うさぎパイナップル

ただ、書くことが好きなだけです。

All Japan Medalist on Ice 2013⑤

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

あやしい歌がうっすら聞こえる中(笑)、目的のお店へ。スイスのローザンヌに本店のあるチョコレートのお店、ブロンデル。いちど行ってみたいとずっと思ってたんだよね。
1階がチョコレートの販売、2階がカフェになっていて、まずは2階へ。スイス国旗をデザインしたメニューからしてすさまじくかわいい。
時期的にブッシュ・ド・ノエルしかないということで、それとチョコレートドリンクのセットを注文。ケーキセット1580円。よく行く地元の喫茶店、ケーキセット500円ですけど…(汗)
チョコレートドリンクはたくさん種類があって、定番らしい甘いものにしたけど、とっても美味しかった。ケーキもクリスマスらしくてしかも美味しい。お店も空いていたし、ゆっくりくつろげてとても贅沢な時間を過ごせました。さっきの歌がうっすら聞こえてたけど(笑)

1階でお土産も買いましたが、ケーキセットの値段から想像が付く通り、なかなか目の玉が飛び出ます。どうしてもお礼をしなければいけない人へのお土産は選んだけれど、ちょっと配る程度の目的で買えるものはほとんどなかったよ!スイス高え!(泣)
でもローザンヌはステファンの居住地。ファンなら訪れねばなるまい。パッケージ類もものすごくかわいいし、また行ってみたいです。

資生堂パーラーでもお土産を買い、さらにリンツへ。ご存じの通り、リンツもスイスのチョコレートメーカー。
ここのリンツは広くて、商品の種類も豊富でした。カフェも大盛況で、美味しそうなケーキが目に付きました。ブロンデルはあんなに空いてたのに。リンツの方が多少はリーズナブルだからか?多少だけどな。
クリスマス限定のクマのチョコレートがいろいろ売られていて、いくつかお土産に買いました。直営店限定の商品も多いらしく、目移りして困りました。店ごと買ってくれる人募集。

さらに!(笑)瑞花へ。長岡で買ったここのおかきがものすごく美味しかったんだよね。
ここでもお土産を購入。価格も手頃だし、接客も丁寧で好感が持てました。もういい加減大量に買っていたお土産をまとめてくれたんだけど、「銀座は誘惑が多いですからね」と不敵に笑うお姉さんが素敵だった(笑)。実家に買ったお餅が美味しそうだったのだがもう食べたのだろうか←狙ってる

気が付けばすっかり夕暮れ。まだ5時前なのに。そうか、東だから日が暮れるのが早いのか。
暗くなってきた道を少しウィンドウショッピング。ステファンのスポンサー(だったはず)の時計メーカー、ウブロの店舗を見て目の玉が飛び出る。いちばん安い時計でも私の年収より多いんだが。誰が買うの?←棒読み

銀座を満喫してAさんとはお別れ。何に乗り換えてどこで降りてどの辺に乗れば楽に改札を出られるか、を丁寧に教えていただけたおかげでスムーズに新宿に到着できました。本当にお世話になりました。もうどこでどう乗ったのか思い出せないけど←お前…

新宿に来るのは3回目だけど、改札を出たら見たことのある場所に着いたので安心してそのまま進む。ほとんど迷わずにホテルに到着。ほっ。
チェックインすると外国人の男性が部屋まで荷物を運んでくれました。おなかの出たおじさんだった。でもちょっと非日常感があっていい。

シングルで予約したのに案内されたのはツインでした。ソファにテーブルもあってとても広い。開放感が素晴らしい。
ベッドに寝転がって女子のフリーをテレビ観戦。なんて贅沢。部屋のポットに最初から水が入ってたし、ちょっと古いけどやっぱりいいホテルなんだな。

女子は録画放送のため緊張感なし。生で十分放送できる時間帯に競技をやっているというのに。今日も中塩さんが映って、フジテレビに気に入られたのではなかろうかと期待半分不安半分。だってフジだし。
安藤さんはサバサバした顔をしていて、正直今回の彼女のやり方は子供の我儘みたいで好きじゃなかったけれど、ひとつの時代の終わりを感じて感慨深いものがありました。ジャンプに関してはやはり際立って才能があるんだと思った。6月にはいちども跳べていなかったことを考えると素直に感心。それだけに、もっとスケートに向き合って欲しかったかなと思いました。引退という文字が見えて初めて惜しくなったのかな。ちょっと遅かったのが残念だけど、長い間本当にお疲れ様でした。

