うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

オータムクラシック2019雑感②

女子のショートプログラムの続きでございます。シーズン序盤からなかなかのメンツが揃っていて熱いですね。ではでは早速どうぞ。

女子ショートプログラム

第2グループ

眠かったので6分間練習は横になって目を閉じて、少しだけでも寝てました。なので全然見てなくてごめん…。


6:ニキ・ヴォリーズ
首もとに銀のキラキラした飾りがあしらわれた赤系の衣装が人気の大会。みんなそれぞれに細部は違うけど綺麗。う、ジャンプが抜けてしまったか。ルッツの得点が丸々ない、ああああ…。


7:Maya GORODNITSKY
すみません、ジャンプ部分は睡魔が襲ってきて記憶が曖昧…。大きなミスは無かったのかな?あ、違うや、ジャンプ1本丸々点がない(泣)。
途中面白い振付入ってたな、魚がすいすい泳ぐようなイメージだったが、眠かったのでわけのわからん感想になってると思いますごめんなさい…。
読みはゴロニツキーさんかな、ゴロドニツキーさんかな。男子にも同じ名前の選手いたよね?


8:Chloe ING
滑り出しの柔らかい笑顔に引き込まれてしまいますね。時々その笑顔を浮かべて滑ってるのすごく素敵…。ベビーピンクの衣装もその柔らかい雰囲気を引き立てる。ジャンプの転倒が痛そうだった、大丈夫かな。あと個人的なことですが睡魔が強い…。どこか行ってくれええええ。


9:Nina POVEY
衣装見てると女神って単語が浮かぶのは何故なのか。曲をしっかり感じながら滑ってるように見えました。ちょっとした仕草にも説得力が出てきますね。最初に回ってたスピンが良かったな。


10:紀平梨花
ショーの放送で何度か見たプログラムですが、本番用の衣装になると一気に試合感が出てくる。抑えた装飾ながら品のある衣装で不思議な曲調が中和されてる。髪飾りも可愛いです。
目の覚めるようなトリプルアクセル!たとえでなくマジで目が覚めた(笑)。コンビネーションジャンプは加点がゴリッゴリに付きそうに見えたが、採点表確認するとそうでもなかったわ…。紀平さんの足を真っ直ぐ頭の上に伸ばすスピン好きなんですよ、すごく綺麗。
キスクラのカメラがちょっと不調だったらしいが、シーズン序盤とは思えないハイパーな点を叩き出してしまわれた。今シーズンも楽しみいいいい!

第3グループ

11:エフゲニア・メドベージェワ
珍しい、全身タイツ衣装。腕や足にあしらわれた青い布が、スピンの際にかすかな青い炎みたいに見えて綺麗だ…。
ショーの演技でかなり調子が戻ってるように感じてたのですが、今日はまさにノーミス、鉄壁のメドベージェワでしたね。表現面では安心感があるので(彼女の演技はどこか文学の薫りがすると勝手に思っている)、定番のエクソジェネシスですが、思わず見とれました。セーラームーンが好きな少女だった彼女もすっかり美しい大人の女性になったな…。
トリプルアクセルも入ってないのにこの点は流石だわ…。エテリの元を離れて演技から詰め詰め感も少し薄れたように思うのに。よく見るとアテンションなど付いてるしもっと点が伸ばせるということですね。


12:イム・ウンス
高くて豪快なコンビネーションジャンプ!素晴らしい。なのにダブルアクセルが…。うう、転倒が無念。まあまだ序盤だしこれからですな。
可愛らしい顔立ちなのだけど、はっきりした曲調に合わせて強めに笑うところがギャップがあって魅力的ですね。パーフェクトな演技が見たくなるプログラム。
採点に時間かかってる。回転不足かな…。やっぱそうだな。うーん、あんまり点伸びてないし…。あれ、得点つけ直してる?機械のトラブル?


13:アレクシア・パガニーニ
この曲聞いたことあるわ、『Sixteen Tons』だっけ。違ったらごめん。耳に残るんだよね何故か…。後半は『素敵なあなた』かな。
演技開始の遅れをものともせず、よく音を捉えたいい演技だったと思います。ジャジーなメロディーも彼女に合うような感じですね。


14:カイラニ・クレイン
お客も一緒に乗れそうなノリのいいプログラムですね。パーフェクトではなかったかもしれないですが、シーズン序盤にしてはまとめた演技だったように見えました。滑り込んでいけばもっとキレキレになっていくかな。そうなるともっとお客も湧くはず、シーズン後半が楽しみです。


15:Michelle LONG
これまたジャジーなプログラムですが、笑顔で滑ってて楽しそうでいいですねえ。コンビネーションジャンプが音に合ってて良かったです。こういう風にジャンプが決まると気持ちがいいですね。衣装がすっごくキラキラ。
お名前はミシェル・ロングさんって読むのかな。どうだろ。


16:ヴェロニク・マレ
わりとよく使われる曲だなとは思ったけど、一大会でかぶるとは思わなかった…。『True Colors』ですっけ。
ジャンプが迫力あって回転が速くて、キレのあるカッコいい系。さすがカナダ女子。


紀平さんとメドベージェワが初戦からカッ飛ばしてますね。フリーは高難度ジャンプの出来で二人の順位が入れ替わるかどうか、というところでしょうか。これ書いてる今はまだフリーの前なので、とっても楽しみにしております。起きていられるかな…。いやいや、頑張るぞ。

ではでは、次回はアイスダンスの感想でお会いしましょう。ただし眠すぎてまともな感想文になってないので、今のうちからとりあえず謝っときます…。とほほ。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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オータムクラシック2019雑感①

さあ、いよいよフィギュアスケートのシーズンも本格的に幕開けです!ジュニアのグランプリシリーズもぼちぼち見ていますが、ありがたいことに羽生君ポエムを楽しみにしてると言ってくださる方が多いので(笑)、今年もオータムクラシックの記事から当ブログもシーズンをスタートさせたいと思います。
…昨年もそうだったっけ?どうだったっけ…。まあいっか(笑)。

記事は大抵一大会につき最後まですべて書き上げてから載せていますが、今回は書けたものからとっとと載せていく方式で行ってみたいと思います。と言ってもすべて載せ終わる頃にはすっかり今更の話になっているかと思いますので、そういうものだと思ってのんびりと読んでいただければ幸いでございます。

選手のお名前の表記ですが、カタカナ表記を自分が見たことのない選手についてはもう無理矢理カタカナにするの止めてます。調べるの結構大変なので…。なので選手の表記がカテゴリーによっては統一されておりませんが、お許しください。

男子公式練習

まずは男子の公式練習の感想を少しだけ。試合でも何でもない練習のライブ中継を徹夜で見る、それが俺たちスケオタ…。こんな真夜中に一万人以上が見てるんすか…?いやワシもじゃけどな…。

羽生君が髪の毛サラサラで元気そうでホッとする。ものすごく滑りが綺麗で、あれは羽生君だからってわけじゃなくてもガン見してしまったと思う。足の調子は大丈夫ってことかな。
曲かけ練習はジャンプミスもあったけどまあ練習だしね。てか、やっぱりプログラム持ち越しなんだ。昨シーズン結局4大会しか出てないし、Originは特にパーフェクトに滑ってないからリベンジしてくるかな、とは思ってたんだけど、持ち越しでそれを達成するってことですな。持ち越しでも昨シーズンそのままでは無さそうだよね。ううむ、めっちゃ楽しみ。NHK杯行きたいです…。お願い出世払いで行かせてくれ←無茶言うな←てかお前出世するつもりでいるの?

カムデン君のプログラムちょっと気になる、試合が楽しみです。カリーリョ君練習着もイケメン(笑)。


続いて女子の競技が行われましたので、こちらについても感想を。長いので2回に分けてお送りします。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:カレン・チェン
おお、第1滑走者からいい演技!ラストの単独ジャンプが少し乱れた程度でしょうか。伸び伸びと爽やかな滑りで、いいシーズンの幕開けを示すような演技でした。
彼女の演技見るのなんか久しぶりな気がするなあ。そう言えば技術点カウンター表示されんのね。あれ便利なんだなって無いと思い知るな。


2:マエ・ベレニス・メイテ
裾に緑が入った、はっきりした黄色の、南の鳥みたいな衣装がすっっごく似合ってる。プログラムもダンサブルで観客も本人も楽しめそうだしこれまた彼女に似合う…!ジャンプに少しミスもありましたが、また見たくなるプログラムでしたね。


3:アンドレア・モンテシノス・カントゥ
彼女もラテンなリズムの曲。少しジャンプの助走が長いのが気にはなりましたが、ミスのないいい演技でしたね。本人も嬉しそうなのがこっちも嬉しい。
キスクラひとりなんだ。コーチはほかの選手に付いてるのか、ひとりで来たのか…。


4:Hiu Ching KWONG
手足が長くて美しい。ビールマンが映えますね。ダブルアクセルで転倒してしまったしほかにジャンプミスもあったので点は伸びないかもですが、どこか爽やかなタンゴジェラシーで、意外と好きかも(笑)。


