うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑫

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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いつの間にかステージに設置されていたピアノが、高らかに音色を奏で始める。ピアノを弾く男性の若々しい歌声から、第二部はスタート。

歌っているのは指田郁也さん。新人のシンガーソングライターだそうです。出演が発表された時に初めて名前を知りましたが、その時はピアニストという触れ込みだった気がするので、突然歌い始めて実はびっくりしました。

一曲歌い上げると、指田さんから挨拶。
…めっちゃ噛み噛み…(汗)
土曜日昼公演のあまりの噛み噛みぶりに次回の出来を心配してしまいましたが(汗)、夜公演は少し噛んだけど日曜日はもう噛んでなかった。ホッとした(笑)。だってホント噛み噛みだったんですよ初回は(笑)

指田さんから「聞いてください」と紹介されたのが「花になれ」という曲。ドラマの主題歌だったそうですが私は知りませんでした。この曲であるスケーターとコラボレーション。そのスケーターとは…
羽生結弦

水色と白の、着物のような衣装(とても似合っていた)で登場した羽生君。このプログラム、非常に良かった。17歳の今だからこそ出せる、青さと瑞々しさ。それがとても良く表現されているように思いました。
例の後ろの二人組も「これフリーよりいいじゃん。振付誰?」と大変興奮していらした(笑)。ちなみに振付は宮本賢二さんらしいです。おそらく今回のコラボレーションプログラムの振付は全部彼。って記憶違いだったらごめんなさい。
「今回だけなのは勿体無い」という声も聞こえていましたし、私もそう思うのですが、どうやらまた再演されるかも?という噂。もし機会があれば是非御覧いただきたいです。

羽生君も思い入れがあるようで、歌いながら滑っている姿はとても一生懸命でした。演技終了後に入退場口で、リンクに向かって「ありがとうございました!」と深々と頭を下げていたのも印象的でした。その声は夜公演の私の席だとハッキリ聞こえました。本当にそれくらい近かったんですよ。それにしても羽生君、いい声ですよね。

続いてはこのスケーターが登場。世界選手権銅メダリスト・鈴木明子
彼女は土曜日昼公演と日曜日公演、土曜日夜公演とでそれぞれプログラムが違いました。
まず土曜日昼公演と日曜日は今シーズンのショートプログラム、「キル・ビル」。黒いエナメルみたいなやる気の衣装(笑)で登場した鈴木さん。カッコいいんだけど…
どうもなんだか、プログラムが馴染んでないというか、合ってないというか…。まだまだ滑り込めていないのかなあ、という印象でした。後ろの二人組も「あっこちゃんのいいところが出せてない」とかなり的確な批評をなさっていた。まあ今後に期待ということで。それにしてもものすごく手拍子しにくいプログラムじゃのお。

夜公演は打って変わって静かな感じのプログラムだったんですが、これが全然覚えてない。何故なら自分の前方に座っている長久保コーチが気になって仕方なかったからだ!(笑)真剣に彼女を見ていたら絶対コーチだろうと思ってちらちらその様子を伺っていたのだが、結局暗くてよくわかんなかった(汗)。最後はちゃんと拍手を送っておられましたよ。まあコーチ本人でしょう。じゃなきゃあんな所には座れまい。

次のスケーターの復活を待ち望んでいたファンは大勢いたことでしょう。これが復帰して最初のショーになるのかな?
ステファンと同じく、リンクに戻って来られて良かった、と拍手で迎えたいスケーター。織田信成

曲は「New York, New York」。織田君の柔らかいジャンプの着氷や、どこかほのぼのした雰囲気にピッタリ合ったプログラム。これ、相当いいよ!
怪我からの復帰でまだ調子がつかみ切れていないのか、ジャンプでミスもあったりしましたが、とても伸びやかに、楽しそうに滑っている織田君の、「またスケートができて嬉しい!」と全身で表しているかのような姿に、何だか温かい気持ちになりました。いいものを見せてもらったな。
土曜日昼公演は両手を上げて跳ぶジャンプも綺麗に決まってたし(しかも目の前だった!ラッキー)今シーズンの男子の代表争いは熾烈を極めそうですね…。

ところで、土曜日夜公演はリンクサイドを小さな子供を抱いた女性がうろうろしていて、客席ではない椅子に座ったりしてかなりのフリーダムぶりだったのですが、織田君の時だけ明らかに真剣に見ていて、織田君の演技が終わると姿を消してしまいました。
…織田君ファンのプレミア席の客か、まさかの織田君の妻子、のどちらかだと思うんですが…果たして真相は?

ちなみに土曜日昼公演のあのおガキ様ですが、第二部開始後も相変わらずせわしなく動いていてマジで本気で「ブチキレ寸前」だったのですが、織田君あたりから見かけなくなりました。おそらく寝てしまったのでしょう。
…もしかするとブチキレたファンに永遠に眠らされたのかもしれませんね(棒読み)←冗談ですよ、念のため…
何にしろ、ようやく落ち着いて見られるようになって心底ほっとしました。チケット代も安くないし遠くから見に来ている人も多いんだから、じっとできないような年齢の子供は連れて来ないで欲しい…。てか騒ぎ出したら会場を出るとかして欲しい。「ある年齢以下の子供はタダだもんね」と後ろの方からも批判的な声が聞こえていましたよ。でも批判されて当たり前だよ。「子供のしたことだから」で責任逃れをする大人程恥ずかしいものはないよ。周囲の人間はアンタが思ってるほどアンタの子供を可愛いとは思ってません。

気を取り直して、次のスケーターの演技を楽しむとしましょう。再び登場、アクロバットペア。ポーリシュク&ベセディン!

ウエットスーツのような衣装にヘルメット。むっ、これは初めて見るプログラムだわ。
ノリの良いゲーム音楽みたいな、なんか宇宙っぽい曲に乗せてアクロバティックなカッコいい技を次々披露した後、音楽が一変。これは海?
足にフィンをつけたポーリシュクがベセディンの背中でクロール。あ、そろそろギャグ展開になってきたようですね(笑)
またまた音楽が一変。フィンもウエットスーツもヘルメットも脱ぎ捨てた二人の姿は、何故かアフロヘアのバスケットボーラーに変わっていた(笑)
どこに隠してあったものか、おもむろにバスケットボールを手にした二人。それぞれ正面と裏側に分かれて、プレミア席のお客さんにボールを投げ、投げ返すように指示。お客さんの返したボールを両手で作った「即席ゴール」にシュートさせることが目的だったようなのですが、これがなかなかうまく行かない。日曜日公演でやっと成功してたかな?私に見えなかった位置で行われてた時にうまくできてたかもしれないけどね。
最後はまたまたダイナミックな技を披露しまくって、楽しい時間は終了。このプログラム好きだな。後ろの二人組も大変気に入った様子(笑)
そして、使用した小道具が多かったので、挨拶した後それらを拾い集めてから去らなければならない彼らの様子を見た後ろの二人組が一言。
「荷物多いからねー」
…やめて!吹き出してしまう!(笑)
しかし日曜日公演でも誰かが「荷物多いから…」と呟いていた。みんな思うことは一緒か。もうお客さんたち、笑かさないでくださいよ(笑)

第二部はまだまだ盛り上がっていきますよ!以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑪

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ステファンはたいてい第一部の最後をつとめるので、今回もそうなのだろう、と安心して放心しまくっていたところ、場内に流れるアナウンス。
えっ、まだ誰か滑るの??

