うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ロステレコムカップ2019雑感①

今年もいよいよ始まった、なんて言ってたグランプリシリーズも、気がついたら既に第5戦。時間泥棒がおるがな…。ぶるぶる…。

さて、第5戦はロステレコムカップ。関東の方では地上波放送があったのですかね、男子ショートプログラム。でも私の地域は放送されなかったので、実際はエキシビションも見終わってからやっと見られました。ですが競技の順番的には男子ショートが先なので、その通りに掲載いたします。
掲載する頃にはNHK杯も終了してファイナルの出場者も決定しているだろうと思いますが、復習するような気持ちでのんびり読んでいただけたら嬉しいです。

男子ショートプログラム

第1グループ

1:マカール・イグナトフ
4回転サルコウのコンビネーションに4回転トゥループ!特に後者は重力が無いかのようにふわりと飛んでいて高さもあり、ハッとするほど素晴らしかったです。表現面ではまだこれからかなと思いましたが、十分ポテンシャルは感じました。ラストのスピンも面白かったし。てか、足なっが!そしてこの曲は男子スケーターに人気ですな…。


2:ダニエル・サモヒン
髪型が面白いことになってるように見えるが、よくわからなかったわ…。
アクセル迫力あったんですけど、迫力ある転倒に…。4回転も似たような感じに…。コンビネーションジャンプまでの繋ぎとかステップとかもパワフルでエネルギッシュですごく見ごたえあったんですけどね、ジャンプが決まらないと得点は厳しいよねえ…。


3:ウラジミール・リトヴィンツェフ
怪我情報を実況が伝えていたが、やはり影響があるのか、ジャンプが絶不調。4回転は2本とも転倒でコンビネーションも入らず、アクセルもパンク。しかしステップの振付はものすごく独特で癖になっちゃいそう、面白いな。
って、この曲ナム君もサマリンも使ってるはずじゃ…。まさかの3人かぶり?!二人まではよく見るけど3人は珍しいような。


4:アレクセイ・クラスノジョン
ショートから4回転フリップ!転倒はしてしまいましたが。コンビネーションジャンプはしっかりと。そしてステップがめちゃくちゃスピーディーでパワフルで、会場で見てたらガン見しちゃいそう。どことなく男っぽさがあるスケーターですが、意外とそのタイプ少ないので、個性を活かしていって欲しいですね。


5:友野一希
4回転トゥループは怖い転び方で心配したが、4回転サルコウはコンビネーションで成功!実況からするとリカバリーか。トリプルアクセルは素晴らしい、加点もしっかりついてる!そしてステップは今日もレベル4。それだけの価値のある、本当に素晴らしいステップでした。
ミルズさんの振付なので町田君をどことなく思い出しはしますが、友野君の魅力がすごく出ていて、見ごたえのある振付だなと思います。


6:ナム・ニューエン
おお、大きなミスはなし!すごく良かったです。4回転サルコウホントに得意なんだなあ。ナム君のキャラクターを活かした振付ですが、それでもいちばんブルースっぽいのが今回出場してた3人の中ではナム君のような気がする。そう、二人目だよこの曲。すっかりタイトル覚えちゃっただろ、ブルース・フォー・クルック!

第2グループ

6分間練習でリンクサイドのステファン・ランビエール氏が抜かれる。トリノの銀メダリストだし日本での人気も高いのでこれまでにもこういう時に話題に上がってきたけれど、今回はあのフランス杯を受けての昌磨君の臨時コーチ、という立場である。彼の手腕も試されているのだ。しかし、練習での昌磨君の軽やかなトリプルアクセルに安心した人も多いのでは。


7:モリス・クビテラシビリ
4回転トゥループが抜けてしまった…。ダブルなので得点が入らない、これは痛い。基礎点の高い構成なので上位も狙える選手なだけに。
彼もちょっとブルースっぽい選曲。何となくウイスキーって感じですね←意味不明


8:ミハル・ブレジナ
昨シーズンはあんなに好調だった4回転サルコウなのに、今シーズンはどうも仲良くしてくれないらしい、転倒。しかしスピンやステップは素晴らしく、その巧みさに見とれているとあっという間に終わってしまいます。すごい、オールレベル4だわ。


9:デニス・ヴァシリエフス
おおおおお、今日は久しぶりに見た素晴らしい演技!4回転が入っていない分パーフェクトに滑らなければならないので、ルッツがマイナス評価なのは痛いかもしれませんが、ミスとしては小さなもの。ステップやスピンはオールレベル4か。ステップは縦にも横にも魅せる振付で見ごたえあったし、スピンはいつも独特ですよね。
黒いコートに長いマフラーのステファン。映り方によってはめっちゃ美形ですね今日は←何をチェックしとるんだ


10:アレクサンドル・サマリン
4回転ルッツが決まるようになったサマリンはこんなに強いのか…!加点が5点以上ついてる、すごい。フリップは豪快に転倒してしまったが、高さがあった。
ええ、3人目のBlues for Klookです。綴りまで覚えちゃっただろ!しかしサマリンのブルースはそれほどアルコール濃度が高くない気がする。ナム君は焼酎っぽかったけど←なんだこの感想


11:宇野昌磨
4回転フリップはものすごいスピードだったが軸が相当斜めに見えた。しかし、これは転んでもいいつもりで思いっきり跳んでいったような印象。大きなミスはそこだけで、4回転トゥループのコンビネーションもトリプルアクセルも昌磨君のジャンプが戻ってきているようだ。
このプログラムはとても会場を盛り上げる中毒性を持ったプログラムだと思うのだけど、やはり競技で選んだのは正解では。ステップのレベルが取れていない理由も織田君が教えてくれて助かるわ。

リンクサイドのステファンがスローで流れてちょっと笑いが…。しかし、真剣な顔してるとイケメン度がすげえ。キスクラで日本代表ジャージを着たぬいぐるみ(すごい、器用な人いるのね)を抱えるステファンの隣で生き生きした笑顔の昌磨君。フランスとはまったく表情が違う。たった2週間でここまで変わるのか…。
一人で何でも出来る人もいるし人間そこを目指すべきなのかもしれないけど、それだけが人生じゃないんだと、この昌磨君の素直な表情や力が戻ってきた瞳に感じてしまう…。