今シーズンは全勝でオリンピックへ向かうんだと思ってた真央ちゃんがここに来て崩れ、少し心配。真央ちゃんは残念だったけど、佳菜子ちゃんと鈴木さんは素晴らしかった。鈴木さんの演技の後ステファンが泣いてたらしい。スタオベもいろんな選手にしてたしお花をリンクに投げたりまでしてたらしい。やっぱり今日も見てるのか某スイス人。今日は割と遅めの出勤(笑)だったらしいが、それでも毎日来てることに変わりなし。どんだけ←2回目

素晴らしい演技が続出で、見応えたっぷりだった女子フリーが終わると、いよいよ代表発表。ここからやっと生中継に入るフジ。実際の競技終了時間と発表までの間が1時間程度空いていたせいだと思うけど、競技も生中継して発表まではお得意の振り返りでもやってれば良かったんじゃないのか?

こんなに緊張したのどれくらいぶりだろう。ついに訪れたこの瞬間。息を詰めて発表を待つ。
ペアは成美ちゃんと木原君。アイスダンスはキャシーとクリス。女子は鈴木さん、真央ちゃん、佳菜子ちゃん。ここまでは予想するまでもなく予想通り。
最後に発表されたのは男子。わざとかこの順番。
まずは羽生君。これは順当。
そして町田君。良かった、ちゃんと選ばれた。最後の最後まで不安だったのです。ほぼ確実ではあったけど、絶対じゃなかったから。
最後のひとり。息を飲む会場。ゆっくりと、確かめるようにその名前は呼ばれた。
高橋大輔
弾かれたように驚喜の声を上げる観客。テレビの前でも同じような光景が繰り広げられたのだろう。

いろいろ考えることはあるけれど、これがベストのメンバーだったと私も思う。クールな小塚君の涙、結果を知ってそっとモニターの前を離れる織田君、彼等のことを思うと胸が痛くてたまらない。誰もが納得のいく形で選ばれたわけではない高橋君も内心複雑だろう。バンクーバーの閉会式、無邪気に大きな風船を追いかけていた3人の姿を思い出す。もうあの光景が戻ってくることはない。あの時の3人でたったひとつの枠を争うなんて、4年前は考えもしなかった。
高橋君は彼等の想いも魂に乗せた演技をオリンピックで見せて欲しい。それができるのはずっと走り続けてきた彼だけだと思う。そしてその時、日本フィギュアスケートの黄金期も終わるのだ。高橋君の今回の役目はメダルの取得ではなく(たぶんもう難しいと思うし…)、それだと私は思っている。

誰にオリンピックに行って欲しい?と聞かれたことがあるけれど、誰が行っても泣くし、誰が行けなくても泣く、と私は答えた。その通りの代表選考だった。選手たちがあんなに泣いてる全日本は初めて見たと思う。今でも思い出すと切なくなる。
この熾烈な状況で町田君が代表に選ばれたということは、本当に本当にすごいことだ。ずっと応援していたけど、正直最後まで読めなかった。まだどこか夢の中にいるような気がしてしまう。嘘だよ、って言われても信じてしまいそうなくらいに。

しかし、今回オリンピック出場を逃したのは皆家庭を持った選手達だったというのは少し気になった。無良君、織田君、安藤さん。小塚君は少し違うけど、公になっているという点では同じかもしれない。やはり成功と安定は同時に得られないものなんだろうか。感性が大切な職業の人間が、所帯を持つことでその才能を枯渇させてしまうことは往々にしてあるし…。安藤さんの演技からも不安定さが無くなってしまった。その不安な感じが魅力でもあっただけに、技術的なものはもちろん、実は「演技が面白くなくなった」ことも気になっていたのです。まあこれは私の感想に過ぎないんだけれど。織田君は家庭を持ったことが最終的にはプラスになってたような気がするし。もし織田君が3位だったら代表に選出されていたのは織田君だったんじゃないのかな…。いつも一歩足りない、最後まで織田君らしかった…。

結局3日間客席を凝視し続けたもののステファンは発見できず。選手の入退場口の真上に関係者席が割り当てられていて、そこにずっといたらしいのだけど、その辺りはほとんどテレビに映らなかったのです。ぼんやりと映った時に町田君と高橋君らしき人影はわかったけど彼は最後までわかりませんでした。あれだけ無意味に目撃されて無駄な存在感を振りまいていたのに(笑)

以下次号。