレエシューズやサンダルの方が好きです。昔モデルハウスの片隅でやってたバザーと言うかリサイクルと言うか、で買ったぺたんこ靴が非常に良かったのですが、何せリサイクルなのでメーカーもわかんないし、同じものが欲しくても買えなくてとても残念だったりします。穴が空いたので捨てちゃったんですよね…。革靴?で平べったくて、靴の開いてるとこ(何て言うんだろ)がギャザーみたいになってて、スポッと履けるタイプだけどかかともある普通の靴。似たような靴をずっと探しているのだけどなかなか見つからないんですねこれが。デザインもかわいくて、でもシンプルで、とってもお気に入りでした。

そうだ、スニーカーと言うよりウォーキングシューズなのかもしれないけど、足を酷使する仕事をしてた頃に愛用してた仕事用の靴はとても重宝してました。諭吉さんが飛んでいくくらいのお値段はするのですが、足が全っ然痛くならないのです。ホントびっくりするくらい。私は長時間立っているのも苦手で動き回るとすぐ疲れていたのですが、この靴を履くようになってからはそういうことがほぼ無くなりました。
スニーカータイプのものとサンダルタイプのものとを季節によって使い分けていましたが、こういう実用性を重視した靴は見た目が微妙なものが多いのに、それなりに洒落たデザインなのもポイントでした。値段以上の価値がある、本当に素晴らしい商品でしたが、その仕事を離れたあと、どの靴もあまりにぼろぼろになっていたことに気付いて、これからも履こうかなと思ってたけど、思い切って捨ててしまいました。あんなにぼろぼろになるまで「駒」として酷使されてたんだな、という現実に直面し、その過去と訣別するという思いも込めて。
てなわけで、どこのメーカーの靴なのかわからないのです、とっくにの昔に捨てちゃったので…。買った店は覚えてるんだけどそんなん書いたところでヒントにもならないし(汗)。お金があればたぶんまた同じ商品を買ってたと思うんですが、お金もないもので(汗)。まったく役に立つ情報が出せなくてすみません。そもそも今でも販売されてるのかどうかわかんないですしね…。

追記:ここで私が書いてる靴、やっぱりスニーカーとは呼べないみたい。相変わらずお題の趣旨とズレまくりでホントにすみません…

雑踏にかき消される、その声

お題

お題「ひとりの時間の過ごし方」

過ごし方って言われても…。基本ずーーーーーーーっとひとりだから、ごく普通に掃除して洗濯してスーパーに買い物に行って、歩いて呼吸してます、くらいしか書きようがないな(笑)

自分が誘うと断られるけど誘いに来る人もほぼいない(笑)という状況だと、付き合ってくれる人を探すのがもはや面倒だし、いい年ぶっこいてひとりでは何にもできない、ってのも正直どうかと思うので、ひとりで服も買いに行くし、ひとりでお気に入りの喫茶店でごはんも食べるし、アイスショーもひとりで見に行くし、旅行だってひとりで行きます。居酒屋だってひとりで入るよ。水族館にもひとりで入るけど、あれはさすがにきつい(笑)。
ひとりでごはんになんて行けない、って人結構いるし、私より相当年上なのに旅行に行くのにいちいち親の許可貰ってる人なんかもいてすごくびっくりするのですが、様々な事情でたったひとりになってしまった時、この人たちどうするのかなあ、ってさめた目で見てます。もうごはん作ってくれる親も愚痴を聞いてくれる友達もいないし、トラブルも全部自分が対処しなきゃいけないし、病気になっても誰も助けてくれないんだよ。体から体温が失われていくのがわかってマジで死ぬんじゃないかと思った時でも、たったひとりでその恐怖と向き合うんだよ。誰か頼ればいいよって言う人もいるけどそれは、自分には頼るな、「誰か」に頼れ、って意味だからね。それでも生きていかなきゃいけないんだよ。生きていかなきゃ怒られちゃうんだよ。めんどくさいよね。きっとその状況になればみんなひとりで生きていけるんだろうけど。人間は図太いからな。

本当はあからさまにひとりでは生きていけないのが私という人間ですが、ひとりでは生きていけない人間が他人と生きていくことはできないのでしょう。死よりも厳しい孤独という枷を、私はおそらく人生の最後まで背負って生きるのです。

追記:あまりにもいい加減なタイトルをつけてたので(笑)変更ついでに多少加筆しました。アクセス数からしても修正前にこの記事読んだ人ほとんどいないと思うけど。

詰まるのは感動した時の言葉だけでいい

お題

お題「花粉症」

花粉症だと診断されたことがないので、私は花粉症ではないと思います。その前にアレルギー性鼻炎のため、花粉が飛ぼうが飛ぶまいが関係なく年中鼻詰まりです(汗)。要治療レベルのようですが(てか別件で医者に行ったのにこっちを治療した方がいいと言われることが何度もあったのでおそらく確実に要治療)、お金がないので長年放置。子供の頃は耳鼻科の常連でしたけどね。つまり筋金入りの鼻詰まり。自慢にもならねえ!

鼻が詰まってない状態というものを知らないので、常に喉元まで何かが圧迫してて微妙に苦しいのはよろしくないものなんだろうと思いつつ、もうこれが治るなどとは思えないのが実情だったりします。そもそも治るもんなの?鼻詰まりって。治るものなら治って欲しいですよそりゃ。

大人になってからアレルギー検査もしてみたのですが、予算不足で基本的な項目しか調べなかったので、何のアレルギーなのか結局わからずじまい。でもその結果からするとおそらく花粉症ではないだろうなというのが自分の勝手な見解です。たぶん何かの植物だと思うんですけどね。私の植物恐怖症もその辺と関係があるような気がしないでもない。最近は写真を見るのすらダメになってきて、日常が恐怖の連続です。そのうち発狂するんじゃないかと思うようになった…。え、もう発狂してるだろって?じゃあいいや(笑)←いいやじゃねーよ

この慢性鼻詰まりの上にさらに花粉症まで発症したら目も当てられない状態になるのは明白なので、どうぞ人生の定年まで花粉と無縁の生活を送らせて欲しいと願う今日この頃です…。

手のひらに未来の地図

お題

お題「手帳」

毎年必ず手帳は買っていました。無類のうさぎ好きなので、必ずうさぎの絵などがデザインされた手帳を。毎年何のかんのと発売されるのですが、使いたいデザインの手帳が何冊も発売される年と、とりあえずうさぎだからこれでいいや、と妥協する年に分かれるような気がします。いちばん好きなのはうさぎの写真入りの手帳ですね。なんだかんだ言って本物がいちばんかわいい。写真入りのカレンダーなんて、発売されるものすべて買ってたんじゃないだろうか、という時期もありましたよ(汗)