5:Anastassiya KHVAN
すみません、睡魔に取りつかれかけてて演技ちゃんと見られてないです(泣)。転倒があったので得点は厳しいでしょうが…。
彼女もキスクラひとりぼっちか。選手ひとりしかいないと寂しい…。うっ、得点が低い…。要素抜け?あっ、加点が全然ついてないんだ…。


残り2グループの感想についてはまた次回に。次の記事も読んでいただければ嬉しいです。



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氷艶2019 ―月光かりの如く― 雑感

BS放送を視聴しての感想です。すごーく行きたかった公演なんですけど、相変わらず諭吉が家に寄り付かないため無理でした…。とほほ…。


まずは稽古の様子が流れる。舞台裏も見られるのがテレビ放送のいいところですね。
髙橋君が皆で台本読んで台詞の練習する際に、本気で真っ赤になっててものすごくわかる、と思った…(笑)。あのリアクションは完全に素でしたね。でも周囲の人は皆芝居のプロだから気にしてないんだな(髙橋君の素直な反応には笑っちゃってたけど)、というのが面白くて。でもこの人本番になると間違いなくスイッチ入れてくるだろうな、と確信できるところがね、髙橋君なんですよね。憑依型って言うんでしょうかね。

ステファンとリプニツカヤの練習シーンがたっぷり流れたのも最高でした…。あ、ありがとうございます…!もうこれだけで満足感がすごい。練習着なのに。リプニツカヤが滑るの久しぶりに見るけど、相変わらず綺麗な足の上がり方だし何より美しい…。彼女も出るって聞いてすごく行きたかったんですよね(泣)。

第一幕

いよいよ本番がスタート。スケート靴は履いてる人と履いてない人がいるのね。子役の子とか、がっつりスケート靴履いてがっつり滑ってるのはスケーターかな。
役者さんは氷の上で転ばないようにするだけでも大変だったろうに、スケート靴でちゃんと動けてるの凄い。特に福士誠治さんはかなりちゃんと滑れててびっくりした。今後もこういう機会があれば是非出たらいいのにって思うくらい。

織田君が似合い過ぎてて笑った…。純和風の顔立ちですしのう。悪役の織田君もいいっすね。
髙橋君は平安ってイメージが無かったけど、衣装着て出てくるとやっぱり似合うね。源氏というか牛若丸っぽいイメージだったからかな。

帝になる前の若い装束のステファンが、あまりにハッタリのきいた美形で気品があって、久しぶりに動揺した…。ステファンの外見が整ってることなんてもう慣れっこでいちいち驚くこともなくなってたのに、なんかそういう話じゃないこれ。そういうことじゃないんだ。
しかも非常に品のある舞…。そうか、これは源氏物語をベースにしたファンタジーなのだ。そう考えると、日本人ではない彫りの深い顔立ちのステファンがこれだけ溶け込むのもきっと道理なのである。
狩り?のシーンもかっこいい。髙橋君とステファンが二人で滑ってる時の「スケオタはこれが見たいんだ」感が凄い(笑)。

藤壺に求愛する源氏。例の練習で照れまくってた台詞だけど、良かったちゃんと言えてる(笑)。
んでやっぱり愛情表現はスケートで。こういう艶のある滑りさせたらやっぱりものすごく似合うなあ。これ振付は宮本先生?この「髙橋の魅力をわかってる感」がそれっぽいけど(笑)。

平原綾香も滑れるように練習したのかな。やっぱり歌のシーンになると本領発揮ぶりが凄い。心に響いてきますね。

リプニツカヤがやっぱりめちゃくちゃかわいい…。スピンも健在で、しかもとても映えますね。ステファンは帝の装束で重そうなのにさすがの演技、違和感まったくないどころか何この美しい絵…。

紫の上を奪い合う朱雀と光源氏…?そんな話だっけ(笑)。まあいっか、これはファンタジーなんですよ、きっと。

荒川さんの悪役がものすごく似合ってて素敵だった。悪女系絶対似合うと思ってたのよおおお!キャスティングした人と握手したい(笑)。

第二幕

お客さんどこにいるのかなと思ったら、こういう構造だったのね。客席完全に暗かったからね。
第二幕は太鼓の舞で荒々しくスタート。海賊?おお佳菜子ちゃん出てきた。

ステファンからリプニツカヤ、鈴木さんからステファンへの報われない愛、という感じのセリフのないスケーティングのシーン、やはりスケーターはこれがいちばん語りかけてくるし美しい。セリフがなくてもちゃんと滑りで伝わるんだ、と芝居と平行して見るとよく分かる。
ステファンとリプニツカヤはこの作品を非常に美しいファンタジーにするためにキャスティングされたのかな。幻想的ですらあったわ…。

柚月さんは宝塚の方だったっけ?オスカル的なキャラなのだろうか。おお、それっぽい展開に。なんかもうツボをきっちり押さえてるっていうか。んでやっぱり歌のシーンは見せ場って感じ。スケーターは滑るシーン、役者は芝居、歌手は歌、それぞれ本職の見せ場がちゃんとありますね。

髙橋君が歌ったああああ!意外と上手い!佳菜子ちゃんも歌い出して勇猛な戦いのシーンへ。髙橋君はインタビューの時の喋りからは想像もつかないほどしっかりしててセリフも全然噛まなくて、本当に舞台上で豹変するタイプの人なんだなあと感心。てか出ずっぱりで大変だったろうに…。最後も叫んで歌ってピンで滑って、とほぼ一人舞台。やっぱり暗い滑りさせたら天下一品だなあ。
しかし、ラストはああなるとは思わなかった…。すげえ、宙吊りまでやるのか!織田君も吊られてたけど(笑)。

ステファンと荒川さんの結末も、うおおお…って感じだった。そうか、主役は平原綾香だったのか…。って違うか…。
あと髙橋君とステファンが戦うシーンで、刀持ったまま同時にバタフライするとこが超かっこよかった…。スケオタが見たいのはこれだよ…。

カーテンコール

髙橋君泣いちゃってる。千秋楽だったのか、感極まったんだな…。
出演者の紹介の際、大トリで登場した髙橋君の前に出てきたステファン。そんなに出番なかったのに。よくわかってるなあスタッフの人…。

セリフ全然噛まなかったのに普通に喋るとやっぱり噛む髙橋君に笑った。元に戻ったなあって感じで(笑)。

集合写真撮影後にステファンが何か指差してたけど、カメラ忘れてるって言ってたのかな。周回もしてくれるのね、ステファン今日はいの一番に帰らんの?とか思っちゃった私を許してくれ(笑)。


以上です。途中、私の集中が切れたのかちょっと中だるみしちゃいましたが、想像以上に面白かったです。宙吊りの髙橋君の姿が気を抜くと浮かんでくるくらい(笑)。インパクトあったんですねえ、私にはきっと。

前回の氷艶は全然見られなかったんだけど、和の世界を舞台にしたスケート、すごくいいですねえ。前回も今回もすごく気になってたのよ、諭吉のばかー(泣)。次回があれば今度こそ会場で見たいです。幕末とかいかがですか?華やかさが足りんかしら…。江戸くらいの怪談ものとかも意外と面白そう。もっと遡って日本の神話あたりでも何でもありにできそうね。やっぱきらびやかなやつがいいっすよね。


氷艶の感想を楽しみにしてるって言ってくださった皆さん、ありがとうございました。ちょっとでも楽しんでいただけてたら嬉しいです。
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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高知旅日記2019⑧

高知旅行の締めくくりとして訪れたのは、やっぱりこうち旅広場でした。龍馬パスポート発行してもらってから帰るつもりだったのですね。

とさてらすの入口にやっと気付いた。アホだ…。本当にお前来たことあるのか、って自分で突っ込んでしまった…。
おお、自転車があるよ。館内で乗れるのね、正確には行ってみてお確かめ下さい。
実は乗りたかったんだけど、ここまで読んでくださった方はお分かりの通り体力がロールプレイングゲームのレベル1の主人公並みしかないので、たぶん途中で「もう漕げないので代わってくれ」とかふざけたこと言ってた方にGOEマイナス50…。海沿いを走りたかった…。貧血治そうね…。

館内の映像とかチラシとか諸々もホントはもうちょっとゆっくり見たかった。てかしばらくぼーっとしてたかった。ここでぼんやりしてたら声掛けられたんだっけ、と想い出に浸ってたかったんですけど、もう私が正気を失ってしまい色々消し飛んでしまって無念であります…。何も聞かないでください…。

館内で行われていた謎解きめぐりにもチャレンジしてきましたよ。クイズ大好きなのでめっちゃ楽しかった。添えられてたイラストもかわいい。
親切に次の指示が書いてあるのに迷子になってたバカがここにいますけどね…。皆さん頭の体操の前にはちゃんと睡眠を取りましょう…←これ以上生き恥をさらすな…
期間を延長して開催中とのことですので、詳述は控えます。来訪の際はチャレンジしてみるときっと楽しいですよ。