紹介されたのは安藤美姫。アニシナ&ペーゼラに続き、クリスタル・ケイとのコラボレーション。
曲は「恋におちたら」。私が唯一知っているクリスタル・ケイの歌(汗)
安藤さんは白いTシャツに黄緑のスカート、黒のタイツ、だったかなあ、かなりラフな感じの衣装。笑顔で滑っていて、なんだかマスコミに追いかけ回される前の無邪気だった彼女みたいで非常にかわいらしかった。うん、このプログラム好きだな。彼女はこういう健康的なプログラムの方が本来は似合うんじゃないかな、と改めて思いました。こういうこと言っちゃいけないかもしれないけど、ごく普通の人生を送っていた方が幸せだった人の典型じゃないかな、って彼女を見てると思う時がある…。

日曜日だけだったと思いますが、クリスタル・ケイが歌詞の一部を「美姫ちゃん」に変えて歌ってました。ライブって感じ。
プログラムの振付は宮本賢二さんだったそうです。彼、いい仕事しますよね。町田君の「ロシュフォールの恋人たち」も非常に良かったし。
いいプログラムだなと思いつつ、やはりステファンの余韻であんまり集中できなかった…(泣)←不治の病

ここで本当に第一部は終了。整氷のため20分の休憩。

土曜日昼公演はとりあえずトイレに並びました。もちろん長蛇の列だったけど、サンドームのトイレは数が多いので割とサクサク進んでいきます。
並んでいる間に何やら尋ねてきた(もう一列あった列もトイレ?みたいな話だったかと)女性とおしゃべりしてました。彼女は地元の人で、荒川さんのファンらしく、非常に感動しておられました。かなり気さくな方で、こんな福井エピソードも教えてくれました。
小田和正がサンドームでライブをした時、市民と交流を深めようと路面電車に乗ったところ、

小田和正以外誰も乗ってなかったそうだ

福井面白すぎる…

ちなみに土曜日の夜も日曜日の朝も確かにびっくりするほど人が歩いていませんでした…。車社会なのね。

日曜日公演でもトイレに並んだのだが、この時はスタッフの手際が悪いとキレてるおばちゃんがいた。奥に広いトイレなので、中で声をかける人がいないと奥の方が空いててもわからず列がはけない、とスタッフに食ってかかっていたんだけど、
中にはちゃんと女性スタッフがいて、空いた場所を案内していたよ?
このおばちゃんには何が見えていたのかなかなか疑問。てかサンドームって並んでるうちに入らないくらい早くトイレ行列がはける気がするんだけど。新横浜とかに比べたらそれこそ雲泥の差…

土曜日夜公演は座席でCさんとお話しして楽しく過ごしました。すぐに感想を言い合えるのってやっぱり幸せだなあ。
Cさんが席に戻ると、隣の席の女の子が「うるさかったらごめんなさい」と声をかけてきました。スイス国旗に気付いていたので「同じ人のファンだから大丈夫ですよ」と満面の笑顔で答える私。ステファンのファンと隣同士になったのは今回が初めてかも。ちょっと嬉しい。彼女も嬉しそうだったのでますます嬉しい。
ここ近いですよね~、などと盛り上がっていたら第二部が開始してしまったのですが、もう少し色々話したかったかも。ちなみに関東から来てたそうな。

そういえば今回のパンフレットですが、ステファンの写真がなかなか良かったのでホッとしました。この人、かっこいい写真の率がそんな高くないような気がするからさ…(汗)

写真と言えばサンドーム周辺で記念撮影でもしようと思ってたのに忘れてた。自分の写真なんて基本的に欲しいとも思わないのだが、実はこの2年くらいで体重が8~10kgくらい(体調によって変わる)減ってしまったのです。2年前の写真はこの福井でAさんに撮ってもらったものくらいしかないので、それと比較して本当に痩せたのか検証してみようと思っていたのだ。うんまあどうでもいいけど(笑)
ちなみに2年前の写真は「…誰?」って一瞬思うほど丸い(笑)。あの時がヤバ過ぎなだけで今くらいで普通なんですけどね。5kg減った時点では気付いてる人ほとんどいなかったし。

ちなみに会場はかなり暑かったです。土曜日夜公演なんてリンクに近い席のはずだったのに、ちっとも涼しくなかったよ。

それにしてもこの福井日記、完成に1ヶ月以上を要しているため既に記憶が曖昧…。もっと早く書き上げてしまいたかったのに(泣)。演技の詳細が全然思い出せなくて、大雑把過ぎる感想になってしまってすみません…

さて、そろそろ第二部が始まりますよ。以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑩

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荒川さんの演技の途中から、既にもう落ち着かない。入退場口に彼の姿を認めると、また目頭が熱くなる。

目の疾患でショーにも出られなかったけど無事にリンクに帰ってきた、氷上のバレエダンサー、そんな感じのナレーションが流れる中、もう遠くからでも見間違えることもなくなったあのシルエットが暗がりの氷の上に滑り出してくる。

ステファン・ランビエール
プログラムはチャイコフスキー、ヴァイオリン協奏曲。

彼にとってのお祝いの色だというボルドーの上下。サッシュベルトと肩のデザインが昨年と異なっていた点でしょうか。
そう、新潟以来1年ぶりのヴァイオリン協奏曲。あの日のことを、私は一生忘れないと思う。あの時あのチャイコフスキーに出会っていなければ、今の私はいない。あの日、ステファンが私に歩き方を思い出させてくれた。新潟で世界初披露だった、ステファンのチャイコフスキーが。
どうしてももう一度、このプログラムを見たかった。
それが、この目で見たステファンが復帰して最初に滑ったプログラムになるなんて。こんな形で再びめぐり会うことになるなんて。この感情を、どう書き表していいのか私にはわからない。
会場にも、これを読んでいる人にも、誰ひとりそんなことを考えながらこのプログラムを見た人はいないだろう。これは私の、本当に個人的な想い。でもこの想いを外してこのプログラムについて述べることは私には出来ない。
私にとって特別なプログラム。万感の想いを込めて、私はステファンの姿を目で追った。

ジャンプが6回。時間も長く、まるで競技のようなプログラム。技術やコンディションを保つために作られたプログラムだというのも納得できる。
一番出来が良かったのは土曜日昼公演だった。押し寄せてくる感情であまりにも胸がいっぱいでよく覚えていないけれど、ステファンは、ステファンはリンクに戻ってきたことが嬉しくてたまらないように見えた。その笑顔も、体から発する空気も、喜びに満ち溢れているようだった。その姿に、涙はやはり溢れそうで、でも溢れることはなかった。だってそれ以上に、嬉しかったから。楽しそうなステファンに会えたことが、嬉しかったから。

