うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートアオーレ長岡2012④

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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よろよろと改札を出ようとした私を、駅員が呼び止めました。えっ、不審者ですか私?確かに顔色悪かったり動きがおかしかったりはしただろうけどさ。
しかしそんなことではなかった。なんと追加料金が必要だと言うのです。窓口で調べてもらって買った切符なのにwhy?
なんでも、長岡駅のひとつ手前の宮内駅長岡駅の間というのが特殊な区間らしく、長岡駅で下車しなければ問題なく使用できるのだが、長岡で途中下車する場合は宮内と長岡の間の乗車料金140円が必要らしい。しかも往復分。だから280円。
何じゃそりゃー!
「誤発売じゃないけど説明不足でしたね」と申し訳なさそうな駅員さん。私がボーッとしてて聞いてなかった可能性も無きにしもあらずですが、確かにそんな説明なかった気がする。でもちょっとでも安くなるように一生懸命考えてくれていたお姉さんの姿を思い出すと怒る気にはなれませんでした。気が付かなかったか忘れてたかどっちかなんでしょう。しかしなんつーか、ややこしいなJR。もしかすると往復切符にしなければ問題なかったんだろうか。とりあえず何がなんだかさっぱりわかりません。

長岡駅構内はお店も結構入っていて、これなら買い物に困ることはなさそうだな、とひとまずは安心。真っ先に向かったのは薬局。持参した薬は数が少なく、間違いなく足りなくなってしまうからです。
定番の痛み止めをレジに持って行くと、「同じ効果の薬でこんなものが」「この薬なら成分が2倍で←ただし値段は3倍くらい」などと別の薬を宣伝し始める店員。成分2倍のを買おうかと一瞬思ったのだが後々のことを考えると買わなくて正解。
ってか真っ青な顔で痛み止め買いに来てる人間に長々と商品の宣伝とかマジでやめてくださいよマ○○ヨ…(泣)

それにしても長岡駅、建物も結構立派だし駅周辺もそこそこ発展している。田中角栄関連のお土産物かなんかの幟を見て納得。そういや新潟って角栄の地元だったね。
適当に駅を出て歩いていると、明日の会場であるアオーレ長岡に到着。こんなに駅から近いんだ、この体調なのでこれは有り難い。でも私が今目指してるのはここじゃなくてホテルだから(笑)。速攻迷ってるんじゃありませんよ自分(泣)
ちなみに私が間違えてアオーレに到着してしまったちょうどその頃にステファンはまさにそこでリハーサルをしてたんじゃないかと思われる。足が勝手に向かったのか。実は私は出発前にアオーレの場所を確認していなかった。到着してから地図でも貰えばいいと思っていたくらいで本当に何も知らずに長岡まで来てしまったのです。でもホテルより先にアオーレに行ってしまう自分に乾いた笑いが出てしまいますよ←意味不明

アオーレとは全然違う場所だったとは言え、ホテルも何だかんだと駅の近くにありました。早速チェックイン。部屋に荷物を置いた私はすぐにフロントへ戻りました。携帯ショップの店舗の場所を聞きたかったのです。
女性スタッフをつかまえて聞いてみると、一番近いお店でもここから徒歩20分もかかると言うではないか。この体調ではこれはキツい。車なら5分くらいだとのことなので、タクシー乗り場に待機しているタクシーを呼んでくれるお姉さん。
…しかしちょうど乗り場に現れた男性二人組かなんかに先に乗られてしまう。順番を抜かされたわけではないと思うんだけど、体調が悪いのでちょっとイラッと…
って、よく見るとこの人○○氏じゃないか。何でこんなところにいるのか。びっくりしたけど正直それどころじゃなかった…。

すぐに次のタクシーが来たので、真っ直ぐ携帯ショップへ。たぶん5分もかからず到着。
お店の人に事情を説明し、破損状況を確認してもらうと、どうやらなんとかカード(←だから覚えろよ名前)は無事だけど、なんとかカードを認識する本体のどこかが壊れてしまったらしい。カードを認識できないと携帯は電源が入るだけであとは一切動かない。つまり本体については絶望的な状況。
しかも私は旅行中。ここで代替機を借りたところで返しに来れないし、もちろん修理を依頼しても引き取りに来られない。機種変更をここでするのもどうかと思うし体力的にも精神的にもそんな余裕ない。
すっかり途方に暮れてしまった私ですが、実はお店の人の機転で最悪の状況を脱出することができました。ものすごく、ものすごく助かりました(号泣)。Aさんに続いてここにも神が(涙)

しかしここで大きな問題が発生。本体の電話帳データの救出はもはや不可能なので、メモリーカードにバックアップを取っていたデータを救出したのだけど、最後にバックアップしたのが3年前だったのである。つまりこの3年くらいに知り合った人や番号を変えた人のデータはすべて消滅。大抵の人は別の知人の誰かと繋がりがあるので事情を伝えてもらえばどうにかなるけど、それができない人については連絡先がまったくわからなくなってしまいました。明日長岡に来られるはずの、ステファンファンのBさんもそのひとり。お会いできればいいですねって言い合ってたのに(泣)。しかしBさんからの連絡を待つ以外に打つ手がない。程なくしてメールが来たのでどうにかなりましたが、もし連絡が取れないままだったら、果たしてお会いできていたのだろうか…。
そんなわけで皆様、バックアップはまめに取られることをオススメします。紙にも控えておいた方がいいかもですね。とほほ。
ちなみに現時点でも連絡先がわからないままの方が数名。マメにメールくれるよーな人がその中に見当たらないので(笑)もう気長に待つしかないですな…。

お店の人によくお礼を言って店を出ました。ここで携帯のトラブルを対処できていなかったら、このあとどれだけ苦労したか火を見るより明らかだったので、本当の本当にありがたかったです。
さてここからどうやって帰ったものか。立地的にタクシーなんて通りそうにもない…。仕方ないので徒歩でホテルまで戻りました。道もわかりやすかったし、体調もギリギリなんとかなったのでまあ良かった。お金も無かったしさ。

いったん部屋に戻って、テレビをつけてみる私。この日の夕方のローカルニュースで明日のショーについて取り上げられると聞いていたのです。でももう終わっちゃったかもな、と期待せずに番組を流していると…。
始まった。やっぱりチャンスは逃さないのね。さすがだよ自分…