12:ドミトリー・アリエフ
今回出場してるロシアの3人の中ではいちばんポテンシャルが高いのがアリエフだろうなあ。フィギュアスケートの魅力がちゃんと伝わってくると言いますかね。
冒頭のコンビネーションは4回転ルッツだったようですがトリプルに。ミスではあるのだけど大きなミスではまったくない。4回転トゥループは何とか降りた感があったのですが、全体的には素晴らしかったですね。プロトコルにマイナスが無いもんな。自国でいい演技が出来て良かったね、ロシアの3人とも。


もう結果がすべて出ている状態で見たので冷静なものでしたけど、生放送で見てたら昌磨君の笑顔に泣いただろうな、とすごく感じる。その笑顔を戻した人物がステファンだということに、長年のファンの私は感無量な気持ちです。
ステファンはとても自由な人だから、コーチになんて向かないんじゃ、って引退したばかりの頃は思ってた。けど、彼が周囲の人から受け取ってきた深い愛情を、そのまま生徒たちに与えているのだろう、と高志郎君の言葉から感じた時に、そして2週間前とはまるで違う昌磨君の姿に、私はこの人のファンで良かったと、改めて幸せを感じました。私はもう、彼の演技をこの目で見られないんじゃないかとどこかで覚悟してるけど、それでも。
今年は結局、コーチ姿のステファンを客席から見下ろすことすらできなかったな…。経済状態が改善しない限りは難しい。ステファンのことをもう書き残せないのは、無念でしかないです。

ではでは、次回は女子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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カップ・オブ・チャイナ2019雑感⑥

本日はエキシビション後半の感想です。カップ・オブ・チャイナの記事もこれで最終回。是非是非、最後までお付き合いください。

エキシビション

16:マッテオ・リッツォ
白いシャツにジーンズのシンプルな衣装。こんなアレンジの月光もあるのね。リッツォ君の動きが滑らかで、なかなか癖になるプログラム。


17:エリザベータ・トゥクタミシェワ
光沢のある緑のドレス。美しすぎないかトゥクタミシェワちゃん…?少し長めのスカートなのに、ジャンプは競技同様キレッキレ。ラストは眩しい照明の中で魅惑的に微笑む。ステージで生きる歌手の人生そのもののよう。すっっっごい素敵なプログラム…!また見たい…!


18:シーユエ・ワン&シンユー・リウ
すごい歓声。中国のドラマの曲だそうで、作品の人気もあるんだろうか。
衣装がすっごく素敵。中国の歴史ものの映画や舞台のようで。作品の内容に合わせてあるのかな。これはほかの国の人が着るとなんちゃって感が出ちゃうかも。ホントにドラマの中の人みたい。どんな作品なのか気になってきちゃいますね。


19:チャ・ジュンファン
うわあ、すっごいカッコいいプログラム。これ振り付けた人、ジュンファン君のファンなのかな?と思うほど。イナバウアーだったっけイーグルだったっけ、ごめんなさいうろ覚えですが、すっごく雄大で良かった…!


20:リュボーフィ・イリュシェチキナ&シャルリ・ビロドー
春にペア結成したばかりでもうグランプリシリーズの表彰台ってすごいな!リズミカルな空気も楽しいし、リフトがすごい、めっちゃ派手。あの高さはきっと上の方から見てても分かる迫力だぞ。


21:宮原知子
このプログラム好きですわ、めちゃくちゃステファンっぽいしどこか哲学的で。しかもあっという間に終わってしまう濃密さ。こんな複雑怪奇なプログラムもこなせるなんて、宮原さんホントいいスケーターになったなあ…。
インタビューで、宮原さんがステファンにこのプログラムを滑って欲しいって言ってたけど、宮原さんが駄目という意味では決してなしに、確かにステファンバージョンが気になるわこれ。二人の解釈の違いを見比べてみたくなる。


22:マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
衣装がすっごく可愛いんですよこのプログラム。振付的にも赤いブーツはポイントなのね。
チョックさんの魅力に振り回されてるベイツさんっぽい終盤の振付も楽しい。迫力美人のチョックさんの魅力が非常によく出てますね。


23:ハン・ヤン
この大会はハンヤンの大会だったなあ。ここまでしっかりしたクオリティで競技に戻ってきてくれるなんて。
純粋に滑りで魅せられるスケーターはそれほど多くないし、是非4回転もぼちぼちでいいので入れながら(そうでないと勝てないので)その達者な滑りを見せつけ続けて欲しい…!


24:チェン・ペン&ヤン・ジン
今シーズン初めて彼らの演技を見たわ…。とても雰囲気があるプログラムですね。あっという間に終わっちゃって、ボーッと見てて大したこと書けなくてすみません…。


25:アンナ・シェルバコワ
エキシビションでもそんな繋ぎからジャンプ跳んじゃうのか…。エキシビションならではの動きもしなやかで無駄がない。スピンの足も真っ直ぐで綺麗。まだ少女らしさも残ってるけど、抜群の技術で有無を言わさないところは既に貫禄…。


26:ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ
これ昨シーズンも滑ってたエキシビションかな?衣装の色は違う気がするけど。色々間違ってたらごめんなさい。
冒頭はお客さんにアピールするような表情も。こんな振付だったかな、時間帯大丈夫?みたいな動きも入ってたような(汗)。あー、カツァラポフの滑りをまた生で見たい。


27:ボーヤン・ジン
ボーヤン、グランプリシリーズで優勝したことなかったのか、意外。それは嬉しかったろうな…。このエキシビションプログラムもこれまでのボーヤンにはなかった優しく柔らかい雰囲気で、引き出しを増やし続けるボーヤンの2年後が、やっぱりすごく楽しみになってしまうのだった。
背中の模様は…。なかなか羽根に見えなくてごめん(汗)。


28:ウェンジン・スイ&ツォン・ハン
以前も滑っていたエキシビションナンバーですね。この曲彼らにピッタリで、また見たかったので嬉しい。彼らの演技にある雄大な拡がりみたいなものを存分に感じられる選曲で、大好きです。トリを飾るにふさわしい、圧巻のペアですな。
あー、また生で演技見たい。凄すぎてちょっと忘れられんかったですあれは…。2年前のNHK杯なんですけどね。今年も行きたかった…。


★フィナーレ
フィナーレは皆同じTシャツで登場。衣装の上から着てるっぽい選手が多く、着こなし方も人それぞれで、それ見てるだけでも楽しい。サイズが大きいのか、女子は裾を結んでる選手が多かった。背中にパンダが描かれてるように見えたけど、北京オリンピック関連のTシャツかしら?