もちろん龍馬パスポートも発行していただきました。ちょんまげ大王さんは相当気に入ったようで「もうずっとこの青がいい」と目を輝かせていらした。確かに表紙の紙がキラキラしててすごく綺麗。本物のパスポートよりカッコいいんじゃ…。

…どうしてもスイスのアイスショーに行きたくて、休みを調整してパスポートも申請して、あとは宝くじに当たるだけ、という計画を立てて見事に頓挫したバカがいましてね。これ書いてる奴なんですけどね。そんなにファンなら是非スイス行って欲しいから宝くじより確実な方法を教えるよ、金持ちの愛人になることだよ、と真面目なあの人まで笑顔で冗談を飛ばしてくる始末だったあの頃…。みんな私を何だと…←何を今更…

はあ、グッズ一種類ずつ全部くださいって言いたかった、とほほ。高知に行くまでに金持ちの愛人になっておけば良かった←引っ張るなそのネタを


旅広場の方が皆さん親切で、色々教えていただいたりお話ししてくださったり、わざわざ戻って資料を入れる袋を持ってきてくださったり等々、様々に気を遣ってくださって、私は感激してしまいました。それが仕事だからと言ってしまえば確かにそうなんですけど、あんまりこんな風に気さくに声掛けていただいたりすることないような。おかげで全然気が付かなかったことをいくつも見逃さずに済んだりして本当にありがたかったです。
アクティブK介さんもいらっしゃったのだけど、お忙しそうだったのに非常に丁寧に対応してくださってありがとうございました。ちゃんと口頭でお礼を言えたかどうか自信がないので、せめてここにこっそり書かせていただきます。お会いできてとても、とても嬉しかったです。

…どうやら本当に本物らしいということに気が付いてからの記憶があまりありません…。ええもう何も聞かないでください…。あ、お声がとても素敵でした。映像を通すのと自分の耳で聞くのとではまた少し印象が違いますね。


おにぎり食べて帰るのも目的だったのに、わらわらしてたら時間がなくなってきてしまい、後ろ髪を引かれつつテイクアウトした。柚子のおにぎりにしました。一口噛んだ途端に口の中にふわっと柚子の香りが広がってすごく美味しかったです。

そんなこんなで、高知を離れる時間になってしまいました。ガソリンスタンドの場所を旅広場で教えていただいてたおかげで役に立ったとちょんまげ大王さんが喜んでおりました、ありがとうございます。


さて、広島まで再び約4時間のドライブ。もちろん私は助手席で騒いでいるだけです←もうつっこむのも面倒
たぶん最初の2時間くらいは、この24時間弱の高知滞在中のあれやらこれやらそれやらどれやらを思い出し、私はずっと赤くなったり青くなったり「穴があったら入りたい」と頭を抱えたり「いやもういっそのこと殺してくれ」と叫び出したりし続けていたと思う。日本語を喋れていたかもあやしい。ホント車で良かったね…。存分に騒いだり正気を失ったりできるもんね…。

一方、ちょんまげ大王さんは私のテンパりぶりが面白くて仕方なかったらしくずっと勝ち誇ったように笑い続けていた。あんたそんなドSだったんですか。てかずっと面白がってやがったんですかー!ポイントポイントで、てかもう今回の話が出た最初の方からおかしいなとは思ってたんだけどさちょっとだけー!
何だよ全部貴様の計画通りだったんかい!ふざけんなー、私を何だと思っているのか貴様ー!ああどうせ引っ張って連れてかれでもしないと恥ずかしいから無理って一生言い続けてたであろうチキンだよ…。うおおおお、昔のコントでよく飛び交ってた、皿に載っけた白いケーキみたいなやつ投げつけてやりてええええええ!!←パイ?

くそう、こうなったら復讐してやる。いつか羽生結弦氏の出演するアイスショーに連行してやる。ちょんまげ大王さんも羽生君がお好きなのですよ。
そして「おめめぱっちりんこ」ポーズで目の前を駆け抜けて行かれたり、『Let's Go Crazy』の煽りポーズで目の前を滑って行かれたり、『SEIMEI』のフィニッシュポーズを目の前で決められたりするがいい。「いい人生でしたありがとうございました」とうわごとのように繰り返すだけのぬけがらになるがよい。私はその様子を横で見ながら爆笑…と言いたいところですがたぶん同じく「いい人生でしたありがとうございました」とうわごとを繰り返してるだけだと思います!って意味ねえええええ!!

…ちなみに、上記はすべて私の実体験です。漏れなく「いい人生でしたありがとうございました」と繰り返すだけのぬけがらとなりましたありがとうございました…←うわごと
シニアデビューしたくらいからショーで羽生君を見てきて耐性のある私でもこうなんだからさ、まったく初めて見る人はぬけがらになるしかないんじゃないのかしら。「おめめぱっちりんこ」の羽生氏のあざとさについていつかスケオタ飲み会を開催した暁には小一時間ほど語らせてください…。阿修羅のくせに…←震える声

…流してください。流して!はいはい流す!ホントにもー…(涙目)

まあでも、引率(笑)を買って出てまでホントに高知に連れて行ってくれる人なんて普通はいないので、本当に嬉しかったですよ、ありがとう。忘れ物を取りに行けたような気分です。こうして記事も書けたしね。どこの層に向けて書いてるのかわかんなくなっちゃったけど。まあいいやいつもこんなだからこのブログ…。
毎日大変そうだし、私に爆笑することでストレス発散してくれたならそれでいいっすよ。友達に笑いを提供できたなら私にもちょっとは生きてる価値あったかしらね。いつか全力でお返しするから待っててね…。手相当たるといいよね←現実逃避
読んでくださってる皆様にも少しでも笑ったり楽しんだりしていただけたなら本望でございます。


そんな感じで、「穴があったら入りたい」どころの騒ぎじゃないのと、ネタの神様の暴れぶりがちょっと尋常じゃなかったので、色々もう割愛…。たいした内容じゃないのでカットした部分含めあと2回分は書けるくらい色々あったけど、その辺はリアル知人の皆様にでもお話する機会があれば、ってことで…。広島駅の駅ビルが今年度いっぱいで閉館するのでその前に風車のでっかいパフェ食べに行きたいです☆←やかまし

諸事情で色々カットしちゃいましたが(カット部分の方が断然面白いのだが、旅の恥をかき捨てられるほど図太くないんだ…。ごはっ、げっはあああ←思い出して悶絶)、本当はすごく親切にしていただいたし興味深いお話も聞けたし、チャレンジしてきたこともあったりで、ちゃんと書きたかった内容などもあったんですよ。そのあたりはまた少し時間を置いてから書ければいいな、と思います。高知のおじいちゃんたち素敵だ…。
なんか今回ほんと、いろんな方に親切にしていただけて嬉しかったです。ホテルのフロントの方から始まって、本当に会う方会う方みんないい人だったんですよ。すごく気持ちよく過ごせました。高知が大好きらしい電撃結婚された芸人さんは、きっとこんなところに惹かれたんだろうなあ、なんて想像しちゃいました。もちろん人間だから、それが絶対でもなければ闇も光もあるでしょうけれども。
もて海さんたちから受けた衝撃の正体も、案外それなのかもしれない。皆さんきっといい方なんだろうな、と様々な媒体から受ける印象を通して勝手にそう思ってたんだけど、その理由が何となくわかったような気がしました。何となく、ですけれどね。

我々が外に出ている間だけほとんど雨が降らなかったのもラッキーでしたね。そんな晴れ何とかってわけじゃないんだけど(過去にはカバンが壊れたほどのゲリラ豪雨に見舞われたこともあったしさ)…。とにかく旅行中は不思議なくらい色々スムーズでした。私が勝手に不安になったり慌てたりしてたくらい(汗)。

何だかんだと時間があるようでなかったので、色々検討してた場所にほとんど行けなかったのは残念ですけど(高知広いね…。もう一か所行きたかったんだけどね…。うん、そうですあそこです…。無念…)、またの機会に回ればいいかな。またの機会が何年後になるかわからないですけども。今回はもう博物館と旅広場に行けただけでも万々歳。私がもう体力的にも精神的にも今回はそれで精一杯…。もういっぱいいっぱい←涙目

ああでも、太平洋はやっぱちょっと見たかった。青い海を眺めればインスピレーションが湧くような気がしてたんだよ。ほら、私の本体は切ない創作だから…←信憑性皆無


そうね、またの機会がいつになるのかはホントに自分でもわからないな。これちょっとガチな話なんですけど、これまでの高知行きを振り返ると、全部人生のかなり大きなターニングポイントの前後だったんですよ。前回(もて海さんのステージを見た時)もまさにそうで、もうそういうタイミングに行く場所なのかも、という気がしないでもないです。もちろん私の中でそういう意識はなくただの旅行として行ってました。今回がそうなるかはもちろんわかりませんが、今年の夏までどうしても再訪できなかったのはもしかしたらそういうことだったのかもしれません。今度こそ全然関係ないかもしれないけど。わからん、ホントこういうのは起こってみないとわからんので。
…スピリチュアル系のことはできれば避けて生きていたいんですけど、説明のつかないことが色々あって、予感とか直感とか印象に残る夢とかいったものには基本逆らわないことにしてます…。うん、あなたが信用できると思えたらするよ、あの話…。思い出すとつらいけど…。
なので、私にとっての高知が今後も節目にしか行けない土地であり続けるなら次はいつになるかまったくわからないのです。できればそういう縛りは消えて、気楽に遊びに行ける場所になって欲しいのですけど。今回もすごく楽しかったしね。

