うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

All Japan Medalist on Ice 2011⑥

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください

usagipineapple.hatenablog.jp

 

第一部のラストを飾るのは、町田樹。ああ、見たい見たいと言い続けていたあのプログラムをとうとうこの目で…。感激…。
Queenの「Don't stop me now」。大好きだこの曲。

メガネにマフラーの町田君、ロックミュージシャンを夢見る地味な男の子は、冬の夜空の下、想像の翼をはためかせギターを抱えてステージに立つ…
なんだかそんなストーリーが浮かんできます。まるで映画を一本見ているよう。ジャンプも完璧、スピード感に溢れたその演技は、完全に会場の心を掴んでいました。
今回、プログラムの途中で立ちたくてうずうずしたのは町田君とステファンだけ。とにかくお客さんは大熱狂してました。選手の知名度を差し引いて考えると、純粋に一番盛り上がったのは町田君だったかもしれませんね。文句なしにスタオベでした。

聞いたところによると、このプログラムを滑るのはこれが最後だとか。間に合って本当に良かった。町田君は絶対生で見る方がいいね。
後ろのご夫婦だったか、休憩中に廊下で明らかに一般人らしい誰かが話しているのが聞こえたのか忘れたけど、「第一部の最後に出てきただけあってあの男の子は上手だったね~」という声を耳にして、「町田君って言うんです!是非覚えてください!」と叫びそうになりました(笑)
今回のような演技を競技でもできれば…。フリーのドンキホーテは固かったね(泣)。でも応援してるぞ町田君!

ここで整氷のため20分の休憩。この時間を利用してCさんとお会いしました。秋に出向いた某イベントでお世話になった素敵なお姉さんです。またお会いできて嬉しい。
倒木の影響で新幹線が遅れ、第一部の途中からご覧になっていたCさん。お疲れ様です(泣)。でも無理してでも来られて良かったですよね。私たちのスイスのあの人最高でしたものね。ね(笑)

Cさんに素晴らし過ぎるプレゼントをいただいて思わず叫んだ。本当にもらっちゃっていいんですか(感涙)
しかもチョコレートまでいただいてしまって…。何故に私は手ぶらなのか(血涙)
お土産どうしようかちゃんと考えてたはずなのに…今回色々忘れ過ぎだよ自分!(泣)すみませんでした…(泣)。次回こそは!

ちょっとだけでもお話できて良かった。時間があまりなくて残念でしたが、短いながらとても楽しかったです。またの機会には是非ゆっくりお話しましょうね!

そんなこんなで充実した休憩タイムを過ごし、座席へ戻りました。いよいよ第二部が開幕。

まずはバンドの演奏から。今回は昨年のクリスタル・ケイのようなゲスト歌手はおらず、バンドの生演奏があるだけでしたが、この方がスッキリしてていいんじゃないのかな。
オープニングやフィナーレが生演奏なのはわかりましたが、あとは全然気にしてなくてすみません。第二部は生演奏だったようですが、ヴォーカル入りの曲とかどうしてたんでしょうか。

演奏が終わると、スクリーンに映像(おそらくテレビ用)が流れ、日本選手たちがステージに登場。今年はこの話題を外すわけにはいきませんよね。東日本大震災
ステージの真ん中にいた羽生君がスピーチ。羽生君は年齢の割にしっかりした話し方ですよね。地震の被害を受けた悲劇の主人公にマスコミは仕立てたがるけど、どうか自分のペースで結果を出して欲しい。いや、彼なら絶対大丈夫。

選手たちが壇上から消えてしまうと、この人の演技がスタート。荒川静香、「スマイル」。
なんだかかなりお疲れのように見えました。ミスもあったし、震災への想いを込めて滑っているということだったと思いますが、伝わるものがいまいち薄い…。ジュニア選手もみんないい演技してたのに、どうしちゃったの?って感じでした。ベテラン中のベテランだし、ついつい高いレベルを求めてしまって申し訳ないのですが…。
放送を見るとそうでもなかったんだけど、会場では物足りなく感じました。やっぱりお疲れだったのかな?
そういえば彼女が入場してきたのが第一部の選手の入退場口の反対側だったため、まさか第二部から入退場口は向こうに変更?それじゃ見えないじゃん、とちょっと泣きそうになったのに、次の選手からはちゃんと元の入退場口から出てきました。荒川さんだけ特別だったらしい。

続いてはペアの日本代表、高橋成美マーヴィン・トラン。相変わらず成美ちゃんちっちゃい。
ノリノリのプログラムで楽しかった。ペアは生で見る方が迫力あるよね。
日本代表にはアンコール。打って変わって静かなメロディ。イマジンですね。

次は絶対長いので以下次号。