以上です。番号がふたつほど飛んでますが、欠場でなければカットだったんじゃないかな(泣)。煽りもなく詰め詰めの放送だったかと思うので、おそらく時間足りなくてカットだったのではなかろうか。

相変わらず競技がとっくに終わってからの、のんびりペースの掲載で申し訳ない。これからものんびりペースが続きますが、のんびりお付き合いいただければ幸いでございます。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




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カップ・オブ・チャイナ2019雑感⑤

カップ・オブ・チャイナもエキシビションでラスト。さすがにエキシビションまでは生放送にできなかったようですが、こうやって放送してもらえるようになっただけありがたい話ですよな。
長いので、前半と後半の2回に分けてお送りします。ではでは、早速感想をどうぞ。

エキシビション

1:フェイヤオ・タン&ヨンチャオ・ヤン
初めてお目にかかるペアですな。中国はペアの強い国なので、今後が楽しみですね。まだとても若々しくて爽やかな雰囲気で、なんか可愛らしかったです。


2:イー・ジュウ
女子スケーターが好んで使う曲ですね。白い衣装と切ない曲とがマッチして、演技にも少女の切ない空気が流れていたように思います。


3:Yuzhu GUO&Pengkun ZHAO
お名前の読み方がわからず申し訳ありません。このカップルの演技も初めて見るかな。なんかすごく素敵なカップル。黒い衣装は決して派手じゃないのに、女性が華やかな雰囲気で目を惹きました。


4:キーガン・メッシング
キーガンの面白プログラムきたー!靴も曲に合わせて青くしてるこだわりよう。壁を使ったパフォーマンスやバックフリップなど見所もいっぱい。すっごく楽しいプログラム。これはお客さん喜ぶでしょうね。


5:ユ・ヨン
おお、シカゴだっけ?とても楽しく盛り上がって滑れそうな選曲なのでエキシビションにもいいですね。競技のプログラムとはまた違った、少しだけ背伸びした雰囲気がなかなか素敵。


7:リョム・テオク&キム・ジュシク
やっぱり北朝鮮の歌なんだろうか。スロージャンプ素晴らしかった。上手なペアなのだけど、一般の人にはそういうところをごく普通に、変な色眼鏡をかけずに当たり前に見てもらえないんだろうな、と思うと切ない…。


8:ソフィア・サモドゥロワ
若い女の子の物語かと思ったら、主婦の話らしい。小道具のアイロンはその象徴か。しかしその生活から解放されてイキイキしていくのかな。リンクの外から登場したり、とても凝ったプログラムで、どういう経緯でこのプログラムを思いついたのか聞いてみたい。ラストのポーズもばっちり決まってて素敵でした!


9:ロランス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン
素敵なマラゲーニャきたー!また見たかったんですよこれ。今日もうっとり見とれちゃいましたね。競技のプログラムみたい。
市民権の関係で今はカナダ代表なのか。そんなこともあるんだね。


10:田中刑事
表情もちょっと固いしジャンプも抜けてたのでお疲れかしら。でもカッコいい、やっぱりカッコいい…!ジャケットプレイ(笑)では黄色い悲鳴。今の日本のトップ3ではこの系統は刑事君にしか出来ないと思うから、これからも思う存分客をキャーキャー言わせて欲しい…。


11:ホンギー・チェン
ノッテ・ステラータ。美しい演技でした。私このスケーターさん好きだわ、長身なこともあって姿がリンクに映えるし、涼やかな顔立ちも東洋の美で、ついつい目が行ってしまう。技術がどんどん上がって、トップ選手として活躍できるといいな。


12:ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカ
確か画面映ってなかったけど(笑)、笑い声でベイカーさんが登場したのが分かる(笑)。素晴らしい出落ち(笑)。挨拶まで凝ってて面白いんですけど、ただ面白いだけじゃなく、高い技術もしっかり見せてくれてるんだな、ってとこがわかるのもいい。迫力あるのよ、意外に(笑)。


13:フー・ジャン
衣装がちょっとブカブカな普通のチェックのシャツ。そのせいかスピンでどんどんめくれてきてしまって、回りながらシャツ元に戻そうとしてた…。次に披露するときはめくれないよう工夫しなきゃですかね。なんか演技に素朴で実直な雰囲気があっていいですな。


14:ニコル・デラモニカ&マッテオ・グアリーゼ
今シーズンもこのエキシビションプログラム継続なのね(笑)。きっとよっぽど人気あったのね、主催が前半のラストに持ってきた辺りからも。曲もロッキーでたぶん世界中で馴染みがあるし。
実況がグアリーゼさんの肉体美にすっごい感心してる(笑)。確かに本当に均整取れてて美しい筋肉。面白プログラムなのでついそれを忘れちゃうけど(笑)。


放送はCMも挟まず続いていきましたが、前半はここで終了のはず。てなわけで記事も一旦終了。続きはまた次回。次回の記事で最終回なので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。




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カップ・オブ・チャイナ2019雑感④

ドキドキの男子フリーです。ボーヤンが本命かと思いましたがわりと不調なので、全然表彰台の行方が読めません。刑事君は大チャンスだと思うしハンヤンの優勝なんて展開もあり得るわけですし。そんなに大幅な点差もないのでホントドキドキ…。ショートで3桁叩き出しちゃうあいつらはやっぱり宇宙から来てるんだなと実感しているよ…。

男子フリーも生放送。まさに6分間練習を見ながらここを書いてます。多少なりともこのライブ感が伝わっていただけてたら嬉しいな。ではでは、よろしければ最後までお付き合いください。

男子フリー

第1グループ

1:チーイー・ツァオ
赤い衣装が映えますね。男子の皆さんは、シンプルでもいいのでせめてこれくらい衣装感のある衣装で滑って欲しいかも。と言いつつも普段着衣装もそれはそれで面白いんですけど(笑)。
うーん、冒頭のトリプルアクセル、綺麗に回れたかと思ったんですけどね。なかなかクリーンには降りられませんでしたが、最後まで頑張ってジャンプ跳んでましたし、コレオでジャッジの前を滑って行くときもいい表情してましたね。
コーチはアンソニーリュウさんなんだ。お久しぶりにお見かけする気が。


2:コンラッド・オーゼル
4回転3本の構成。しかし冒頭のルッツはトリプルに見えたなあ…。やっぱりトリプルか。トゥループは本当に何とか降りていましたが、2本目をコンビネーションにできて良かった。アクセルが全然決まらなくて、ちょっとここは得点的に厳しいか。
最初からスピードが無くてちょっとハラハラしましたけど、最後まで滑り切れて良かったです。ちょっと苦い経験になったかもですが、これを活かして次回はいい演技できますように。
しかし、衣装見ただけで何の曲か分かるようになってきちゃったなあ。映画や舞台を知らなくても。よく似合ってますね。白いシャツにベストの衣装は男子の定番だけど、やっぱり素敵ですよね。


