うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

おみやげパッションとベスト7

それどこ大賞「買い物」
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私は貧民です。大貧民です。金に困っていなかったことなど人生において一瞬たりともありません(笑)。なので買い物はできる限り慎重に、計画的に、細心の注意を払って行わなければすぐに生活が行き詰まります(泣)。惣菜は半額シールの貼られたもの以外手を出さず、ペットボトルは極力買わずに家で沸かしたお茶を空のペットボトルに詰めて外出…。

ああ、一度でいいから言ってみたい。「ここに掛かってる洋服、ここからここまで全部いただけるかしら?」…服なんて8割引から、1000円切ってからが勝負だよ(泣)←切ない現実

でも、たとえ予算がギリギリであったとしても最善を尽くして購入することに決めているものがひとつあります。
それはお土産。
旅に出た時の大きな楽しみのひとつ、お土産。自分のためのお土産を選ぶのももちろん楽しいけれど、誰かのためのお土産選びはもっと楽しい。予算はまったくもって潤沢ではないけれど、その厳しい制限の下、目を皿のようにしてお土産コーナーを巡り、これは、と思う一品を見つけ出すことにある意味命を懸けています(笑)。

正直、お土産なんてものは買いたい人が買えばいいものであって、決して強制されるものなどではないし、少々味が悪かろうとデザインが微妙であろうと、買ってこようと思ってくれたその気持ちが有り難いのであって、貰う側がどうこう言う筋合いはないと思うのです。買う方も、自分がそうしたいから買ってくるだけであって、そのお土産があることによって楽しく会話ができればそれで良く、何らかの見返りを期待するのは愚の骨頂というものでしょう。
ああコイツ、とりあえずその辺に置いてあったの適当にひっつかんで来たんだな、って感じが滲み出てる奴もたまにいるけど、義務化しちゃってイヤイヤ買ってくるくらいなら旅に出たことは黙っておいた方がまだいい。大丈夫誰も気にしてないし要求する方がおかしい。でもその一方で、義務化を防ごうとしてるんだか何だか知らないが、お土産禁止令を出してしまったりする偉い人なんかはまさに余計なお世話。小学校じゃねえっつの。そのお土産囲んで話が弾めば、メンバーのコミュニケーション活性化に繋がるってもんじゃないですか。でもあくまでそんなのやりたい奴が勝手にやればいいって話なんだから、個人の自由まで規制する必要はないと思うんですけどね。そういうの行き過ぎた平等主義って言うんじゃないのかなあ。ふう。

義務でも強制でもなければ、必須でも絶対でもない。ただちょっと、これをネタに楽しく話ができればいい、喜んでもらえたらそれでいい。だったらどうせなら、ひとりでも多くの人が喜んでくれるお土産を選びたいじゃないですか。さほど高くなく、でもとても美味しくて、目にも楽しいお土産は、諦めずに探せば必ず見つかるものです。幾つも幾つも候補が挙がって、どれにしようか本気で頭を抱えるのもそれはそれで幸せな悩み。

てなわけで、不肖私めが今まで出会った素晴らしいお土産たちのベスト7(←中途半端)を発表します!あなたのお土産選びの参考になれば嬉しい。


★7位★ 面白い恋人(吉本興業←?でいいの?)

とりあえずネタ商品から(笑)。絶対に笑いが取れるぞ!と見た瞬間購入を決めてしまったのですが、「このふざけた土産は誰の?」とか「これどこが出してるの?大丈夫なの?」とか、結構散々な結果だった記憶が(泣)。しかもその後パクリ騒動で揉めたらしいと知って複雑な気持ちに。でも似てるのは商品名だけで、お菓子としては別物だったように思うんですが。ここ数年よく見掛けるようになった「◯◯の恋人」(◯◯の中には色々入るが箱のデザインなんかは全部同系統)の方がお菓子もソックリでヤバくないか?


★6位★ 月世界(月世界本舗)

これはものすごく喜んでくれた人がいたから。何でも、文豪の愛したお菓子として本で紹介されていて気になってたんだって。巡り会えるとは思わなかったととても喜んでくださって、私も嬉しかった。
パッケージがうさぎのデザインなので、うさぎマニアとして買わずにはいられなかったんだけど、甘い和菓子が苦手な傾向にある私でも美味しく頂けました。とても上品で優しい味わいで、本当に大切なお客様に出したい感じ。ちなみに富山のお土産です。


★5位★ バリィさんの焼きしょこら(ハタダ)

キャラクターものにはあまり味のいい商品がないんだけど、これは別格。めっちゃくちゃ美味しい。しっとりとして口の中でとろける生地は、キャラクター商品の域を越えた本格派。よく見たら栗タルトで有名なハタダが発売してる。なるほど確かな技術に裏打ちされているのですな。って私、栗も餡も苦手なので食べたことないんですけどね…。
お値段はそこそこするけど、味わってみる価値あり。特にバリィさんファンならば一度はご賞味あれ。


★4位★ ひよこれいと(ひよ子本舗吉野堂)

福岡の有名なお菓子、ひよ子の焼きトリュフ。あの愛くるしいひよこの形のお菓子は誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

本家のひよ子はあんこ嫌いの私が口にすることはありませんが、焼きトリュフなら大丈夫。ひよこの形ではないけれど、しっとり柔らかく、かつしっかりした味わいの焼きトリュフは、思わず二つ目に手が伸びてしまう美味しさ。やめられない止まらない。
しかもパッケージのデザインが凶悪なレベルのかわいさ。今回紹介するお土産の中ではぶっちぎりです。これだけ捨てるのをためらう箱は久しぶり。かわいいかわいすぎる。
夏限定のチョコミント味のひよこれいとも非常に美味しかった上に限定のパッケージがこれまた凶悪。目が合った瞬間レジに持っていくレベル。かわいすぎるんですけど!