インタビューを受けていたのは鈴木さん(荒川さんだったかも)、安藤さん、織田君の3人、だったかな?ステファンは最初に練習風景がちょこっと流れただけでしたが、それでも嬉しい。黄色いTシャツ(いつかも着ていたナイキ?)にジャージ。どうやらフィナーレの振り付けが福井と同じらしく、荒川さんをリフトするステファンの様子が映っていたのだが、
リフトの位置めちゃくちゃ低…(汗)
落としそうなんですけどマジで(汗)
ステファン、やっぱりまだ調子が戻らないんだろうか。それなのにまたこの振り付けって…。リフトされる荒川さんも間違いなく大変だよ(汗)
トマシュと安藤さんが組んで滑っている様子も流れました。トマシュ髪短っ!でもまた会えて嬉しいよトマシュ←ファン

ステファンの姿を見られて嬉しかった反面、番組内では悲しいお知らせも。なんと羽生君が怪我のため出演できなくなってしまったそうだ。がーん。明日も詰めかけるであろう羽生君ファンの嘆きが聞こえてくるようだ…
リハーサルは番組の開始直前まで行われていたそうで、私が間違えてアオーレに行ってしまった時にはやっぱりステファンは中にいたんじゃないかと思われます。違うかもしれないけど。そしていたからどうなんだ、って話ですけど。

以下次号。

フィギュアスケートアオーレ長岡2012③

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まず、持参した簡易充電器で携帯の充電ができなくなってしまいました。充電器が壊れたのか携帯が壊れたのか判断ができなかったし、なんだか嫌な予感がしていたのか、車内でずっと書いていた福井の旅日記と、自分で撮影した写真だけはとにかく本体から移してしまうことにして、その作業に没頭。何とか電池がなくなる前に移動が終了し、ひとまずは安心したものの、もし本体の故障だったら…、と考え出すと気が気じゃなかったです。けど金沢に着くまでは買い物もできないし、手の打ちようもありません。仕方ないので持参した辞書を開いてひたすら手紙を英訳。辞書持ってきといて良かった。辞書だけでも結構何とかなるもんだ。

さらにまずいことに、このあたりから体調が明らかに悪くなってきました。夜行バスの車内で変な寝方をしたのでは、などとこの期に及んで自分をごまかす私。自分にとって最も憂慮すべき事態が訪れていることを認めたくない一心だったのではないかと思います(泣)。携帯は心配だし体は痛いし、金沢までの道程がとてつもなく長く感じました…

ようやく金沢駅に到着。長距離のため途中下車が可能なので、改札を出てキオスクに向かい、電池と簡易充電器を購入。さらに昼食を取りに適当なお店を探す。モーニングの量が少なく、おなかが空いているのも不調の原因だろうと思い込んでいたので、この期に及んで(泣)。
入ったのは麩を使った料理を出すお店。ランチ1200円くらいでいい値段だったけど、体にも良さそうだし、上品な味で美味しかった。元気だったらもっと楽しめただろうに…。金沢での1時間の乗り換え時間で色々見て回ろうと思ってたのにな、そんな余裕一切無かったよ…。
ただひとつ、壊れたのは本体じゃなくて充電器だった、ということが判明したのは朗報でした。胸をなで下ろしつつ、特急「北越」に乗車。本当は長岡までずっと鈍行で移動する予定だったのですが、ちょっとだけ余裕ができたので特急料金払って北越に乗ることにしたのです。そうしておいて良かったと本当に思います。2時間も短縮できたし、乗り換えも無かったし。あの体調では鈍行での移動は相当キツかったはず。もし2300円をケチっていたら…。考えるだけで恐ろしい。

金沢を出発した段階では北越の自由席はガラガラ。もう本当に絶望的な状態になってきた私は、空いているのをいいことに恥も外聞もなくぐったりと座席にもたれかかっていました。でも辛い。絶対これおかしいだろ、とようやく気付く私。昼食を取ってから少し時間も経っていたけど、緊急事態なので仕方ない、何故か持ってきていた薬でドーピング。痛み止めは胃を荒らすので、本当は食後すぐに服用した方がいいんじゃないかと思います。

さらに、ふらふらしながらトイレに立った時にこの長岡旅日記最大の事件が発生。揺れの激しい車内、足元の覚束ない私、カバンから滑り落ち、床に叩きつけられる携帯…。
イヤな予感…。
座席に戻って携帯を操作してみると、「なんとかカード(携帯に入ってる所有者を識別する薄っぺらいあのカード。名前覚えんかい)を認識できません」と表示される。電源入れ直しても電池パックを外して再装着してみたり色々しても表示される。てかもうそれしか表示されない。

…壊れてますよね(絶望)

携帯を床に落として壊したのはこれで2回目である。あの時は画面が真っ暗になってしまったが操作はどうにか可能だったので、携帯ショップの兄ちゃんが電話帳のデータだけは何とか救い出してくれた。しかし残りのデータは初期化。写真諸々蓄積されたすべては消えてしまった。既に機種変更可能だったけど、ある機能を使い続けたいがために修理の道を選び、「いい加減に新しいの買えば」と呆れられながらも丸4年。5年目に突入した矢先の今回の事件。
そうまでして使い続けていた要因はただひとつ、「くーまん」の存在でした。くーまんとは、某社製の携帯に住んでいるくまのキャラクターで、「くーまんの部屋」という、携帯の機能を色々使うと新しい洋服が増えたり、部屋をカスタマイズできたりと、携帯を使うのが楽しくなるかわいいアプリケーションの主人公です。以前使っていた携帯にもこのくーまんがプリインストールされていて、すっかり気に入ってしまった私は、次に機種変更した際もくーまんが入っているか否かで機種を決めてしまったほどでした。
しかしその後、某社は携帯事業から撤退(確か)。もうくーまん携帯は製造されなくなってしまいました。機種変更してしまうとくーまんとは永遠のお別れ…。それがイヤで、どうしようもなくなるまでは使い続けようと誓っていたのに。