しかし今年はついに手帳を購入しませんでした。お金がまったくなくて、手帳すら買えなかったのです(血涙)
何とか捻り出そうと思ったのですが、ちょうど手元に手帳の代わりになりそうなものがあったので、それで代用することに決めました。実際、スケジュール帳として使用する人のことも想定しているのではないか、という冊子ですし。
その冊子には私が必要としているとある情報が毎日載っています。簡単にネットで調べられる情報ではありますが、やはり一覧できる形の方が計画も立てやすく便利です。昨年から使っていて、昨年は普通の手帳と併用していたのですけど、今年は実験的にこの冊子だけを使ってみることにしました。
今日はこのあたりでお弁当を買おうかな、旅行に行くならこの日かな、などなど、スケジュール帳を眺めながら考えるのがとても楽しい。そうやって計画を立ててる時間が今は唯一の楽しみかな…。お金がなくて計画倒れになることもいっっっぱいあるんですけどね(泣)。

とても素敵な冊子なので、勝手に紹介記事でも書こうかと思ったのですが、こんな場末のブログに紹介されても逆に迷惑なんじゃね?ということで(笑)、愛用させていただいてることだけこっそりと書き記しておきます。って誰にも何も伝わらないと思いますが(笑)

ものすごくどうでもいいですが、よく地下鉄の路線図が手帳に付いてますよね。あれの取り外せるタイプのものを、手帳を替えてもずっと挟んでました。何故って、事故で電車が止まってしまった時など、手元に本などが何もない場合の暇潰しに最適だからです(笑)。変わった名前の駅だなとか、目的地がここだからこの辺に宿泊すると便利かな、などなど妄想したり計画してると意外と時間が経つんですよ(笑)。ってそんな理由かい(笑)

誰かの憎いものは誰かの愛しいもの②

ひとりごと

昨日(ってことにしといてください)に続けます。どうせ誰も読んでいないだろうとは思いますが…。しかも続きものなんぞ。

「彼女」のような人は、実は相当数いるのだなと自分の周囲を見渡しても感じています。常日頃からそういうことばかり言っている人は少ないですが、そういう本ばかり並べた棚とか、言葉の端々に伺える差別意識に気付くと、所詮その程度の底の浅い人だったんだなと思います。まあ、思い込んじゃいけないんですけどね。

一定の年齢以上の人にこういう人は多いと思います。その人たちに育てられた層にもこういう考え方が色濃く残った場合も多いでしょう。でも同じように育てられても、影響される場合とされない場合があります。
私は後者でした。子供の頃は身内の話は絶対だと思って聞いてしまうものですが、その頃から「何か変だな」と思っていました。人を差別しないという考え方は素敵だけどそれとこれとは別だ、なんて言っていたでしょうか。意味がわかりません。それに、子供心にも、この人たちは要するに、自分の人生がうまくいかないことを他人のせいにしたいだけなのだな、と思っていました。一方的に蔑む対象を設定し、その人たちよりは自分はマシだと思い込む、哀れで愚かな自己憐憫。そういう層を作っていたのは江戸時代でしたっけ。でもその層の人たちはどうなるんです。彼らは人間じゃないとでも言うのですか。そしてもう今は江戸時代ではありません。
でも人間のやってることは何も変わってないみたいです。小さなコミュニティの中にも「この人のことは馬鹿にしてもいい」という存在を作って、理解できないことや納得いかないことへの不平不満の捌け口にするという行為が、日常茶飯事に、しかも無意識に繰り返されているように思います。それが表面化すればいじめや差別やパワハラといった名がつき、場合によっては批判の対象ともなりますが、そんな名すらつかず意識にも上らない事例が多数存在しているのではないでしょうか。いじめられる方も悪い、と言って憚らない人は少なくないですが、馬鹿にできる対象を失っては困るという、自己保身から出た言葉に過ぎないように思います。他人と比べなければ自我が保てないくせに、随分と偉そうですよね。ねえ。自分はそんなことやってないと思う人が多いかもしれませんが、たぶんやってると思います。

そういった無意識下での自己保身に躍起になった人たちが、自分は間違ってないんだ、正しいんだとさらに自分を擁護したいがために走っている思想、それが彼女のような考え方にとりつかれた人、だと私は認識しています。
みんなが言ってるから正しい。何となく自分が凄くて偉い人になったような気がする。その発言や行為や思考が事実かどうかなどといった根本的なことに考えが至ることもなく、いかにも正しそうに見せかけた強い言葉を深く考えもせずに鵜呑みにしてしまう。声の大きい人の言うことを信じてしまう傾向が人間にはあると思います。その発言内容が正しいかどうかに関係なくです。声の大きさに惑わされずに話を聞く必要があり、それを可能とするために教養の教育というものが存在していると思うのですが、「お勉強」から逃げてしまった人には知性も教養も身に付いていないので判断ができないのでしょう。どうしても勉強が苦手な人もいるので、一概には責められないですけど、彼女を含め、勉強は嫌いだし努力もしなかったけど周囲が悪いだけで本当は自分は偉くて特別な人間だと思い込んでいるんだろうな、という印象の方が多いように感じます。そう言えば私も彼女に「あんたは記憶力がいいだけの馬鹿だ」って言われましたっけ。悔しかったら結果を出せばいいだけなのにのらりくらりと勉強から逃げてるあんたに言われたくないんですけど、と子供心に思ってましたが。そのくせ、こういう考え方の人間には高学歴の人間が多いんだぞ、と自慢?してきたりします。だから何だって言うんですか。自分が高学歴の人間と同等だって言いたいんですか。だから正しいって。自分は努力を放棄しておいて片腹痛い。そもそも高学歴でも馬鹿は結局馬鹿ですよ。家庭の事情で進学できなかっただけで賢い人たくさんいますけど。もちろんひとつの指標にはなりますけどね。これは彼女の発言ではないですが、彼女と同じなんだなと思った事例です。ひとつ言っとくけど私の周囲のそれなりに学歴のある人でそんな発言する人見たことないですけど。

私が彼らのような考え方が嫌いなのは、結局「ただの自己中だから」です。綿密な調査や豊富な経験のもとに事実と向き合った上で、自分はこれが嫌いだ、と主張するのはまったく構わないと思います。誰しもどうしても嫌いなものはあるからです。それは本人の個性であり尊重すべき点だと思います。
でも、その人が大嫌いな何かは、誰かにとっては大好きなものかもしれません。誰かにとって何よりも大切なものかもしれません。
わかりやすい例だとスポーツのチームでしょうか。自分の贔屓のチームさえ勝てればそれでよく、ほかのチームを徹底的にこき下ろす人がいます。一方、自分の贔屓のチームは存在しますが、他のチームのことも勉強し、そのスポーツそのものに敬意を表して、的確な批判をする人がいます。どちらの話に耳を傾けるべきかは明白です。前者にそのスポーツへの愛情などカケラも存在しませんが、前者は自分が正しいと思い込み、わめきちらしています。本来ならばその人の話など聞く価値もないのですが、声の大きさに惑わされて信じてしまう人がいるのです。信じてしまった時点で、その人も同じ穴の狢です。

