うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

All Japan Medalist on Ice 2012②

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

出発前日も私は仕事でした。とっとと帰る、と宣言していたものの結局わらわらして予定を1時間程度過ぎてから職場を飛び出す羽目に。まあだいたい想像ついてたけどさ!(泣)

大急ぎで東急ハ○ズ(意味のない伏せ字)に駆け込み、靴の滑り止めとプレゼント用の手提げ袋を購入。セールかなんかでめちゃくちゃ人が多くてレジが長蛇の列。便箋も欲しかったのですが○ンズで買うのは諦めて、駅前のデパートで購入しました。
慌てて電車に乗り込み帰宅の途に着いた私は、車内でリムジンバスの時刻を調べて衝撃を受ける。
…最終の出発時刻こんなに早いの?
これはうかうかしてると本当に間に合わない。実は搭乗時刻が結構朝早いので、遅刻が怖くて出発前日の夜は空港のすぐ近くのホテルを取っていたのです。某空港の所在地は山奥。そこまでの交通手段として最も楽だと思われるリムジンバスでも某駅から1時間程度かかるはず。しかも悪天候だの渋滞だのでしょっちゅう遅れているらしく、色々怖いので思い切って前泊することにしたのでした。
しかし前泊するにしても、山奥までとりあえずたどり着かないといけないことには変わりなし。最終のリムジンバスを逃したら、空港の最寄り駅まで行ってタクシーか?いくらかかるんだよめんどくせー、意地でもリムジンバスに乗るぞ!

だがしかし、実はまだ荷物をまとめてもいなかったりするのである。なんかもう嫌な予感しまくりなので、最寄り駅から自宅までタクシーを利用。遅刻するよりはいいや、と潔く諦める。
帰宅して大急ぎでパッキングして家を出ようとすると、ブーツのジッパーがどうやっても上がらない。前々からうまく噛まなくなってきていたのをだましだまし履いていたのですが、とうとう完全に壊れてしまった。
何故に!何故にこのタイミングで!(吐血)
仕方なく適当な靴を履いて家を飛び出し、再び某駅へ。リムジンバスの出発には十分間に合う時刻に到着しましたが、駅ビルで適当なブーツを購入することに決めたので時間は全然無い。スニーカーで北海道に行くのはさすがに自殺行為であろう。

駅ビルの店を大急ぎで物色していると、とあるロングブーツが目に付いた。シンプルで価格も手頃、しかも1割引だって。もうこれでいいや、と試着してすぐ購入を決意。そしてそのまま履いて行くことにしてしまいました。あっさりと理想的なブーツが見つかって本当に良かった。ちょっと大きいのでズボンの上からでも履けるし、現在ヘビーに愛用しております。でも壊れたブーツも直せるものなら直したいんですけどね。高かったんだよアレは(泣)

ブーツを購入したおかげで駅ビルの抽選会の補助券がたまったのでついでにガラポンにも挑戦してくる。ポケットティッシュをもらいました(笑)。地元に戻ってくる頃には抽選会が終了してしまっているので無理矢理挑戦してきた(笑)
夕食にベーグルを買ってリムジンバス乗り場へダッシュ。やれやれ間に合った。ブーツで迷わなかったおかげでわりと余裕だったわ。

空港行きのリムジンバスはICカードで乗れる上特定のICカードなら1割引なのでちょっとだけお得。それでも高いけど。
程なくしてバスは出発。終点までどこのバス停にも立ち寄らないノンストップ便なので、私の貸切。
そうです、なんとこの最終便、乗客が私しかいなかったのです。もし私が乗らなかったら運行休止になったりしたのだろうか。だってノンストップ便だもん、空港まで行く必要ないもんなあ。

それにしても無事旅立てて良かった。実は数日前からクリスマス寒波が到来するという予報が出ており、札幌はずっと暴風雪マークが表示されていたのです。最悪の場合飛行機が飛ばずに北海道までたどり着けない可能性も大いにあったので、しばらく気が気ではなかったのでした。しかしこのイヴ前日の時点ではどうやら寒波到来がずれ込みそうだという予想に切り替わっていたので、まだ安心はできないものの、ひとまずは大丈夫だと信じて空港に向かいました。

なんかこんな展開、覚えがあるなあ…。
そうだ、昨年の新潟だ。台風の直撃で、予定を変更して前日から出発したのだった。あの時も台風が迷走してて気が気じゃなかった。
しかも、色々あって行くのをやめようとしていたところも一緒。あの時よりは深刻ではないけれど、実は1ヶ月ほど前に、あることがきっかけで私はステファンから離れようとかなり真剣に決意し、北海道で旅は最後にしようと考えたことがあったのです。でもその決意はたったの一晩で潰えました。たまたま翌日に占いの予約を入れていたのですが、占い師に「一生ファンをやめられない」宣言をされてしまったからでした(笑)。本当は占いを決意の助けにするつもりでいたのにまったく逆の結果だったので、しかも私の邪魔をするかのように「昨日の今日」でこんな展開だったので、これはまたいつものネタの神様のご降臨だなと判断し、逆らわないことにいたしました。相当悲壮な決意だったのにな(笑)

さて、1時間ほどでバスは空港に到着。これでとりあえず明日どうなっても空港で待機できる。もし地元も大雪になったら、空港までの高速道路が封鎖される可能性も大いにありましたからね。
運転手に道を尋ね、闇夜を歩いてホテルへ。しかしなんなんだ、出発したばかりだというのにこの荷物の重さは。あとで履き替える予定の靴とさっきブーツを買う前に履いていた靴、辞書が2冊、寒いだろうからって貸してもらったカーディガン、エトセトラエトセトラ。
…多いわ、そりゃ(汗)
ちなみにダウンコートも貸していただいた。とても助かりました。一番寒かったの地元だけど(←後述)
ってかお前コート買う金もないんかい…←そうでーす!←ウゼエエエエエ

程なくしてホテルに到着。ちょっと綺麗なビジネスホテルって感じですが、お風呂も広いし窓から飛行場も見えてなかなか。アメニティが何故かふたつずつ用意されていたが、ぼっちクリスマスに対する嫌がらせだろうか←絶対関係ない
個人的に嬉しかったのが、浴衣じゃなくてパジャマが用意されていたこと。浴衣って寝てる間に脱げちゃいませんか?冬は寒いよ。単に着方が間違ってるだけだろうか(←たぶんそう)。ちなみにパジャマも2着あったよ。嫌がらせ(以下略)

全日本の女子フリーを横目に見ながら手紙の下書き。もちろん今回も全然仕上がってませーん!←開き直り
どうもこの頃あまり時間がなかったらしく、絶望的に白紙のまま出発してしまいました。もうこのスパイラルからは脱出したいのですが、たぶん無理でしょう←完全に開き直り

ひたすら訳を進めながら夜は更ける。明日はいよいよ北の大地へ出発です。以下次号。