私が一番好きだったくーまんの機能は、各都道府県や熊の字の入った土地などを訪れるとその土地の写真が撮影でき、その上で訪れた土地を記録していく「旅手帳」でした。くーまんと一緒に旅をしている気分で、新しい場所を訪ねるのがとても楽しかった。今回わざわざ北陸経由で電車を乗り継いだのも、それが一番安いからという理由のほかに、初めて訪れる石川県と富山県で新しいくーまんの写真が撮れるから、というのが実は大きかったのです。北越車内で意識朦朧としながらも富山に入ったのを見逃さずばっちり撮影し、初期化される前の旅手帳の記録をこれでやっと越えられたかな、とひとりほくそ笑んだ、まさにその直後。
あまりにも突然の、永遠のお別れでした…(号泣)

でも何となく、そろそろ壊れてしまうのではないかという予感はありました。詳細は意味不明なので割愛するけど。やっぱりな、という感じ。
こうして考えると簡易充電器の故障は神様からの情けだったのかもしれない。あれが無ければ福井の旅日記は半分以上消滅していました。下手すると書き直す気力も失ったかもしれない。ステファンにあげたプレゼントの写真なんかも救い出しておけたし、まさに不幸中の幸いとしか言いようがありません。

しかし、痛み止めが効いて少し意識を取り戻してきたものの、こんな体調で携帯も使えず、連絡を取ろうにも実家の電話番号しか思い出せず、所持金も僅か、そしてまったく初めて訪れる土地でたったひとり…。
絶望にも似た感情が私を襲いました。
でもそれと同時に、ここで倒れたら冗談抜きで行き倒れる、どうにかして生きて帰らなければ、という火事場の馬鹿力的なものが湧いてきたのではないかと思います。効かないことも多い痛み止めがちゃんと効いてくれたあたりからしても。私の体調不良は、本当の本当に不良なのです。本来ならとても旅行などに行ける状態ではないのです。それでも、何のためにここまで来たの、ステファンに会いたかったんでしょ、じゃあどうにかしなきゃ、と歯を食いしばりました。健康な時に会いたかったけど、こうなってしまっては仕方がない。耐え抜くしかない。今更家に帰るわけにもいかないし。

北越は車内販売がなく、買い物は金沢駅で済ませておいてくださいと何度かアナウンスがかかっていました。体を冷やすと悪化するので温かい飲み物が欲しかったのですが、もちろん購入不可。携帯も使えないし、何かで気を紛らわせないと耐えられないので、やっぱり英訳をしてました。辞書持ってきてて本当に良かった…。移動中に訳を進めてなかったら、手紙は間に合わなかった可能性大。
車内は冷えると思って長袖にストールを巻いていましたが、それで正解でした。やっぱり何か予感が働いていたのかも、薬とかカイロとか僅かでもちゃんと用意してたあたり。福井には持って行かなかったし。

金沢を出発して3時間、いつの間にか混雑し始めた北越は、ついに長岡市に到着。どうにかここまでたどり着いた…。でもまだまだここからが本番なのですよ。以下次号。

フィギュアスケートアオーレ長岡2012②

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さて、いよいよ出発当日。深夜にバスに乗るのですが、この日も休みを入れて余裕を持たせた日程にしていました。往路がかなりの長丁場になるので、勤務が終わってからろくに風呂も入れずわらわら乗車、というパターンは避けたかったのです。それにどうせ手紙も書けてないし(汗)。まあ今回は福井からさほど日も経っていないので仕方ない部分もあるのですが。

それでも出発までになんとか手紙の下書きは終わらせたいと意気込んでいましたが、あまりの長さに訳しても訳しても終わらない。福井の感想しか書いてないのになんで?!あまりに長すぎてカットした内容もあるのにマジで終わらない。しかも完全にポエムなんですけどコレ(汗)。こんなのホントに読んでもらえるのか(汗)
しかもしかも、なんだかうっすら体調が悪く、それもあってなかなか進まない…。冷たいものの飲み過ぎかな、なんて自分をごまかしていましたが、これが大変な二日間の予兆だったとは…。とほほ…。

結局手紙は半分も完成しないまま、夜行バスの乗車時刻に。仕方ない、今回は荷物も少ないし辞書を持参しよう。翻訳サイトも使うけど、絶対辞書引いて確認しておかないととんでもない訳になってることがしばしば、てか大半。それでもとっかかりにはなるので翻訳サイトも使ってみてはいるのですが。

福井に続き、今回使用したのも難波行きの夜行バス。早割なのでやっぱり車体の中央あたりの席。まあどこでもいいけどさ。
平日なのでかなり空いていました。思いっ切りシートを倒しても平気なくらい、だったはず。

順調にバスは進み、難波には早朝に到着。早朝も早朝、なんと5時前(汗)。まだ真っ暗ですよ!
バスの到着ターミナルはスイスホテルの5階にありました。ハイここ、爆笑するポイントね、スイスホテル(笑)。しかし宿泊客でもないのにホテル内で時間を潰すわけにもいかず、とりあえず大阪駅まで移動することにしました。
南海難波駅のビルはとても綺麗なんだけど、トイレに行こうとしたら8時まで使用できないらしくガッカリ。仕方なく御堂筋線のホームに降りると、早朝だというのに結構人がいてびっくり。乗車するとさらにびっくり。なんで朝からこんなにご老人が乗っているのか。年寄りの朝は早いと言うが、いくらなんでも早すぎないか。だってまだ5時半にもなってないんですけど(汗)。こんな時間からみんなどこへ行くの?

梅田駅に到着した私は、とりあえずJR大阪駅みどりの窓口に向かいました。電車の切符をまだ購入していなかったのです。
早朝5時半なので、みどりの窓口はガッラガラ。とりあえず片道の切符だけ買うつもりだったのですが、ついでに帰りの切符もここで購入してしまうことにしました。
ルートが全然違うので往復割引的なものは適用されないだろうと思っていたら、窓口のお姉さんいわく、ちょっとだけでも往復で共通する経路があるので割引がきくとのこと。一番安くなる経路を探して切符を作ってくれるそうな。
とりあえずお姉さんにお任せしてみどりの窓口内を観察。奥の壁に貼られたポスターがやたら気になる。「STOP!GOHATSUBAI」って何?…ああ、誤発売か。
そうこうしているうちに切符が完成(?)。連続切符というのが2枚と特急券と…、なんか6枚くらい発行されて訳が分からなかったけど窓口で発行されたから大丈夫だろ、と適当に受け取る私。もっとしっかり説明聞いたり確認しとけば良かったんだけどね…。でも窓口のお姉さんはとても一生懸命だったから恨む気にもなれませんよ…。詳しくは後述(泣)