自分が快適でさえあればそれでいいのです。真実かどうかなんてどうでもいいのです。確かめることすらしないしするだけの知性もないのです。それによって誰が傷付こうか、苦しもうが、場合によっては人類が滅びてしまおうが、自分のちっぽけなプライドさえ守れればそれでいいのです。それさえ叶えばどんな思想でも構わないのですが、たまたまインターネットにそういう考え方がいっぱい転がっていて、インターネットにいっぱい書いてあるから正しいんだと無邪気に思い込んで、しかもそこは本来のちっぽけな自分から目をそらして大いに威張り散らせる場所だったりしただけ。つまり別に自分の国が好きなわけでもないのです。自分のアイデンティティが好きなだけです。別に国家に対して何の貢献もしていなければ、そもそも「私あなたの大好きな日本人なんですけどそれが判別できない時点であなたの主義主張は通らないんじゃないですかね」って思わされるような人が何でゴロゴロいたりするんでしょうかね。

あなたみたいな人のことを「クズ」って言うんじゃないんですか。
自分の矮小さを棚上げして、根拠もなく深い考えもなく、自分を擁護したいがために何かをこき下ろすあんたみたいなくだらない人、何をどうやって好きになれと?
馬鹿じゃないの?

自分さえ快適ならそれでよく、自分の嫌いなものは誰かの好きなもの、ということに考えが至らない。自分に理解できないものは無理矢理自分の理解できる範囲に閉じ込めようとする。そうじゃなきゃ自分が不快だから。そう、自分さえ良ければそれでいい。それこそが差別や偏見の根幹だと私は思っています。インターネットは非常に便利なものですが、複数の情報源にあたって事実かどうか精査する、という基本すらできない人にも格好のオモチャとなってしまい、それが歓迎されない方向へと世の中を向かわせているようにも感じます。

このところ世間を賑わせているニュースがあります。私からすれば、何故あんなおじさんやおばさんの言うことを信じちゃうんだろう、と思いますが、今日の献立のこと以外何も考えなくていい層を騙して視聴率を稼ぐには信じてる振りをするのがいちばんなのかもしれません。でも本当に信じちゃう人がいるので、やはり報道の仕方には気を付けるべきだとは思います。そもそも信じちゃう人も信じちゃう人なんですけど。ある程度知識のある出来事について煽って興味を引かせるためになされている適当な報道を目にすることがありますが、その内容を信じて「あれってこうなんでしょ?」と聞いてくる層には本当にびっくりします。何でそんなの信じるかな。でも自分もたいして興味のないことには同じ態度かもしれません。献立のこと以外何も考えなくていいのはとても幸せなことですが、この世界に暮らしているのはあなたとあなたの家族だけじゃありません。
一方的だったのでしょうが大好きだった人が自分の味方になってくれなかったから今度はこき下ろす。自分が間違ってないって思い込むために自分の中だけで事実を作り上げてしまう。あれはそういう話ではないのかな。そしてそんなことどうでもいいと思います。相手にしないことがご本人にとっていちばんつらいだろうけどいちばんいいことだろうと思うのですが。
たぶん彼らを庇うだろうと思われる人にわざと話を振ってみました。子供が元気に育ってればそれでいいじゃないかと言ってきたので、その情報源はどこかと聞いたら黙りました。子供の頃の嫌な体験って大人になってから爆発するもので、その頃に事実でしたと言われてももう遅いのですけどね。もっとも事実かどうか判断はできませんが。でも本人の書いたものを見ればだいたいどういう人たちかはわかるのではないか、と聞いたら、興味がないから見てないそうです。出た、「興味ない」。自分は中立だと言い張っていましたが、不都合だと考えられる内容には一切触れないあたり明らかに中立ではないのですが。自己弁護もいい加減にしなさいよと思いましたが、彼らにとっては私こそが頭のおかしい人なので、私の話には耳を貸さないでしょう。だから私はあなた方が嫌いなんです。いい加減、その小さな小さな殻の中から出てきたらどうですか。いつも一生懸命な人が嫌なことから逃げるのは必要なことですが、いつも嫌なことから逃げてる人がまた嫌なことから逃げるのは、いい加減にしろとしか言いようがありません。あと、本当におかしい人は自分がおかしいとは思ってないと思いますよ。だいたいがものすごい自信家だったりしませんか、悪い意味で。ああ、私は自分がおかしいことには自覚あるので、とりあえず突っ込まないでおいてください(笑)。

話し合わなきゃいけないことやお金出してあげなきゃいけないこと、もっとたくさんあると思うんですけどね。あと、大人が何の思想にかぶれようが本人の勝手ですが、子供には将来どんな思想を選ぶか選択する自由があり、そのための素地を作ってやるのが教育なんではないのですかね。興味のあることにもないことにも触れて、自分の本当に好きなものを探していくのが勉強なんじゃないですかね。子供はいずれは老人になるのに、乳児や幼児の素直な時期だけ可愛がったり関心を持つのは、愛情などでは決してないと思うのですが。子供はあなたの思想を体現する道具じゃないですよ。そういう人、なんかいっぱいいるけど。

誰かの憎いものは誰かの愛しいもの①

ひとりごと

このところ世間を賑わせているとある話題を見ていると、思い出すことがひとつ。

ずっと昔からの知り合いがいます。子供の頃からの知り合いです。さすがにきっかけは忘れてしまいましたが、確か彼女の方から話しかけてきてくれたんじゃないかなと思います。

彼女は独特な人でした。そのキャラクターの濃さについていけず、喧嘩になったことも何度もあるのですが(だいたい私が怒ってたと思う…)、疎遠になったはずがいつの間にかまた一緒に遊びに行っているという、私にとっては不思議で貴重な存在でした。疎遠になった人はもうそのままいつまでも疎遠、というパターンの方が圧倒的に多いからです。集団に溶け込むために道化を演じていると(それも確実に私自身ではあるのだけど)、いざ本音という牙を剥いた時はあっという間にそっぽを向かれてしまうんですよね。でもそれって私を一個人として認めてくれてなかったってことだよな…。そうやってバサバサ人を切り捨てていって、結局何が残るんだろう。

確かに彼女は付き合いやすい人とは言い難かったと思います。「あの子はどうも言っていることが幼い。お前とは合わないんじゃないか」と家族に言われたこともありますが、たぶんその指摘は正しいと思います。実際、真剣な話をする相手ではなかったです。イライラさせられたことも数え切れないほどあります。嫌なことも言われました。間違いなく私とは合いません。でも、あまり深く考えずに、買い物したり美味しいもの食べたり、趣味の話で盛り上がったり、そんなことに彼女はよく付き合ってくれたし、楽しい時もたくさんありました。変わった人だけど、悪い人ではなかったです。それがわかっているからこそ、彼女を無下にすることはできませんでした。お互い大人になってからは、特にそう思っていました。

