うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑧

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

続いてはブレイクダンサー、ゲブ・マニキャンの登場。映画にも出演したりしてる有名な方っぽいですが、私は出演発表の際に初めて名前を知りました。
銀色の全身タイツに黒いヘルメット。正直怪しい(笑)
いざ踊り始めると、これまた凄まじく怪しい(笑)。しゃくとりむしみたい。子供泣きそう(笑)
でもすごい。見えない吊り糸で操られてるみたい。もちろんブレイクダンス特有?の頭でぐるぐる回転する技も披露。怪しいけど癖になりますねコレ。
途中でプレミア席の客に近付いていく動きがあるんだけど(ここが一番怖い…笑)土曜日と日曜日では向きを変えてました。土曜日夜はちょっと近かったので、だいぶ怖い(笑)。ちなみに土曜日夜に見た演技が一番良かったです。出来云々よりも、上からより横から見た方が楽しめるダンスなんじゃないかと思いました。

さて、本日の重要ポイント第一弾。出演が決まって嬉しかったです、町田樹
昨年に続いてステファンに振付を依頼した町田君。今年はショートプログラム。自分が挑戦したことのないジャンルの音楽で、斬新なプログラムだみたいなことを確か言ってた気がする。きっとこの福井で披露してくれるだろうと期待していたら、3公演ともそれを滑ってくれました。

和風テクノ?何て言うのかなこういう音楽?確かにこれは定番ではないだろうなあ。
やっぱりジャンプは迫力。小柄な体にはキレがあって、変わった音楽をよく捉えてる。ステファンの癖が強かった昨年のドンキホーテに比べると、最初から「町田君そのもの」に思えました。アナウンスがなければステファンの振付だということに気付かなかった人もいるかも。
土曜日昼公演は「なかなか面白いじゃん」と思ってスタオベしましたが、夜公演はいまひとつピリッとしない演技に思え、悩んだけど立ちませんでした。でもやっぱりスタオベすれば良かったかなあ…。うう。
日曜日は素晴らしい出来でした。どよめきとともに一斉に立ち上がる観客。贔屓の選手に対するお愛想のスタオベという印象はほぼなく、みんな立ちたくてウズウズしていたような感じ。この人、すごい。今シーズンが楽しみになるような演技でした。この町田君の演技が火を点けたのか、このあと日曜日公演はスタオベものの素晴らしい演技が続出します。土曜日はスケーターも客席も温まっていない感じでイマイチな出来が多かったので、流れを変えてくれた町田君はお手柄だったんじゃないかな。

重要ポイント第一弾に続いて第二弾がさっそく登場。どうしても生で見たかったスケーターってあとはこの人くらいだったから、出演が決まった時は小躍りしましたよ(笑)
ブライアン・ジュベール

曲はグラディエーター。ってグラディエーターかい!どんだけヤグディンが好きなのよ?!(笑)←グラディエーターは昔ヤグディンも滑ったプログラムで、ジュベールは熱烈なヤグディンファン
マントを羽織って登場するジュベール。…この人、マジで美形なんですけど…。俳優みたいだ。
しかも脱ぎ捨てたマントの下から現れた肉体が、これまた溜息が出るような美しさ。思わず目が釘付けになる鍛え上げられた腕の筋肉。まるで彫刻。本当にびっくりするような美形。イケメンと言うよりは、ハッキリと美形。

なのにその美しい体を覆う衣装は…
ダッセ←強制終了
なんという期待の裏切らなさ!背中がガムテープ貼ってるようにしか見えない!(笑)なんでいつも衣装はこうなのですかジュベールさん。まさか美形過ぎて何着てもダサいというオチですか?いやそんなはずはないと思うんだが(笑)

しかもジュベールさん、氷の上では力強く雄々しい素敵な滑りを見せてくれるのに、氷を離れてスケート靴のまま歩いている姿が、なんというか、
「のそのそ」というか「のたのた」というか「のっしのっし」というか、とにかく何というか、
本当の本当に美形なのにも関わらず、何故か洗練されてないというかなんというか、なんと言おうか、
ジュベール…かわいいんですけど…←感染

はっ、演技のことを何も書いていなかった(笑)
前半は猛々しく、後半は物哀しく切ない、美しいプログラムでした。日曜日は特に良かったです。ジュベールの整った外見もプログラムをより美しくしていたと思います。日曜日は席がまあまあ近かったので、目の前を横切って行った横顔の端正さに思わず息を飲んだほどでした。
もちろん凄まじかったですよ、黄色い悲鳴が(笑)。私もジュベールになら素直にキャーキャー言いたい(笑)

ジュベールウイルスが猛威をふるい過ぎたので(笑)、以下次号。