3:チャ・ジュンファン
4回転トゥループ降りた!4回転サルコウはかなり減点されるジャンプでしたし、前半は乱れもありましたが、後半がとても良かったですね。トリプルアクセルが2本とも綺麗に決まったのは大きいはず。
昨シーズンは演技全体を通してもっと身体を正確にコントロールできてるイメージだったのですけど、今シーズンは少しそれが重そうに感じる。それでもこのフリーは頑張ってたんじゃないかな、本来はこれくらい滑れる選手だという。
衣装なかなか素敵ですね、アップになると細かい飾りも綺麗で。


4:アンドレイ・ラズキン
4回転ルッツは両手をついてしまったけど、最大限に減点されてはいないのね、速報だと。次の4回転は転倒。ジャンプはなかなかクリーンに行かなかったか…。
アランフェス協奏曲、久しぶりに聞いたような。男子では近年あまり使ってる選手いない気がしないでもない。
佐野先生、4回転になるとルッツの方が跳びやすいのでは、って話ここでもしてるな。前々からそういう説唱えてたような。


5:ブレンダン・ケリー
4回転トゥループ綺麗でしたねえ…!このまま行ってくれるかと思いましたが、うーん、パンクしたジャンプもあったりとミスもちらほら…。綺麗なトリプルアクセルも跳んでたし、コミカルな振付も楽しめるのですが。そして衣装が似合うんですよ、水玉のタイもいい。同じグループで刑事君と曲がかぶるのね。っていうか続くのか!


6:田中刑事
世界各国のシャーロック先生が続くよ。素敵衣装が続くので私は嬉しい。
冒頭の4回転サルコウ、流れが止まっちゃったかと思ったがコンビネーションに。単独の方がトリプルになってしまったのと、後半のアクセルがパンク。4回転トゥループも降りたと思ったけどステップアウト。コンビネーションジャンプはどれも綺麗だったし、ステップも良かったですけど、うーん、スケートカナダのような得点にはならないか…。
悩みながら事件を解決するってあたりがちょっと日本人っぽい。金田一とか。ケリー君はもう西洋のホームズそのものでしたが。そういう振付や解釈などの違いも面白いですね。
演技後にめちゃくちゃ叫んでる男性の観客がいて気になった…。田中刑事かっこいいいい!とか叫んでない…?大ファンの方?気持ちはめちゃくちゃわかりますが落ち着いてください、めちゃくちゃわかりますが(笑)。

第2グループ

7:カムデン・プルキネン
前半のジャンプ4本がいずれも綺麗に決まらなかった。パンクや転倒などで。後半のジャンプはしっかり跳べていたのですけど、ちょっとこのミスは得点的に厳しいな…。とても美しいプログラムなので、ミスなく滑ることができれば非常に情感豊かに観客を引き込むことができたでしょうから残念です。シニアの洗礼ですね、こんなこともある…。うーん、得点伸びなかった…。


8:キーガン・メッシング
冒頭のルッツはトリプルに。いつもトリプルになっちゃうけど、綺麗なルッツですよね。4回転トゥループは2本とも綺麗に決まらない。最後のトリプルアクセルは転倒してしまった。いつものようにスピードもあったし、コレオのイーグルなど盛り上がりも素晴らしかったんですが、少しミスが多くて微妙な演技になってしまった。いつものキーガンの空気みたいなものもちょっと緊張感にかき消されていたかもしれない。それでも暫定1位!底力あるな、やっぱり。


9:フー・ジャン
ここから中国の男子が3人続く。なかなか熱い展開。
そうか、4回転は構成に入れてないのか。それならノーミス演技は必須になってしまうが、多少着氷乱れが見られた。それでも大きなミスはなく、最後までまとめた演技にはなってたんじゃないかな。想いみたいなものは何となく感じることができましたよ。


10:ボーヤン・ジン
4回転ルッツ!ルッツ降りたああああ!ボーヤンのルッツは「えげつない」のでもう大好き。久しぶりに綺麗に決まったのでは…?
4回転が1本パンクしましたが、それ以外はとても良かったと思います。これだけいいボーヤンは平昌以来くらいでは…?ラストのポーズを取る前にはちょっとつまずいてしまいましたが、佐野先生はそういう振付、と言い張っている(笑)。その適当さがこういう時には暖かいですね(笑)。…でも転倒の減点ついてるね、最後につまずいたとこの減点だよねあれは(泣)。
はいはい、高得点出ましたよー!ボーヤンは北京までにもっと化けてくるんじゃないかと私は勝手に思っている。


11:ハン・ヤン
ポケットに手を突っ込んで滑っても様になるのは滑りの達者な選手だけでしょうな。コレオやステップでもそれが繰り返されるのだけど、コレオがとにかく素晴らしい。あれは足元の技術がなければできないんだろうな。
前半のジャンプは最高だった。夢のように美しいジャンプ。後半になると乱れが出て来て、最後のトリプルフリップは手をついたが、転倒などの大きなミスはなし。4回転が入っていないので、とにかく要素の質が高くなければ点が出ない。その質の高さを見せつける得点。表彰台確定!
ああ、ハンヤンは生で滑りを見たいスケーターなんだよ実は。試合に戻ってきてくれて本当にありがとう!北京オリンピック行きたいいいい。


12:マッテオ・リッツォ
冒頭のループは4回転の予定だったのかな。トリプルだけど綺麗。4回転トゥループトリプルアクセルも綺麗。基礎のしっかりした選手なので決まるととても綺麗ですね。前半は素晴らしいペース。
後半のトリプルアクセルの転倒くらいかな、大きなミスは。ステップも腕の振付が印象的で、安心して見られる演技という感じ。うんうん。
トリプルアクセルくらいでは、と思ったけど意外と点伸びてない?ルッツにアテンションだし4回転も1本だけだしな。でも3位、表彰台確定!