でも、いつの頃からか、彼女の話にはある話題が含まれるようになりました。
この日本には、特定の国の人を異常に敵視している人間が少なからずいるようです。自分の周囲にもたくさんいます。初めに申し上げておきますが、私はそのような考え方の人たちが大嫌いです。どんなに立派な振りをしていても、そのような思想が見え隠れした時点で、私の中でのその人の評価は地に落ちます。どのような思想の持ち主であろうと個人の自由ですが、それでも嫌いです。何故嫌いなのかについては今は触れずに話を進めます。
彼女は、その思想にとりつかれてしまったようでした。女性の場合、家族や恋人などの近い関係の男性にそういう考え方の人間がいると、染まってしまうことが多いように感じます。自分の国が大好き過ぎる人と大嫌いな人とに分かれますが、熱心にそういう話を語り出す彼女たちの後ろに、父親や兄弟や伴侶の姿が見えるのです。もちろん絶対ではないですけど、印象として。だから女はバカだって言われるんでは、と正直思ってしまいますが、それはそれとして。

この国の製品は買うな、この国の人間は嫌いだ、この国の物は嫌だ…、いかにも自分は正しいとでも言うような態度で、しかも嬉々として、彼女はそんなことばかり言うようになりました。政治の話などもしていましたが、何となく引っ掛かるものがある内容ばかりでした。どうせ家族の受け売りか、インターネットに書かれていることを疑いもせずに信じているだけだろう、と思いましたが、私は自分がそういう思想の人間が嫌いだということを黙って彼女の話を聞いていました。もちろん同意はせず、適当に聞き流してはいましたが。どのような考え方の持ち主であろうと、それは本人の自由なのです。自分がその手の話を我慢しさえすればいいんだ、と私は思っていました。

でも、ついに堪忍袋の緒が切れる瞬間がやってきました。
ある日の買い物帰り、夕食を取りに入ったレストランで、それは起こりました。その頃私はある国へ旅行に行きたいという家族のために情報収集をしていました。結局家族の話がまったく現実的でなかったことがわかり頓挫したのですが、その時はまだ情報収集の段階でした。その話を彼女にすると、案の定、ぶつぶつとケチをつけてきました。自分はそんな国へ行きたくないとか。いやあんたのこと誘ってないですし。あなたのこと思ってアドバイスしてあげてるの、とでも言い出しそうないつもの態度に、私の忍耐ゲージはついにゼロになってしまいました。
家族と楽しく旅行へ行こうとしてるだけなのに何でお前の一方的な思想を押し付けられなきゃなんねーんだよ。いくら個人の自由とは言え、他人にその思想を強制した時点でそれはたちの悪い宗教やら何やらと一緒で、この上なく迷惑だ。いい加減にしろ。

お前何度そういう話すれば気が済むんだ。人種差別がどんなに情けない行為かわからないのか。もう自分の前でそういう話をしないでくれ。
てなことを、できるだけ彼女にわかりやすく伝わるように怒りながらも話したと思います。…彼女は気が付かなかったと思いますが、彼女の後方には彼女が嫌っている国の方ではないかと思われる集団がいたのです。お祝い事の帰りだったのではないでしょうか、幼い子供もそこにはいました。せっかくのおめでたい席なのに、こんな馬鹿馬鹿しいことで気分を害されるなんてあまりにも申し訳なかった。その人たちに聞こえないよう(彼女は声がでかいのです…)彼女がそれ以上そういう話をしないように釘を刺したつもりでした。

彼女は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしていました。私に反論されるとは思ってなかったのでしょう。何せいいことをしているつもりだったでしょうから。私は一度も同意してませんけどね。
そして、当然のように自分の意見を曲げることもありませんでした。以前仕事でその国の人に嫌な目に遭ったから、自分の考えは変えられないと彼女は言っていました。でもそれは言い訳だろうと思います。きっと本当にそういうことはあったのでしょうけど、具体的な話を何一つしないからです。わかって欲しいなら情報は出すべきですがそれをしない。おそらくそれがきっかけではなく、彼女はその時点で既に偏見を持って相手に接していたのではないでしょうか。すべて想像ですけどね。
そもそも彼女の話が本当だとしても、それはその人本人の問題で、嫌な奴は何人だろうが関係なく嫌な奴のはずです。むしろ日本から出たくないと言う彼女の周囲はほぼ日本人なのだから嫌な思いをする相手は圧倒的に日本人の方が多かったはずです。それを相手の国籍のせいにして、特定の国をまるごと蔑むレベルにまで拡大解釈するということは、そもそも彼女の頭に差別意識が最初から存在していたのだろうと私は思います。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、とは言いますが、袈裟どころか坊主の所属や故郷まで全部憎い、というレベルにまで達するにはその坊主がとんでもなく嫌な奴でないといけないでしょうし、たとえそうであっても少なくとも坊主の故郷とは何の関係もありません。坊主はたまたまそこに生まれただけです。坊主を育てた風土にも何かしら特徴があったのかの知れませんが、そこまで考え出すなんてどれだけ坊主に執着してるんだ、何だお前坊主が大好きなんじゃないか、って逆に思っちゃいますけど。

彼女は昔からそうでした。今自分がハマっているものについてはガンガン人に布教する。実際面白かったので自分もハマると、その時にはもう飽きている。他人の趣味には「興味ない」の繰り返し。「興味ない」はごく普通の会話において使っちゃいけない言葉の筆頭だと思います、個人的に。ものすごく強い否定だと思います。しつこい勧誘を断る場合ならともかく。
大人になってからはそういう部分は鳴りを潜めていたように感じたのですが、根本的には変わっていなかったのでしょう。そのうちまた飽きるだろうと受け流していたのですが、残念ながら私の予想は外れたようです。漫画や洋服の話ならまだ我慢できたのです、あくまでも趣味の範囲ですから。でも、彼女の得意な一方的な布教が差別的思想に及んでしまった今、それを受け入れるわけにはいきませんでした。

それきり彼女とは会っていません。2回ほど連絡しましたが、無視されました。彼女はわけのわからない言い訳をして平気で返事をよこさないのですが、それでもそのうち返事してくれるし、返事をする努力を最初から放棄する心底アレな人ではなかったので、気長に待ってみましたが、今度こそダメだったみたいです。私ももう疲れたしうんざりしてましたが、彼女がそういうことを言い出さなければ今まで通りで構わないと思っていたので、私が嫌だとハッキリ意思表示した真意を汲み取れない、つまりもう彼女は戻れないところにまで行ってしまったんだな、と解釈し、連絡を断つことにしました。
絶対自分を曲げないのは昔からでしたし、そういう部分は彼女の強さでもありましたが、それは自分の世界しか見ていないからこその強さでもあったと思います。彼女は自分が快適なものにさえ囲まれていれば他人なんてどうでもいいのです。お前は文句ばかり言う、とよく言われましたが、文句と意見は別物ですし、実際に文句ばかり言っていたのは彼女でした。自分は間違ってるかもしれない、と立ち止まって考えることのない人間は強いです。絶対に折れることはないでしょう。でもその代わり、その周囲の人間の心が折れているかもしれません。それでも彼女は真からの悪人ではなかった。人間なんぞ皆黒いものではあるけれど、計算による黒さが彼女には少なかった。確かに彼女はいつまでも幼かったけど、でもその裏表のなさは安心できる要素でもあったのです。
こんなくだらないことで長年の友情が終わってしまうとは、実に情けないし悔しいことだと思います。もう取り戻そうとは思わないけれど。