何と言うか、人生は偶然の積み重ねなのかもしれないですね。私がもて海さんを拝見した最初で最後となったあの日、あの日に高知にいなければ私は一生もて海さんのことは知らないままだったでしょう。こうしてブログを書くこともなかった。そもそもそれまでの数年を遡って起きた様々が無ければ、私があの日高知へ行くことはおそらくなかったはずです。大袈裟かもしれませんがまさに一生に一度の機会でした。何故私があの日ほかの土地ではなく高知を選んだのか、もて海さんを知ることになったのか、いつかどこかの未来にたどり着いた時、その偶然の意味を知ることになるのかもしれません。今の私にわかるのは「お会いできて良かったです」という思いだけ、ただそれだけです。


最後に、サービスエリアから撮った夕陽の写真を載せてお別れしたいと思います。四国のどこかだったと思うけど忘れた。ものすごく綺麗な、少し雲に溶けた真っ赤な硝子玉みたいな夕陽が車の窓から見えて、すぐにサービスエリアがあったので寄って展望台から激写しようとしたら、一歩間に合わず沈んでしまった後だった、という写真(笑)。あんまり意味ない(笑)。
…使える写真がこれくらいしかなかったんですよね実は。これも正直たいした写真じゃないし…。相変わらず写真を撮るのが下手すぎる…。

やっぱり旅日記って楽しい、また書けたらいいな。そのためにも私が私の人生から振り落とされてしまわないように、とにかく何かを掴めるよう頑張ってみます。なあ諭吉、お前はどうしてそんなにつれないんだい…?

ではでは、長い旅日記にお付き合いいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。


―高知旅日記2019・完―


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高知旅日記2019⑦

しばらく休憩したのちに博物館を出て、近くの建物まで歩き始める我々。オーテピアというところに行ってくださいね、と博物館の受付で教えていただいていたので、そこを目指す。

というのも、我々が見に行った企画展は、スタンプラリーも同時開催されていたのである。ラリーは博物館内だけでは完成しなくて、別の施設にも足を運ぶ必要があるとのこと。
このスタンプラリーがヤバいくらいカッコいいんですよ。台紙見て震えたよ…。星図を完成させるんです、星図を。しかも展示に合わせて東洋の星図なの。星宿の漢字の並ぶ台紙に星座の形のスタンプを押していく…。こんな渋いスタンプラリー滅多に無いぞ…。
しかも台紙には「星を追う人」の文字。企画展のタイトルに合わせてあるのね。どこまで粋なの…。これはもう完成させるしかない!

ちょんまげ大王さんは『ふしぎ遊戯』という漫画で星宿の名前を覚えたそうだ。未読だけどヒットした作品なので何となくは知ってる。私は雑誌に載ってた占いで知ったんじゃないかな。星宿を使った占いがあるんですよ。


スタンプを求めて最初に足を運んだのはオーテピア高知図書館。スタンプは3階にあるとのことで、上ってみたら…。
何ここ素敵なんですけど、と必死で声を抑えて伝えてくるちょんまげ大王さん。わかる、その気持ちわかる…。何ここ…。外見から綺麗な建物だな、新しいんだなとは思ってたけど何ここ…。めちゃめちゃ素敵、むしろ住めるやつじゃん…。

柔らかい色合いの壁、高い天井、ワクワクする視聴覚コーナー。これは通いたくなるはず。もっと時間があったらふらふらと吸い寄せられてじっくり回ってしまったかもしれない…。やっぱり箱って大事だわ…。

スタンプを押しただけで出てしまったけど、郷土資料コーナーだけでも少し時間もらって覗いてくれば良かった、とちょっと後悔した。やっぱりその館の特色がいちばん出るのって郷土資料じゃないですか。そこにしかないものに触れられるわけですし。
貧民過ぎてもて海のオフィシャルブック買えなかった人民なので(涙が血の色)、せめてパラ見だけでもしたかった、という思いもあったのですけど、帰宅してから蔵書検索してみたら、どうも入ってないっぽいな?私の検索の仕方が下手で実は入ってたらごめんなさいなのですが。

でもCDは全部じゃないけど所蔵があるっぽいし、もて勤さん(もて海の前身のグループ)のDVDも郷土資料として入ってるっぽい。てことはたまたま現物が無いとかそういう理由でまだ所蔵されてないだけなのかな。中身を読んだわけじゃないので断言はできないけれど、普通に考えて立派な郷土資料でしょうし。平成末期の高知の文化とか観光における取り組みとか、そういったことに関する貴重な資料にゆくゆくはなったりしないかな、どうかな。所蔵のなかったCD類などもそうじゃないのかな。私の勝手な想像ですけどね。

もて海さんのファンの方からいただいた言葉とか諸々とかを拝見していると、皆さんもて海さんの痕跡が消えてしまうのがつらいのだろうな、とすごく感じたのですよ。その気持ちはよくわかります。私はホントにたまたま高知に行って(何であの時高知を選んだのかも今となっては記憶が曖昧)たまたまもて海さんを知っただけで、しかも結局もて海が存在していた高知には一度しか行けなかったわけで、もて海さんの存在に溢れた旅広場等々の姿が焼き付くほど記憶にあるわけじゃない。でも、それが当たり前の光景だった皆さんにとっては、その光景が失われてしまうことは身を切られるようなつらさだっただろうと…。

私がそっとインターネットの海にもて海さんのことを書いて投げたのは、微力でも痕跡を残す手伝いが出来たら、という思いもありました。でも、私が何を書いても結局本当に片隅の方にいるファンの戯れ言だし、私が何らかの理由でブログを閉鎖すれば簡単に消えてしまうものでしかないのです。データは便利だけど、時に儚いものです。
けど、図書館の資料としてなら、形として残すことができる。郷土資料扱いになるでしょうから、普通の資料より長期的に保存されるはず。仮に今後CDや書籍の入手手段が無くなってしまっても、図書館で閲覧できるとわかれば、後年ファンになった誰かの希望になりうることすらあるかもしれません。

これもまた、もて海さんの記憶や痕跡を残していくひとつの方法じゃないかな。むしろ、こういう形で残っていて欲しい。高知を愛して頑張っていた皆さんの姿は、高知の歴史を伝えていく場所で残っていって欲しい。
どこまで行っても、私の勝手な願いでしか無いですけどね。でも、そっと南の方に祈りを捧げていようと思っております。
スタンプラリーのついでにつらつらそんなことを考えたファンの独り言ってことで、そっと流してくださいませ。

っても、ふらりと行っても見せてもらえない資料とかあるかもなあ、なんて調べてみたら、えっ、県外の人間でも利用登録できるっぽい??私の読み間違いかしら?読み間違いじゃなかったらすごい…。


続いて、図書館の入っている同じ建物の5階へ。ここでついにスタンプラリーが完成。星図ができた。すげー、かっこえええええええええ。
こちらは高知みらい科学館という施設だそうで、こちらの受付の方に申し出てスタンプラリーの景品をいただいた。黒地に金の星図。めちゃくちゃ渋いクリアファイル。最高なんですけどこれ…。

って言うか、スタンプ集めただけでクリアファイルもらっちゃっていいんですか?!キシリトールとかチョコレートとかタオルとか布団とか買わなくていいんですか?!マジですか???!!!
…何の話かわからない方は「羽生結弦 クリアファイル」あたりで検索してみるとだいたい理解できると思いますです…。
もしかしたらもう3桁くらい種類あるんじゃないかしらね…。ガーナの袖がボーダーのファイル全然見つからなかったよとほほ…。

ちなみに、クリアファイルにはこの旅でたくさんいただいたパンフレット類を収納いたしました。素敵なものをありがとうございました!