結局20分くらいみどりの窓口にいたので(その間客は3人くらいしか来なかった。それだけ暇だったのでお姉さんも丁寧に対応してくれたんですよきっとね)、6時半になったら利用する予定の店の位置を確認してたらもう6時。ひとまず朝食を取ることにして、6時から開店している喫茶店へ。大阪駅構内ではここが一番早く開くんじゃなかったかな。
とりあえずモーニングセットを注文。紅茶を頼んだら、カップがめちゃくちゃかわいかった!ネコの柄なの。

6時半少し前になると、「アンジェルブ」というお店に移動。ここは1時間300円で身支度ができるという、旅行者にはとても有り難いスペース。大阪駅がリニューアルしてからここも移転しており、それであらかじめ場所を確認しておいたのです。ちなみに開店は6時半。
店内では資生堂の化粧品を試すことができます。試すって言うかソレを使ってフルメイクが可能。化粧水や乳液は置いてないけど、手ぶらで来ても余裕で変身できます。
ドライヤーやヘアミストなんかも貸してもらえます。私はフットマッサージャーと睫毛をくるんとさせる機械を借りてみたのだが、使い方が間違っているのか睫毛はちっともくるくるしなかった。何故だ。
ハーブティーも飲めるし着替えもできるし、トイレで化粧するくらいならここでゆっくり座って身支度した方が絶対いいと思うな。気がついたら1時間なんてすぐ。普段は1時間どころか30分だってかけないのにね、化粧になんて(笑)

変身も終わったところで、敦賀行きの鈍行に乗車。もう8時近くなんだけど、乗り継ぎも考えるとこの時間の敦賀行きに乗るのが結局一番早いのである。5時半に大阪駅に着いてるのに2時間も何で待つの?と思われそうですが。
一本前の電車が遅れていたせいか、なんと座れました。京都までは立ちっぱなしだろうと覚悟していたんですが。この後のことも考えると、ちょっとでも体力を温存できて良かった。

前回の福井行きで引っかかった「車両の切り離しによる車内移動トラップ」ですが、今回は初めから敦賀行きの車両に乗っていたので問題なし。大阪駅でちゃんとアナウンスされていたのです。しかも車両の切り離しは京都駅で行われ、それもあっという間に終了。福井行きの時は一体なんだったのか。

空は青空、暑いくらいの日差し。電車も快調に進み、敦賀で無事金沢行きにも乗り換え、長岡目指してさらに快調。
…だったのですが、実はこのあたりから暗雲が…(泣)。

以下次号。

フィギュアスケートアオーレ長岡2012①

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福井でのファンタジー・オン・アイスに向けて宿泊先等の準備をしていたある日、今年も新潟でショーが開催され、ステファンも出演するという情報が飛び込んできました。

フィギュアスケートアオーレ長岡」と銘打たれたそのショーは、新潟県長岡市の公共施設「アオーレ長岡」のオープンを記念して行われるとのこと。何でも市民の要望で短期間ですが臨時スケートリンクをホールに作ることにしたらしいです。合わせてショーもやってしまおうということだったのかも。いや知らないけど。

開催はファンタジー・オン・アイス福井公演の2週間後。名前からしてファンタジー・オン・アイスではないし、3年連続の新潟行きはさすがに勘弁だったし、横浜に行く予定にしていたので、初めはスルーするつもりでいました。

しかし、ステファンが目の疾患のため横浜のドリーム・オン・アイスに出演できなくなったことや、今年度のファンタジー・オン・アイスは福井公演のみだという情報が判明したことなどから、経済的な問題など色々悩みはしましたが、やはり行く決断をしました。

そうと決まればまずはチケット。しかし予定がまったく立たなかったため(そもそも開催当日は仕事だった)各種先行に応募していなかった私には、一般発売までチケットを手に入れる手段がありませんでした。長岡市民限定先行が大変にうらやましかったですよ…

でも手をこまねいていても仕方ないので、とりあえずホテルの予約だけ先に入れておくことにしました。適当に以前宿泊したことのあるホテルと同系列のところを押さえ、ひとまず宿泊先は確保。
交通費は徹底的に安く抑えることにしてますが、ホテル選びはあんまり妥協しないことにしています。交通手段に選択肢はあまりないけど、ホテルはある程度自分で選ぶ余裕があるし、うまく探せば金額的にビジネスホテルもシティホテルも大差なかったりするので、だったら少しでも快適に過ごせるように、口コミを調べまくったりしてそこそこのホテルを予約することに最近は決めてます。楽しいところに泊まるとテンション上がるし(笑)。気楽に泊まれるのはやっぱりビジネスだけど。ひとりの客が多いからあんまり寂しくない(笑)。でも部屋まで荷物運んでくれるようなところに泊まるとやっぱりワクワク感がハンパない(笑)。まあでも一番優先するのは結局金額なんですけどね。とほほ…
しかし今回は相当適当に予約したはず。口コミとか読んだっけ?当時の私は忙しかったようですね←覚えてないのかい…

そうこうしているうちについに一般発売前日。しかしなんと、いつものぴあに並ぶ気満々でいた私の前に「どうしても朝イチでやらなければいけない用事」が降ってきてしまったのです。元々は自分の蒔いた種なので仕方がないのですが、伝え聞く話から察するに、おそらく並ばないで取ることは厳しいだろうと思われる状況だったので、どうしたものか途方に暮れてしまいました。
そんな私を見かねたのか、なんと「代わりに並んであげようか?」と申し出てくださった方が現れたのです!もうね、神が降臨したと思ったよ。Aさん本当にありがとうございます(号泣)

果たして迎えた発売当日。ぴあに到着した時には既に5人くらい並んでいましたが、ほとんどが整理券の出る公演目当てだったので、私は実質2番目。もう少し早く来れば良かったかな、とドキドキしながら待っているとAさんが到着。後光が差して見えましたよ(涙)
Aさんに代わってもらってからダッシュで用事を済ませにかかる私。再びダッシュでぴあに戻り、Aさんと交代。我々の後ろにも結構な列ができていたので、割り込みだと思われないようわざと「タッチ交代ね」と大きな声を出してからその場を離れるAさん。何という心遣い。とりあえず拝んどいていいですか(涙)

