うさぎパイナップル

書き散らしてるときだけが生きてる気がするんだ(社会不適合者・居場所募集中)

Art on Ice in JAPAN⑨

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

休憩が終わり、第二部が開始。派手な音楽とともに現れたのは、今回のゲスト歌手のひとり、藤井フミヤ。光沢のある青いスーツで、ショーの雰囲気に合わせた、派手すぎず地味すぎない格好。

いかにもオープニング、という感じの明るく元気な歌。思わず手拍子しちゃう。フミヤもターンが入る(笑)。最終公演で右隣の席だった人はフミヤファンだったらしく、手拍子だけでなく手を下から上に上げる仕草も曲に合わせて入れていた。フミヤから見えてたらきっと喜んだと思いますよ。観客の大半はスケートファンでしょうし。フミヤ目当てに来るにはチケット代が高過ぎであろう。

私は実際の様子を見ていないが、ステファンと高橋君がこの第二部オープニングをノリノリで見ていたなんて噂も聞いた。確かにフミヤはテレビで見るよりずっと上手かった。ステージ慣れしていて、自然に観客を自分の世界に引き込む力があった。それはまさに、プロの、しかもベテランのなせる業だった。スケーターたちはまだ皆若い。さすがに誰にもこの「自然な掴み方」はできないのではないかな。
そんなわけでこのオープニングから、日本仕様のアート・オン・アイスが本格的に始まった感じ。テンションも上がって参りました。てかフミヤスゲエ。CD買いそうになったもん!(笑)

一曲歌い切ったフミヤはステージ上で挨拶。初回は彼自身も初めての経験だということで戸惑いがあったのか、トークも少しグダグダしていましたが、回を重ねるごとに滑らかになっていきました。デビュー30周年だという彼が、自分メインじゃないイベントに出るなんて本当に久しぶりのことなんじゃないかな、と勝手に想像する。スゴかったんでしょ?チェッカーズ。ほとんど覚えてないけど。

オーケストラの紹介などもしたフミヤは、第二部最初の演技は自分とのコラボレーションだと発言。名前を呼ばれたスケーターはなんと無良崇人。コラボするなんて知らなかったからびっくり!曲はBlue Moon Stone、そう紹介して歌に入るフミヤ。

そんなわけで無良君。白いシャツにジーンズ(だったかな?)、帽子を被って登場した彼の演技は、正直初回はやっつけ感あふれるスカスカぶりだったのだが、回を追うごとに良くなっていきました。最終公演はなかなか素敵だったよ。
歌も夏の爽やかな恋みたいな感じだったし、新婚の無良君にはピッタリだったと思う。わかってて選んだんでしょうか。

続いてもコラボレーションタイム。第二部がいきなりフミヤのコラボから始まるとは思わなかったので、この展開に初回はかなりびっくりしました。
しかもコラボするのはペシャラ&ブルザ!これも事前に発表されてなかったからびっくり。このカップルはよくコラボ引き受けてくれるよね。日本語の歌を理解して滑るのは大変だろうに。
初回は彼らの名前を呼ばなかったフミヤ。ひょっとして覚えてなかったのでは?(汗)でも2回目以降はちゃんと紹介してたと思う。Aさんによるとカンペらしきものが見えたそうですけどね(笑)。

曲名は言わなかったけど、フミヤファンの某さんによると「君が僕を思う夜」という歌だったらしい。アイスダンスにはよく合いそうなバラードでした。彼らはリンクを端までちゃんと使うので、いつも表情がよく見えて嬉しいです。演技あんまり思い出せなくてごめんよ(泣)。でもフミヤも「トレビアン」って言ってたよ。

コラボはさらに続く。日本の若きエース、羽生結弦、とかなんとか紹介するだけで沸きまくる会場。羽生君ファン、会場に行くたびに増えてる気がする。
彼が生まれる1年前に発売された曲だ、というフミヤの発言に笑いが巻き起こる会場。この曲、もう20年も前の歌なんだ。さすがの私もこれは知ってる。てかこの曲しか知りませんでした、フミヤゴメン(汗)。

そんなわけで今回の目玉のひとつだったであろう「True Love」。トップは白のフリル、ボトムは黒いズボンと、相変わらず少女漫画の登場人物のような羽生君。そんな可憐な衣装日本じゃ君しか着れんわ。
しかし少女のような外見とは裏腹に、

なんっじゃこの激しいトゥルーラヴは!

フミヤはいつも通り歌ってると思う。てかフミヤがこの歌の登場人物の年齢をどれくらいに設定していたのかは知らないが、羽生君の演技はまさに十代の向こう見ずな恋愛そのものであった。彼女を抱きしめてそのままへし折ってしまいそうな。超直球。間違いなく君のことしか視界に入ってない。なんかもー激しすぎるんですけどその真実の愛ー!
フミヤもそんな羽生君に合わせることにしたのか、何となく若々しい感じで歌ってた気がする。羽生君のことを優しく見守るような雰囲気でした。そうだよね、フミヤから見たらちょうど子供くらいの年齢だろうしね。そんなフミヤと羽生君がお互いを確認するように目を合わせ、羽生君がステージから振り向くと、プログラムは終盤へ向かって盛り上がっていきます。

全体的に歌にきちんと合わせた振り付けだったけど、私は間奏のあたりがとても素敵だと思った。ピッタリと曲と合ったスピン。そこだけでもこのプログラムを見られて良かったなと思う。
ライブならではという感じで、そして羽生君の若さならではの作品に仕上がっていたように感じて、私はこのプログラム気に入りました。何度かスタオベもしたと思う。アンタこれショーですよ、って言いたくなるようなジャンプも跳んでなかったか?まったく君には恐れ入りますよ。

日曜日昼公演は、この羽生君の演技までを袖で見ているTシャツの人物が私の位置から見えました。気付いたのはペシャラ&ブルザの時からなのでいつからいたのかはわからないし、顔までは確認できなかったけど、あの首筋や舞台裏へ消えて行ったときの動きから、あれはステファンだったのでは、と私は疑っています。かなり真剣に見ているように見えました。何となくフミヤの歌を気に入ってるように感じたので、コラボレーションを全部見ていたとしても不思議はないように思ったのですが、真実のほどはわかりません。双眼鏡をホテルに忘れてきた私の馬ー鹿。

以下次号。