ところで、こちらの施設がこれまた素敵だった。プラネタリウム以外は無料で見学できるとのことで見て回ったのだけど、これ大人でも十分楽しめるよ。不思議な鏡があったりとかさ。ちょんまげ大王さんはめっちゃ満喫してた(笑)。
プラネタリウムも見たかったなあ。もう何年も見てないし、こんな綺麗な建物のプラネタリウムめっちゃ中が気になるじゃん。こんな楽しいとこだと知ってればコースに組み込んだんだけど…。何でも自分の目で確認してみないとわからないものですね。
あと、受付付近で販売してたグッズが危険な可愛さだった…。お金あったらたぶんいくつか買ってた…。


そんなこんなでスタンプラリーを満喫してるうちに時間は夢のように消え失せていた…。お土産物屋さんに行って買い物したりしてると(冷蔵庫空っぽだったことを思い出して米買った、笑)、もう桂浜とか何とか言ってる場合じゃなくなってきて、ちょっと残念でしたが最後の目的地に向かうことになりました。

以下次号。たぶん、次で最終回。たぶん。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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高知旅日記2019⑥

後ろ髪を引かれつつも、メインの場所の所要時間が読めないってことで次の目的地に向かう。立地的には戻った、と言うべきか。

どっち先に行くよ、そりゃ涼しい方が後でしょ、ってことでまずは高知城へ。天守閣に登ってついでに龍馬パスポートに必要なスタンプを貰おうとしてたのね。ちょんまげ大王さんは御城印?にも興味津々だったし。

しかし、石段を見るなり心が折れる私。城めっちゃ上の方にあるじゃん。さっきちょっと歩いただけで死にかけてたのに完璧に死ぬじゃんこれ。しかも城高い。いや城だから当たり前なんだけど高いし、登ってる人の様子を見ると吹きさらし…?高所恐怖症の私が絶対無理なやつじゃん…。

何とか登れないものかと案内の方に「体力なくても登れますか」とか「高所恐怖症だけど大丈夫ですかね」とか「知るかそんなこと」とつっこむしかない質問をする私。上手に面白い返しをする案内の方が素敵でした(笑)。

結局石段ちょっと登ったら案の定死にかけて、下の方から眺めて帰りました…。だって広島城は平地にあるじゃん…。どこもあれと同じだと思ってたし←超思い込み
貧血を治してからじゃないと少なくとも近付くのは無理ですな…。高所恐怖症はたぶん治らないから近付けてもその先がもっと無理っぽいですけど(血涙)。
広島駅前のタワマンに住みたいとかどの口が言うって感じですけどね。だって立地は最高だし周辺も整備したから綺麗だし。家賃見て吹いたけどー。


へろへろしながらもようやく本日のメイン、高知城歴史博物館へ。
ここで開催されていた企画展「星を見る人」が見たくて、会期中に高知へ行こうって話になってたんですよ。ツイッターで見かけてすごく気になってたけど、どうせ行けないしな、と諦めてたから、ちょんまげ大王さんが高知に行こうって言い出した時は嬉しかったですねえ。

何でも、歴女のちょんまげ大王さんは、以前に高知を訪れた際にここを見学しようとしたらお休みだったらしい。リベンジですね。私は星が大好きで、天文にフォーカスした展示なんて珍しいな、面白い切り口だな、と興味を持ったからでしたが。入口は違うけど目的が一致した!期間が限られる展示ものは時期を決めて行かないと逃しちゃいますからね、ちょうど興味も一致して万々歳。

旅広場でいただいたクーポンが役に立った。割引してくれた。なんか高知、プレゼント企画とかクーポンとか、すっごくいっぱい開催してるし太っ腹。いや地元でもやってるのかもしれないけど、居住者と観光客の目線の先は違うもんな…。


まずは常設展(だよねたぶん)を見学。武市半平太という人の性格が伝わってくるようだな、と書簡(だったかな)を眺めた。高知城の模型も興味深かった。中の構造がわかるようになってたはず。記憶違いだったらすみません。
刀も展示されてたけど、日本刀って美しいものだな…。美術品としての(元はそうじゃないかもしれないけど)圧倒的な力を感じましたね。刀のゲームのおかげで刀展示が人気になったんですっけ、実は全然知らないのだけど。私の女性向けゲームの記憶は『Hop Step あいどる☆』で止まってるからな…←古のクソゲーですが、やり込めばすごくいいゲームなので私は大好きだ…←絶対誰にも通じてないこの話

それからいよいよ企画展へ。入口からしてドキドキする…。
「日本と土佐の近世天文暦学」とサブタイトルの付けられていたこの企画展は、江戸時代の天文に関する資料などがたくさん展示されていて、一度にこれだけの天文関連の貴重な書簡や物品を見たことがなかったのでものすごく新鮮でした。

展示物に添えられているキャプションが秀逸で、決して堅苦しくなり過ぎずに学者や資料の魅力を伝えていた。ちょんまげ大王さんが、よっぽど熱を入れて企画した学芸員さんがいたんじゃないか、と予想していたけれど、キャプションひとつとってもそれはわかるような気がしました。対象物への愛情がある文章には命がある。こういう文章が書きたいんだよ。生活のためにシステマティックな文章を書くことも必要なのかもしれないけれど、やはり生きている文章が書きたいし読みたい、と思ってしまいました。そんなの実力のある人が主張する話なのかも、と思いつつも。

それから、キャプションをはじめとした、ポスター等のデザイン類もものすごく素敵でした。そこに惹かれたのも見に行きたいと思った理由です。黒をベースに金と白だけで統一されていて、とても落ち着いているし星空も感じさせる。展示されていた望遠鏡を見て、これがイメージの元だったのかなあ、なんて勝手に想像しちゃいました。

前述した通り、私は星が大好きなんですよ。小学生の頃に、理由は忘れたけどはまりこんで、小学校の図書室にあった本を片っ端から読んでました。科学的なものから星に関する神話まで。
それらの内容はもうあまり覚えていないし、夜空の星座を判別することもできないけれど、仕事の帰り道に、今日の夜空は綺麗だな、とふと見上げながら歩いては、宇宙の果てに思いを馳せたりはしてます。
その流れで占いにも興味が出たのかもしれない。占いと暦は切っても切り離せないから、コンピュータもロケットもない時代にどうやって観測してたのかな、表や図も全部手で書いてたはずだよな、と本当にワクワクしながら見学できました。しまった、ちょんまげ大王さんが買った図録見せてもらえば良かった。今度貸して←私信


すっかり満喫して展示室を出る。それにしても素敵な建物だな。ここに住みたい、むしろ働きたい、とテンションが上がる我々。始まる千と千尋ごっこ。…まわり誰も居なかったんで見逃して(汗)。てかみんなやるだろ!←やりません

まだ時間あるしこれならさっと桂浜あたりにでも行けるか?海見ちゃうか?なんて話したものの、その前にちょっと歩くのでいったん休憩。博物館内の喫茶室が気になってたんですよねえ。
思った通り素敵な店内。ガラスの向こうには高知城、眺めも素敵。
ちょんまげ大王さんはパフェ、私はゆずのジュースを注文。柚子はいっとかないと。さっぱりしてて美味しい、生き返る…。柚子は味も香りも好きですね。
しまった、オータムクラシック観戦用の柚子の何かを高知で買おうと思ってたのにすっかり忘れてた。験担ぎ用の柚子の何か。

☆とあるポエマーの羽生結弦出場試合時における儀式☆
1:家を掃除する
2:風呂に入って禊
3:柚子製品、ルマンド等を用意する(飲み物が良)
4:お守りとファンレターの返事(返事が来るって聞いてたので申し訳なくて出してなかったんだけど一度だけ書いたらホントに来た…泣いた)を握り締めてテレビやパソコンの前で正座待機

…だいたい同じって人きっといると思うんだけど、いなかったらすみませんです…(汗)。

※オータムクラシック:フィギュアスケートの大会の名称のひとつ。近年は、毎年羽生結弦選手が出場することで知られるようになった。シーズン序盤に行われる。って言うかこれ書いている今既に緊張して吐きそう←早い

※追記:
これ書いたあとだったのですが、高知県の柚子のお酒とコラボしたキットカットが発売されたそうです。「キットカット ミニ 柚子酒 美丈夫」という商品名でいいのかな。今シーズンの観戦アイテムにピッタリなのでは…?図ったようにオータムクラシック前に発売してくれてるし(笑)。しかもまさかの高知…。
羽生君自身はアルコールが駄目だという話でしたし、「はいロッテに怒られる~」って言い出す案件になっちゃうんでしょうけど(笑)


…おかしいなあ、どうしてこんなに書いても書いても終わらないのだろう…。そうですね、脱線のし過ぎですね…。でもそれがこのブログだから←逃げた
以下次号。



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高知旅日記2019⑤

本日のメインに向かう前に、やはりまずはこうち旅広場に行っておきたい、と一路高知駅前に向かう。ヤバい、動悸がする。あの時はただの観光案内施設だった場所が思い出の土地になってる不思議さ…。たった一度訪れただけなのにね。

ちょんまげ大王さんは高知が好きだそうで何度か訪れているらしく、高知ならまた連れてってあげますよとおっしゃるので(私はもうこれが最後になる覚悟でいたのだった)、じゃあ色々特典があるらしいし「龍馬パスポート」を発行してもらったらいいんじゃない?という話になり、そういう目的もあって旅広場へ。たぶん聞いた方が早いでしょ。

駐車場で車を降りると、三志士像とステージが目に飛び込んでくる。ああ、ここだったっけ。ここだった。
映像で死ぬほど見たけれど、自分の目と耳で確かめ、空気を感じることはまた別のものだ。彼らはもうここにはいないけど、静かなステージに残像が見えるような気がした。


