うさぎパイナップル

ただ、書くことが好きなだけです。

人生によく似た指先

今週のお題「部活動」

部活と言うより小学生のクラブ活動ですが、これでもお題のネタにしていいだろうか。いつも趣旨と少しずれたことを書いてしまうのだった…(汗)

確か私の通ってた小学校は四年生か五年生になると全員何らかのクラブに所属しなければならなかったような気がするのですが、女の子らしくならなければならないとでも思ったのか、何故か手芸部に入っていました。でも私の嫌いな教科は数学と体育と家庭科。ベスト3に家庭科入ってる人間が何故手芸部だったのか。

そもそも私は恐ろしく不器用である。マフラーを編めば一冬かけても花瓶の下に敷く布くらいのサイズにしかならず、小さなひよこやら人形やらを作っても目などに使ったビーズはボンドで貼り付けていた。まず「針に糸を通す」ことが私には難しすぎたのだ。そのうち通るのだけど、気がついたら糸はぼろぼろになってるし、時間ばっかりかかってだんだん情けなくなってくるし。編物も正直何がどうなってそういうことになるのか意味がよくわからなかった。なんというか、糸や紐を結ぶことが基本的に苦手なんです。雑誌類などを捨てる時にはうまく紐がかけられずいつも困るし、実は三つ編みが全然できなかったりする。何度も習ったのだけど、見えないのに結ぶ、という行為がどうしても理解できず。かわいい髪型の本とか見るといいなあ、と思うけど、いつも全然違うものになるのでもう髪をいじることは諦めました…。

しかもその手芸部で作った(はず)タオルのぬいぐるみを下校中に落とし、それをクソガキどもに高い建物の屋根の上に放り投げられて、親には相談したもののどうやら古い公共施設かなんかだったので取ってもらえず、そのまま朽ち果てていくぬいぐるみを見つめるつらい日々が待っていたりして。イジメに遭ってて友達もいなくて毎日ひとりでぼんやり過ごしてた当時の自分を象徴するかのような出来事ですよ(泣)。色々あったけどあれは今思い出してもつらい。雑巾みたいなぬいぐるみだったとしても自分にとっては自分の手で作った、という愛着があったわけで。いくらガキでもそういう気持ちを踏みにじることは許されないんじゃないかと思いますけど。こいつなら何をしたって構わないだろう、という存在を作って無意識に蔑む、という行為を人間はおのれの属するコミュニティ内で意識せずにやってるんじゃないかなってこれまでに生きてきて思うのだが、蔑まれる側にいつも回される人間の人生はどうすりゃいいんだよ、と天に向かって叫びたい気持ち。でも蔑まれる人間の人生より自己保身が大事なんでしょう。いじめやら差別やらの根幹はそれだと思ってるけど話ずれてきたしもういいや。

それでもだらだらと手芸部に在籍してだらだらとまったく長くならないマフラーなどを編んでいたある日、私は担任の先生からこう言われたのでした。
「あんた手芸部向いてないよ。工作部に入りなさい」

ズバリでした。確かにその通りなのです。不器用なので工作も正直向いてないけど(笑)、でも工作部ならパラパラ漫画を描いてみる、とかそういうこともやってたはず。絵を描くことなら得意とまではいかないが苦手ではなかったし、針と糸よりハサミと糊の方が絶対マシ。こうして私は工作部に転部し、飛ばない紙飛行機や浮かないスクリュー船を作って卒業までの日々を過ごしました。正確なことはあんまりよく覚えてないですけど(笑)。
ちなみに転部を勧めた先生は、イジメが横行していたクラスをまっとうな状態に戻してしまったような、先生としてのつとめをきっちり果たしてくれた、私の人生にとってはとても大事な存在であろう人物でしたので、決して先生の独断でそういうことを言ってたのではなく、私の適性を把握した上でそのように発言されたのだと思います。そうじゃなかったら、大人の言葉の裏を読むクソガキだった私にとっては「嫌な思い出」として君臨してたはずでしょうから、この話。あと、家庭科の時間にティッシュケースを作った時、私が遊びで勝手に作ってたフェルトのひよこを「確かにヘタクソだけどこれはかわいい」とティッシュケースに飾りとしてくっつけてくれたのもその先生だったっけ。ひよこは家や休憩時間に作ったんじゃないかなあと思うけど(覚えてない)、私のことだからティッシュケースよりひよこを夢中で作ってた可能性もある←おい

ぬいぐるみ大好きだし、かわいい雑貨や服も大好きだよ。でもそれを自分で作ろうとは思わない…。思ったとしても理想とは程遠いものしか生み出せない。よくわかったからもういい(笑)。不器用でも楽しく生きられればそれでいい←超無理矢理な結論

※今回の記事、タイトルが決まらないまま公開してしまい、いったん取り下げました…。タイトル考えるのがいちばん大変かも。無駄なこだわりの元につけてるんで(汗)