うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(生活の糧と居場所大募集中)

グランプリファイナル2017雑感④

長かったようで今年もやはりあっという間だった2017年のグランプリシリーズもいよいよエキシビションでフィナーレです。久しぶりの地上波でのエキシビション放送、せっかくだから満喫していきましょう!

しかしウォームアップの様子は今更いるのか。サイン書いたりしてるから余興みたいなものと思えばいいのか…。放送された順と実際の登場順はたぶん全然違うんじゃないかな。

★須本光希
『You Raise Me Up』。おお、トリプルアクセルも跳んでる。やっぱり男子の長い長いイーグルは最高ですな。のびやかで拡がりのあるスケーティングにぴったりのいい選曲だった。味のある選手になりそうで楽しみです。一番最初に流れましたが、一番印象に残ったのも彼のこの演技だったかも、今回のエキシビション

★マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
小道具の椅子に大注目のテレ朝。へー、現地調達じゃないのか。これを持って世界中移動するのは大変そうだ。確かに赤くて雰囲気のある椅子だし、小道具って最初の方にちょろっと使って終わり、ということも多いのに、結構がっつり活躍してる。椅子に座ったままのデススパイラル?とかすごかった。チョックさん迫力あり過ぎです。

★マリア・ソツコワ
音楽はロシア民謡。衣装がめっちゃかわいい。ノースリーブのストライプのシャツにイエローのスカート。70年代の少女漫画にこんな子出てる気がする(←個人の見解)。ノースリーブなので腕の美しさが際立つな。
あえて民族衣装じゃなくてごく普通っぽい格好ってあたりに、民族衣装の頃も現代も若者はきっと同じなんだろうという感覚と共に、歴史の息づく21世紀の街角で弾けるように踊る夏祭りの風景が目に浮かんでくるような気がした。
ジャンプはエキシビションなのにタノ。タノの方が安定するんだろうか?回転不足もなくなってきたもんなあ。

ここでオープニング。あれ、ファイナルの最後の最後は毎年ちょっと豪華な編曲だった気がするのだが、今年はこれまでと同じ?いや、私が毎年勝手に豪華な気分に浸ってただけかもしれないな…。

★アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ
チャップリンメドレー。NHK杯は上の方の席だったので細かいところがわからなかったから、もう一度見られるの嬉しい。
客席から登場し、黄色の花を観客に手渡すラノッテ。こんな小芝居もやってたんだ。無声映画はスケートで表現するにはぴったりかもね。笑いも哀愁もすべて閉じ込めた、人生のようなプログラム。ライムライトは映画の内容、特にラストを考えるとどうしても少し切ないイメージが曲にあるんだよな。

樋口新葉
ほかの多くの選手もそうだったけど、まずはキスクラに座って登場し、そこで紹介されてからリンクへ出ていくという演出だったらしい。髪巻いててかわいい。
ハレルヤ。エキシビションとは言え高いジャンプやスピードはさすが。原始的な強さ、みたいなものが彼女の演技にはある気がする。わりと引き出しが多そうだし、今後もどんなプログラムを見せてくれるのか楽しみです。

★テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ
NHK杯と同じプログラム。そうか、追悼の曲だったのか。それだけでなく彼ら自身もこれが最後と言ってるような選曲に思えた…。力の抜き方がものすごく自然に感じる。熟練ならではの呼吸というか。彼らの滑る姿は、氷の上を鉄の刃で滑るという人間の生み出した文化の基本を思い出させてくれるような、氷の上を滑るという行為の気持ち良さみたいなものを思い出させてくれるような、そんな純粋に滑りだけを堪能できる力に満ちていた。

織田君と修造氏によるインタビューコーナーが挟まれる。昌磨君と宮原さんと樋口さん。みんなおとなしい感じなのでうっすら盛り上がってないのが逆にかわいいと言おうかなんと言おうか(汗)。

紀平梨花
シンフォニーという曲なのか。あれ、ファンタジー・オン・アイスでも滑ってた曲?あの時とは衣装が違うのね。既に踊る楽しさを知ってる感じがする。もう十分凄いし期待もされてるだろうがさらに伸びていきそう。
エキシビションでもタノジャンプ。もうこれがスタンダードになっていくのか。

宮原知子
アランフェス協奏曲。NHK杯の会場でも見たけれど、テレビなら衣装の細かいとこもわかるのでありがたいですね。やっぱり素敵な衣装。日本と全然関係ないプログラムだと言ってたが、実際には今回の競技用のプログラムよりもずっと「和」の感じがする。そこがいいのではないかな。個人の感想なんですけどね。

エキシビションオブザイヤーということで、今回のファイナルには出場していないが視聴者から多くの票を集めたというプログラムが。通常なら必ず出場して上位に入ってた選手たちなので、プルシェンコの筋肉スーツとキャンデロロを毎年流してた頃よりはマシだと思うけど、どうせ非建設的な悪口にまみれてるんだろうな。はあ。どうしても嫌なら最終的には会場に行くしかないよ。テレビは誰かひとりのために放送してるわけじゃないから。金がなければ生きていることさえ許されない世の中だからね。根拠のある冷静な意見なら耳も傾けるけど、狭い視界だけで判断して騒ぎ立てるこきおろしは聞いてるのがつらいです。

