うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

世界選手権2017雑感④

なんだか思った以上に長くなってきたんですが(汗)、今しばらくお付き合いください。フィギュアスケートの情報を追いかける時間以外は常に激しいストレス状態に晒されて過ごしている昨今、なかなか筆が乗らないのが悩みの種です(泣)。まともに食べられずたとえ周囲に人がいても誰とも会話しない毎日。空腹と孤独は人を壊すのかもしれないね…。

気を取り直して女子フリー。とってもとっても楽しみにしながら帰宅したのに…。疲れをとるために少しだけ横になったつもりが、気が付いたら早朝の光が部屋に射し込んで…。

ああああああああああああああああああああ(絶叫)

疲れてうたた寝したまま朝になってしまうことは実はほぼ毎日だったりするのだけど、でも普通は深夜に何度か目を覚ますわけですよ。たぶん熟睡できてないので、短時間の睡眠を繰り返しながらだらだらといつまでも寝てしまうのだけど、でもそれだと目を覚ます率も高いわけですよ。
けどこの日に限って、何故か一切目が覚めませんでした。特に体調が悪かったわけでもないんだけど…。ストレス発散したくてもできない状態がずっと続いているので、心が死んでいるのかもしれないなこりゃ。たぶん今寝てる間しか人と喋ってないもんな(←末期)。現実逃避しないと生きるエネルギーが保てないのはわかるよ自分。でもその数少ないエネルギー充填の機会が今回の放送だったはずだろ自分。何で寝ちゃったかな自分…。

誰か嘘だと言ってくれ。今日はエイプリルフールじゃないか。恐る恐るネットで速報を見る。確かに試合は終わってました。放送も終わってました。しかも目が覚めたのはペアの放送が終了した直後でした。あれ、どうやら現実みたいなんだけどこれ。

ああああああああああああああああああああ(号泣)

あまりのショックにしばらく呆然。競技結果を追っていくと、見逃したことを更に後悔した。あんなに素晴らしい演技が続いていたショートプログラムだったのに、フリーは一体何があったんだ。ポゴリラヤ…。
ショートプログラムをノーミスで終えることは上位に入るためには必須だけど、それだけじゃ確実じゃない、何だかんだとすべてを決めるのはフリーで、そのフリーを滑りきることがどれだけ大変なことなのかを、改めて思い知るような結果でした。

でも録画ではあったけど、夜の放送で何名かの演技は見られたのでホッとしました。随分放送時間が長いな、まさか男子は第1グループからガッツリ生放送するのか?煽りだけで一時間も二時間ももたないよな?なんて思ってましたら、最初から前半は女子を放送する予定だったのね。完全に見逃してしまったので有り難かったけど、せっかくだから男子をガッツリ生放送してくれても、という気持ちも拭えなかったです。確かにごく一般的な層からすれば「誰だこの選手。羽生と宇野はまだか」にしかならないのでしょうから、難しいとは思うけれども…。

結局放送されたのは日本の選手と表彰台のメンツ、6人だけだったのかな。三原さんはショートプログラムの結果を受けて吹っ切れた故だったのかもしれないけれど、でもあのショートプログラムの転倒さえなければ、と思わず天を仰いでしまうほどの素晴らしい演技だった。彼女のこれからのスケート人生において、この結果はとてもいい糧になったのではないかな。いいものを見せてもらいました。リンクに魔法がかかってるみたいだったよ。
リバーダンスはフィギュアスケートにおける鉄壁のプログラムなんだなと様々な選手のリバーダンスを見てきて思う。どのリバーダンスもその選手の代表作と呼びたくなるほど素晴らしかった。本郷さんのリバーダンスもそんな作品のひとつになれそうだったし、十分に観客を楽しませていたと思う。それでも得点が出なければ結果に結び付かない…。彼女自身も怪我を抱えながら、補欠出場による連戦が続き、きっと我々が思っている以上に大変だったと思う。最後まで諦めない演技をありがとう、心からそう言いたい。
樋口さんも初出場ながら枠の確保という重責を担わなければならず、そのプレッシャーは計り知れないものがあっただろう。今回は少し精彩を欠いてしまったけれど、でも諦めない気持ちは伝わってきた。怪我は良くなったのかな。まだならばどうか体を労って、そしてあの勢いがまた戻ってきますように。

表彰台は結局ショートプログラムの順位がそのまま最終結果となったのかな。オズモンドもデールマンも非常に見応えのある演技で、皆納得の表彰台だったけれど、やはりメドベージェワは群を抜いてるなとショートに続いて感じた。そういう振付だから、と言われればそれまでなのだが、ここまで物語がハッキリと見える滑りを競技で行う選手もあまりいないのではないかと思う。しかも彼女はまだ若い。若いのに「取って付けた感」がほぼなく、思わず見入ってしまう演技を、高い技術の元に実行し、しかもそれで圧勝してしまう。セーラームーンのぬいぐるみを膝に抱えてキスクラで得点発表を待つ彼女はまだどこかあどけないというのに。ぶっちぎって平昌の金メダル候補だよな。どうかこのまま突っ走って欲しい。今シーズンは哲学性のあるショートプログラムがとても良かったけれど、来シーズンも是非、どこか厳しさのある素敵なプログラムを見せて欲しいです。そう、私は彼女の演技にある「ごまかしのきかない厳しさ」が好きなんだ。うまく説明できないんだけどね。あんまりこういう女子選手いないような気がして。

ああ、やっぱり生放送で見たかったなあ。きっと最後に滑った3人の演技はヒリヒリするような緊張感の中で見た方が絶対に面白かったのに…。自分の馬鹿自分の馬鹿←たぶん当分言ってる
しかしこれで、熾烈を極める全日本になることは避けられない。今年は是非国内での大きな大会を1日だけでもいいから観に行きたいと思ってて、全日本も当然のように候補なんだけど、正直行くのが怖い…。いやでも、家で吐きそうになりながら見てるよりは会場に居る方が肝が座るはず…。うーんうーん。その前にチケット取れなきゃどうしようもないですけど(汗)。あっ、しまった、去年の全日本の感想まだ書けてなかったんだった…。せめてシーズンが終わるまでには何とかしようと思ってたけどこりゃ絶対無理だ。よし、夏が終わるまでには!←誰が読むねんそんなん←このブログ全体的にそうだから問題ない←突っ込みづらい自虐

ところで私、夕方からの放送に向けて、アイロンかけて洗濯して掃除して(あまりはかどらなかったが…)、さらに風呂に入って身を清めました。家事はしても風呂まで済ますなんて超絶自堕落な自分としてはなかなかあり得ない事態である(笑)。気合い十分!てなわけで、男子フリーに続く。たぶんまた2回に分けてお送りします(汗)。