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ユーリ!!! on ICE~フィギュアスケートを100倍楽しむ集中講義~雑感

もう3ヶ月近く前の話で、今更感に溢れていますが(このブログは基本そういうものだと思ってください)、テレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」のライブビューイングに出向いたので、それについて少々書き残していこうかなと思います。

いちばん最初に大切なことを申し上げておきますが、実は私はこのアニメを一度も見たことがありません。静止画像は何度も拝見しましたが、動いている映像は確か「ミュージックステーション」で取り上げられていた時に見たことがあるくらいです。
フィギュアスケートのアニメーションということで、是非見てみたいと思ってはいたのですが、私の暮らす土地では地上波で放送されておりませんでした…。諸事情で地上波しか見られない身の上のため、諦めざるを得ないまま今に至ります。DVDなどを購入する経済的余裕もまったくありませんし。その代金をアイスショーのチケット代に回したいというのが偽らざる本音です。財源に限りがあるのなら、その日にしか見られないものをこの目で見ることに優先的に使いたい。すみません。

そんな人間がライブビューイングなどに出向いてもいいものだろうかと、実は相当悩みました。今でこそアニメ文化は市民権を得て様々な層に愛されているものの、ディープなファンというものは基本的に排他的である、というのが感覚として身に付いてしまっているので…。あああ、全然内容を知らないことがバレたらどうしよう。そんなのバレたってどうでもいいんだけど(笑)、よく知りもしないのにのこのこやって来てしまう人物を快く思わない層がどんな世界にもいるのでつい怯えてしまう。自分の好きなものに興味を持ってくれた人を何故排除しようとするのかよくわからないが…。いや、そんな人あんまりいないか。私が変なトラウマを抱え過ぎてるだけだよね(汗)。
全話一挙放映された時にも観に行こうと思ってたんだけど、絶望的に金がなかった…。ライブビューイングの代金も払えないとかどんだけだよ、と言われそうですが、これが私の現状です。本当に息をするだけで精一杯です…。健康で文化的な生活って何のこと?(泣)はあ、大画面でステファンを見たかったな。アンタ何やってるの、とは思ったけど(笑)、こうして日本のファンの前に姿を見せてくれる(正確には声を聞かせてくれたんだけど)のはファンとしてはとても嬉しい。

そんなわけで、少々びくびくしながらライブビューイングの行われる某映画館へ。あれ、窓口に行かなくても券が買えるようになったんだ。という訳で販売機を操作して購入。田舎だし直前でも余裕で買えるだろ、と高を括ってやって来たが、予想通りの田舎ぶりで安心する(泣笑)。
上映までまだ時間があるので、のんびり食事をとってから再び映画館へ。飲み物を買って座席に着く。周囲に誰もいない席を買ったはずだったんだけど、おや、ちらほら人が座ってる。私同様直前に券を買った人が意外と多かった模様。早目に購入した人もたくさんいたようで、なかなか盛況。人気作品なんですねえ。

程なくしてライブビューイング開始。実はライブビューイング、初めてだったりする。なるほど、こういう感じなのか。
まずはコメンテーター?の紹介。宮本賢二さんが登場した時に明らかに喜んでいた人がいたが、あの人はきっと私と同じスケートファンだなと勝手に推測する(笑)。地元でスケート関連のイベントなんてほとんどないし、宮本先生や鈴木さんが出演する上実際の演技の映像も活用されると聞いて、是非行ってみたかったんだよね。
文春砲が炸裂してなかったら、司会はきっと彼だったんだろうなあ、と考えると遠い目になってしまった…。つらい(泣)。

往年の人気選手や現役の選手たちの紹介が始まり、私のテンションが猛烈にアップ(笑)。ステファン!大画面でステファンのポエタが!ほんのちょこっとだけどそれでも最高に感激なんですけど!プロになってからの映像も流れ、実際に作品に出演したこともあって、ステファンの扱いはほんの少しだけ大きめだったように感じました。
プルシェンコジュベール、ジョニーなど、やっぱりこのあたりが来るよね、と思われる往年の選手たちの姿にワクワクしていたら、ジェフも流れた!ジェフ!大画面でジェフが見られるなんて…。うう、来て良かった。
フェルナンデスや羽生君、昌磨君や無良君など現役の選手が紹介されたかと思ったら、最後に高橋君が。少し長めに演技が流れたのですが、大画面で見る高橋君、凄い。素晴らしい躍動感。思わず見入ってしまった。ちなみにプログラムはeyeでした。これいいプログラムだよね。演技が流れた後の宮本先生の表情に、本当に高橋君が好きだよなこの人、と思ってしまいました(笑)