長くなったので、明日に続けます。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑮

アイスショー旅日記2012 フィギュアスケート

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

トリは荒川静香。金色のキラキラした衣装だった…ような気がするんだけど絶望的に何も覚えていない(泣)。メダルウィナーズオープン楽しみにしてます←逃げ

華やかな時間もあとわずか。ショーはついにフィナーレに突入。
派手な模様の入った、ハワイとか南国とかっぽい衣装を身に付けたスケーターたちが次々と滑り出してきます。羽生君や町田君、似合っててかわいい。ジュベールは出てくるタイミングが悪いのかあまり目立たないまま「のそのそ」と帰って行って、あまりのかわいさに本気でどうしようかと←黙れ変態

ジョニーは安藤さんとペアで登場。ジョニーの衣装に呆然。頭にはバンダナ、ジーンズの短パン、ベスト…
昔のジャニーズ?てか氣志團の仲間だかなんかにあんなのいなかったっけ?微熱男子?
でもジョニーに気を取られている場合ではない(すみません…。ジョニーも好きなんですけど…。昔はステファンよりよっぽど好きでしたし)。次に現れるのはステファンだからです。

テレビで放送していた通り、荒川さんと簡単なペア演技を披露するステファン。素人目にもリフトの位置が低くて、やっぱり今の彼には大変なんじゃないかと心配に…。
ステファンは珍しくノースリーブの白いシャツ。この人上半身が貧弱だから脱いでも全然面白くないのを自分でもわかっているのか(笑)、あまり肌を出さないんですよね。ジュベールの腕と比べるとやっぱりかわいそうな感じでしたが(汗)、そこはやはりスポーツ選手でしたよ、ええ。ってか酷いよお前(笑)←殴
首には黄色っぽい色のバンダナ。やっぱり巻くのか(笑)。ほかのスケーターに比べて全体的に衣装がシンプルでしたが、もしかすると「Puttin' on the Ritz」の衣装の下に着てたんだろうか。最後に滑った荒川さんがちゃんとフィナーレ用の衣装に着替えてたのに、その前に滑ったあなたの着替えの方が遅いってどういうことなの(笑)。いや真相はわかりませんけれど(笑)

全員が集合したあとのステファンの定位置はやはり基本的に中央。今回も抜群のチケット運。神様ありがとう。
全員で手をつないで一列に並んで挨拶する時もステファンが真ん中。土曜日夜公演以外は完全に目の前。今回もこれだけは外さなかったね。運をすべて使い切(以下略)。ステファンは知るはずもないことだし知る必要もないことだが、いつも正面からその笑顔に会えて私は幸せだよ。

日曜日公演で私の座っていた正面側に挨拶したあと、ステージ側に向き直ってそちらへ挨拶しようと走っていくスケーター。その時いきなり真ん中がスッ転んだ。真ん中はもちろんステファンである。ジュベールと荒川さんの手を取ったまま、頭から思いっ切り転んでました。「ズザー」とか「べしゃっ」とか音が聞こえそうなくらい。ありゃお腹打ったんじゃないかしら。なんつっても私の目の前で繰り広げられた光景なので、びっくりして声が出ちゃってたかも。

荒川さんとジュベールに助け起こされたステファン、何だかかなり痛そう…。起き上がるのもちょっと辛そうでした。荒川さんは少し心配してからすぐに挨拶へ戻っていましたが、ジュベールはステファンの背中をポンポンしてあげたり何か話しかけてあげたり、痛がっているのか恥ずかしがっているのか、明らかに落ち込んでいるステファンを長いこと慰めてあげていました。
一歩間違えば自分も転んでたかもしれないのに、ジュベール優しいなあ。フランス語を母語とする同士、やっぱり気心が知れるのかもしれませんね。

しかしこのスッ転び事件からしても、ステファンは相当疲れていたような…。土曜日昼公演はまだ元気だった気がしたのですが、その二時間半で燃え尽きてしまったように思えました。「Puttin' on the Ritz」ではあまり感じなかったけど、チャイコフスキーはプログラムが長いせいか明らかにしんどそうだったし、オープニングやフィナーレもいつもよりおとなしかったもの。腰の入れ方はいつも通りほかの人と違ってたけど(笑)。あとスピンもいつもほど回ってなかった気がする。これはおそらく目の影響でしょう。やっぱり血管が切れてしまったのかもね…。
それでもステファンの笑顔はいつも以上に幸せそうだったように見えました。ステファンからスケートを取り上げたりしたら、いくら神様でも許さないんだからね。

日曜日公演は恒例の豪華なオマケタイムが。ステファンは一番最初にスピンを披露して、その後は観客に徹してました。やっぱり疲れてたのかな…。
ガチンスキー、羽生君、町田君たちが4回転に挑戦するのをじっくり見たかったのに、ある人物のせいで全然集中できなかった。ある人物とはお前だ!キャンデロロ!プレミア席のお客さんひとりひとりとハイタッチ。羽生君たちが躍起になってジャンプしてるのガン無視してマイペースにハイタッチ。
…堪えきれずに吹き出したかもしれません…(笑)

町田君たちはキャンデロロのうさぎ跳びにも挑戦してました。会場爆笑。でもこのあと衝撃の展開に。なんと出演者全員で一列になってうさぎ跳びを始めたのです!会場大爆笑。もちろん全員は見られないのでとりあえずステファンを探したら…
腰の位置、高っ(笑)。もしかして苦手?…(笑)。でもお疲れだったし、今回は仕方ないよね。珍しいものが見られて楽しかったわ。

最後の周回、ステファンはいつも通り先頭。そして一番最初に帰って行った(笑)。土曜日は「やっぱり最初に帰るんですね」と隣の女の子と笑いあってしまいました。
周回の時だったか忘れたけど、キャンデロロは転んだのかわざとなのか客席に突っ込んでいて、お客さんに助け起こされていた(笑)。おっさんフリーダム過ぎる(爆笑)。日曜日公演のフィナーレはキャンデロロに全部持って行かれた(笑)

でも最後はやっぱりステファンでシメでした。日曜日公演の周回だったと思うけど、私の座っていたあたりで立ち止まったステファンが突然、私の座席のあたりを、いたずらっ子のような表情で指差したのです。
私の隣の隣くらいにスイス国旗を振っていた人がいたからそっちだと思うけど、一瞬ドキッとしてしまったのは正直に書いておこう(笑)。だって客席指差してるの初めて見たし。でも自分が指差される理由なんてまったくもって一切ないから(笑)。けど、今回も勘違い席に座れたおかげで(福岡や2年前の福井等、何度か経験しております)最後の最後にお土産を貰えた気分。ステファン、ありがとう。