土曜日夜公演はジャンプの調子が悪く、転倒まであって、日曜日はうまく着地をごまかしたりはしていたもののやはりジャンプは微妙で、韓国から続けてのショー出演だしやはりまだ本調子ではないのだろう、というのが見て取れてかなり心配だったのですが、それでもその動きの優雅さ、情景が浮かぶような滑り、音楽そのものであるかのような身体表現のひとつひとつ、それらのすべてはいつまでも見ていたいと思わせる程のものでした。

オペラの劇場に忘れ物を取りに行った男性が、さっき見たオペラの場面を思い出している、という物語が込められたこのプログラム。きっとその男性が思い出している光景は素晴らしいものだったのだろう。素晴らしいものを思い出す、それはすなわち喜びではないだろうか。ステファンが表現しているのはその感情なのだろう。けれど福井での彼の演技にはそこに、彼自身の滑る喜びが足されて、溢れ出しているように私には見えた。2年前にまさにこの福井で彼が見せてくれた、あの幼子のような笑顔が、そこにはあった。

結局目の病気とは何だったのか、詳しいことはわからない。でも彼は今こうしてリンクに立っている。もうそれだけで、それだけでいい。病気の話を聞いた時、神様はこの人からスケートを奪ったりはしないと思った。それを信じて私は回復の知らせを待ち続けた。どうか神様、これからも信じさせてください。そしてどうか、いつまでも彼が健康でいられますように。どうかいつまでも…。

残念だったことがひとつだけ。土曜日昼公演は私の前方のSS席前列に幼稚園くらいの子供が座っていたのですが、この大人向けのショーを子供が飽きずに最後まで見られるはずもなく、第一部の途中からうろうろ歩き回り、フェンスから身を乗り出したり階段に座ったり…。


ウロウロすんなぁアアア!気が散る!!(怒)

しかもそれをステファンのチャイコフスキーでもやられたのである。もう本気で「出て行け」と叫び出しそうでした…
子供の連れがどうやらおばあちゃんらしいというのも絶望的だった。注意なんてする訳ないよね、孫だもん。孫には甘いものと相場が決まってるもん。
きいいいいいいいい(暴動)
とりあえずあの子供が将来悪い男に引っかかったり冷蔵庫に隠しておいたプリンを食べられたりすればいいと思いました←小さい

この福井で見たチャイコフスキーのことも、私はずっとずっと忘れないでしょう。このプログラムで再び彼に巡り会えたことを、運命の神に感謝します。この独りよがりなセンチメンタルをここに書き残すのはどうかと思ったけれど、でもこの感動を忘れたくないから、やはり記録しておきます。
ステファンは私というファンがいることも知らないでしょう。私たちは同じ時代に生きているけど、その糸が交わるのは奇跡のようなもので、そもそも交わることなど決してなく、いつも一方的に私が影響を受けるだけ。でもステファンがあの新潟で私にくれた感動は今でも私の宝物です。私は生涯あなたを忘れない。たとえあなたが、私がどれほどあなたに感謝しているのか、気づくことすらないのだとしても。
元気になって良かったね、ステファン。楽しそうな姿に会えて本当に良かった。氷があなたを離す日が来ることはないでしょう。あなたが氷の上にいる限り、私はいつまでも応援し続けます。きっとこの人生の終わる、その日まで。

以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑨

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「ボリショイバレエ団からプリマドンナをお呼びしました」というナレーションで早速吹き出しそうに。お馴染みのふたりがお馴染みのプログラムで登場です。
オレクシイ・ポーリシュク&ウラジミールベセディン。演目は「瀕死の白鳥」。←で合ってると思う

もくもく焚かれたスモークの中、チュチュに身を包んだ筋肉質の男性が2名。これだけでもう十分笑えるんですけどね、演技が始まるともっと笑えます。相変わらず年輩の方の笑い声がすごい(笑)
土曜日昼公演では私の席の真後ろに年季の入ったスケートファンらしい二人組が座っていたのですが、このプログラムが始まると「うわあ懐かしい!10年くらい前にも見たことあるよ!」と騒いでおられました。てか10年滑ってるの?!完全な持ちネタじゃないですか(笑)
この後ろの二人組、正直ちょっとうるさかったんだけど、同時にかなり面白くもあったので、今後の活躍にご期待ください(笑)

日曜日公演は、自分の席の周辺だけだと思いますが周囲の反応はちょっと薄い気がした。私と同じく多分何度も見たことある人が多かったのでしょう。でもスタオベする人はたくさんいました。私も日曜日の演技には立ったと思う。確かに何度も見てて新鮮さはもうないけど、でも日曜日の演技はとっても良かったです。

順番はとっくの昔にあやふやなのですが、こうだったかな?違ってたらすみません。
会場が黄色い歓声に包まれます。お待ちかねのこの人が登場!フィリップ・キャンデロロ
この人も定番のこのプログラム。「三銃士」。
土曜日の演技は正直グダグダで、去年福岡で見たときほどの吸引力は無かったけど、でもやはり超有名プログラム。後ろの二人組も大喜び。だけど鋭いツッコミも忘れない。
「ジャンプ跳べてないけどねー」
…言わないであげて!もう40代なんでしょ彼(汗)。去年よりもなんだかおでこも寂しくなってるしお腹は豊かになってるし(汗)
でも日曜日の演技は非常に良かった。もうみんなエンジンかかるの遅いよ!(笑)フランス国旗の数もすごくて、もしかするとすべての出演者の中でキャンデロロへの歓声がこの福井公演で一番大きかったんじゃないかと思うほど。でもあれだけ堂に入った客いじりや会場を一気に盛り上げてしまうエンターテイナーぶりを見ているとそれも納得。

ところで土曜日夜公演のキャンデロロの演技の際、選手入退場口にジュベールの横顔が現れて相当ドキッとしました。もう見るからに美形。完全に美形。距離も近いのでハッキリ見えて、おかげで全然演技に集中できなかった(笑)。頭の位置からすると座り込んで見てたのかな。キャンデロロの出番が終わってもまだいました。嬉しいけど集中できな(以下略)

フランスの方が続きます。またまた大歓声。マリナ・アニシナ&グウェンダル・ペーゼラ。ソルトレークシティオリンピック金メダルのアイスダンスカップル。私は生で見るのは初めて。
滑ったのはクリスタルケイとのコラボレーション。come back、と歌詞に何度か出てきていたような記憶があるので、久々に日本でのアイスショーに出演する彼等に合わせて選んだ曲なのでしょうか。
やっぱり土曜日の演技はピンと来なかったのですが、日曜日にはすっかりこの曲を滑りこなしているようでした。アニシナがペーゼラをリフトすると後ろの二人組がめっちゃ喜んでた(笑)
真っ赤な髪のアニシナと、昔からイケメンだなと思っていたペーゼラは、実に見目麗しいペアで、しかも大人の醸し出す余裕と迫力があり、フランス国旗が乱舞していたのもよくわかる気がしました。