終わってみれば、復調の兆しが見えたボーヤンが優勝。やっぱり本命でしたな。ハンヤンの2位にスケオタは皆涙したことでしょう…。ハンヤン表彰台だったら明日は美味しいものでも食べるか、と勝手に決めていたのですが、本当に美味しいオムライスとソフトクリームを食べてきました(笑)。たまたま予定があっただけなんですけどね(笑)。
ファイナルまであと2戦ですが、ファイナルのメンツの行方が何だかよくわからなくなってきたような…。ロステレコムの結果次第では荒れそうですな。まあ、ドキドキしながら待ちましょうか。これが載る頃にはだいたい決まってるかもしれませんが、どういう結果になってても全力で応援したいです。

ではでは、次回はエキシビションの記事でお会いしましょう。




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カップ・オブ・チャイナ2019雑感③

男女シングルの試合はフリーも生放送。時差がほとんど無いのかな、何にしろありがたいですね。

ではでは、早速感想をどうぞ。

女子フリー

第1グループ

1:カイラニ・クレイン
明るい曲ではないのである程度は仕方ないですけど、ショートと比べてあまりイキイキしてなかった気がします。ステップももうお疲れな感じに見えました。大きなミスもなく滑っていたとは思うのですけど。織田君によると回転不足が多かったようなので点は伸びないかな…。あー、やっぱりたくさん回転不足判定が…。
衣装はとてもキラキラして綺麗でしたし、印象的な表情も見せていましたね。


2:ホンギー・チェン
この衣装好き…!派手じゃなくて落ち着きがあるんだけど、シンプル過ぎることもなく。深いブルーと銀の組み合わせが海のようで素敵…。
長い手足が醸し出す演技はとても雰囲気がある。少し緊張感もあったように思いますが、しっかり滑れていたのではないでしょうか。問題は回転不足か。ラストのスピンも美しい。つい目が行ってしまう選手ですね。今後が楽しみ。


3:チェ・ユジン
シェヘラザード。衣装もそんな感じですね。
冒頭のジャンプを2本続けて転倒。ジャンプ前の動作が長いな、と思ったのだけど、それ以上に最初からスピードが無かったような…。後半はもうホントにしんどそうな速度に見えた。緊張があったかな。
織田君によるとコンビネーションジャンプがひとつも跳べなかったそうだし、得点的には厳しいかもしれない。これをいい経験にして、また頑張って欲しいです。


4:イー・クリスティ・レオン
おや、スケートアメリカの時も衣装これだったかしら?変更したのかな。同じだったらすみません。
ダブルアクセルがパンクしてたのがちょっと痛かったかな。それ以外は見た目上はそれほど大きなミスもなく滑っているように見えました。なかなか堂々としてるように感じましたね。やっぱり独特の存在感があっていいですね彼女。スケートの技術のほかに、その選手ならではの個性もフィギュアスケートには大事ですよねえ。


5:ユ・ヨン
うーん、今日もトリプルアクセルは決まらなかった。しかし、それ以外のジャンプは良かったですね。スピンもだけど、軸が細くて回転も速い。そして演技としてもスケートカナダよりずっと良かったと思います。ステップも曲のワクワクした雰囲気を表現しようとしていたし、終盤の曲調に合わせたドラマチックな演技が出来てたんじゃないかな。素敵でしたよ。


6:イー・ジュウ
うーん、彼女も緊張してしまったか。後半になるにつれジャンプは特に崩れてきてしまって、パンクや乱れが目立つ。ばっちりジャンプが跳べればとても盛り上がる選曲だと思うので、ちょっともったいなかったですね。
キスクラに置かれてるのはトトロのぬい…ぐるみ?トトロ…?トトロあんなに耳長かったかしら…。中国クオリティの何かなのか…?←正規の商品だったらすみません(汗)

第2グループ

さっきのトトロが気になって6分間練習が頭に入ってこねえええええ!トトロおおおおお!←忘れろ


7:ソフィア・サモドゥロワ
わあ、衣装すっごく素敵。メイクや髪型もすべてトータルで演出されてる感じ、美しい。ポニーテールの印象が強いので、まとめ髪にしてるとまったく雰囲気が違って見えますね。
相変わらずノーミスで素晴らしいですね。ただ、あまり元気がなかったような…。ロクサーヌのタンゴですし、彼女ならもっと貫禄たっぷりに滑れる選曲だと思ったので、曲と演技が乖離してる印象なのがちょっともったいなかったです。


8:エリザベータ・トゥクタミシェワ
おや、この衣装は…。昨シーズンのプログラムに戻したのね。滑り慣れたプログラムでどうしてもファイナルに進もうという気合いだろうか。
トリプルアクセル降りたああああ!2本とも降りたああああ!単独の方はやや流れなかったかもしれないが、しっかり加点がついている。ルッツとフリップの単独はステップアウトでしたが、それ以外のジャンプはクリーンで最高!もうコレオのあたりでは踊ってましたよ私、人には見せられないよ!(笑)
滑り終えた本人も本当に可愛い笑顔…。良かった…。素晴らしかったです!織田君、やっぱり彼女のルッツが好きだね(笑)。世界一とまで言い切ったぞ。


9:本田真凜
序盤は少し乱れがありましたが、中盤以降盛り返してきた。なのでラストのジャンプの転倒が残念。曲が盛り上がってきたところなので目立ってしまいますし。でも真凜ちゃん独特のゆるっとした身体の使い方やカラッとした明るさはすごく素敵だし、それが選曲にピッタリなんですよね。ジャンプなどまだまだ色々修正中なのでしょうけど、投げ出さずに頑張って欲しいです。


10:アンバー・グレン
序盤でジャンプのミスが目立ってしまったかな。パンクもありましたし。しかし、スピードが無いと感じる選手が多かったので、序盤は特に滑らかな滑りと曲の表現など、魅せる演技はできてたんじゃないかと思います。織田君もだんだんスピードが落ちてきたことや回転不足を指摘してましたけど、美しかったと褒めてますね。キスクラ今日もかわいい。


11:宮原知子
序盤から非常に振付が美しい。ベテランでないと出せない魅力が滲み出るようになってきましたね。ジャンプは最後から2番目のルッツだけが素人目にもあまりいいジャンプではなかったかなというくらいで、ミスなく跳んでいました。あとは回転不足がどう判定されるか…。うーん、やはり3つ回転不足判定。
プログラム全体としては非常に良かったですね。演技が生真面目過ぎて心配していたあの女の子はもういないのね…。おお、トゥクタミシェワちゃんをギリギリかわした。暫定1位。


12:アンナ・シェルバコワ
緊張するであろう最終滑走者として登場してこの演技…!素晴らしいノーミス演技です。4回転ルッツはもちろん、その他のジャンプも素晴らしい。ルッツばかりのようでいて、ジャンプの種類全部入ってるはずですよね。ルッツ得意なんだろうけど、全部アテンションついてる?
ジャンプだけではなく、とにかくプログラムが詰まっていて飽きさせない構成。この高難度プログラムをこなしながら衣装替えまでやってのけてしまうとはなあ。
キスクラに置かれてたとんでもなく大きなクマのぬいぐるみは投げ込まれたのだろうけど、どうやって持ってきてどうやって投げたんだろう、お客さん(笑)。