本格派なだけにお安くはないので、バラにしてひとつずつ配るか、箱で渡す時は本気のお土産を渡したい時かなあ。
ひよ子のゼリーを買ったこともあるけど、これもまた死ぬほどかわいいんですよね…。そもそも「ひよこ」って単語から既にかわいいもんな。ひよこ最強伝説…。


★3位★ ソルト&カマンベールクッキー(東京ミルクチーズ工場)

東京と言いつつ買ったのは横浜だったりする。その日の私もいつものように財布の中が絶対零度に近く、乏しい資金に見合った量と価格との両方を満たすお土産がなかなか見つからずにさ迷っていたところ、箱のデザインがかわいい、という理由で衝動的に購入。地元に帰ってから職場に持参し、自分でも一口食べてみたところ、

こっ、これは…!
美味い!めっちゃくちゃ美味しいじゃないですか!

いわゆるジャケ買いだっただけに、その感激はひとしお。箱も確かに捨てるのがもったいないくらいかわいいんだけど。小物入れにしたい。

その後も、試食したら美味しかったからと買ってきてくれた人がいましたが、私が猛烈に喜んだことは言うまでもありません(笑)。しかも、ちょっとお高いので私が買えなかった、蜂蜜とゴルゴンゾーラのクッキーも買ってきてくださった。ホントのホントに美味しかった…。

人数の多い職場へのお土産にするにはちょっと値が張る気もしますが、箱も楽しめるという点でもポイントが高いので3位。ああ、また食べたい。


★2位★ おかき類(瑞花)

何食べても美味しかったので、とりあえずおかき類としてみました。
新潟県長岡市を訪れた時、ここがオススメですよと教えていただき購入した1000円くらいで箱入りのおかきの詰め合わせ。体調がすこぶる悪くて歩くのも精一杯、お金も全然持っていなくて、もはや何でもいいという気持ちで手に取ったのですが、地元に戻って一口食べた瞬間、何でもっと大量に買ってこなかったのかと後悔することに。

こんなうまいおかき食べたことない。マジかこれ。何だこれ。うますぎるだろ!!!

その後新潟を訪れた際には忘れずに購入。銀座にも店舗があるので大喜びで行ったさ。煎餅うますぎ。丸くて大きい醤油味のお煎餅。あまりに美味しいので、配るために買ったはずの煎餅まで自分で食べてしまったという(笑)。
渡した人たちにもすこぶる好評で、通販して買いまくった人までいらっしゃった。いやー、これは美味しいですわ。比較的リーズナブルなので量を買えるのもありがたいです。
でも最初に食べたあのおかきと同じものが一体どれなのか実はいまだにわからない。もっとしっかり見てから食べるんだった。あの衝撃よ今一度。


★1位★ ミルフィユ(ベルン)

てなわけで、堂々の1位はベルンのミルフィユです。関東在住の方にお土産で頂いたのがそもそものきっかけだったのですが、あまりの美味しさに感激し、関東に行く度に買うようになりました。

ちょっとずつ味の違う、優しい味わいのチョコレートが三種類。夏限定の味がこれまた心底美味しい。チョコレートをくるむ包装のデザインも実にかわいらしい。バラ撒き土産には最適な3本入りも売られている上、さほど費用がかさまないところも素晴らしい。
このお菓子が美味しすぎて大好きすぎる、という話を私から聞いた人が買ってきてくれたことがあったんですが、私の喜び方が尋常じゃなかったと言ってまた買ってきてくれました(笑)。

甘いチョコレートが苦手な人には向いていないかもしれないですが、ハズレのないお土産だと思います。うう、むっちゃ食べたくなってきた。誰か買ってきてくれ(笑)。30本くらい一瞬でいけるから(笑)。


★番外編★ 福井の名所の写真入りの小袋に入ったお茶

福井駅のお土産コーナーで買ったことしか覚えてなくて詳細がわからないので番外編。
福井の様々な名所の写真がそれぞれ印刷された小袋が20種類くらい販売されていて、バラ撒き土産に最適だったと思います。買う時もワクワクしました。全部写真が違うってのがいいよね。手渡した人も喜んでくれたなあ。自分の口には入っていないので、味はわからないのですが。


結局食べ物の話だけになっちゃったけど、本当に親しい人にしか渡さない「変なお土産シリーズ」にも触れてみたかったところです。でもだいたい想像つくと思うけど、手渡された人が無言で受けとるような逸品だから(笑)また機会があれば←いらんわその機会

ああ、紹介できなかったけど、まだまだ美味しかったりかわいかったり好評だったりした魅惑的なお土産がたくさんたくさんあるんだよね。私の知らないお土産もたくさんたくさんあるはずだ。それらを求めて、再び旅の空へと飛び出したいものです。確かに財布は極寒です。極寒ですよ(泣)。でも、
だって楽しいじゃん、お土産買うの!
そして旅の記憶を、甘い香りとささやかな心とともに誰かと共有できたら、きっとすごーく幸せなんですけどね。