麗しいスケーターはさらに続く。さっきからずっと黄色い悲鳴があがりっぱなしだね!ジョニー・ウィアー登場!
3月のリボーンガーデンで滑っていたショパンのプログラムでした。日本の強さをイメージしたとか言ってたかなあ。震災のことを指しているのでしょう。
ジョニー、3月よりも更に良かったです。体も絞っていて、去年福岡で見たジョニーとは完全に別人。動きも全然違う。とうとう競技に戻ってくるんだな、とジョニーの本気に感心せずにはいられませんでした。去年新潟で会ったお姉さん、見に来てるかなあ。きっと喜んでるだろうな…。
メイクや衣装もさほど派手でもなく、結婚して落ち着いたんだな、という印象でした。いや、あのガガと比べると何でも地味に見えるだけかもですが(笑)

続いては荒川静香。女性ボーカルの壮麗な曲。衣装もキラキラ光るラインの入った鮮やかな濃紺で、とても美しかった。美しかったんだけど…
彼女の演技は今回も印象が薄い(泣)。ろくに覚えてなくてすみません(泣)
その理由は、彼女の出番の前後に大抵スイスの某さんが滑るので私が集中できないということが一番大きいのだろうけど、彼女の演技にバリエーションが少ないのもあるかなと思う。私がスケートの技術にまったく詳しくないせいかもしれないけど、いつも似たような曲とプログラムな気がする…。そりゃ彼女のスケーティングを活かすにはそういうプログラムが一番なんでしょうが、毎回そうだと正直飽きが…。踊るの苦手なのかな…。
でも技術的にはやっぱり凄いんだと思う。メダルウィナーズオープンも彼女が優勝しちゃうんじゃないですかね。引退して何年も経ってるとは思えん…。前にも書いたことがあるけど、どっちかと言うと競技で見たいスケーターだなと思います。

次はどうせ長くなるので、以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑧

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続いてはブレイクダンサー、ゲブ・マニキャンの登場。映画にも出演したりしてる有名な方っぽいですが、私は出演発表の際に初めて名前を知りました。
銀色の全身タイツに黒いヘルメット。正直怪しい(笑)
いざ踊り始めると、これまた凄まじく怪しい(笑)。しゃくとりむしみたい。子供泣きそう(笑)
でもすごい。見えない吊り糸で操られてるみたい。もちろんブレイクダンス特有?の頭でぐるぐる回転する技も披露。怪しいけど癖になりますねコレ。
途中でプレミア席の客に近付いていく動きがあるんだけど(ここが一番怖い…笑)土曜日と日曜日では向きを変えてました。土曜日夜はちょっと近かったので、だいぶ怖い(笑)。ちなみに土曜日夜に見た演技が一番良かったです。出来云々よりも、上からより横から見た方が楽しめるダンスなんじゃないかと思いました。

さて、本日の重要ポイント第一弾。出演が決まって嬉しかったです、町田樹
昨年に続いてステファンに振付を依頼した町田君。今年はショートプログラム。自分が挑戦したことのないジャンルの音楽で、斬新なプログラムだみたいなことを確か言ってた気がする。きっとこの福井で披露してくれるだろうと期待していたら、3公演ともそれを滑ってくれました。

和風テクノ?何て言うのかなこういう音楽?確かにこれは定番ではないだろうなあ。
やっぱりジャンプは迫力。小柄な体にはキレがあって、変わった音楽をよく捉えてる。ステファンの癖が強かった昨年のドンキホーテに比べると、最初から「町田君そのもの」に思えました。アナウンスがなければステファンの振付だということに気付かなかった人もいるかも。
土曜日昼公演は「なかなか面白いじゃん」と思ってスタオベしましたが、夜公演はいまひとつピリッとしない演技に思え、悩んだけど立ちませんでした。でもやっぱりスタオベすれば良かったかなあ…。うう。
日曜日は素晴らしい出来でした。どよめきとともに一斉に立ち上がる観客。贔屓の選手に対するお愛想のスタオベという印象はほぼなく、みんな立ちたくてウズウズしていたような感じ。この人、すごい。今シーズンが楽しみになるような演技でした。この町田君の演技が火を点けたのか、このあと日曜日公演はスタオベものの素晴らしい演技が続出します。土曜日はスケーターも客席も温まっていない感じでイマイチな出来が多かったので、流れを変えてくれた町田君はお手柄だったんじゃないかな。

重要ポイント第一弾に続いて第二弾がさっそく登場。どうしても生で見たかったスケーターってあとはこの人くらいだったから、出演が決まった時は小躍りしましたよ(笑)
ブライアン・ジュベール

曲はグラディエーター。ってグラディエーターかい!どんだけヤグディンが好きなのよ?!(笑)←グラディエーターは昔ヤグディンも滑ったプログラムで、ジュベールは熱烈なヤグディンファン
マントを羽織って登場するジュベール。…この人、マジで美形なんですけど…。俳優みたいだ。
しかも脱ぎ捨てたマントの下から現れた肉体が、これまた溜息が出るような美しさ。思わず目が釘付けになる鍛え上げられた腕の筋肉。まるで彫刻。本当にびっくりするような美形。イケメンと言うよりは、ハッキリと美形。

なのにその美しい体を覆う衣装は…
ダッセ←強制終了
なんという期待の裏切らなさ!背中がガムテープ貼ってるようにしか見えない!(笑)なんでいつも衣装はこうなのですかジュベールさん。まさか美形過ぎて何着てもダサいというオチですか?いやそんなはずはないと思うんだが(笑)

しかもジュベールさん、氷の上では力強く雄々しい素敵な滑りを見せてくれるのに、氷を離れてスケート靴のまま歩いている姿が、なんというか、
「のそのそ」というか「のたのた」というか「のっしのっし」というか、とにかく何というか、
本当の本当に美形なのにも関わらず、何故か洗練されてないというかなんというか、なんと言おうか、
ジュベール…かわいいんですけど…←感染

はっ、演技のことを何も書いていなかった(笑)
前半は猛々しく、後半は物哀しく切ない、美しいプログラムでした。日曜日は特に良かったです。ジュベールの整った外見もプログラムをより美しくしていたと思います。日曜日は席がまあまあ近かったので、目の前を横切って行った横顔の端正さに思わず息を飲んだほどでした。
もちろん凄まじかったですよ、黄色い悲鳴が(笑)。私もジュベールになら素直にキャーキャー言いたい(笑)

ジュベールウイルスが猛威をふるい過ぎたので(笑)、以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑦

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照明が落とされたリンク。突如、その中央をスポットライトの光が照らし出す。
白いリボンを操るアンサンブルスケーター。その輪の中にはブレイクダンサー。
重厚な音楽と濃密なダンスが、夢の世界の先陣を切る。

ファンタジー・オン・アイス、開幕。

アンサンブルスケーターが滑り終わると、最初に登場したのはガチンスキー。町田樹織田信成村上佳菜子鈴木明子羽生結弦、ポーリシュク&ベセディン、キャンデロロ、ジュベール、アニシナ&ペーゼラ、ウィアー…次々と滑り出して来る眩しい程豪華な面々。
安藤美姫が登場すると、私の視線は自然に入退場口に向いていました。きっと彼はこの次に現われるから。
暗がりにその姿を認め、私の胸は早くも込み上げるものでいっぱいになりそうでした。
ステファン。刺繍の入った白いシャツと黒いパンツのステファン。リンクに滑り出す彼の、彼の滑る姿をこの目にして、この3ヶ月近くの不安が、ようやく消えていくのを私は感じていました。
先週韓国のショーに出ていたから、元気になったのはわかっていたけれど、自分の目で確かめるまでは、やはり安心できなかったのです。

