うさぎパイナップル

ただ、書くことが好きなだけです。

ロステレコムカップ2017雑感②

今年はロシアからというのも不思議な感じですが、とにもかくにもグランプリシリーズが開幕いたしました。まずはいきなり大激戦の男子ショートプログラム。ちなみに私はいつもほぼ地上波のみで観戦しています。それしか映らないので(泣)。

いつものように煽りが続き、いつものようにトゥーランドットなオープニング。今年は美しい天国への階段を歩いていったら最後羽生君の姿をした神々しい何かに審判を下されるという物語に見えた←意味不明

確かちょうど放送時間内に競技が行われているはずなのに、生放送の表示がまったくないんだけど。ああこれ、いつものちょっと遅れての放送か。色々あるんだろうけど、やっぱり緊張感が薄れてしまって残念だな。今回は放送終了まで一切ネットを見なかったので、生放送に近い感覚ではありましたけど。

そんなわけで第1グループは2名カットされてしまい4選手の演技が流れる。でもそれでも昔に比べたら随分マシだと思うけどな。

まずはテン君。4回転が2本にトリプルアクセルとなかなか攻めた構成なのだが、すべてのジャンプで着氷に失敗してしまう。特にサルコウの着氷は怖い降り方に見えた。セカンドジャンプが跳べずコンビネーションも入れられなかった。でもステップはリンク全体に彼の世界が拡がるようで素晴らしかった。まるで王子様みたいだ、そうだここにはアンソニーがいるんだ、などと訳のわからないことを思いながら見とれてしまった。お前にとっての王子ってアンソニーなのかよ!だいたいお前が好きなのステアだろうが←このくだり死ぬほどどうでもいい
足首を怪我してたのですね。足をかばって安全策を取ろうと思えば取れただろうに、攻めることから逃げなかったテン君ってかっこいいなと思った。彼の演技はいつか生で見たい。

ナム君。4回転サルコウのコンビネーションが成功し波に乗るかなと思ったら、ああああ、4回転トゥループで転倒…。でも大きなミスはそれくらいだったのかな。ナム君にしてはあまり滑ってないように見えた。
しかしもうナム君じゃなくてナムさんと呼ばなきゃいけないような雰囲気。でもナムさんだと念仏みたいだからやっぱりナム君って呼んでいいですか←だからどうでもいいっつのお前

ホッホスタイン。『Your Song』ってエルトン・ジョンの曲だっけ?
4回転トゥループで転倒、アクセルもミス。ルッツのコンビネーションもセカンドジャンプはどうにか跳べたという感じでジャンプが終始噛み合わない印象だった。でもフライングシットスピンの入りが音楽とぴたっと合っててカッコ良かったです!

ミーシャ。なんか宗教画の人みたいだなミーシャ、とか思ってたら曲もアヴェマリア。グノーでもシューベルトでもないやつか。実はわりと最近までこの曲知らなかったんですよね。
アクセル、コンビネーション、最後のフリップとすべてノーミス。4回転を入れずに作品としてまとめ上げることにしたのですな。目指す演技の着地点は人それぞれ。
ホントに宗教画の物語みたいだった。素晴らしかったです。

後半グループの前にオータムクラシックの羽生君のショートをフルで。今流さなくても良くない?とさすがに思ったが、この後の羽生君の演技との良い比較になったのでこれはこれで良かったかも。地上波しか見られない私にはフルはこれが2回目。やはり絶品の演技。単なるノーミスはもしかすると誰にでも可能かもしれないけど、ノーミスとパーフェクトはそもそも別物なのだと思い知らされる。うまく説明できないが、伝わるだろうか。

6分間練習にヴァシリエフス君を送り出すステファンが映る。何故かお口がもぐもぐしている。ガムでも噛んでいるのか。今じゃないといけなかったのかそのガムは(汗)。
練習に入る前にいつもの挨拶あり。羽生君いつも通り笑ってねえええ!日本から来た暗殺者さんです、みんな仲良くしてあげてね!←正気に戻れ
羽生君もネイサンも練習のジャンプはいい感じ。本番に期待。