建物に向かって歩いて行くと、龍馬パスポートの文字が見えたので、ここが窓口かな、と聞いてみる。色々パンフレットなどいただいていると、ちょんまげ大王さんがやたら必死に名前を呼ぶではないか。何事かと思って振り返ると、あれ、今のは…。えっ?
動揺しつつも説明を聞き終わって、じゃあ中に入ろうよと声をかけると、ちょんまげ大王さんは「この人頭大丈夫かな」とでも言いたげな顔をして私を見ている。この時点では私はまったく何も気付いていなかったけど、その理由をあとから知って卒倒しそうになった…。確かに「頭大丈夫か」って聞きたくもなるわそりゃ…。とある有名な小説の真相にそんなのあったな…。ええええ…。
卒倒しそうになったのはそれだけじゃないですけど、諸々含めて「バカじゃないの?」って叫ばれるやつなので、リアル知り合いもしくはもはやそれに近い皆様は個人的に聞いてください…。すごいよ、ありえないバカだよ…。自分でもここまで自分がバカだとは思いませんでした…。でも前にもこんなことあったわ←バカの上塗り

もて海さんが載っているのに気付いて英語版のパンフレットもいただいてしまった。日本語版以外はそんなに捌けないだろうし差し替えも頻繁には行わないよね。そのおかげで少しだけお会いできたんだけど、ちょっと切ない。
せっかくだし帰宅してから中も読んだんだけど、もて海さんのステージの説明に線が引かれてて切ない…。まあ、やってないのにやってることになっちゃいけないのでしょうがないんだけども。
最新のものであろう日本語のパンフレットはアクティブK介さん(もて海のメンバーのおひとりにものすごくよく似てる方。…こういう説明でいいのかしら…)がいっぱい載ってたから、これもまたありがたい。
前回訪れた際にはもて海さんの載ってる資料的なものを何ももらって帰らなかったみたいで(とにかく疲れてて記憶がない)、まったく何も手元に無いから嬉しいです。


前述通り何も気付いてなかったので、のんきにそのまま真っ直ぐ歩いて幕末志士社中へ。『龍馬伝』のセットを再現したという建物があるのね。
こはちょんまげ大王さんも来たがっていて、テンション上がりまくっていらっしゃった。実は前回訪れた際には中に入らなかったので(入っていいのかどうかよくわかんなかった)、私も初めてじっくり見ました。確かに楽しい。江戸時代の子供の足音が聞こえるようで。

もて海さんが色々撮影してたよね、と少し切なく眺めてもみた。実はFacebookの動画がアーカイブで見られることにわりと最近気付いて(どんだけ節穴…)、一気に見たので余計に。いくつか衝撃映像も混ざっててものによっては四度見したわ…。どうして皆さんあんなにかわいいのでしょう…。
…腰を抜かしかけて入口で転びそうになったりもしましたけどね。いや、何でもない…。どこまでも恥を増やしていくんじゃない…←何を今更…


龍馬伝』は私が最後まで見た数少ない大河で、今も印象深い作品です。実は私、幕末にゆかりのある土地の生まれなんだけど(出生地なだけで、当時住んでたのは関西ですが)、いわゆる幕末の偉人が何をした人たちなのかちゃんと理解できてなかったんですよ。吉田松陰に見守られてお宮参りをしたらしいのにバチが当たりそうな勢いの無知っぷり。そんなこともあって、勉強するいい機会だな、と思って見てました。だって主役が福山雅治でしょ。見るだろ…。福山さんのライブ2回行ったけど楽しかったな。一度は東日本大震災の前日でした。いろんな意味で印象的なライブになってしまった…。

ほんの100年とか150年とか前に、時代を動かそうとした熱い若者たちがいたんだな、と何度もギャン泣きしながら見てたんだけど、いちばん好きだったのはたぶんテーマ曲。毎回、あの曲が流れ出すたびに胸が震えてた。そして、この曲は絶対にフィギュアスケートに合う、と思いながら見てた。

私が今5歳くらいの男児だったら、羽生君のSEIMEI(平昌オリンピックでも滑ったフリープログラム)を見て「かっこいい!俺もフィギュアスケートやる!」って絶対言ってると思うんだけど(笑)、プログラムを滑るならもう絶対にこの曲がいい。
始まりを予感させる出だし、選手も観客も鼓舞しそうな迫力と疾走感のあるメロディ。勢いよく海上を進む船のような曲調に乗せ4回転、時代の幕開けを感じさせながらトリプルアクセル、ステップはやはりラストで、龍が舞うように駆け抜けたいから衣装も少し風にたなびくようなものに…、とか妄想し出すと止まらない(笑)。実際には助走とか回転数とか、そもそも秒数が規定に足りるかとか色々あるでしょうから、完全に妄想ですけどね。

そんなわけで、『龍馬伝』を使用する選手が現れるとやたら嬉しいのだった。スケートヒロシマで見た多田野君の龍馬伝は引退間近ということで想いがこもっていて良かったし、昨シーズンの鍵山君の龍馬伝は、世界に打って出る若武者にピッタリの選曲だっだと思います。こういう龍馬伝が見たかった、ってワクワクしたし、テレビ放送されたのも大きかったですね。鍵山君はさっそく今シーズンのジュニアグランプリシリーズで優勝飾ってるし、今後も期待です。
エキシビションでもいいから、1シーズンにひとりくらい滑ってて欲しい…。私が知らないだけで使ってる選手いるかもしれないですけどね。

本当にどうでもいいんですけど、『龍馬伝』でいちばん好きなシーンは、弥太郎がキレながら麻雀の卓をぐっしゃぐしゃにするシーンです←本気でどうでもいい…


随分脱線したので話を戻します(汗)。
中でおにぎり食べたかったんだけど(飲食のできるコーナーがある)、朝ごはんが全然消化されてないので、また来ようかってことにして外に出た。ガイドの方に少し建物の説明を聞かせていただいたのだけど、そのついでに今はこれがオススメ、と手渡されたチラシを見て目を輝かせる我々。そう、これが今回のメインなんですよ!熱っぽくオススメされるとますます楽しみになるな。詳しくは次回で。

飲み物を買って、結局とさてらすの方には行かずに出てきてしまった。というか「もうひとつ建物あったはずだけどどこから入るんだっけ?」とか思ってた。やっぱ寝てないとIQが半端なく下がるね…。

旅広場を離れる前に、ステージをもう一度見つめてきた。ささやかな偶然が雲の隙間からこぼれるように落ちていた、ステージを。

長くなってきてしまったので(←脱線し過ぎ)以下次号。



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高知旅日記2019④

カーテンを開けると雨は止んでいた。高知に到着したのはもう夜だったし、ホテルに直行したので高知感がまったく無いまま初日が終わってしまっていたが、窓から見える景色に、ようやくここは高知なんだ、と実感が湧いてくる。
よく考えなくても、県境跨いだの2年ぶりくらいでは…。年に4回はふらふらしてたのに…。ほぼフィギュアスケート目的だけどね…。


チェックアウトして、まずは朝ごはん。定番ですがひろめ市場へ。過去にも来たことあるんですけど、ここで食事した記憶が全然無いんだよね。お土産だけ買って帰ったのかもしれない…。

まだあまりお店が開いてない時間だったので、人が多いとは言え席が取れないわけじゃない。ちょんまげ大王さんが「直感が働いた」と言って買った炙りサーモンをまずは食べてみた。サーモンの一部がシャリから落っこちてたので、まずその欠片だけ口に入れたのだけど…。

溶けた。溶けたよ!
やっっっっっっば、何これうっっっっっっっっま!

二人で感動しながらもりもり食べた。むしろもうひとつ買ってきて食った。うまい…。こんな美味しい炙りサーモンたぶん初めて食べた…。
…半年くらい前から私が「炙りサーモン食べたい」と言い続けていたことを覚えている方はたぶん二人くらいしかいないでしょうが(笑)、まさに念願の炙りサーモンでした。こんなに美味しい炙りサーモンに出会えるなら半年耐えた甲斐があったわ…←金が無かっただけです

さらに定番のカツオのタタキ。朝ごはん候補色々調べたのだけど、タタキが食べたいというちょんまげ大王さんの強い願いによってひろめ市場に決定したようなものだったしこれはいっとかないと。
これまた口に入れた瞬間に感動。溶けるんですけど!てか近所のスーパーで買うタタキと全然違うんですけど!タタキのタレはスーパーのやつと同じのはずなのに(たぶんね、違ったらすみません、袋が似てた)。私がいつも半額になってから買うからかもしれないですけど(汗)

タタキに添えられてた白いのはタマネギ?にしては辛いな、と3つくらい食ってから気付いた。しまったあああああああ、これニンニクだ…。どうりでちょんまげ大王さんが「美味しいよこれ」っても手をつけなかったわけだよ。てか早く教えろ…。
私は年中鼻炎だから駄目な匂い(たぶん遺伝子が拒否する系のやつ)以外はあんまり気にしてなくて、だから自分もだいたいうっかりするんですよね(泣)。大ファンの人の近くに行った皆さんが口々に「いい匂いがした~」って言ってるのに(※香水)何にもわからなかったゴミですよ…。自分で自分に振った香水もすぐわかんなくなる勢いですし…。ゴミ…。