日曜日公演の最後には毎回記念撮影があったのに、今回は時間が押していたのかありませんでした。オマケタイムもあっさりめだったかも。ジョニーはやっぱりいつもの花輪をもらってました。

そんなこんなで夢の時間は終了。日曜日公演はほとんどスタオベだったし、今回も来て良かった。会場も快適だし、ウザい子供がいたくらいで全体的には満足でした。

土曜日夜公演のあとはCさんと福井市内までご一緒させていただいたのですが、隣の女の子がまだ話したそうだったのがちょっと心残りでした。でもまたどこかで会えるんじゃないかな。北海道とかさ(笑)。
日曜日公演は隣が珍しく男性でした。しかもひとりで来てるらしく、ますます珍しい感じ。そういえば今回座った座席は全部片方の隣が通路だった。楽で良かった。

日曜日公演終了後もCさんと徒歩で鯖江駅へ。2日間本当にお世話になった彼女ともここでお別れ。そうですよ、ステファンと目が合ったのはあなたで間違いないですよ(笑)
名残惜しい気持ちを抱えたまま、私も敦賀行きの鈍行に乗車。車内は混雑していて敦賀まで座れなかったけど、ショーの余韻に浸って過ごしていたらあっという間に着いてしまいました。

あまりにも空腹だった私は、すぐ乗り継ぎ便に乗らずに敦賀で途中下車。駅の蕎麦屋でお蕎麦をいただきました。駅から出ようと思ったら大雨だったのよ。でも食べ終わったら止んでた。何なの(涙)。まあ美味しかったからいいや。

ちょっとだけ駅前をふらふらしてから大阪行きの鈍行に乗り、難波に移動。JRだけで難波に行くの面倒なんだけど、18切符があるのに地下鉄に乗るのも勿体ないしね。時間もたっぷりありましたし。
とかなんとか言いつつも難波に到着したのは22時前後だったかと。23時までは駅ビルのマクドナルドが開いているのでそこで時間を潰して、閉店後は湊町バスターミナルの待合室でボンヤリしてました。大した待ち時間でもなかったし。

地元行きの高速バスは、日曜日ということもあって満席に近かったです。この便、初めて利用したけど、通路が狭い…。早割の席だからか、トイレの近くの圧迫感のある位置だし。まあ真後ろとかじゃなくて視界に入るってくらいですが。
でも持ち帰ってもいいスリッパも付いてたし、車両が安定してるのか、よく眠れた気がします。疲れてたからかもしれないけどね。

地元には早朝に到着。お気に入りの喫茶店でモーニングをいただいてから帰宅しました。安くて美味しいんだよねえここ。朝から幸せ。

そんなわけで、2年前に引き続き、とても楽しい福井旅行でした。またサンドームで開催してね。絶対行くから。
そういえば福井新聞を閲覧しに図書館へ行こう♪とか思ってたのにすっかり忘れてた。ショーの記事が充実してたらしいから読みたかったのに。でも9月2日の福井新聞は買いましたよ。1面にも2面にもステファンがいて嬉しかった。でも2面…。甘いマスクって紹介するならその写真はやめてあげてくださいよ(泣)。まあでも、自分へのいい福井土産になりました。いつも自分のためには何も買えないから、食べ物とかさ。

ちなみにジュベールウイルスは数日でかなり退治された模様(笑)。そう言えばもっとタチの悪いウイルスに感染してたわ。いつ感染したのかもわからなければ、潜伏期間を経た後は不治の病化して実にタチが悪い(笑)。もう治療してしまいたいんですけどね、スイスの至宝ウイルス…。ジュベールウイルスはたぶんまた生で見たら感染すると思うよ(笑)。生ジュベール最高っすよ(笑)

長い長い旅日記にお付き合いいただきありがとうございました。ステファンのことしか書いてなくてすまん(笑)。次は長岡旅日記でお会いしましょう!またステファンのことしか書かないかもだけど!(笑)

福井日記2012
ネタの神様1回休み編
ー終ー

2017年追記:やっと終わりです(笑)。もし最初からお付き合いいただいた方がいらしたら、辛抱強くありがとうございましたと申し上げます。スケーターの名前等で検索して来られた方はおそらく該当のページだけご覧になり、全体を読んではおられないだろうとアクセス解析からしても考えられるので、本当にもしいらしたら、の話ですけど…。5年も前のレポートですし。
そんなわけで、スケーターの名前も出ない序盤あたりは誰も読んじゃいないだろうと、バッサリカットするつもりでいた「偶然の話」をそのまま残しました。いや、あれは正直不気味なんで載せるのはどうかと真剣に思ってたんですけど…。でもこれで不気味がられるのは私ひとりだし、誰かに迷惑がかかる話でもないだろうし、そもそも事実なんですよ、夢の話も全部…。思い込みの激しいファンの戯言として読んでいただけるよう、詳細は出来る限り省いてアッサリ流せる感じで書いたつもりですけど、不気味だったですよね、すみません。この頃はホントに「変なこと(※主に夢)」が多くて、正直困ってたしすごく悩んでました。けど誰にどう相談したらいいかもわからず、色々調べても答えは出ず、何も解決しないまま今に至ります。何せ不気味な話なので、冗談っぽくネタにしなければ頭おかしい人だと思われちゃうよな(何を今更というツッコミはとりあえず置いといてください)と考えると相談もできなかったしそもそも真剣に聞いてる人いたかどうか…。最近はもう面倒になり深く考えないことにしました(笑)。以前ほど頻繁でもなくなってきたし、ネタとして楽しめばいいかな、という気持ちです。どうせ人の役に立つような内容一切含まれていないので(笑)
福井での公演はこれ以降行われてないはず。諸事情で連絡先がわからなくなってしまったこともあり、福井のスケートファンのお二方ともあれ以来お会いしてません。お元気でいらっしゃることを願ってます。サンドーム、すごく見やすい会場なのでまたやって欲しいんだけどな…。朱鷺メッセあたりよりよっぽどいいのに。朱鷺メッセは建物そのものは好きなんですけど、座席の段差があまりにもね…。
羽生君の「ありがとうございました」が聞こえたのが今となってはいちばんの思い出かもしれない。2015年でしたっけ、24時間テレビで久しぶりに見た「花になれ」はあの世とこの世を繋ぐ神の舞のようで、ゾクゾクするような美しさに思わずひれ伏してしまいそうになる程だったけど、あのプログラムを初めて見たのがこの福井だったんだよな、と懐かしく思い出しました。
この頃はだいたい全公演見に行ってたファンタジー・オン・アイスですけど、今年は経済的に1ヶ所しか行けそうになく、しかも1公演見るのが精一杯かもしれなくて、今から既に落ち込んでます…。お金のメドがついたから一般発売や当日券で、という手が使えなくなって以来、先行の時点でお金がなければ諦めるしかないという状況が続き、アイスショーという予定を立てることで何とか歩む足を止めずにいられた私のストレスはそのうち臨界点に達しもう人の形を保てなくなりそうで、いつまで貧乏に苦しめばいいんだろう、ただ息をしているだけなんて生きてる意味がない、と何もかも投げ出したい衝動にかられる。孤独な人間は結局金に救われるしか生きていく道がないんだよね。それなのに死にたくなると怒られるし(でも死ぬまで追い詰めないとわかろうともしない…)どうすればいいのかって話。5年前のこの頃も貧乏だったし、悩みも色々あったけれども、でも落ち着いて暮らしてはいたんだよね、と遠い目になってしまったところでこの長い長い追記も終わります(笑)。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑭

アイスショー旅日記2012 フィギュアスケート

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

続いて現れたのは安藤美姫。この人も2回目の登場ですね。

第二部の彼女は3公演とも違うプログラムを滑りました。まず、土曜日昼公演は「タイスの瞑想曲」。白い衣装以外特に印象には残ってません。次が彼だろうと予想していたため気もそぞろで…ごめんよ(泣)

土曜日夜公演は「アラビアのロレンス」。やっぱり白い衣装。ただし昼間とは違うものでした。片方の肩を出した少し大胆なデザインだったと思います。
このプログラムは真剣に見ました。何故なら、ステファンが振り付けたショートプログラムだから。町田君のショートプログラムと同じく、この福井で本邦初公開だったのです。
これだけは正面から見たかった。かなりいいじゃないですか。アラビアのロレンスなんて強い曲を女性に使うなんて、と一瞬思ったけれど、彼女の「濃さと重さ」によく合っていたと思う。女性だとあまり「ステファンの影」を感じなくて済むこともあって、ステファンを彷彿とさせる腕の動き等が入っていても「ステファンのコピー」などとは思いませんでした。
ステファンの振り付けた作品から「ステファンっぽさ」が抜けていくのは良いことなんですが、少し寂しくもあります。でもやっぱり、ステファンがこれを滑ったらどうなるんだろう、という思いを感じることも少なくなく、それをこの「アラビアのロレンス」にも抱いてしまったのは事実です。
いいプログラムだけど、滑りこなすのは大変そうだな。ステファンのプログラムって、「知性と品」を感じられるところまでいかないと完成しないような気がするのです。自然にそれが出せるスケーターならいいのですが…。要求の多い振り付け師だよまったく←いや私の勝手な感想ですよ
でも競技で見られるのを楽しみにしています。お蔵入りにはしないでね…(ちょっと心配)

日曜日公演は女性ボーカルのしっとりしたプログラム。前にもどこかで見たことあるかも。衣装はまたまた白。白が好きなのか安藤さん?雰囲気あって良かったし、結構見入ってしまったけど、あんまり覚えてないやごめん(泣)

安藤さんの演技中からどうしても入退場口に目がいっててすみません。次はやっぱり彼でした。
ステファン・ランビエール。再びの登場。

ネクタイにベスト、袖をまくった白いシャツ。小洒落た雰囲気が、衣装からも伝わってくる。
この目で見るのを心から楽しみにしていたプログラム。「Puttin' on the Ritz」。

このプログラムは3曲を繋げて編集されているのですが、まずは「サマータイム」からスタート。
ひとりで飲んでいるのでしょうか。気怠そうに煙草をふかす仕草をするステファン。ポケットに手を突っ込んだまま、アンニュイな雰囲気を醸し出しながら滑っていきます。ずーっとこの曲でも良いと思ったくらい。寂しそうな酒場の様子が目に浮かぶようだ。

しかし突然曲はレディーガガに変更。どうやら何かを見つけたらしいステファン、それを追いかけてバーの外へ。スパイラルも披露。急いで追っかけてる感じが出てますね。
ところがそこはけばけばしくて毒々しい光に彩られたディスコ。驚いた表情のステファン、カクカクした音楽に合わせてカクカクした動きの振り付け。ちょっと笑える(笑)

どうやらこの場所は彼には合わなかった模様。えいっとそこから飛び出すと、曲は「Puttin' on the Ritz」に。ここからは彼の本領発揮。途切れることなくひたすら踊りまくるステファン。足元が氷だということを忘れてしまうくらい。すごい、この人すごい。
日曜日公演では歌っているのもハッキリ見えました。これが僕だよ、ほかの誰かにはなれないよ、そう言っているかのように、いつもショーのオープニングやフィナーレで明らかにノリノリで踊り狂っている(笑)ステファンそのものがそこにいました。
ジャンプなんて確か最後の方で1回しか跳んでないんだけど、たぶん1回も跳ばなくても気にもならなかったと思う。まるでダンスの舞台やミュージカル映画みたい。この人の引き出しは一体いくつあるんだろう。昨年出演した舞台の経験も生きているのかな。

ちなみに上記の演技の解釈は、ステファンへのインタビューで語られていたことを元に(どのインタビューを見たのかは忘れてしまいました、すみません…)、実際の演技を見て抱いた感想を付け加えて私が勝手にちょっとだけ膨らませたもの。元々のストーリーは、
「寂しく飲んでいたら店の外に理想の女の子を見つけたけど、追いかけて入ったディスコの雰囲気が合わず、やっぱり自分の好きな音楽でひとりで踊ることにした」
みたいな感じ、だったかな。さらにもうひとつあって、ほとんど同じなんだけど、
「ホテルの窓の外に面白いものを見つけて追いかけたけど、そこは心地良い場所ではなく、やっぱり自分の好きな場所へ戻ることにした」
てな感じだったかな。違ってたらすみません。
相変わらずプログラムに物語を付与するのが好きな人ですね。でもそれが彼の演技の魅力なんだよね。

それにしても、「Don't stop the music」と言い、何だかフラれ男の物語が続いているような(笑)。いや、「Puttin' on the Ritz」はふられた訳じゃないけど、理想の女の子追いかけてったはずが結局ひとりで踊ってるわけだし(笑)

このプログラムも大好きになりそうです。自分が一番好きなステファンの演技は「思いっ切り切ないもの」みたいなんだけど、ステファンってそういうのばっかりじゃなくて、優雅なクラシックも軽快なジャズも情熱的なタンゴも、何でも自分の世界にして滑りこなしてしまうんですよね。彼にファンが多いのはそんなところも大きいのかもしれません。会場に行ってガッカリすることがない。決して飽きることがないんだもの。表現者になるために生まれてきた人なんだな、としみじみ思いました。

夜公演の隣の女の子も「ステファーン!」と叫んでてご満悦でした。でもロボットダンス(例のカクカクした動き)が遠かったのだけが残念だったと言ってました。我々の席の反対側だったんですよね。