ヴァシリエフス君。とても品のいい衣装。この貴族みたいな装いが様になるのはヨーロッパの人ならではですな。
ジャンプは4回転なし。アクセルの着氷はあやしかったけどコンビネーションとトリプルフリップは良かった。
ステファンが振付をした男子スケーターのプログラムはどうしても「ステファンの影」が滲み出てしまうことが多いのだが、彼はステファンに直接指導を受けているわりにはステファンらしさみたいなものをほとんど演技に感じない。彼なりの個性を既に確立出来ているのだとしたら、今後も楽しみなスケーターになるだろうという気がした。
ただ、ステファンのそれとは違うけど、個性的なスピンにはやはりステファンの教え子なのだなという印象を受けました。これからもガンガンスピンで魅了して欲しい。
…誰かステファンを床屋に連れていってください…。髭…。

アリエフ。さすがヨーロッパの人の着こなしパート2。素敵な衣装です。
「仮面舞踏会が開催されている列車の車掌」というイメージが溢れてきたが、たぶんというか絶対そんなんじゃない(汗)。
振付がちょっとワンパターンかなと思ったけど、ルッツのコンビネーションが3回転だったこと以外は大きなミスもなかったはずだし、コンビネーションも予定と違っただけで失敗したわけではないよね。空中で判断して回転数の減少に対応できるもんなんだ、凄いなあ。

サモーヒン。出だしで音楽が止まるというトラブル。これで集中が切れてしまったのか、4回転もアクセルも決まらず最後のジャンプも2回転。転倒こそなかったもののコンビネーションも入らず、演技も投げやりになっているように見えた。音楽の影響ならば可哀想だ…。それでも気にせず滑り切る度胸が必要なのかもしれないけど、繊細なスポーツだからなあ。
衣装がめちゃくちゃ不思議。手が気になる!気になるよ!どうしても目が行くよ!心霊写真みたいだよ(汗)

ネイサン。6分間練習の時、まだ着替えてないのかな?なんて思ったりもしたがやっぱりこれが衣装か(笑)。でも黒よく似合いますね。
ルッツのコンビネーション素晴らしい。フリップもアクセルも着氷は微妙だったがしっかり立っている。さすがに安定して強い。
しかもスピードのあるステップはキレッキレ。これは相当ファンを増やしたのではないのか。シンプルにカッコイイ!
ただ、この曲は個人的には苦手かも。前半が特にカチャカチャ言う音が煩くて、なんか威嚇みたいに感じた(汗)。攻めた選曲だし彼によく似合うけどね。こんな曲で滑ってしまえるなんて、本物の音楽に囲まれて育ったんだろうな、などとぼんやり思った。
もう煽りはええわクソ邪魔、って今回はちょっとうんざりしてたけど、体操やってたって情報がわかったのは良かった。あの抜群の身体能力はそのあたりにも起因するのかな。

コリヤダ。出だしの振り付け個性的過ぎなんですけど。ルッツは3回転に、次の4回転もミスがありコンビネーションにならず。でも最後のアクセルは綺麗だった。全体的に個性的で、これ一体何の生き物?とか思いながら見てましたごめんなさい(汗)

羽生君。新衣装。首もとキラキラ。
冒頭のループは着氷が乱れる。技術点の速報を見て回転不足?と思ったらビンゴ。この減点がいちばん痛かったのでは。スピンもオータムクラシックの時ほどの圧倒的な迫力はない。ループのミスでリズムが乱れてしまったか。
アクセルは加点が最大で3点しかないことが悔しくなる程だった。群を抜いている。ジャッジ全員満点でも足りないだろうあんなの。
さらにトゥループのコンビネーションで転倒。演技全体も多少荒かったかな。しかしミスはあったもののさすがの底力。時間が短く感じる演技は基本的にいい演技だと思うが、近年の彼の演技はミスがあった時にもそう感じる。基礎のレベルが違うのだなと思った。
もしかしたら今回のロステレコムは一種の実験場で、ここでノーミスで滑ることが目的ではないのかなと感じた。たぶんこれでいいのだろう。羽生君のグランプリシリーズ初戦としてはかなりの高得点だし、ジャンプのすっぽ抜けもなかったし。だがめちゃくちゃニコニコしてたのが怖い。ああいう時の羽生君は逆に怖い。羽生君の得意な追い上げパターンである、フリーで阿修羅が出現するのはほぼ疑い無い気がする…。
しかしまあ、ジャージの脱ぎ方がニュースになるなんて、どんだけなんだよ羽生君(笑)。

ところで、番組の途中で流れたガーナのCMは去年のものと同じですね。真央ちゃんのバージョンも流れてちょっとほろり。そうか、もう真央ちゃんはグランプリシリーズで滑らないんだな…。なんだか不思議な気持ちだ…。

ではでは、続きはまた明日以降に!