うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Art on Ice in JAPAN⑦

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

とりあえず思い出せるままに書き進めていますが、順番等違ってたらすみません。もう1ヶ月経ってしまったので記憶が曖昧…

キャサリンは3曲歌って退場。続いて現れたのは羽生結弦。プログラムは今シーズンのショートプログラム、パリの散歩道。
エキシビションバージョンとのことでしたが、ジャンプもきっちり3回跳んでいたと思うし、相変わらず全力投球な滑り。でもやっぱりオフシーズンなのかな、ミスも多かった。だけどまたこのプログラムを見られて嬉しい。
日曜日の端っこ席でひとつラッキーだったのが、羽生君の「へ」みたいな形のイーグルを目の前で見られたこと。その辺のお客さんも盛り上がってたと思うよ(笑)
羽生君はリンクを端までしっかり使って滑るのでしょう、表情がよく見えました。初回はなんだかオラオラ感に溢れた(笑)余裕のある仕草や表情に見えましたが、ジャンプミスが多かったせいか2回目以降は必死に滑ってたような。君の若さが眩しいよ←遠い目

プリマドンナをお呼びしました、というアナウンスで早速ネタバレ。ああ、いつものやつですね(笑)。オレクシイ・ポーリシュク&ウラジミール・ベセディン。すっかりお馴染みアクロバットペアの、瀕死の白鳥。
私にはアナウンスで内容までわかっちゃうけど、初めて見るお客さんにはさぞかし衝撃的であったであろう。ベセディンの肩の上にポーリシュクが立つのを見て「普通の靴じゃないのに…」と呟く声が印象的でした。職人芸だよね。
とにかくお客にウケてた。もしかして全公演中いちばんウケてたんじゃないの?(笑)初めてショーを見に来たお客さんが多かったんじゃないのかなあ、という印象。初回公演の席は周囲がみんなそんな感じでした。
最終公演では遠慮なくスタオベ。いつも安定したレベルの演技を見せてくれるから凄いよね。どうでもいいのですが、今回は無表情でチュチュをチラッとめくるベセディンがツボに入ってしまいました。なんでめくるの?(笑)もしかしたら技を行う上でなんか必要があるのかもしれないですが。

ペアの演技が続きます。と言ってもアクロバットペアとはまっったく雰囲気の異なるペア。アリオナ・サブチェンコ&ロビン・ゾルコビー。試合では何度も何度も見てきたペアだけど、生の演技を見るのは今回初めて。
曲はヘンリー・マンシーニの作品だとアナウンスされていたでしょうか。タイトルはわからないけど好きな曲。アリオナはピンクベージュっぽい優しい色の衣装で、金色の髪が氷に映えて美しい。

とにかく、素晴らしかったです。テレビ放送でも思わず画面に向かって拍手してしまいました。熟成された、優しい祈りのような演技。本当に本当に素晴らしかった。

おそらくこの演技の際は生演奏だったのだろうと思います。すべての演技ではないと思いますが、基本的に今回のショーの音楽は生演奏だったようです。歌手による生歌はたぶん全部そう。ステージの後ろに大きなスクリーンがあって、そこにオーケストラが映っていました。本当にスクリーンだとすると、会場内のどこかにオーケストラがいて、演奏する時だけ映し出していたのだろうと思いますが、実はスクリーンではなくステージの後ろにオーケストラが待機していて、楽器を湿気から守るためか何かで囲いがあったのかもしれません。詳細は不明ですが、実際に演奏が行われていたのは事実で、その生演奏の威力も今回は存分に発揮されていたと思います。それはテレビ放送では決して伝わらない部分だと思うので、高いチケット代を払って会場まで足を運ぶ醍醐味がここにあるのだなと実感しました。そもそも、「生の威力」を強く感じ取ったからこそ私は会場に足を運ぶようになったのであって、それを今回改めて思い知らされたように思います。

このショーに出演しているペアは2組とも素晴らしいのに、オリンピックの金メダルはひとつしかないんだなあ…、と切なく思っていると、ステージには再びキャサリンが登場。衣装は胸の大きく開いた赤いロングドレスにチェンジ。あれは体に自信がないと着られんな(笑)。

再び始まるコラボレーションタイム。滑るのは荒川静香。曲はクイーンの「Who Wants to Live Forever」。で良かったと思う。
どこかで見たことあるプログラムかもしれないけど、なんと言っても荒川さんのプログラムはたいてい「伸びやかなイメージの女性ボーカルの曲」である。もうどれがどれやら(汗)。すみません、アホで。
そんな感じでまあ、いつもの綺麗な滑りの荒川さんでした。しかし彼女、ちょっと痩せ過ぎじゃないか?さっきの安藤さんがかなりふっくらしていたので対比がすごい。でも個人的にどっちか選べと言われたら安藤さんを取る。それくらい痩せてる。前からすごく痩せてたけど今回は特にそれを感じて、ちょっと心配になるというか怖いくらいだった。よくあれでジャンプ跳べるなあ…。純粋に凄い…。

次は絶対長いので(笑)以下次号。