最後に荒川静香が現れ、スケーターが全員揃ったところでオープニングの群舞が開始。男性はステファンと同じシャツと黒いパンツ(違う人もいたかもしれないですが、ジョニーとか。てかジョニーはズボンじゃなくてタイツだったはず)、女性は白い衣装で統一されていました。

音楽がいったん終わると、男性スケーターは退場。ステージに現れたのはゲストのクリスタル・ケイ。女性スケーターはステージの前に一列に並んでダンス。今回は出演者が男子ばっかりなんだけど(笑)やっぱり女の子って華やかでかわいい。
しばらくすると男子もリンクへ戻ってきました。パワフルな歌声に乗せ、華やかに舞う出演者達。
ステファンの定位置はほぼ中央でした。もちろん中央だけにじっとしていることはほとんどないんだけど、それでも要所要所はだいたい中央。つまり土曜の昼と日曜日は相変わらずステファンに狙いを定めたかのような席だったわけです。自分のことなのにナンだけど、アンタ一体何なの?毎度毎度(汗)。ホントにすべての運をこれで使い切るつもりなのか(汗)

笑顔のステファン。ノリノリで踊るステファン。楽しそうで嬉しそうで、それはいつものことかもしれないけど、でもなんだかこの日はリンクに戻ってきて嬉しくてたまらないかのように見えて、思わず目頭が熱くなってしまいました。
…オープニングから泣きそうになったのは初めてだよ…
重症じゃなくて良かった、本当に良かった。また滑れるようになって良かった。もう心配させないでね…。

そんなこんなでオープニングはステファンのことしかほとんど覚えてません。すみません。いつものことですが(笑)
それどころか初回公演はステファンの復帰があまりにも嬉しくてずーっと泣きそうだったので、ぼんやりしていてショー全体をあまり覚えてません。恐るべしステファン・ランビエール←アンタがアホなだけです

そういえば私は生でジュベールを見るのは今回が初めてなのですが、初めてでも待機中のシルエットのゴツさですぐに誰だかわかりました(笑)。このあとジュベールウイルスが猛威をふるうので皆様ご注意ください(笑)
土曜日夜公演はオープニングからあまりの近さにひたすら慌てていたのですが、男性スケーターがリンクに戻る際に見えたステファンの後ろ姿の、外向きにはねた後ろ髪を確認して、あああれはステファンだな、と判断したのをやたら覚えています(笑)。あとチェスナ夫妻はたぶんオープニングには出ていなかったので、夜公演開始直前に自分の座席の目の前で見掛けたのはやっぱり彼らじゃないかなあと思うんだけど、全然違う関係者かもしれないし…。うーんよくわかんないや、すみません。

オープニングが終了し、ここからは個人演技。
リンクにトップバッターが登場します。アルトゥール・ガチンスキー

黒い衣装で、静かな色気のあるプログラムを滑ってくれました。しかし3回とも出来は良くなく、しかもほかのスケーターが回が進むにつれて調子を上げる中、彼だけはどんどん精彩を欠いていき、日曜日に至ってはジャンプも全部失敗だったかも…(泣)
でもカールした金髪はまるで王子様のようで、美しいスケーターだなあと感心して見てしまいました。大人になったよね。
ところでガチンスキーの出演は開催一週間くらい前に公表されたのですが、もっと前に怪我で出演できなくなったと発表されたトゥクタミシェワが差し替えられずにそのままパンフレットに載っていたのに、トゥクタミシェワの代打だと思っていた彼のページもあったので、本当はもっと前に出演は決まっていたのでしょうかね。あんなギリギリじゃ、福井に行きたくても行けないガチンスキーファンがいっぱいいたんじゃないかなあ…

続いては村上佳菜子。日曜日だけ別のプログラムを滑ってくれました。
土曜日は途中で上着を脱いだり3連続ジャンプが入ってたりするプログラム。確か夜公演は転倒したかなんかしたんだっけ?入退場口に戻ってきた時におどけるような仕草をしててすごくかわいかったです。
日曜日は静かな音楽のプログラムだったかな?ごめんなさい、あんまり覚えてないや。
まだまだプログラムを作ってる途中なのか、これから滑り込んでいくんだろうなという感じでした。

お次は羽生結弦。場内大歓声。
3回とも今シーズンのフリープログラムでした。ノートルダム・ド・パリ?だっけ?あまりパッとしない演技で、まだ滑り込みが足りないんだろうなという感じ。それでも切れ味鋭いジャンプは相変わらず。
衣装は2年前のフリーの衣装に似ていて、キラキラしてたりフリフリしてたり。まさかまたジョニーのデザインなのかと一瞬疑ったよ←本当のところは全然知りませんが。まあジョニーは現役復帰するしたぶんデザインなんてやらないだろうと思ったんだけどどうなんでしょ
そういえばこの曲、ジョニーも使ってなかったっけ?違ったっけな。
世界選手権での活躍のせいか、今回は羽生君ファンがとにかく多かったなという印象でした。土曜日昼だったと思うけど、私の前にいた2人組も必死にバナーを振ってました。

第一部はまだまだこれからですよ。以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑥

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福井駅でCさんと落ち合い、お土産を買ってから鯖江行きの電車に乗車。今日も快晴。
鯖江駅から歩いて向かったのは「めがねミュージアム」。会場のある鯖江市は眼鏡で有名な土地なのです。
まずは3階の博物館へ。眼鏡製造の歴史や有名人の眼鏡、製造過程で出る廃材を利用したオブジェなど、なかなか面白い展示。
しかし最も我々の注目を浴びたのは、昔の眼鏡作りの道具の下に敷かれた新聞紙であった。

「織田 転倒2位」←確かこんな見出し

…織田君は来ちゃダメ!ショック受けるから来ちゃダメー!(泣)

1階にはめがねショップが。なかなか見掛けないような変わったフレームがたくさん販売されていて、中には100万以上するものも!お金と時間がある時にじっくり選んでみたい。そんな日は果たして来るのか(泣)
ほかにも眼鏡ストラップといったグッズなども色々売られてました。眼鏡ストラップは体験工房で自作もできるらしい。時間があれば挑戦してみたかった。
ちなみにお菓子も購入できます。しかもここで何か買うととても気の利いた袋に入れてくれるぞ。

2階にはカフェがありました。うだるような暑さの中駅から歩いたので一服。フォークやスプーンの柄がメガネだったり、レシートホルダーもメガネだったり、いちいちかわいかった。怪しいスケートファンもいないしのんびりできました。…昨晩居酒屋でちょっと…。世の中色んな人がいるものだけど、でもあんなこと言われちゃスケーターがあまりにも可哀想だ…。いいファンでありたいと改めて思いました。