それから唐揚げもいただいた。添えられてたのはミョウガかな。ミョウガって普段あんまり食べないけど美味しいな。


ごはんのあとにはデザート、ってことで、場所を移動してソフトクリームを購入。もて海さんがブログで紹介されてたほうじ茶のソフトクリームがずっと気になってたんですよ。私はアイスクリームが大好物で、飲み物もほうじ茶が大好き。合わせ技一本で最高じゃないですか。
あああ、これまた美味しい。お茶系のソフトクリームって甘過ぎなくてすごく美味しいけど、このほうじ茶ソフトもすっごく美味しい。クリームもぎゅっと濃密で、味がって意味でなく存在が渋い。そ、そごうとか三越に出張してきて…。物産展的なやつ…。

ほうじ茶のティーバッグも買って帰ったんだけど(面倒くさがりなのでティーバッグ)、普段使いのシンプルなパッケージなのかなと思うのにそれでもかわいい。味もスッキリしてて、少し甘いのかな。私が薄くし過ぎただけかもしれないけど。ふおー、美味しい。あったかい飲み物が欲しくなる時期まで残しとこう。

「アイスクリームは溶ければ液体になるから食ったうちに入らない」などと言い張っていたのに、おなかがいっぱいになってしまった。あれしきの食事量でもういっぱいになるとは。飲み会で残ったパエリアを全テーブル分たいらげて失笑されていた私はどこへ行ったんだ…。しかもその頃何故か人生でいちばん痩せてた…。


美味しい海鮮やデザートに舌鼓を打ったあと、お土産など探して少し歩いていたのだけど、私がへろへろになってしまった。高知暑い…。やっぱり南国だ、広島と気候が違う…。景色もそんな感じだし。
ほうほうの体で車に戻って、貧血の薬を口に放り込む。メーカーのサイトに載ってたマスチゲン博士なる人物が及第点の眼鏡男子だったから効くに違いない、とかいう「豆腐の角に頭ぶつけて死んだらいいんじゃないかな」って理由で買ってきたマスチゲン。たぶんこれじゃ足りないレベルの貧血だけど、飲まないよりはマシなはず。サンタさんマスチゲンをください…。結構高い…。

寝てなかったとは言え、あれしきでへろへろになるとは。貧血の悪化とか諸々で体力が落ちまくってるのは確かなんだけど。前回高知を訪れた頃には既にこの状態で、だからずっとぐったりしてたのだった。横浜駅から山手まで歩いて洋館見て回って、さらに横浜駅まで歩いて帰った私はどこへ行った…。そんな何年も前じゃないぞ…。まだ寒かったから歩けたんだと思うけど、結構距離あったような…。あ、お金無かったんで歩きました←この人こればっかり
横浜行った理由?もちろんフィギュアスケートですけど何か←この人こればっかり(2回目)


まさかのメシ食っただけで終わりかよこの回。これでもカット気味でお送りしているんですけどね…。果たして全何回になるのでしょうか…。
以下次号。




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高知旅日記2019③

車は高速を下りて高知市内を走る。すっかり日の暮れた街の姿。高知に来るのはたぶん4回目だけど、こうして車で夜の街を走るのは初めてのはず。日本の街はどこも同じなのかもな、とぼんやり車窓を流れる夜景を見つめた。

そう言えば高知は、フィギュアスケート・仕事・学校行事・家族の用事以外の、純粋に旅行が目的で訪れたことしかない数少ない土地のひとつだと思う。あとは三重くらいかも。やっぱりフィギュアスケートを見に行くようになってから踏破した県が増えましたね。あとまったく、通過したことすらないという県は12県くらいかな。小さい頃に徳島に行ったことがあれば11県になるけど。船で鳴門の渦潮を見に行ってる写真が残ってたりするんだけど、あれはどこで見ていたのか。


広島を出てから約4時間、ようやくホテルに到着。お疲れ様でした、ちょんまげ大王さん。4時間もかかると言えばかかるんですけど、ずっと喋ってると4時間なんてあっという間ですねえ。実は久しぶりに会ったし。
この日の天候はそこそこ不安定でしたが、車を降りてる間はだいたい降らなかったので助かりました。めっちゃ都合いいけど本当。ホテル入ったらまた本降りになったし。あと瀬戸大橋渡ってる間も晴れてた。海が見たい、という念力が通じたか(笑)。

晩ごはん買いに行こうか、とか言ってたけど、部屋に入るともう面倒くさくなってしまう。自販機でお茶買ったくらい。

しかし、高知のホテルは全体的に安いなあ。以前訪れた際にも思ったのだけど。ここでアイスショーやればいいじゃん、ごはんも美味しいしスケオタ喜んで来るだろうに、なんて都合よく思ったっけな(笑)。
でもリンク無いんだっけ。サンクスツアー(※浅田真央さん主催のアイスショー)が出来たらいいのにねえ。全部の都道府県でやりたいって真央ちゃん言ってたような。チケットの価格を抑えるために特設リンクでの開催は行わないみたいですし、期間限定でも常設リンクがあれば…。真央ちゃんの夢が叶うといいのに。その時には私も行こう。実は地元開催のサンクスツアー行けなかったんですよ(泣)。行った方からは高い評価しか聞かないのでめちゃくちゃ行きたい。ラフマニノフ(※ソチオリンピックで滑ったあの伝説のフリー)見て泣きたい…←もうパブロフの犬状態


明日どっち着ようか、ってふたつ持ってきたコーディネートを「今着てるやつの方がいい」とダメ出しされた上、結局コーディネート考えてもらったり(もちろん今着てるやつは却下で…。夏だし…)とか何とかやってるうちに就寝時間。明日はうろうろするから体力温存のためにもちゃんと寝ないと、と目を閉じるものの、これがまったく寝られない。たぶんほぼ一睡もできなかった…。

どうもこのところよく眠れていなくて、前日もあまり寝ていなかった。さすがにもたなくて寝られると思ったのに、まったく駄目。瞼は「疲れたよ、無理だよ」って言ってるのに身体がその声を聞かずに勝手に動き続けてるみたいな感じ。
どんなに嫌なことがあってもだいたい眠れるのになあ。むしろ嫌なことから逃げるように寝てしまうのに。確かに、布団に入って寝ようとするとなかなか寝られないのは普段からだけど(基本うたた寝。駄目な生活習慣…)、それでも楽しい妄想とかしてたらだいたい眠れるんだけどな。


一晩中、今考えても仕方の無いことをぐるぐる考えたり、不安を圧し殺すように調べものをしてしまったり、今じゃなくていいのに、という事で頭がいっぱいになってしまっていた。過剰な想像力は夢を描くこともあれば、果てのない不安を生むものでもある。

あなたはひとりで生きていける人間じゃない、と何故言われるのかわからなかった。人間所詮はひとりだし自立してなんぼだと思ってた。ひとり旅もひとりラーメンもひとり水族館だってできる。
でも、たぶんそれがいけなかった。要するに私は孤独にとても弱いのだ。不安の正体はおそらくそれだ。この眠れぬ夜の話だけではない、人生にずっとまとわりついている不安の。

私は様々な意味で不安定な人間で、だから安定や普通や当たり前が欲しくて欲しくて仕方がなかった。与えてもらえなかった愛情は自分で補うしかない。グラグラ揺れる土台をたとえば勉強や仕事で固めようとしてきたけれど、おそらくそれでは補えなかったし、結局、どうしても欲しかった安定も手に入れられなかった。
自分は自分には無理な道を選ぼうとして、ずっと悲鳴を上げてたんじゃないかと、握り潰し続けた事実と向き合わなければいけなくなってしまった。
と言われても現状どうしようもないし、何もそれと向き合う時間が今晩訪れなくてもいいだろうに…。人間の意識は自分のものなのに時々こうやって言うことを聞いてくれない。

地元にとても当たる手相鑑定師の方がいらっしゃって、とりあえず今のところはすべて当たっているのだけど(恐ろしいことに時期までも…)、オブラートに包んでいたけれど、私は天才(あえて表現すればね)か狂人か、という手相だったんだろうと思う。狂人の自覚はある。私は狂人の自分が嫌で嫌で、凡人になりたくてたぶん失敗したのだ。てかそんなこともおっしゃってた。
たぶん9割方狂人の運命なのに、あえて告げてくださった残り1割の可能性は、狂人に傾きかけた人間にとって希望となるものだった。私が1割の未来に生きるか9割の運命に潰えるかはたぶん今年決まるんだろう。濃い闇の中で姿すら見えない希望にすがりたい自分と、背を向けようとする自分とは異郷の夜にも戦いをやめない。
数年後に手掛けるめちゃくちゃ大きな仕事のスタートが今年の春、って話だったんですよね。現状何のことか全然わからないけど。当たったらね、夢があるよね。んでこれだけハッキリ色々線が出てるからそれまで死にませんよ、って話だったんだけどね、ホントに生き残れるか真剣にあやしいよね今(泣笑)