これ本当に、あのシニアデビューのロシアの3人が総なめして終わるんじゃないかグランプリシリーズ…?宮原さんはアサインの運も多少あったかもしれませんが、それでもさすがの表彰台、素晴らしい。ファイナルの可能性も十分ありますね。
トゥクタミシェワちゃんはファイナルどう?行ける?テネルが2位と4位だったし、まだ紀平さんもザギトワもいるし厳しいか…。ふおおおお(泣)。とにかく、ハラハラしながら最後まで見守ることになりそうですね。

真凜ちゃんのインタビュー…。ああ泣かないで…。全日本楽しみにしてるよ。私は織田君とトゥクタミシェワのルッツについて語り合いたいです…。

さあ、いよいよ男子のフリーです。これ書いてる今はまさに放送前なんですよ。このライブ感が伝わるかしら。伝わらないな、載る頃にはとっくに昔の話だからな…。

ではでは、次回は男子フリーの感想でお会いしましょう。




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カップ・オブ・チャイナ2019雑感②

女子のショートプログラムに続いて男子も生放送。素晴らしい。時間的にちょうど視聴しやすいことも関係してるのかな。大歓迎ですよ、生放送。BSならそんなにCMもうるさくないしね。
解説は佐野先生なのね。織田君が男女どっちも解説するのはそりゃきついよな。

ではでは、早速感想をどうぞ。これ書いてる今、まさに第1グループの6分間練習中でドッキドキしてますよ!

男子ショートプログラム

第1グループ

1:フー・ジャン
お名前の読み方、合ってるかしら?
イントロで分かったわ、ステファンも使ってた『Don't Stop The Music』。この曲、意外と競技にも合うなあ、と思ってたので、使ってくれる選手がいて何だか嬉しい。やっぱいいな、この選曲。
トリプルアクセルしっかり跳びましたね。演技としては粗もあったけど、曲の緩急もついてて、私は見てて楽しかったですよ。


2:チーイー・ツァオ
お名前の読み方やっぱり間違ってたらごめんなさいよ。テレ朝は恒例の音読みなので…。
グランプリシリーズ初めてなのかあ。トリプルアクセルは綺麗だったけど、そのほかのジャンプにミスが出てしまった。コンビネーションのルッツは高さあったと思うんだけど、セカンドがホントギリギリの無理矢理に…。でも全体的には魅せる演技が出来てたんじゃないかなあ。佐野先生も背中のラインが綺麗って言ってたけども。


3:ハン・ヤン
うおおおおお!ハンヤンー!ハンヤンー!またあのつるつるすべすべスケートが見られるのかああああ!号泣…。って、つるつるすべすべって何だよ(汗)。
トリプルアクセルきたああああああ!着氷はあまり流れてなかったが、あの幅。ハンヤンのトリプルアクセルはとにかく幅がすげえんだよなあ。コンビネーションも単独のルッツも余裕があった。引退も囁かれていたのに、素晴らしい復帰戦。とても落ち着いていて、なんか大きくなって帰ってきてくれたなあ、という印象でした。これからも楽しみにしてるからね!


4:コンラッド・オーゼル
彼もグランプリシリーズ初参戦か。身長183cm?おお、それは演技が映えるね。
4回転二種類降りてきた!コンビネーションの方はどうにかこうにかでしたが、単独のサルコウは綺麗でした。スピンもとてもいいですね。オータムクラシックでも見かけた選手ですが、テレビで細かいところまで見える方が良さがわかる選手かな、という感じ。しかし得点はあまり伸びなかった、回転不足?ああ、やはりサルコウが回転不足だし、GOEもマイナスの要素が多いな…。


5:ブレンダン・ケリー
4回転は何とか…でしたが、トリプルアクセルすっごい綺麗でしたねえ。出だしから振付が面白くて、特徴的な手の動きを見てしまう。グランプリシリーズの初戦よりは随分良かったのでは。って記憶違いだったらすみません。
選曲が何だか『今日の料理』を思い出してしまいますが関係ないですね、はいすみません(笑)。


6:アンドレイ・ラズキン
4回転ルッツ降りた!着氷は良くなかったですけどしっかり降りた。トリプルアクセルもとても綺麗で、いい調子で演技を終われると思ったのだが、コンビネーションジャンプのセカンドが入らない…。これは得点的に痛い…。でも全体的にはすごく演技にまとまりがあって、しっかり世界観を作れてたと思う。衣装も定番だけどいいですね。
ところでスピンを天井から映すのはやめてくれええええ、全然そのスピンの良し悪しがわからん!分かる人もいるかもしれないが私は分からないんだ、ごめんな!

第2グループ

7:田中刑事
トリプルアクセル勢いよく降りた!いい出だしだったのですが、コンビネーションジャンプ、これは4回転のパンクか。パンクと言ってもトリプルだし、コンビネーションにもなってたのでミスは最小限に抑えたのではないか。トリプルルッツは綺麗に降りてましたね。ステップはとてもキレがあって好きですが、うーん、レベル取れてないのね。
ファイナルの可能性もあるからなあ、表情も固いように見えた…。フリーで巻き返せー!


8:カムデン・プルキネン
4回転ジャンプの回転、すごく速かったんだけどなあ、残念ながら転倒。トリプルアクセルは素晴らしい出来でした。加点すごいな。
まだまだ粗はあると思うのですが、魅せる演技が出来る選手はいいですね。若い選手ですがそこがしっかり出来ていて、とても引き込まれて見てしまいます。細かいところまで詰められていくといいなあ、フリーも楽しみですね。


9:チャ・ジュンファン
髪型変わった?なんかふわふわ。
4回転サルコウは転倒。これは回転足りてるかな…。うーん、やはり足りない。ルッツとループのコンビネーションは彼らしくビシッと決めたが、ああ、トリプルアクセルでも転倒してしまった。どうもジャンプが、ジャンプの軸というか跳び方というか、そういったものがずれてしまっているのだろうか。佐野先生も、ジャンプが狂ってるって言ってたけど。なかなか調子が戻らないですね、どうしたんだろうか…。全体的に焦りの見えるような演技だった気もするし…。