めがねミュージアムへの道のりで疲れ果てた我々は、売店の人にタクシーを呼んでもらってサンドームへ。混んでるという話でしたが割とすぐ来た。いやー楽だった。駅からサンドームは散歩にちょうどいいくらいの距離だけど、何せ暑過ぎです…。
しかしめがねミュージアム、個人的にかなり気に入ってしまいました。また行きたい。

さて、ここからは3公演分の話をまとめて書いていきます。
会場に入ると、入口にはずらりとスケーターへの花が。すっかり恒例という感じですが、何だかだんだんエスカレートしてるような。いやはやすごい数。
花が置いてあるために入口が狭く、あまりじっくり眺められなかったので、土曜日の昼公演終了後や夜公演開始前など何度かに分けて観察したのですが、ジュベールや羽生君宛のが多かった?かな?キャンデロロ宛のには「ここでDVD売ってるから来てね」と付箋が貼ってあって爆笑しそうになった…←キャンデロロのDVDをファンの方(だと思う)が売り子して会場販売していたのです。欲しかったけどあまりの金欠に昨年に続き断念

ステファンへのお花は五つありました。いつも二つくらいなのに多いな。ひとつひとつにステファンがピンクのペンでお礼のメッセージを書いていました。
…字、きったね…ゲフンゲフン、癖がありすぎ(笑)。どうしても読めなくて時間を置いて3回くらい読み直してやっとわかった単語もあったくらい(笑。ちなみに「beautiful」)
メッセージは英語だったりフランス語だったりしましたが、個人的に嬉しかったのが、フランス語のメッセージも何となくだけど読めたこと。もちろんごく簡単な文章だけど、以前なら見当もつかなかったはずだから、亀の歩みでも少しはラジオ講座の成果が出てるんだなあ、と実感できて嬉しかった。手紙を書けるようになるにはまだ何年もかかりそうだけどね…。
私はステファンにこんな豪華な花は贈れない…と思うとたまに切なくなりますが、その代わり精一杯の拍手を送ろうと誓ってその場を離れました。

入場してからの恒例行事と言えば、ぼったくりパンフレットを購入する、お手紙をプレゼントボックスに突っ込む、の2点ですが、今回はさらに特別行事がありました。
それはステファンのカレンダーを購入すること。ネットや書店でも買えますが、会場でウキウキしながら手に取りたいじゃないか、やっぱり←そうか?
何故か卓上だと思い込んでいた私は、巨大な壁掛けだったのに衝撃を(笑)。でもとりあえず中身も見ないで購入。昼公演前に買ったのに、夜公演前にやっとサンプルに気付いてめくって見たという(笑)
割と最近の写真が多かったです。恥ずかしくて飾れないとか言ってたくせに帰宅してすぐ貼った(笑)。ちなみにでかくて無理矢理トランク突っ込んだらちょっと破れためそめそめそ(泣)
有名人のカレンダーを買ったのはヤグディン氷川きよし以来かも←何その前歴

さあ、いよいよ場内へ。土曜日昼公演は2階だったし距離はあったけど、ど真ん中だったし私が眼鏡の度を上げたことも手伝って非常に見やすかった。先行で取った日曜日の席も、かなり中央寄りでしかも1階なので、スケーターがリンクサイドに寄るとハッキリ顔がわかる程には近く、それはそれは見やすくて良かったです。
そして土曜日夜公演の席は、1階なんだけど裏側に近い本当の端っこ。こりゃ失敗したかなと思って座ったら…
実はこの席、選手入退場口のすぐ近くだったのです。スケーターが演技を終えて戻って来ると、暗くてもハッキリ顔が見えたり声が聞こえたりする程の距離で、それに気付いた時は相当慌てました…。オープニング前にチェスナ夫妻らしき人たちは前方に現れるし(男性は旦那だと思うけど女性はちょっと自信なし。あと腕を骨折した女性も見掛けたけど誰か怪我をしたスケーターがいたんだろうか…)、鈴木明子さんのコーチである長久保先生に激似のおじさんは座ってるし(たぶん本人)、非常に気が散る席だった(笑)。しかも長久保コーチが座っていたのは記者席で、私の席のあるブロックの前2列が記者用に確保されていたらしく、昼公演では蛍光グリーンの上着を着た人物をその辺りにたくさん見掛けたのですが、夜公演の時にはひとりもおらず、つまり前2列はガラ空きで、実質最前列。嬉しいけど緊張するー!
演技は裏に近い横から見る感じで見にくい時もありましたが、スポットライトに照らされたスケーターの姿は何とも言えず美しかったし、ドキドキ要素満載で非常に面白い席でした。
てなわけで、今回は全公演アタリ席だったのですが、真のアタリっぷりはまだまだこれから。乞う御期待!

場内は暑いくらいで、一応持ってきたストールも必要なし。半袖ワンピースで素足にサンダルでもまったく平気でした。

さて、そろそろ夢の世界の幕開けです!以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑤

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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ステファンのいろんな意味でいつも通り(笑)の姿に安心したあとは、2年前に福井の会場で知り合ったAさん・Bさんのおふたりと夕食へ。わざわざホテルまで車で迎えに来てくださって、しかも明日も仕事なのにお付き合いくださって本当に嬉しかったです(感涙)
たいした量もなかったおやつを三ノ宮で食べ尽くしてしまった私は超空きっ腹で、熱々の炭火焼が実に美味しかった。地元の人ならではのお話も色々聞けたしすごく楽しかったです。私が前日入りしなければおふたりに会うことはできなかったので、早めに来ることにして本当に良かった。スーパーニュースも見られたしね。

帰りも送っていただいてホテルへ戻り(最後まで本当に有り難かったです…)部屋に帰ってラジオを聞きました。毎日語学番組を聞くようにしているのですが、電車内は全然ラジオ入らなくて、やっと聞けたのがこの時間。しかもこの日は、重点的に聞いてる「英会話タイムトライアル」という番組で、いつぞやステファンが歌っていた(そしてその様子がNHKの番組で流された)「I want it that way」が流れる日だった。これもなんだかなあ、何故にこのタイミングで(笑)

翌朝はホテルで朝食。うーん、普通(笑)。でも福井の蕎麦がメニューにあったのは嬉しかった。観光気分が味わえる。
部屋に戻って手紙を清書。つけていたテレビから「(富山のショッピングセンターの賑わいを指して)福井では正月にしか見られない光景ですね」などと言う自虐的な声が聞こえて吹き出しそうに(笑)。ごめん(笑)
今回は短めにしたつもりだけど小さな無地の便箋にびっちり3枚は短いのかどうか…(汗)

会場の最寄り駅である鯖江駅福井駅から電車で15分くらい。早めに行って鯖江観光でもしようかと思ったらいつもの通り乗り遅れたので(←もう突っ込む気にすらならない)駅でお土産をチェックしてお昼用に焼鯖寿司を買ってから乗車。焼鯖寿司は昼公演と夜公演の間に食べました。座る所がなかったからサンドームの外に座って(泣)。曇っていたのであまり暑くなかったのが不幸中の幸い。