☆エフゲニア・メドベージェワ
国別のセーラームーン。すべてのコスプレイヤーが負けたと思ったのでは。だってどんなにそっくりにコスプレしても普通は氷上であれだけ滑れない。しかも世界選手権を連覇した女王としてコスプレを披露するなどほぼ不可能。キングオブファン。いやクイーンか。本人もすごく楽しそうでそれが嬉しい。彼女にとって最も悔いのない選択が行われることを心から、心から祈ってます。

羽生結弦
ロステレコムの『Notte Stellata』。実は地上波で放送されず見られていなかったのでたいへんありがたかった。
これまでに披露されたノッテステラータの中でもいちばんいい出来なのでは。トリプルアクセルも綺麗に決まっている。美しすぎる。本当にこの世の生き物なのか。タラソワの選曲といい振付といい衣装といい、羽生結弦のためにすべてが動いて点と点が結ばれ、そこから宇宙が生まれてきたのだ、という印象すら受ける。このプログラムはほかの選手には滑れない。この夢でも見ているかのような儚さを圧倒的な技術に乗せられる選手は彼以外にはいない。間違いなく別格だと思った。
記念写真のカメラに向けた笑顔を、あの笑顔を、彼の想いを込めた舞台で再び見られることを願わずにはいられない。

特別企画?はここで終了。視聴者からのコメントが段階的にヒントを出すみたいにして表示されていくの面白かったわ(笑)。
てなわけでファイナルのエキシビションに戻る。

★ケイトリン・オズモンド
うわあ、かわいい衣装。チェックのスカートにポニーテール。あんなジャケット着てよく滑れるな、と思ってたらやっぱりジャケット脱いでノースリーブに。エキシビションでも凝った跳び方でジャンプ入れてるように見えた。

★アリオナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソー
真っ黒の衣装に前衛的な感じのプログラム。久々に彼女を見た気がする。ソチはロビンさんと出てたよね。四年前とは違うパートナーとでも世界のトップに上り詰められるということが、もう努力では足りない程の強い想いを感じる。5回目のオリンピックを目指すって並みじゃないよね…。織田君が彼らの演技にいちばん感動したって言ってたが、それ放送されてないよ(泣)。

★ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
ファンタジー・オン・アイスでも滑ってたやつかな。あの時とは衣装が違いますね。深夜に抜け出して美術館で踊ってる彫刻ってこんな感じかな、と思った。そもそもそんなものいないだろうというツッコミはなしで(汗)。

宇野昌磨
「名古屋で滑ります」っていう率直すぎるナレーションに本人笑っちゃってるぞ(笑)。昌磨君のための舞台が整ってましたもんね今回。『See You Again』という曲なのか。また名古屋に凱旋するってことかな。きっと地元の人たちは待っててくれるよ。あまりジャンプが良くなかったけど、緊張から解放されたのかな。地元パワーは力にもなるけどプレッシャーにもなりますよね。

★アリーナ・ザギトワ
てっきり虎とかヒョウとか動物の物語かと思ったら、火に仕える女性とか太古の人々とか、とても高尚なプログラムだった…。火に仕えるってあたりで一瞬ゾロアスター?とか思ったが、もっと幅広く原始的な何かを表現してるように感じたな。不思議な曲といい、これぞザ・ロシア。
虎柄の全身タイツ衣装はもう少し年齢が上がるといやらしくなってしまうだろうから、今が着られるギリギリだという気がした。いいブレーンがチームにいるようですな。スタイルもよくないと当然着られないし、奇抜な衣装ゆえに逆に彼女の美少女ぶりが際立ってた。

★ネイサン・チェン
うおおおおあああかっこいいかっこいいかっこいいかっこいい(←エンドレス)!さらっと4回転も入れてるし、全体的に競技の時の不調ぶりはどこへやらというキレキレぶり。羽生君に勝つために4回転ゴリゴリプログラムにしてるけど、自由に滑ればこれだけ自在なんだってことをはっきりと見せつけるようだった。どんなに大変なことに選手たちが挑んでいるのか手に取るようにわかる気がしたよ…。
昌磨君とは逆の方向で緊張から解放されたかな。これはまたファンが増えたでしょう…。

クリスマスが近いせいかフィナーレはベタな選曲。しょうがない、我々は祭りの好きな民族…。男子のハイタッチがちょっとぎこちなくてかわいいぞ(笑)。
最後の最後は何故か視聴者に気合いを送る修造氏と織田君で締め括られるという2017年のグランプリファイナルでした。わかったよ、受け取ったよ(笑)。私たぶん今が人生の岐路なので、その気合いで扉が開くことを願うことにしたよ…。なかなか開かないよー、もー待つしかないんでしょうけどこのままだと餓死するんで何とかしたい←お前…

今更載せることになってしまいましたが、執筆そのものは12月11日に終了しております。色々また動きがありそうなので内容がおかしな部分があるかもしれませんが、ちょっと前に書いた内容だということでご理解いただければ。もう全日本始まってるはずだけど、胃に穴が空かないよう皆さんしっかりごはん食べて気をしっかり持ってね!あわあわあわああわ←お前が落ち着け一番に