10:マッテオ・リッツォ
4回転トゥループ綺麗でしたねえ。あれだけ綺麗なら無理矢理コンビネーションにしなくても良かったかもしれない。トリプルアクセルも素晴らしく、このままノーミスで行けるかと思ったのに、ルッツで転倒。回転はどうか。あ、良かった足りてるわ。しかしコンビネーションにならず大きな減点になってしまう。ですがスピンは軸がピタリと真っ直ぐで、ステップも巧み。コンビネーションだけが惜しかったですね。


11:キーガン・メッシング
キーガンもどうした…。どうも噛み合わない選手が多い…。
4回転トゥループは転倒してしまったし、得意のはずのアクセルはダブル…?やっぱりダブルだよね、抜けてる。コンビネーションはきっちり降りられて良かったし、そのあとすぐの上を見上げる振付も素敵だったのだけど。
キーガンは順位によってはファイナルに望みがあるからなあ、気負ったかなあ。ただし皆あまり調子良くないから、まだまだフリーでは分からないかな。


12:ボーヤン・ジン
相変わらず豪快な4回転ルッツだけど豪快に転倒。ここから崩れてしまうかとドキドキしたが、4回転トゥループのコンビネーションとトリプルアクセルがきっちり決まってホッ。
前半にジャンプを固める構成にしたのね。スピンもステップも確実で美しかったです。全部レベル4だったのも頷ける。プログラム全体の構成としてはあまり面白くはないかもしれないですが。
ジャンプが上がりやすいリンクなのだろうか、と佐野先生。よく滑り過ぎるっていうか、重力が軽いリンクなのか?って、んなわけないか(笑)。


まさかのハンヤンがトップでショート終了。確かにそれだけの実力のある選手ですけども、大混乱ですがなこの大会。トップのハンヤンでも86点と、そこまで高得点の選手もいませんし、フリーの順位予想がすっごい難しいですよこれ…。ハンヤン優勝しちゃうかもよ、スケオタ号泣じゃないそんなの?
例のごとくショートの放送中にここ書いちゃってるので、フリーの結果はもちろん知りません。明日生放送なの超嬉しい。すっっげえドキドキしながら見られちゃうもん。

そんなわけで、次回はドッキドキの女子フリーの感想です。また次回も読んでいただければとても嬉しいです。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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カップ・オブ・チャイナ2019雑感①

グランプリシリーズも後半戦に突入ですね。第4戦の舞台は中国。地上波での放送はありませんでしたが、BSで第1グループの6分間練習前の挨拶から生放送!てかジャッジの挨拶がちょこっと映ったほど、ホント最初の方から生放送ー!やったあああああ!
地上波で視聴率の取れる選手がいない、と踏んだのかもしれないですけどね。そう考えると、いいのか悪いのかわかりませんけれども…。

女子も解説は織田君。織田君の解説大好きなので楽しみ!

女子ショートプログラム

第1グループ

1:イー・ジュウ
お名前の読み方、間違ってたらごめんなさい。へえ、シニアの国際大会初出場なんですね。たぶん初めてお目にかかる選手かな。
とても丁寧に滑っていましたね。丁寧過ぎて少し勢いはないかなと思ったけど、ミスが無いクリーンな演技で良かったです。
技術点カウンターの要素名がやっぱり選手名で隠されてしまうのですが、織田君が全部名前言ってくれるので助かる…。


2:ホンギー・チェン
ダブルアクセル以外はジャンプが両手タノ。冒頭のルッツは転倒してしまいましたが、それ以外は丁寧に滑ってたんじゃないかな。何となく緊張が伺えたけど、やはり自国の大会だからでしょうかね。織田君によると回転不足等々があるっぽい?ホントだ、ルッツのアテンションとフリップが回転不足だ…。
衣装のスカートがかわいい。裾のデザインとか、裾に向かって濃くなっていくピンクのグラデーションとか。


3:チェ・ユジン
グランプリシリーズデビューなんですね、緊急してしまったかな。少し演技が固いように見えてしまったので。単独ジャンプがダブルになってしまって得点が入らない痛いミスも。少し噛み合わなかったかもしれませんが、緊張感が解ければカッコ良く滑れそうなプログラムですね。衣装も黒地に赤がキラキラでカッコいいです。


4:カイラニ・クレイン
ループ、ループのコンビネーションを予定してたってことは、冒頭のループは単独になってしまったってことかな。後半にリカバリーしてたけど、セカンドジャンプがシングルに。でもセカンドが跳べないよりはいいのだろうか。あ、織田君によると大きく減点されちゃうのかシングルだと。ショートプログラム厳しいなあ、規定だしなあ。
表情の付け方がとっても良かったですね。衣装もはっきりしたオレンジでかわいいな。お、NHK杯出現するんですね。昨年も代替出場だったような、NHK杯


5:イー・クリスティ・レオン
おお、ジャンプしっかり決めてきましたね!しかし織田君はさすがに見逃さないな、コンビネーションのセカンドは回転不足だそうである。それどころかプロトコルチェックしたらジャンプ全部回転不足だった…。うう、無念。
なんか彼女、演技がくっきりしてると言うか、存在感があっていいですね。アイスダンスやっても似合いそう。


6:アンバー・グレン
冒頭のコンビネーションジャンプ、とても勢いがあってカッコ良かった。ほかのジャンプもしっかり決まっていましたし、ステップも素敵。ここまでの選手の中ではいちばん魅せる演技が出来ていて、プログラムが終わるのが早く感じました。織田君も非常に褒めていましたが、とてもいい演技だったと思います。
キスクラ明るくてかわいい。ぬいぐるみで遊んでるコーチもかわいい(笑)。おおお、いい点が出たぞー!

第2グループ

おや、製氷しないのか。まあ6人しか滑ってないし。
あれ、挨拶での日本人選手の紹介が、名字→名前の順だった。日本の大会以外ではだいたい名前→名字で呼ばれるよね?中国は違うのかな?
なんかこのグループ、衣装の黒率高いな。てか黒かグレー系がほとんど?


7:ユ・ヨン
トリプルアクセルは大きく転倒してしまった。素人目にも回転がどうだろうか…。うーん、やはり回転不足。コンビネーションジャンプはしっかり決まりましたが、トリプルフリップでまた転倒してしまって、得点的には厳しいかもしれない。ファイナルが見えて緊張してしまっただろうか。演技も曲がBGM状態だったように見えたし。でもスピンやステップは綺麗だったなと思います。
あ、指導してるの濱田コーチなんだね。そう言えばそんな話聞いたっけ。


8:アンナ・シェルバコワ
柔らかに動く指先、繋ぎで盛り込まれるしなやかなスパイラル。ラストに跳ぶルッツとループのコンビネーションもしっかりと決まる。スケートアメリカで見られたミスもなく、確実にアメリカよりいい点が出るだろう。これがシニア1年目の選手の演技だとは…。トリプルアクセルも4回転も無くても70点以上出せる。強い…!