鯖江駅で下車し、焼け付くような陽射しの中徒歩でサンドームへ。刈り取りを待つだけの見事な稲穂が広がる光景は、2年前と変わらず静かでのどか。鯖江駅で大量に降りた乗客の列からかなり遅れて歩き始めたものの、2年前も通った道なのでひとりでも迷うことはありませんでした。
駅から歩くため、ぺたんこサンダルを履いてきた私。用意周到。気が付けばこの日の私の服装は、ワンピースもサンダルもストールもアー◯ミュー◯ック◯コロジー(伏せる意味なし)。まるで回し者(笑)。価格が手頃なため(特にバーゲン)うちの押し入れには大量に入ってるよ、ここの服(笑)
田んぼと住宅地の間を抜け、茶色い宇宙船のような建物・サンドーム福井についに到着!やれやれ暑かった。

話が少し前後しますが、日曜日の朝についてもここで書いてしまいます。

土曜日の夜は某イベントで知り合ったCさんと居酒屋で楽しく過ごし(その居酒屋を探し出すまでに延々と歩き回り、しかもラストオーダーが23:30って言われてびっくりしたけどね!早っ!でも美味しかった、特にアイス)心地良く疲れて就寝。
明けて日曜日。土曜日しか朝食付きプランにしてなかった私は、事前にガイドブック等を調べ、ホテルの近くに早朝から開店している店があることを把握していたのですが、店の名前も場所も控えて来なかったため、結局どこかわからず、ほかに開いてる店も探し出せず、仕方なくコンビニでスープパスタだかなんだかを購入してホテルの部屋で食べました。アホだ。カンペキにアホだ。アホはもう治らないんだと悟ったそんな朝←どうでもいい

朝食後はチェックアウトのためにロビーへ降りる。チェックアウトは自動精算機でも可能だったのでさくさく済ませ、売店でお土産を購入。「これも差し上げますね」とオマケを鞄の中に突っ込んでくる売店のおばちゃん。普通買った物を入れた袋の中に入れるのでは?!スゲエ!!(笑)
次回は別のホテルでもいいかなあと思っていましたが、売店が面白過ぎたからまたここでもいいかな(笑)

以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui④

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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30分以上遅れて三ノ宮駅を出発した電車は、兵庫・大阪・京都を通過してついに滋賀県へ。やれやれあとちょっと。新快速なので京都あたりまでは停車駅が少なく、動きさえすれば早いのです。
そんな中車内に流れるアナウンス。近江今津駅だったか、とにかくこの先の駅で車両を切り離すので、敦賀へ行く人は前の方の車両へ移動しなければならないというご案内。
…そうだった!2年前もこのトラップにひっかかったんだった!
しかも今日は事故の影響で遅れまくっているので車両を切り離したあとはすぐ出発すると言うではないか。ならば直前の駅あたりから移動しとこう、と車内民族大移動の列に加わる私。敦賀に向かう前側4両と切り離される後ろ8両は車内間を移動できないので、切り離し作業が行われる駅に着いてからいったん降りて前の車両に乗り込みました。
…忘れてたよ、これがあるってこと。めんどくさー。

すぐ出発すると言う割には結構長く停車していましたが、大移動が終わった列車は無事に終点・敦賀へ向けて発車。結局45分遅れで到着しました。
敦賀では乗り換え時間が50分もあったので、観光したりちょっと何かつまんだりしようかと思っていたのですが、遅れに遅れたためたったの5分に短縮。青春18切符だしわざと次の便を待って観光しても良かったけど、もうさっさと福井まで行ってしまうことにして金沢行きの電車に乗ってしまいました。でもそれで正解だったんじゃないかと。

鯖江の辺りでショーの会場であるサンドームをガン見したりしながら混雑する車両に揺られること1時間弱、ようやく福井に到着!やれやれさすがに疲れた!(笑)でも色々トラブルはあったものの予定通りの時刻に到着できたので良かったです。

ホテルまでは徒歩で移動。早速チェックインして部屋に入る。部屋、せまー(笑)。でもパックとか洗顔とか置いてあったしシャンプーやボディーソープも女性用っぽかった。レディースプラン的なものを予約したわけじゃなかったのですが、ラッキーですな。
しかしどうやら1泊目だけのサービスだったらしく、翌日泊まった部屋にはパジャマもピーチティーもなかったしアメニティも歯ブラシだけだった(笑)。しかもちょっと高いプランなのに部屋の広さが昨日と変わらないのは何故に!気が付かなかっただけで布団が高級だったとか?いや一緒だったと思うけど(笑)
ちなみにスケートの旅で利用したホテルのうち一番良かったのは福岡の某ホテルかな。朝食も美味しくて楽しかった。また泊まりたいので福岡でショーやってくれ。

荷解きしながらテレビをつけると、なんと!織田君・安藤さん・鈴木さんが映っているではないか!
福井テレビの情報により、今日の夕方のローカル番組にスケーターの皆さんが出演することは知っていたのですが、良かったどうにか間に合った。私が見たのがどの辺りからなのかはわかんないけど←最初の方は見逃してるはず
明日滑るプログラム等について3人が語ったあとは、CM明けに羽生君と佳菜子ちゃんが登場。福井の方言を使ってみて、とお願いされて例文を言ってみる羽生君。しかし佳菜子ちゃんが黙っていたので「お前もちゃんと言えよ!」と羽生君おかんむり(爆笑)。いやー、高校生って感じだなー。なんだか微笑ましかったです。

直前特集はこれで終了。なーんだステファン出ないんだ、まあ面白かったからいいや、とごろごろし出すと、テレビからこんな声が。
「このあとのスーパーニュースに荒川静香さんとステファン・ランビエルさんが出演します!」

なにいいいいいいいいいいいい!

タクシーに乗らずに次の便にしていたら、予定通り到着したとしても間に合ったかどうかは微妙だし、しかも事故の影響で到着が遅れていた可能性はかなり高い。
さすがに感心したね自分に。もうさあ、スゲエよ、あんたスゲエよ。それでいいのかどうかは知らんが運をすべて使い果たすつもりらしいよ(笑)

そうこうしているうちにスーパーニュース開始。ローカル枠の時間にまたまたファンタジー・オン・アイス直前特集。
まずは荒川さんが登場。彼女がショーについて色々語ったあと、軽快な音楽に乗せてステファンが画面に!華麗にジャンプを決めてからインタビュアーのそばへ。
ああ…ステファンだ。ステファンが日本にいる。笑顔で滑ってる…。鼻の奥がツンとしたけど、とりあえず番組に集中。

スタジオのお姉さんはステファンがお気に入りらしく、非常に羨ましい、ランビエルさんは女性人気が高い、などと話すので、ご機嫌なスイスの星の王子様は「彼女はどこ?」「会場に来たらハグして迎えるよ」などとほざき出し笑いをこらえるのに必死の私。アンタね…初めてアンタを見た福井の人が「どんなタラシだコイツは」って思うでしょーが(笑)
明日滑るプログラムについて質問されたステファンは、少し真剣な顔になると、テクニカルで長いチャイコフスキーのプログラムと、面白い雰囲気の「Puttin' on the Ritz」を滑る、と返答。ちなみにちゃんと通訳さんがいます。
やっぱり先週の韓国のショーと同じものを滑るんだ。どっちも動画見ないで我慢してたからものすごく楽しみ。特にチャイコフスキーは…。
そのあとは荒川さんと簡単なペア演技を披露。おそらくオープニングかフィナーレの振付だろう、と予想していたらビンゴでした。ただ、ちょっと膝に乗せるくらいだとは言え、痩せてるけど(てか痩せ過ぎでは…)決して小柄とは言えない荒川さんを持ち上げるのは、しばらくリンクにも立てなかったステファンには大変だったりしないのかなあ、大丈夫かなあ…と少し心配になったのが本当のところ。
演技を終えた後は照明が落ちたのか画面が暗くなり、投げキッスを振る舞うステファンがはっきり見えず。せっかくサービスしてるのに(笑)
ステファンの出番はたぶん3分足らずでしたが、久々にあの声を聞けて本当に嬉しかったです。

ちなみにステファンが着ていたのはオープニングの衣装で、振付はやはりフィナーレのものでした。何故かごちゃ混ぜ(笑)
しかし何よりも私は言いたい、てか見た瞬間に叫びそうになったくらい言いたい。

髭、剃れ!!!!!