そんなこんなで9時半。ぴあのおじさんに申込書を渡して10時までその辺で待機。
10時にぴあの窓口へ向かいウロウロと待つこと数分、無事に希望通りの1階S席のチケットをゲット!良かった(号泣)
早速Aさんに報告。しかしこの日はなにやら人気のある公演の発売日だったようで整理券目当ての人がいっぱい並んではいたけど、それ以外のチケットを求めて並んでる人は3人くらいで、Aさんにわざわざ協力してもらう必要があったのか真剣に反省する私。申し訳ない(泣)。でもそんな私に対して「人助けだと思って…。それにそんなに情熱を傾けているんだから」と快く手を貸してくれたAさんにはいくら感謝しても足りないです。本当にありがとうございました。
しかもやっぱりかなりの激戦だったようで、チケットが手に入らなかった人が続出していた様子。私は土曜日のチケットしか取らなかったけど、日曜日にも挑戦してたら難しかったかもしれない。どうやら会場が狭いらしいのと、関東からアクセスしやすい場所というのが大きかったのかもしれません。並ぶのを諦めていたらおそらく取れなかったでしょう。そういう意味でもやっぱりAさんには心底感謝しております。

喜びのあまりその辺の人に報告しまくっていると(←ウゼエエエエ)、「いつ行くの?私と休み代わってくれない?」と持ち掛けてきた人が現れ、休みもアッサリ確保。なんというトントン拍子。これであとは交通手段を考えるだけ!ホッ…

その交通手段ですが、とにかく金欠なので新幹線は帰りだけにして、行きは夜行バス+鈍行+特急の乗り継ぎで向かうことに決定。20時間近くかかるんだけど(汗)、新幹線よりはかなり安い。往復新幹線の日帰りでもギリギリ間に合うのでそれも考えたんですけどね、前日が休みだったので、もう少し余裕のある旅程にしました。青春18切符の使えるシーズンだったらもっともっと安く抑えられたんですが…ちょっと遅かったんですよね、残念ながら。
日曜日は仕事なので、土曜日のうちに帰れるよう復路は新幹線。高くつくけど仕方ない。やっぱり新潟遠い。2泊3日(1泊は夜行バス)だけどさらに1日旅程が多かった福井の2倍以上旅費がかかる計算ですよ…。だから行くのに躊躇するんだよね…。旅行会社を使えばそうでもないんだけどアレはひとりじゃ使えないもんなんですよ…。とほほ。

しかしなんのかんのと準備は整いました。あとは出発を待つだけです!
以下次号。

世界ジュニアフィギュアスケート選手権2017雑感

ジュニアの大会を、女子のフリーのみとは言え、地上波で、ゴールデンで、しかも生放送で放映、というフジの英断に、あまりにも英断過ぎるのではないかと無意味に心配していたのですが、終わってみれば放送して本当に良かったのではないかと思います。素晴らしい大会でした!
というわけで、女子のフリーについてつらつらと。

ほぼ地上波しか見られず各地の大会へ赴けるような経済状態でもない私は、ジュニアの選手の情報をほとんど持っていません。まだほんの子供のうちから追いかけ回す(と言ったら語弊があるかもしれませんが)ことにも抵抗があったりします。まだ体の成長が終わっていない時期にピークが来てしまうことも多々あるフィギュアスケートという競技の性質上、ジュニアの頃あんなに騒がれていたあの子は一体どうしたんだろう、てなケースが少なくなく、正直いたたまれない気持ちになるのです。いくら勝負の世界は厳しいとは言っても…。なので、シニアに上がってくるまではどんなにすごい選手でも騒がず静観、が基本スタンスだったりします。
そんなわけで、名前も演技も初めて見聞きする選手がほとんどでした。すみません。

第3グループから放送。生中継とは言いつつ注目選手しか放送しないのかと思ったら、意外とガッツリ演技が流れてる。やるじゃんフジ。ってそれが普通なんだよな…←地上波しか見られないので色々目をつぶらないと放送自体が視聴できなくなる身の上
へー、こんな選手もいるんだなあ、世界選手権だけあってみんなすごいなあ、と興味深く見つつも(最終グループの最初に滑った子、後半が残念だったけど見てて楽しかった)、やっぱりジュニアの演技かな、とのんびり視聴しておりましたら、最終グループの後半から突然別世界に突入。あまりのことに日々の疲れも吹っ飛びました…。

真凜ちゃん素晴らしい!本当に素晴らしかった!かなり慎重に滑っている印象は受けたものの、この大舞台で、しかも連覇のプレッシャーもかかる状況でこれほどの演技ができるとは…。眠くて真凜ちゃんまでもたないかも、と言ってたスケート友達に「目が覚めたんじゃ?」と聞いたら「覚めた」とお答えが返ってきたくらい(笑)
今シーズンは思ったような結果が出せず(端から見てると立派な成績なのですが…)悔し泣きばかり見ていた印象の真凜ちゃんだったので、いい笑顔が見られて嬉しかったです。

しかしザギトワも素晴らしい演技。真凜ちゃんの演技に沸く会場の雰囲気は本人にもわかったでしょうに、それをものともしないパーフェクト。ジャンプをすべて後半に跳んでいるのですが、プログラムに破綻がなく何となくそういうものだと思って自然に見られるのが凄い。どことなく硬質な演技で、日本らしいやわらかさ(何と表現したらいいのかよくわからないのですが)のある真凜ちゃんの演技とは対照的な感じが面白かったです。

優勝候補の二人がパーフェクトな演技を連発した直後の最終滑走、どれだけ滑りづらい状況だったか想像に難くないですが、ここにもそんなことをものともしない人物が。そう坂本さん。彼女も素晴らしかった、実に素晴らしかった。彼女はまだジュニアで滑ってるのが不思議なくらいの演技で、いちばん安心して見られました。以前から彼女の滑りに何となく惹かれるものがあったんだけど、やっぱり好きなタイプのスケートだな、と思って見てました。何がどう好きなのか、って聞かれたらよくわからんのですが。

表彰台こそ逃したものの白岩さんもいい演技だったと思います。背中のデザインが変わってるなこの衣装、なんて思ってたらテーピングだったんですね、ごめんなさい…。怪我を抱えてあの順位は立派です。日本の女子何だかんだとコンスタントに強いよね。未来は明るいけれど代表争いが熾烈を極めまくりそうで、今から年末が怖いです…。