そうやって、不安定な自分と不安定な現実と不確定な未来とにぐるぐる思いを馳せているうちに、朝になってしまった。まさかほぼ一睡もできないとは…。体調に問題があり体力が本当に無いので、睡眠不足はかなりの痛手。車で来てて良かった、歩きで観光なら倒れてたかもしれない…。


…簡易版とか言いつつもう3回目かい。長いのはいつものことですが脱線し過ぎですね(汗)。高知旅日記の掲載中だけはてなの更新頻度上げるかな、でないといつまで経っても終わらない気が…。
※2019年9月よりはてなの更新頻度を週4から週5に変更しました。曜日はまだ固定してませんが、とりあえずは週5でよろしくお願いします。

以下次号。




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高知旅日記2019②

さて、出発当日です。ちょんまげ大王さん(本当にいいのかよこの名前で!)が家まで迎えに来てくれて、午後を大きく回ってからいよいよ高知に向かって発車。

すげー、家から車で出られるってすげー。めっちゃ楽ー。車だし一泊だから荷物入れるのも大きめのトートバッグとかでいいし。網棚に上げたりしなくていいし。私は背が低いのと非力なのとで新幹線の棚に荷物を載せられず、いつも足元にトランクを置くのでめっちゃ狭いのだった…。
トートバッグはお土産でいただいたアイスリンク仙台のとか、ファンタジー・オン・アイスで買ったやつとか。アイリンのはマチがついててたっぷり入ってお気に入りです。スケオタは荷物が多いからね、いっぱい入るカバンは重宝しますね。リンクは寒いので膝掛けとか、好きな選手の演技後に振るための国旗とかね、リンクに投げたりボックスに入れるプレゼントとかね…。ああ、NHK杯行きたい…。札幌…。諭吉…。

ちなみに運転はずっとちょんまげ大王さんです。私は助手席で歌ったり喋ったり踊ったり騒いだりしているだけです。ゴミです。

私がスルッと出発できるように色々配慮もしてくれてたみたいで、ホントにありがたい話です。それなのに歌ったり騒いだりしてるだけなんかいお前…。ほんまゴミ…。よくこの年まで生きてこられたね…。こんな社会不適合、普通は淘汰される…。ってされてるか←自虐


これくらいの時刻までには着こう、と予定していたためあまり時間がなく、さっと高速に乗って一路高知へ。
福山のサービスエリアでタコ入りのコロッケとマクドナルドで遅いお昼ごはん。てかそのあと結局夕食食べなかったのでこれがこの日唯一の食事に。朝からヨーグルトのちっちゃいカップ半分しか食べてなかったので(家にもうそれしか食べるものなかった←相変わらずひでえ)満たされた。コロッケあったかかった…。

しまなみ海道経由より瀬戸大橋経由の方が早いそうで、ひたすら瀬戸大橋を目指す。そう言えば高速バスのルートもそっちだな。
道中、倉敷を経由するのだけど、倉敷と言えばスケオタ的にはなかなかの聖地ですかね。何と言っても髙橋大輔の出身地ですからのう。刑事君もいるし。町田君もわざわざ広島から通学してたし。
四国の方には是非、島田高志郎君を応援してくださいとお願いしたいですな。四国出身のトップスケーターはなかなか珍しいと思うので。足が長いです。あとコーチがやたらカメラ慣れしてます←その説明でいいのか…

鷲羽山ハイランドの近くを通り過ぎる際に無意味にテンションが上がる。遊園地って遠くから見ると明らかに日常の光景じゃなくてワクワクする。
もうどんなに願っても二度と会えない、遠い人のことを思い出した。鷲羽山ハイランドの屋外のテーブルでビールを飲んでたらサンバダンサーに囲まれて、そのまま一緒に踊りながらどこかへ消えていった姿を。シュール過ぎて爆笑してしまった。顔ももうろくに思い出せないのに、そんなことばっかり覚えててごめんなさい。でも、しんみりするよりはいいのかもしれない。
どうして神様があの人を突然連れていってしまったのか、いくら考えてもわからないんだ、今も。


そうこうしているうちに瀬戸大橋が見えてきた。橋ー!海ーーー!テンション上がるーー!
こうなると歌うのは加山雄三一択。と言いつつ『瀬戸の花嫁』もいいですね。高速はいいっすね、熱唱してても歩行者や対向車から見えないから←何だそりゃ…

四国を快調に車は走行し、いよいよ高知県に突入。ついに高知だー!と再び上がる我々のテンション。確か外、大雨でしたけどね(汗)。
もて海さんのステージを偶然見たあの日以来の高知。あと数年は行けないだろうなと思ってた高知に思いもかけず再訪できて、急に現実味が湧かなくなってくる。本当に行くの?本当?←今更テンパる


最後にリンク貼っておこうかなと思うけど、私は数年前にもふらりと高知を訪れている。色々なことがあって疲れ切っていて、現実から逃げるように、誰にも告げずに出掛けた高知旅行の最後の最後に、偶然声を掛けられて見た土佐おもてなし海援隊のステージを、私はきっと忘れることはないだろう。

武将隊とか2.5次元とか、テレビでちらりと見たことがあるくらいでさほど知識も興味もなかった私は、もて海のことももちろんまったく知らず、目の前で繰り広げられるステージを呆然と見ていた。こんなキラキラした人たちがいたのか、しかもこのステージ無料なのか(思わず本当にタダで見て良かったのか旅広場のお姉さんに聞いてしまった…←アホ…)、と衝撃を受けた。それは出会い頭の衝突のようなもので、衝撃の正体をもう一度確かめたくて再びの高知行きを願っていたけれど、叶うことはなかった。もて海はこの春に活動を終了してしまったから。

比較対象を知らないので私の主観だけれど、これだけ作り込んであるのに3年程度で終了させるのはもったいないな、とは正直思った。思ったけれど、グループの性質上長期的に続くものでもないのだろうし事情も様々に存在するのだろうから、そう決まってしまったのならば活動終了を受け入れるしかないだろうとも思っていた。物事には必ず終わりが来るのだから。
終了までのアナウンスがあれだけ丁寧に行われていたのに、行けなかったのは単なる私の事情だ。その現実を変えられなかった自分にひたすら腹が立っているだけであって、誰が悪いという話ではないと私は思っている。ただ、切ない気持ちもやはり痛いほどわかってしまう。こればっかりは、時間が解決するのを待つしかないのだろう。

比較的選手生命の短い競技のファンを長年続けていると、自然と割り切るようになっていくものなのかもしれない。突然の引退発表とともに氷上を去る選手や、怪我で泣きながら引退していく選手の姿を何度も見てきた。いちばん最初に好きになった選手、ヤグディンの引退セレモニーでの涙を思い出すと、15年ほど経った今も胸が痛い。私が彼を現役選手として応援できた期間は2年に満たなかった。あまりにもショックで、楽しく行っていたフィギュアスケートの資料の収集を続けられなくなってしまった程だった。
もて海は終了までの花道がきちんと作られ、大勢の人に見送られて幕を下ろせた。私にはそう見えた。それはとても、とても幸せなことじゃないかと私は感じた。スポーツと観光PR隊では話が違うと言えばそうだけれど、「別れの覚悟」のための期間を用意してもらえるかどうかの差は大きいように思う。

しかし、いくら割り切ろうとも、結局ラストに間に合わなかった、という後悔を引きずっているのも確かなのである。高知に行けるのは嬉しいけれど、もて海はもういないんだな、もて海のいない高知に行くんだよな、とやっぱりちょっと切なかった。もしまだ彼らがいたら、ちょんまげ大王さんもきっとファンになったに違いないのに…。本人もちょっとヤバいって言ってたし、あと一押しだったのに(笑)。


本当に疲れていて「意識あったの?」と聞きたくなるくらい記憶が曖昧な前回の高知行きですが、行きか帰りのどっちか忘れたけどバスの座席は抜かりなく「4A」を取ってたらしく、そうメモが残ってて笑ってしまった。3Aか4Aですよね、やっぱり(笑)。1Aは「抜けたああああ」って思っちゃうから取らない(笑)。
スケオタ以外には意味不明なので説明しますと、「1A=シングルアクセル」「3A=トリプルアクセル」「4A=4回転アクセル」です。我々スケートファンはそう読んでしまうのです…。

あとこの話たぶん書いてないけど、ステージの前に疲れ切ってとさてらすの椅子にぼんやり座ってた時に、たぶん幕末志士社中の方から虎太郎さんが現れて、あの人観光客かな、みたいな笑顔の視線を向けていたけど、何か思い出したのか、くるりと踵を返して戻っていったのは覚えてる。あの人誰だろう、服装が変わってたけど、くらいにしか思わなかったけど、その時点ではまさかこんなことになるとは思ってないわけでね(笑)。龍馬さんがとさてらすの隅でどなたかとお話されてたのもはっきり覚えてる。まさかこんなこと(以下略)。私に声を掛けてくれたのは武市先生でした。まさかこんな(以下略)。
※虎太郎さん、龍馬さん、武市先生は全員もて海のメンバーのお名前です

おっと、長くなってきてしまった。中途半端ですがここで一旦終了。以下次号。


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