うーむ、さすがステファンのことになるとよく覚えてるな(笑)。でも公演直後ならもっと色々覚えてたはずなので、それらを書き残せなかったのが残念。

以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑬

アイスショー旅日記2012 フィギュアスケート

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

さあ、会場のボルテージが一気に上がります。再びの登場、待ってました!フィリップ・キャンデロロ

曲は「サタデーナイトフィーバー」。もう曲が流れ出しただけで「絶対に楽しいプログラムだ!」って確信できる。リンクの中央にいるおじさん、早速ノリノリで踊ってるし(笑)。しかしあっという間にキャンデロロの世界に客を引き込んでしまうこのカリスマ性、この人に熱狂的なファンが多いのは非常によく理解できるな。

白いスーツっぽい衣装のキャンデロロ。曲がスローに変わると、恒例の客いじりタイムがスタート(笑)。プレミア席の女性の手を取り、2人でダンス。いい雰囲気…と思ったら、よく見ると女性の手を無理矢理自分の尻に回させている(爆笑)。おっさん!(爆笑)

またまたノリノリパート戻ったと思ったら、おもむろにジャケットを脱ぐキャンデロロ。
「やっぱり脱ぐんだ」
…ちょっと後ろの人たち!マジで吹き出すからやめて!!(爆笑)
背中が大きく開いた衣装。あらあら、デコもヤバいけどお腹ヤバいですよあなた(汗)。でもそんなの気にならないくらいとにかく楽しい!バックフリップも健在だったし、キャンデロロ劇場をひたすら満喫できました。

挨拶する時、全方向にいちいち決めポーズして回っていて、一緒にやってるお客さんも相当数見かけました(笑)。演技中もお客さん超ノリノリ。いやあでも気持ちわかる。
退場する際に、フランス国旗とかバナーとか持ってるお客さんに抱きついてたのもこの時だったかと(笑)
キャンデロロかプルシェンコのどちらかが出ているショーは、その2人が溢れ出るエンターテイメント性でショーの盛り上がりに一役も二役も買っているんだな、と二年前と今年のこの福井で実感しました。彼等のような存在はとても貴重ですね。いないならいないで落ち着いたショーになっていいんだけど(笑)
あーもう最高だった。また日本に来てね。

またまたフランスタイム。彼等も再登場。
プログラムが何かわかった観客からは歓喜のざわめきが。私はほとんど記憶がないのだけど、昔からのスケートファンにとってはあまりにも有名なプログラムだったようです。また見られるなんて、と興奮して話す観客たち。
アニシナ&ペーゼラ、フラメンコ。

正面側の客席近く、気だるそうにカードを投げ捨てる赤いドレスのアニシナ。そこに現れるフラメンコダンサーのような衣装のペーゼラ。カルメンとホセ?何だかオペラやミュージカルの舞台みたい。
滑り始めると、そこはまるでスペイン。円熟味を帯びた二人の演技が、えもいわれぬ色気と退廃的な雰囲気を醸し出す。かつそれは情熱的で、一筋縄ではいかない激しい恋や、スペインの酒場や川縁が目の前に広がるような、そんな物語を感じられる非常に味わい深いプログラムでした。そうか、これがアントニオ・ナハロが振り付けたというあの有名なプログラムなんだね。確かにこれは名作。書くまでもないけどステファンのあのフラメンコもナハロ氏の振り付けである。

演技中盤で、ペーゼラが「オーレ」(←だと思う)と客席に向かって叫んでいたのですが、日曜日公演では「イッショニサケンデクダサイー」と声をかけてから叫んでいた。もしかして最初から一緒に声を出して欲しかったの?だったら気がつかなくてすみません。でもイケメンのたどたどしい日本語が面白すぎて笑いこらえてたから叫べなかったよごめん(笑)
あと気になったのが、ペーゼラがアニシナのバストに後ろから手を回してはたかれてたのは振り付けなのかどうなのかってことですかね(笑)いやさすがに振り付けだろ(笑)

しかし絶品でした。3公演ともスタオベしましたよ。

続いて、ファッショナブルスケーター、とかなんとか紹介されて出てきたのが、この人も再登場、ジョニー・ウィアー。銀色?のマントを脱ぎ捨てたその下には、黒いタンクトップと短パン、白い膝当て。ダンサーみたいな衣装だけど、ショパンの衣装に比べたら何だか随分ゴツく見える(汗)。ショパンの時はめちゃくちゃ細かったんだけど、足とか。衣装って大切ですね…

やっぱり非常に体が切れていて、とても見応えがありました。これは競技が楽しみ。最後に、跪いて羽織ったマントを投げ捨てるんだけど、それがものすごくカッコ良かった。裏から見ていたに近い土曜日夜公演が一番ゾクッとしました。

…なんつーか、丸出しだったけど(汗)、我が道を行くジョニー、自由で美しくて誰にも真似できなくて、本当にふたつとない個性だよね。とりあえず今シーズンも期待してます。

次のスケーターもすっかりお馴染み、エアリアル。アレクサンダー・チェスナとエカテリーナ・チェスナ。
今年も白い衣装に白い布。何度も見たので心臓に悪い思いはもうしなくなったけど、初めて見る人には衝撃だっただろうなあ。
エアリアルはサンドームの二階席で見た時が一番感動しました。天井付近の壁に影が映って、キラキラ光の粉と一緒に舞ってるみたいで、本当に美しかった。なので、今年も土曜日昼公演が一番良かったかな。
旦那さんが布を羽のように両腕に纏って飛ぶ振り付け?が一番好き。何度見ても美しい。頭がツルッツルなんてことは気にしない!(笑)

さて、再びあのウイルスが猛威をふるいますよ!(笑)会場が一気に黄色い歓声に包まれます。ブライアン・ジュベール
プログラムはクリスタル・ケイとのコラボレーション。まさかジュベールがコラボレーションプログラムを滑るとは予想外でした。
歌詞を聞いた感じでは、どこか不器用なジュベールに合わせた曲を選んできたのかな、とちょっと笑ってしまいそうでした。しかも紹介アナウンスが「あなただけのスーパーマン」とか言ってたような。うわっ、こっ恥ずかしい(笑)
土曜日昼公演はかなりスカスカな感じで、来日してから振り付けて練習したんだろうし仕方ないだろうな、といった印象でしたが、回が進むにつれて密度も濃くなり、ジュベールのカッコ良さをひたすら堪能できる素敵なプログラムになっていったと思います。

しかも、ジュベールの衣装がどこかで見たことのある衣装。赤い大きな襟にシースルー、大きく開いた胸元。ある本に載っていたのを見た時、あまりに美しい鍛え上げられた肉体に呆然としてしまったあの衣装じゃないか。まさか生で見られるとは!あの大胸筋を生で!
…どうやら私はジュベールの筋肉が好きでたまらないようです←変態を露呈

客席に近寄る度に悲鳴が上がっててちょっとうらやましかった。私もジュベールだけはプレミア席で見たかったよ。無心でギャーギャーわめいてみたい(笑)。そんな度胸ありませんけどね!←今回もプレミア席に挑戦すらしてないし

第二部はいよいよ佳境へ。以下次号。