うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

そのグローブはいつまでも掴んで離さない

お題「好きなお笑い」

お笑いと言うべきではないかもしれないが(汗)、これだけは唯一大好きだったと言えるグループ?があります。

その名は「軟式globe」。

今を去ること15年ほど前、当時の人気番組だった「学校へ行こう!」内の、「B-RAP HIGHSCHOOL」という、タイトルはラップだがだいたいラップじゃない歌を出演者が披露していた(笑)コーナーで、むしろそのコーナーのみでそのユニット?は大活躍していました。

メンバーは「パークマンサー」と「KOIKE」の二名。グループ名からもわかる通り思いっ切りあの音楽グループのパクリ(笑)。でも本物の小室哲哉の結婚式にも登場した事があるという、ある意味本家も公認?のパクリ(笑)

そう、もしかして本家も公認したくなるかもしれないほど、このグループは面白かったのです。「パークマンサー」という名前を聞いただけでも吹き出してしまったのだが、彼等を象徴するフレーズ「そうだよアホだよ」「それがどうしたアホだよ」を聞いた時の衝撃。「そうだよアホだよ」はまだ耐えられたが、「それがどうしたアホだよ」って!それがどうしたって(笑)!言葉選びのセンスに脱帽してしまった。最高すぎる!それ以来毎週彼等を楽しみに番組を見るようになりました。

グループ名通り(笑)globeの替え歌をパークマンサーが謎のダンスを踊りながら披露するスタイルで、基本はパークのフラれネタ。図書委員のネタが大好きだった。あれは今でも時々思い出してひとりで笑ってしまうくらい大好き(笑)←あやしいわ

どのように表現すればあの面白さが伝わるのかわからないのですが、とにかく彼等は面白かった。リズミカルに言葉を紡いで面白さを表現するお笑いは多いと思うけれど、軟式globeのその言葉のリズムへの乗せ方は抜群にセンスがあって最高に面白かった。もちろんお笑いというものは飽きられるのも早く、気がついたら彼等の姿は番組から消えてしまっていたし、すべてのネタが面白かったわけでもないけれど、ごくわずかな期間に燦然と輝いたからこそ、彼等の存在は私の中で「伝説」になったのかもしれません。銀色の派手なズボンにアフロ、いつもふてぶてしい態度というパークの強烈なキャラクターと、ただごく普通に綺麗なお姉さんだったKOIKEとの対比も印象的過ぎましたし(笑)。

いかにも素人が出演しているような触れ込みだった気がするあのコーナーですが、実際にはパークマンサーをはじめ、芸能人の卵のような人物が多かった模様。パークについてはその後の足取りも時折追っていたけれど、ドラマにチラッと出演してるのを見かけたりもしましたし。今でも元気に活躍されてるようで何よりです。MUSIAとか尾崎豆とか、今どうしているんだろう。MUSIAはどこが面白いのかさっぱりわからないところがじわじわ面白く(笑)今でもt.A.T.u.を聞くとMUSIAしか思い出せないくらいには印象に残ってます(笑)。尾崎豆尾崎豊の歌を聞くとどうしても思い出すくらいには(笑)。時々歌いたくなるくらいには(笑)。コーナー自体が面白かったですね。

私は本当に大好きだった軟式globeですが、今までに話が通じた人がいなくて(笑)、あの面白さを分かち合えたのが兄弟くらいだったのは今でも少し残念です。当時のネタをすべて収録したDVDが出たら絶対買っちゃうと思うけど、そんなものまず出ないだろうな(笑)

ほかにあの番組で忘れられないのが、汚ギャルの部屋を掃除するという企画ですね。足の踏み場もないほど汚い部屋でウサギを飼ってた汚ギャルがいて、綺麗になった部屋のベッドでそのウサギが足を伸ばしてくつろいで寝てる姿を見て、ウサギのために二度と部屋を汚さないであげてくれと思いました(泣)。かわいそすぎる(泣)。