しかし、試合直後の真凜ちゃんへのインタビューはもっと短くまとめられなかったものだろうか。あれじゃ泣くのを期待して延々と質問したんだろうなんて言われても仕方ない。まだ本当に若いのだから配慮してやれよ…、と心底思いました。いかんよあれは。真凜ちゃんはよく気丈に答えてたよな…。
それからザギトワの優勝インタビュー。洗い物しながら聞いてたからあまりはっきりとは見てないんだけど、同時通訳も字幕もなかったように見えたのは私の気のせいか?放送事故?(汗)何の話してたかわかった人日本にどれくらいいるの?(汗)ザギトワが優勝する可能性は十二分にあったのだから、ロシア語(もしくは中国語)の通訳を用意しててもよさそうなものなのに…。まあ仕方ないのだろうか。生放送だったことの方がよっぽど重要だったわけだし。

さて、次はシニアの世界選手権ですね!もう既に緊張で吐きそうですが(汗)テレビの前で正座して応援します!寒くなければ(笑)

スケートヒロシマ2017

毎年ではありませんが、2011年から都合がついた時だけ観戦に出向いている「スケートヒロシマ」に今年も行って参りました。と言っても、最終日の最後の二時間くらいだけなんですけどね。ビッグウェーブの寒さに私が耐えられる限界がだいたいそれくらいだからです(泣)

本当はショートプログラムから見に行きたかったのですが、当日あまり体調が良くなく(持病のためしょっちゅう体調不良…。一時期に比べたら随分マシなんですが)、こんな体調で極寒の大地(※ビッグウェーブ)に乗り込んだら最後、待っているのは死だけだ…、ということで泣く泣く見送りました(泣)。
翌日も決して本調子ではなかったですが、地元で生の滑りを見られるほぼ唯一の機会がこのスケートヒロシマ。やはりチャンスを逃すわけにはいかないと、老体に鞭打って出掛けました。

それでもビッグウェーブの寒さを思うと尻込みしてしまう私。自分の体調的にとにかく冷えは厳禁なのです。
こんな時は別の予定を立ててしまうに限る。そっちをこなすためにどうせ外出するんだから、Youビッグウェーブも行っちゃえよ、と自分に暗示をかけるわけです。暗示と言うのかそれは(笑)。金も体力も友達もなく、植物恐怖症が悪化の一途を辿る昨今、すっかり外出が億劫になってます…。でも本当はあっちこっち行きたいのよ、だらだらもしたいが刺激がないとダメなんだよこの人←どっちだよ
てなわけで、観戦後にストックの切れかけた諸々の買い物に行くことに決めて、膝掛けやカイロ持参でいざ、ビッグウェーブへと向かいました。

たぶん2年ぶりのビッグウェーブ。入口には町田樹メモリアルコーナー的な一角がいまだに健在。だったはず。
町田君がこの街に暮らし、このリンクで練習してたなんて今や嘘みたいに思える話だが、でもそれは間違いなく事実だったのである。そのことを実感する出来事にたくさん遭遇してきたとは言ってもそれはすべて伝聞に過ぎず、今となっては地元の選手の活躍にワクワクしたあの日々は何もかも幻だったんじゃないかな、と思ってしまうほど。町田君がいつかこのリンクでアイスショーを開催する日を、私はいつまでも待っている。…ビッグウェーブは手すりが邪魔だから、グリーンアリーナ(広島市の中心部にある体育館)でもいいよ(笑)←おい

観覧無料のこの大会。でも何となく無言で入場するのは気が引けて、受付に一言声をかけてから客席に向かうようにしてます。
今年は初めてパンフレットも買いました。ほぼ文字情報だけのパンフレットなのですが、過去の大会の表彰者がすべて(たぶん)掲載されており、スケートファンなら知らない人はいないレベルの選手の名前も散見されたりして、眺めているだけでもなかなか面白いです。比較的直近の大会のジュニアやノービスの出場者の中には、今まさに全日本で活躍してるような選手も。ビッグウェーブが寒すぎてさすがにそのあたりから見たことはないのですけど、私が過去に見に行ったあの大会にこんな選手やあんな選手も出てたんだ、と様々な発見がありました。かなり細かくカテゴリーの分かれている大会で、スケートを始めたばかりのような小さな子からベテランまで色々な選手が出場してるみたいです。

客席へと続く階段を一歩上るだけで、思わず口の端からこぼれる「寒い」の一言。アイスショーばかり行ってるのであまり比較にならないのですが(特設リンクはさほど寒くないことが多いため)、ビッグウェーブは私の知る限り最も寒いリンクです(泣)。本日も観戦は二時間までと決めて、適当な席に腰を下ろしました。

ちょうどジュニアの女子の最終グループが始まったところ。フリーは時間が長いだけに、全体を通してなかなかクリーンに滑りきれる選手はいなかったのですが、やはり生で見るジャンプやスピンの迫力は格別。競技ということで程よい緊張感も場内に満ち、重い腰をあげて来て良かったな、と感激する私。…相変わらずちびっこは走り回ってるし、観客もフリーダムに出入りしているが、そんなことはもはや気にしない!(笑)

ジュニアの女子で印象に残ったのは大山田光さん。衣装がめっちゃくちゃかわいい。あんなかわいい衣装そうそう見ない。黒の身頃に水色のフリルがたっぷりで、タイツも黒。昔放映されてた「少女革命ウテナ」というアニメーションの登場人物みたい(何話か見たことあるだけなんですが…。でも主題歌は大好きでよく歌う。どこで覚えたのか自分)。ホントにホントに素敵でした。
最後に滑った妹尾日菜子さん、スピンがとってもとっても綺麗!見とれちゃいました。優勝したのも彼女でしたね。あと岡山の選手たちへの応援の凄さにびびった(笑)。隣の県だし通年リンクもあるし、たくさん出場者がいたのかな。

熱心に見ていたものの、3人目の演技が終了したあたりでもはや耐え難いほどの寒さに…。早すぎだろ(汗)。いやでも、今年いつにも増して寒い気がするんですけどビッグウェーブ。だって例年になく防寒してるのにそれでもこの冷え込みっぷりって(汗)。早朝から観戦されている方は生きて帰れたのでしょうか…←いればの話だが←この大会早朝からやってる