どうやらステファンの出演はギリギリに決定したようで、急遽台本等変更してギリギリまで製作にかかった様子。だってステファン、確かクリスマス・オン・アイスの最終公演の翌日にアフレコしてたよね?最終回はその週の放送だと聞いて、え、間に合うのそれで?とびっくりした記憶があったんですよ。前々からそういう予定になっていて、あとはステファンの録音だけを待っていた状態なのかな、と思っていたら、何もかもギリギリだったのか…。ありがとうテレ朝。放送されてないから見てないけど(泣)。
それから、ステファンはここ数年金色のブレードを使用しているのですが、それを参考にしたキャラクターもいるとか。へー、そうなんだ。ステファンのファンとしてはちょっと嬉しいかも。

作品で使われたプログラムの振付は実際に宮本賢二さんが作成して自分で滑って見せたとか。って、そのビデオないんすか。見てえ。超見てえ(笑)
振付の話や、ジャンプの見分け方の話など、スケートファンにもガッツリ面白い内容が続く。実際に振付のニュアンスの差を動きで示してくれる宮本先生にはさすがの一言。ジャンプも足の動きを実際に鈴木さんがやってくれて、大画面なのでわかりやすく、とても興味深く見てしまいました。ジャンプの見分けできないからねこの人(泣)。ジャンプについてはクイズもやってたけど、久保ミツロウさんは要するにガチのスケートファンでいらっしゃるんですね、と発言の数々から納得(笑)。その時期にスイスに行ってたってことはアート・オン・アイスですよね。たいへんに羨ましいです…←死ぬまでに行きたいと願い続けて早数年←先に寿命が尽きそう←絶望

男子選手ばかりなのかなと思ったら、メドベージェワの演技も少し流れました。確かに現役の女子選手の中では彼女の表現力は頭ひとつ抜けてると思ってるけど、もしかしてこの作品の大ファンだという話だからかな(笑)。
アニメについてはこれだけ長時間映像を見たのが初めてだし何となく登場人物の名前を知ってるくらいなので詳しく書くほどの感想がないのだけど、リンクに刻まれるトレースがとてもリアルで美しく、思わずそこばかり見てしまいました。大画面のおかげで細かい点までよく見えたからかもしれないけど、きらきらと本当に綺麗で、なんかワクワクしました。少し未来のフィギュアスケートのお話ということで製作されたそうですが、四大陸のあの激戦が記憶に新しい今、放映はギリギリのタイミングだった、的な久保先生の発言に、なるほどなあと思ってしまいました。そうか、あの人たちは人間を卒業したとか宇宙人だとか言われてるけど、二次元の世界の方だったのか。そりゃあ「これどこの少年ジャンプですか」みたいな展開になるわけだよ!って違うから(笑)

最後に総括?として、羽生君の「SEIMEI」が流れる。しかも世界最高点を叩き出したグランプリファイナルじゃんこれ。思わず息するのも忘れてガン見。何度も見て構成もすべて覚えているはずなのに、気が付いたら握りこぶしを作ってルッツを見守ってた(笑)。いやー、大画面で見る羽生君、最高過ぎるね。
贅沢な意見かもしれませんが、どうせなら完全ノーカットで流して欲しかったです。ひとつの作品を作り上げるのにどれだけの技術が使われ、それらが完璧に結晶した四分半がどれほど濃密なのか、何でも思い描いた通りに動かせる二次元の世界とは異なり、現実の人間である羽生君があれだけの演技をやってみせたのがどれだけ驚異的で偉大なことなのか、このグランプリファイナルのSEIMEIほどそれらを実感できるプログラムはないと思ったので。ちょっと残念ですけど、次回があるなら是非。

最後の最後に国別の宣伝などが行われて、イベントは終了。もっとアニメ寄りの内容なのかなと思ったらそうでもなく、作品のファンにも、フィギュアスケートのファンにも楽しめる構成だったように思います。怯える必要カケラもなかったし(笑)。バカだろお前(笑)

もう3ヶ月前のことなのでさすがにあまり内容を覚えておらず、アニメも未試聴のままなので、15年来のゆるいスケートファンとしての目線で見たライブビューイングの感想、という形にしてみましたが、いかがだったでしょうか。今さら需要もないと思われますし、テレビでも放送されたとのことなので、こういうのもまあアリかな、くらいで適当に読み流していただければ。もしじっくり読んでくださった方がいらしたなら、心からありがとうございます。記憶違いによる記述内容の誤りがございましたらたいへん申し訳ございません。

…ところで、ジュベールの映像が流れた際に「4回転サイボーグ」と聞こえたのは私の気のせいだろうか。テレ朝が謎の通り名っつーかなんちゅーかを有力選手に勝手に与えていたあの時代…。今もあの制度(笑)が生きていたら現在の現役選手たちはどんな名で呼ばれていたのだろうか。とりあえず羽生君は「阿修羅」ですかね(笑)。嘘です(笑)。「進化するベビーフェイス」(←ちなみにこれジェフね)とかさ、どなたが考えておられたんでしょう。どこからサイボーグという発想になったのか是非お聞きしたい(汗)