そりゃあもう青かったですよ、トゥルーブルーでしたよ…←意味不明

色々な意味で安心したところで(笑)、以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui③

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「出発前日はむちゃくちゃ早く寝て死ぬほど早く起きる」などと宣言していた私ですが、前述の通り手紙の英訳が夜中までかかったので、結局寝たのは深夜。アホ。でも朝はかなり早く起きました。普段から6時前に起きるしさ←しょっちゅう二度寝するけど←じゃあ起きてないじゃん…

なかなかに朝早く最寄り駅を出る電車に乗るので、早めに家を出て早朝から開いてる店でサンドイッチでも買おうと思ってたのに、予想通りそんな暇は無くあわあわと駅へ。しかし駅に到着した私の目前に広がるのは華麗に発車していく電車の(以下略)
しかしこんなことではくじけない。仮に乗り遅れた場合のルートや時刻も予め調査済です。青春18切符の旅は乗換え時間や場所などをきちんと調べておかないと厳しいよ。長距離の場合は特に。
まあ、乗り遅れなきゃいいんですけどね←殴

それによると1時間くらい後の電車に乗ればうまく乗り継げるんだけど、当然だけど到着は1時間くらい遅れる。別に遅れてもいいんだけど…
いいんだけど、私は何故か真っ直ぐタクシー乗り場に向かっていました。少し先の駅で乗り換えなければならないのですが、乗り換えにそこそこかかるので、それだけ時間があればタクシーを使えば乗り換える便に間に合うだろうと思ったのです。
青春18切符で旅行するのに乗り遅れてタクシー使用ってバカじゃないの(笑)と突っ込みまくりましたが、結果この判断は正解だったので良いことにします。するんだったらする←そうかい

果たしてタクシーは無事に乗り換えの駅に到着。コンビニで食料を調達する時間の余裕さえありました。朝早かったおかげかな、何とかなって良かった良かった。
予定通りの列車に乗ると、あら、車内結構空いてる。このあとは始発駅での乗り換えばかりだったから、行きはずーっと座って行けて楽で良かった。乗り換えが一番少ないルートだしね←一番少なくなるよう計算して乗りました。乗り換えめんどくせー

着席して、コンビニで調達したおにぎりと、この日のために残しておいた頂きもののお菓子をもりもり食べる。カチカチに凍らせたペットボトルも3本持ってきたよ。ちょっとずつ溶けるからいつでも冷たいのが飲めるんだー。もちろん家でお茶沸かして詰め替えてきたのさ。
…書いてて情けなくなるくらいの貧乏旅行だよアンタ…(泣)

ひとしきり食べると眠気が襲ってきて、たぶん乗車後1時間もしないうちに爆睡。時々覚醒はしていたものの、ハッキリ目が覚めた時は既に岡山県でした。
倉敷を通過する際に高橋大輔の出身校が見えました。ガン見して高橋君ファンの某さんに報告してみましたが、どうでも良かったですよねすみません(笑)

そうこうしているうちに電車は岡山駅に到着。乗り換え時間が結構あるのでトイレ行ったら何故か長蛇の列。もちろん間に合ったけどみんな青春18切符の方?←絶対違う
岡山駅は近年改装したらしく、とても綺麗でした。改札を通らずにドトールにも行けて便利だった。サンドイッチと豆乳ラテかなんかを買ってホームへ。確か岡山と姫路の間くらいは電車の本数が少なくて、やたら混んでた記憶があったので、早めに並びました。

座れないほどじゃなかったけど、まあまあ人がいたかなあ、播州赤穂駅行きの車内。山陽本線じゃなくて赤穂線経由で兵庫県へ向かったのですが、赤穂線ってたぶん初めて乗った。天和という名前の駅にドキドキした。生まれ変わったらスーパー雀士になりたい←今生では諦めてる←役がひとつも覚えられないのに雀士も何も
そんなアホなことを考えてはいたものの私はこのあたりで電車乗りっ放しの旅に最高に飽きてきて、播州赤穂駅敦賀行きの電車に乗り換えた際に、隣の席に誰もいないのをいいことに窓際にバリイさん(※今治ゆるキャラ)のぬいぐるみを置いて写真撮って色んな人に送って遊んでいました。いやーマジで暇だった←すみません皆様…
そもそもアンタなんで旅行にぬいぐるみなんて(汗)。人の声に反応して動く、という面白いおもちゃだったので職場の休憩室にそっと置いて反応を伺ってみたら(アンタまたそんなことを…)「旅行に連れてったら?」と言われてなんかあとにひけなくなった(笑)。ま、面白かったからいいや←いいのか…?

さて、播州赤穂駅から敦賀駅までは乗り換え無しで3時間半の旅。結構な長距離なので乗り換えがないのは楽。家を出てから既に5時間以上、ここまででやっと半分。でもこのあたりからは早く感じました。
しかし、何の問題もなく敦賀到着とはいかなかった。播州赤穂駅を出発して1時間程した頃、先の方で事故があったという情報が入ってきたのです。運転を見合わせた便もあるらしく、この便は大丈夫なのか?と心配になる私。不安に駆られていたはずが須磨の海が見えたあたりで何故かやたらテンションが上がってくる。だってこの辺って日本一の浮気者(=光源氏)が流されたあたりでしょ。そりゃガン見しなければ←そうか?(笑)←でもこの人この辺通る度に毎度同じ理由でガン見してる←どうなのそれ

しばらくは快調に進んでいた(数分の遅れは既に発生してたかも)電車ですが、三ノ宮に到着した時点でついに運転見合わせ。おいおい今日中に着くのか?
しかし大阪行きの車両がとりあえず動くとかで、乗客の大半はそちらへ移動。車内ガラガラ。大阪より先へ行きたい私は車内で待機。降りろって言われないってことはそのうち動くはずだと高を括る。

結局30分程度停車して、列車は敦賀に向けて出発。運転見合わせの原因は、大阪の辺りで橋げたにトラックが衝突したからとかなんとか。なんだそりゃ。詳細までは調べてませんが、怪我人がいなければいいんですけどね。

以下次号。