意識が飛びそうになりながらも続いて男子の選手権。出場は四人のはずだったが、ひとり棄権してしまった様子。残念。
まずは中野紘輔さん。全日本でも拝見しましたね。あまり調子が良くなかったのかな、ジャンプ残念…。
続いて滑った川原星さんもあらあらという感じ。でもステップ素敵だった。見入ってしまった。さすがでした。
最後は多田野康太さん。高橋君がバンクーバーのシーズンにエキシビションで滑ってたプログラムの衣装みたい。曲は龍馬伝!この曲絶対日本人の男の子の滑りに合うと勝手に思ってるので使ってくれる選手がいるとやたら嬉しい。どうやら今シーズンで引退してしまうらしい多田野君、最後のシーズンということで地元の大会への出場を決めたのでしょうか。実直で丁寧で、想いのこもったいい演技でした。会場全体がいとおしむように彼の演技を見ていたのも印象的。演技後は知り合いらしい観客にプレゼント(お花?)をもらったりしてました。

男子の競技時間は出場者が少ないのを差し引いてもあっという間に終わった感じ。やはり男子の高いジャンプや力強い滑りは迫力ありますね。コアなファンらしき方もお見かけしましたし。

最後は女子の選手権。あまりにも冷えるので最後まで居るのは無理かと思いましたが、気合いでラストまで見ましたよ。ええもう気合いです、気合い…。
女子もひとり棄権があって五人だけでした。あまりに寒かったので記憶が飛び気味ですが、すごくダイナミックなジャンプを見せてくれた子が印象的だったかな。名前忘れちゃった、ごめんなさい。もっと記憶の新しいうちに書いてしまうつもりだったのに今更になってしまったので、メモ等一切取ってなかったのです。とほほ。

結局予定の二時間を超えてビッグウェーブに滞在。毎年巻き気味で進行するっぽいですが、今年はわりと時間通りに進んでいたでしょうか。競技終了後に出場者たちがリンクで記念撮影をしていて、エキシビションやってもいいですよ、みたいな声も聞こえました。それは是非見たい、などと思いましたが、凍死寸前だったため(泣)記念撮影の和やかな雰囲気を背に会場をあとにしました。

いやー、楽しかった楽しかった。凍え死にそうだったけど楽しかった。やっぱりこの目で見る生の滑りは楽しいな。ローカル大会ならではと思われるフリーダムな客席も堪能できて満足です(笑)。今年は特にびっくりしたけど(笑)。

アジア大会は視聴できる環境になく一切見られなかったので(泣)、二時間半程度でしたがスケートヒロシマに行けて良かったなと思います。来年も行けたらいいな。その時までに地元にスケート友達が欲しい、なんてちょっと思ったりして。昔は一緒に行ってくれる人もいたのだが、バンクーバーの頃の熱狂はとっくに過ぎ去り、残ったのは結局元からのファンだった私だけだという…。

ところでビッグウェーブ、一昨年に新設されたJRの駅のおかげでますますアクセスが便利になっている模様。わりとアクセスのしやすい場所ではあると思うのですが、JRの駅から徒歩でも行けるようになった、というのは結構大きいんじゃないかと思うので、是非ここで大きな大会やアイスショーを開催して欲しいなと思う今日この頃。中四国地方はそれなりに選手を輩出しているわりにはもう長い間アイスショーすら開催されず、ファンにとってあまりにも不毛の地過ぎるので、いい加減何とかして欲しいです…。勝手な願いなんですけどね。

相変わらず観戦記と言うよりぼんやりしたただの日記ですみません。専門的な感想が一切なくてがっかりした方がいたらごめんなさい。15年見ててもジャンプの見分けすらいまだにできないぼんやりしたファンのぼんやりしたブログなので、どうぞこれからもそんなものだと思って気が向いた時に覗いていただけたら嬉しいです(泣)

好きだから歩いているとは限らない

今週のお題「お気に入りのスニーカー」

スニーカーにはあまりこだわったことがないのでわかんないな…。車も自転車もない身の上のため必然的によく歩くので、歩きやすい靴を自然と選ぶようになったのですが、同じぺたんこ靴ならスニーカーよりもバレエシューズやサンダルの方が好きです。昔モデルハウスの片隅でやってたバザーと言うかリサイクルと言うか、で買ったぺたんこ靴が非常に良かったのですが、何せリサイクルなのでメーカーもわかんないし、同じものが欲しくても買えなくてとても残念だったりします。穴が空いたので捨てちゃったんですよね…。革靴?で平べったくて、靴の開いてるとこ(何て言うんだろ)がギャザーみたいになってて、スポッと履けるタイプだけどかかともある普通の靴。似たような靴をずっと探しているのだけどなかなか見つからないんですねこれが。デザインもかわいくて、でもシンプルで、とってもお気に入りでした。

そうだ、スニーカーと言うよりウォーキングシューズなのかもしれないけど、足を酷使する仕事をしてた頃に愛用してた仕事用の靴はとても重宝してました。諭吉さんが飛んでいくくらいのお値段はするのですが、足が全っ然痛くならないのです。ホントびっくりするくらい。私は長時間立っているのも苦手で動き回るとすぐ疲れていたのですが、この靴を履くようになってからはそういうことがほぼ無くなりました。
スニーカータイプのものとサンダルタイプのものとを季節によって使い分けていましたが、こういう実用性を重視した靴は見た目が微妙なものが多いのに、それなりに洒落たデザインなのもポイントでした。値段以上の価値がある、本当に素晴らしい商品でしたが、その仕事を離れたあと、どの靴もあまりにぼろぼろになっていたことに気付いて、これからも履こうかなと思ってたけど、思い切って捨ててしまいました。あんなにぼろぼろになるまで「駒」として酷使されてたんだな、という現実に直面し、その過去と訣別するという思いも込めて。
てなわけで、どこのメーカーの靴なのかわからないのです、とっくにの昔に捨てちゃったので…。買った店は覚えてるんだけどそんなん書いたところでヒントにもならないし(汗)。お金があればたぶんまた同じ商品を買ってたと思うんですが、お金もないもので(汗)。まったく役に立つ情報が出せなくてすみません。そもそも今でも販売されてるのかどうかわかんないですしね…。

