うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

小さな世界の小さなリアル

今週のお題「何して遊んだ?」

外で遊ぶのが嫌いだった上(この頃から自然に触れるのが苦手だった。今ほどじゃないんだけど…)友達もいなかった小学生の私は、もっぱらインドアでのひとり遊びに没頭していたんじゃないかと思われます。よく覚えてないけど。読書も好きだったしTVゲームにも夢中になってたけど、ほかにも大好きだったものあったはずだよな…、と唸りながら思い返してみたところ、そうだ、これがありましたよ!

エポック社から発売されている、動物の人形とミニチュアの家具や家のシリーズ。そう、「シルバニアファミリー」です!

私がこれで遊んでいたのはおそらく80年代なので(年がバレるわ笑)たぶん発売初期のものかなあと思います。今でもおもちゃコーナーでシルバニアファミリーを見かけますが、現在の商品と比べると随分シンプルだった記憶があります。家具はだいたい緑色で、木でできてたんじゃなかったっけ。プラスチックの触感じゃなかったような。お皿や花瓶なんかも陶器だったように思う。スプーンとかフォークとか、無くしちゃいそうなくらいに小さくて、結構対象年齢が高かったのでは?と今にして思います。

私が持ってたのは、まず家とか部屋が「ハウス」と「デラックスハウス」(確かこんな名称)、バスルームのセットみたいなのとパーティールームのセットみたいなの。家具がセットしてある部屋で、部屋自体は繋げられるんじゃなかったっけ?うろ覚え。
家具はベッドとかハシゴとか台所とか乳母車とか、そこそこの数を持ってたはず。数が増えて「ハウス」に入りきらなくなったので「デラックスハウス」を買ってもらったんじゃないかなあ、覚えてないけど(笑)。
人形はグレーウサギはだいたい一揃いいたはず。ブラウンウサギも結構いたはず。ブラウンクマもそこそこ。あと何故かモグラ(笑)。私はこの頃から無類のうさぎ好きだったので、ウサギファミリーは優先的に集めてましたね(笑)。

とにかくかわいいんですよ、このシルバニアファミリー。子供向けのおもちゃなんだけどあまり子供騙しの部分がなくなかなか精巧に作られていて、インテリアや外国文化への淡い憧れみたいなものをくすぐる商品でした。家具を家の中に思い思いに配置して、動物たちを並べて、色々な物語を妄想して遊んでたんじゃないでしょうか。覚えてないけど(笑)。中学生くらいになっても、友達が来ると懐かしがって出して遊んだこともあったような。精巧に作られていたので、成長してからでも十分鑑賞に堪えるものであったように記憶しています。

遊ぶ度にいちいちひとつひとつ箱にしまって、それをハウスの隙間に詰め込んで(笑)、ハウスそのものも箱にしまっていたので、たぶん今でも箱ごとすべて残ってるはず。さすがに無くしちゃったり傷んだりしてるものも多いと思うけど。特に箱は何度も出し入れしてたからその頃から結構角が傷んでたし、お風呂の栓とかパーティーセットのジュースとか、すごく小さなものは行方不明になってる可能性も大です。あとデラックスハウスの方だと思うけど、家のまわりに並べて遊べと言うつもりで父がくれたミニチュアのレンガを、何を思ったか家のまわりにボンドで貼ってしまい、しかもレンガの数がまったく足りず(笑)、中途半端な壁の家になっちゃってるはず。レンガの家にしようと思ったみたいなんですけどね、子供でもわかるだろ、あからさまに足りないの(笑)。てかそもそも貼るな(笑)。

子供の頃持ってたおもちゃの中で、これだけは処分せずにずっと持っていようと決めていて、いつかきっと広い家に引っ越して飾っておこうとまで思っていたんだけど、んで今でも自分の手元に置いておきたいんだけど、カオスと化した実家は目的地までたどり着けない程の有り様で、どうやってシルバニアたちを救い出そうか本気で悩ましいところ(泣)。以前は実家に帰る度に掃除していたんですが、物を捨てても捨ててもその空いた隙間に別の物を詰められたりして、ほかにも色々ありすぎて(お前が片付けたから物が無くなったと逆ギレされたりとか←私一切触ってない、本人がいい加減なだけで完全な言いがかり…)もう手を出すまいと心に決めているので難しいかもしれない(泣)。今居住している人間が心を入れ替えないとどうしようもない…。実家のことを考えただけで心が沈む…。沈むくらいならいいけど正直絶望的で死にたくなりますよ…。もういやだ…。

あ、でも、ちょっとだけ手元にあるんだった。赤ちゃんの人形が7体ほど。ビーバーとかうさぎとか犬とか。ハイハイやおすわりしてるのもあるぞ。マクドナルドのハッピーセットの景品だったような気がするんですが、全然違うかもしれません。誰かにもらったのかもしれない。自分が買ってもらったやつは箱ごと収納してるはずだし。箱がないから普通に飾ってたんじゃないかな。そのおかげで救い出されてるのだから皮肉なもの(泣)。今でも飾ってるんですが、改めてしげしげと眺めると、本っ当にかわいい。これは決して処分する気にはなれないわ…。

そうそう、実はシルバニア友の会にも入ってました(笑)。半年会費だったかな、いや普通に考えたら1年か、500円くらいだったんですけど、それも払えなくなって(泣)やめちゃったんだけど、数年入ってました。その時あることに応募してあるもの(何となく伏せる)をもらったんだけど、包装紙(凶悪なレベルのかわいさ)とかシルバニア村の村長さんからのお手紙(印刷じゃなくて直筆だったと思う)とか、送られてきた封筒ごと大切に保管してて、絶対捨ててないはずなんだけど、これまたどうやって救い出そうかと長年の悩み(泣)。あるもの自体は飾ってたからすぐ見つかりそうな気がするんだけど。子供心にすごく嬉しかったですねえ、あの時は。会報も全部残してあるはず。会報に載ってたお菓子作ったこともあったなあ。冷蔵庫で冷やして作るという簡単なやつ。親にブツブツ文句言われたから一度しか作らなかったけど…。

ああ、思い出のシルバニア。どうにかして救い出す方法はないものか(泣)。そしていつか思いっ切り稼いでデラックスハウス(笑)を建ててシルバニアたちを飾ろうと改めて心に誓うのだった…。