追記:ここで私が書いてる靴、やっぱりスニーカーとは呼べないみたい。相変わらずお題の趣旨とズレまくりでホントにすみません…

雑踏にかき消される、その声

お題「ひとりの時間の過ごし方」

過ごし方って言われても…。基本ずーーーーーーーっとひとりだから、ごく普通に掃除して洗濯してスーパーに買い物に行って、歩いて呼吸してます、くらいしか書きようがないな(笑)

自分が誘うと断られるけど誘いに来る人もほぼいない(笑)という状況だと、付き合ってくれる人を探すのがもはや面倒だし、いい年ぶっこいてひとりでは何にもできない、ってのも正直どうかと思うので、ひとりで服も買いに行くし、ひとりでお気に入りの喫茶店でごはんも食べるし、アイスショーもひとりで見に行くし、旅行だってひとりで行きます。居酒屋だってひとりで入るよ。水族館にもひとりで入るけど、あれはさすがにきつい(笑)。
ひとりでごはんになんて行けない、って人結構いるし、私より相当年上なのに旅行に行くのにいちいち親の許可貰ってる人なんかもいてすごくびっくりするのですが、様々な事情でたったひとりになってしまった時、この人たちどうするのかなあ、ってさめた目で見てます。もうごはん作ってくれる親も愚痴を聞いてくれる友達もいないし、トラブルも全部自分が対処しなきゃいけないし、病気になっても誰も助けてくれないんだよ。体から体温が失われていくのがわかってマジで死ぬんじゃないかと思った時でも、たったひとりでその恐怖と向き合うんだよ。誰か頼ればいいよって言う人もいるけどそれは、自分には頼るな、「誰か」に頼れ、って意味だからね。それでも生きていかなきゃいけないんだよ。生きていかなきゃ怒られちゃうんだよ。めんどくさいよね。きっとその状況になればみんなひとりで生きていけるんだろうけど。人間は図太いからな。

本当はあからさまにひとりでは生きていけないのが私という人間ですが、ひとりでは生きていけない人間が他人と生きていくことはできないのでしょう。死よりも厳しい孤独という枷を、私はおそらく人生の最後まで背負って生きるのです。

追記:あまりにもいい加減なタイトルをつけてたので(笑)変更ついでに多少加筆しました。アクセス数からしても修正前にこの記事読んだ人ほとんどいないと思うけど。

詰まるのは感動した時の言葉だけでいい

お題「花粉症」

花粉症だと診断されたことがないので、私は花粉症ではないと思います。その前にアレルギー性鼻炎のため、花粉が飛ぼうが飛ぶまいが関係なく年中鼻詰まりです(汗)。要治療レベルのようですが(てか別件で医者に行ったのにこっちを治療した方がいいと言われることが何度もあったのでおそらく確実に要治療)、お金がないので長年放置。子供の頃は耳鼻科の常連でしたけどね。つまり筋金入りの鼻詰まり。自慢にもならねえ!

鼻が詰まってない状態というものを知らないので、常に喉元まで何かが圧迫してて微妙に苦しいのはよろしくないものなんだろうと思いつつ、もうこれが治るなどとは思えないのが実情だったりします。そもそも治るもんなの?鼻詰まりって。治るものなら治って欲しいですよそりゃ。

大人になってからアレルギー検査もしてみたのですが、予算不足で基本的な項目しか調べなかったので、何のアレルギーなのか結局わからずじまい。でもその結果からするとおそらく花粉症ではないだろうなというのが自分の勝手な見解です。たぶん何かの植物だと思うんですけどね。私の植物恐怖症もその辺と関係があるような気がしないでもない。最近は写真を見るのすらダメになってきて、日常が恐怖の連続です。そのうち発狂するんじゃないかと思うようになった…。え、もう発狂してるだろって?じゃあいいや(笑)←いいやじゃねーよ

この慢性鼻詰まりの上にさらに花粉症まで発症したら目も当てられない状態になるのは明白なので、どうぞ人生の定年まで花粉と無縁の生活を送らせて欲しいと願う今日この頃です…。

手のひらに未来の地図

お題「手帳」

毎年必ず手帳は買っていました。無類のうさぎ好きなので、必ずうさぎの絵などがデザインされた手帳を。毎年何のかんのと発売されるのですが、使いたいデザインの手帳が何冊も発売される年と、とりあえずうさぎだからこれでいいや、と妥協する年に分かれるような気がします。いちばん好きなのはうさぎの写真入りの手帳ですね。なんだかんだ言って本物がいちばんかわいい。写真入りのカレンダーなんて、発売されるものすべて買ってたんじゃないだろうか、という時期もありましたよ(汗)

しかし今年はついに手帳を購入しませんでした。お金がまったくなくて、手帳すら買えなかったのです(血涙)
何とか捻り出そうと思ったのですが、ちょうど手元に手帳の代わりになりそうなものがあったので、それで代用することに決めました。実際、スケジュール帳として使用する人のことも想定しているのではないか、という冊子ですし。
その冊子には私が必要としているとある情報が毎日載っています。簡単にネットで調べられる情報ではありますが、やはり一覧できる形の方が計画も立てやすく便利です。昨年から使っていて、昨年は普通の手帳と併用していたのですけど、今年は実験的にこの冊子だけを使ってみることにしました。
今日はこのあたりでお弁当を買おうかな、旅行に行くならこの日かな、などなど、スケジュール帳を眺めながら考えるのがとても楽しい。そうやって計画を立ててる時間が今は唯一の楽しみかな…。お金がなくて計画倒れになることもいっっっぱいあるんですけどね(泣)。

とても素敵な冊子なので、勝手に紹介記事でも書こうかと思ったのですが、こんな場末のブログに紹介されても逆に迷惑なんじゃね?ということで(笑)、愛用させていただいてることだけこっそりと書き記しておきます。って誰にも何も伝わらないと思いますが(笑)

ものすごくどうでもいいですが、よく地下鉄の路線図が手帳に付いてますよね。あれの取り外せるタイプのものを、手帳を替えてもずっと挟んでました。何故って、事故で電車が止まってしまった時など、手元に本などが何もない場合の暇潰しに最適だからです(笑)。変わった名前の駅だなとか、目的地がここだからこの辺に宿泊すると便利かな、などなど妄想したり計画してると意外と時間が経つんですよ(笑)。ってそんな理由かい(笑)