9:本田真凜
衣装マイナーチェンジしたのかな?肩のストラップ可愛かったんだけどな。
事故の影響だったのでしょう、スケートカナダでは見られた不安感が無くて、真凜ちゃんらしい飄々とした明るさが戻ってきていて安心しました。トリプルフリップは転倒してしまいましたが、コンビネーションジャンプも綺麗に決まったし、ステップは加点が1以上ついてることからも分かるようにとても良かったです。


10:宮原知子
コンビネーションジャンプはとても慎重に跳んでいるように見えましたが、ステップやスピンはスピードや独特のキレがあってさすがでした。マイナス要素が全然無いぞ、と感心しながら見ていたのですが、最後のループは減点だったな、うーん、回転不足だったのか。コンビネーションジャンプもセカンドが回転不足か…。彼女は元々その傾向があったから、判定が厳しくなった今シーズンは大変かもしれないな…。
振付はリショーなんだ。新しい彼女の魅力が出ていていいですね。


11:エリザベータ・トゥクタミシェワ
トリプルアクセル、回ったと思ったんだけどな…。残念ながら転倒。コンビネーションはセカンドがダブルになったがファーストをトリプルフリップにして構成を上げてきたのね。ルッツはもう彼女らしくて素晴らしいジャンプ。余裕があって本当にカッコいいし、跳ぶ前の身体の反らし方も彼女らしさに溢れてて良かった。
スピンがひとつ得点がカウントされてなかったように見えたけど、カウンターが混乱してただけ?どうなんだ?点は入ってるな、私が見間違えたのね、たぶん。


12:ソフィア・サモドゥロワ
ノーミスきたああああ!さすがですよサモドゥロワ姐さん。衣装もよく似合ってらっしゃってカッコいいわ。えっ、シニア2年目?もう5年くらいやってるような貫禄が!
ジャンプの難易度はそこまで高くないし、織田君によると回転不足もある模様。確かにコンビネーションのセカンドが回転不足判定。しかし彼女らしい迫力がありましたね。またまた織田君によるとあまりスピードも無かったよう。本調子ではなかったか。うーん、得点伸びないもんな。


宮原さんさすがのショート2位。グレンさんはすっごい頑張ったのでは。だけども、まだまだフリーでどうひっくり返るかわかりませんね。これ書いてるの、まさに競技を見終わってすぐのタイミングなので、フレッシュな感想でございます。掲載はずっと先のことになるでしょうが…。

ではでは、次回は男子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。




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フランス杯2019雑感⑥

長々と綴って参りましたフランス杯の記事も本日最終回。本日はエキシビション後半の感想です。最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

製氷時間にCMやインタビューががっつり入るところが生放送ね、って感じ。だいたいの予定時間が決まってるエキシビションの方が生放送しやすいんだろうな。

エキシビション

15:ロマン・ポンサール
ポンサールさんめっちゃイケメンですし!シンプルな黒い衣装ですけど、渋い魅力が存分に出てて、いきなり余韻に掴まれて第二部スタート!


16:ダリア・パヴリュチェンコ&デニス・ホディキン
携帯のライトを照明にしてるの?うわあすっごい雰囲気ある。今回の照明素敵だな…。
ホディキンさんのメイクが印象的。ピエロだろうか。パヴリュチェンコさんが腕からすり抜けて、ホディキンさんが崩れ落ちるラストがすっごい気になる。悲しい物語を予想させるけど…。


17:坂本花織
あー、これ絶対ウケるじゃろ、フランスだしさ。
前半はお疲れなのかな?という印象だったが、後半は彼女らしいジャンプが見られたかも。黒の衣装だけどところどころキラキラしてて決して地味じゃないのね。


18:ティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレイロ
美男美女きたあああああああ!ゲレイロタイムううう←私と友人で勝手にゲレイロを応援している
このプログラム昨シーズンも滑ってたような。ザゴルスキーさんの衣装がすっごいインパクトあるのよね。カナリアみたいで。めっちゃ似合う。


19:ケヴィン・エイモズ
布団と枕をリンクに持ち込んできた(笑)!変なエキシビションはヨーロッパ男子の特権!この時期にはぴったりかもしれない、お布団から出たくなくなる時期。
クリムキンイーグルにバネのあるジャンプ、見所いっぱいでお客さんも盛り上がってる!めっちゃエキシビション向きの選手ですね。


20:アリーナ・ザギトワ
コーチのお母さんの追悼らしい。宇宙の広がりを感じさせるような曲調が、遠い世界にいる人との意識も繋げていくよう。なんかスピリチュアルなイメージも浮かぶプログラム、不思議。ラストは再び生まれ出るように氷上に転がり、これから咲こうとするかのような花を手に。たとえ失われても、命はまた芽生える。


21:ヘイブン・デニー&ブランドン・フレイザー
八木沼さんたちも感心してたが、すっごいリフト。ものすごいバランス感覚。ペアってホント凄いよね…!
しかしエキシビションの衣装は何故こんなに黒が多いのか。気のせい?


22:宇野昌磨
出だしから凄い歓声。ニースの世界選手権でも思ったけど、フランスのお客さん暖かいよね…。この滑走順からもあの会場の空気から彼が選出されたのだろうと予想してしまう。
トリプルアクセルがやっと綺麗に決まってホッとした…。昌磨君の魅力はしっかりフランスのお客さんの心に残せたんじゃないかな。きっと後々ターニングポイントになる大会だと思うよ…。


23:マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
衣装かっわいいい!すっごくお洒落なウエスタン風。チョックさんの真っ赤なブーツがすっごいかわいい。
プログラムも洒落てて、アイスダンスって見てて楽しいなと思わせる。ラストは踏みつけだ、ギャー!チョックさんの素敵な女王様ぶりを堪能できますね(笑)。


24:アリョーナ・コストルナヤ
小道具のステッキを使った動きに見とれてしまう。腕の使い方が美しい…。スピードのある滑り、堂々とした演技力。エテリ門下のあの3人の中ではいちばん演技が好みかも。次の大会も楽しみ。


25:アナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ
スロージャンプに心底感心してる八木沼さん。確かに目が覚めるようなジャンプ。生で見たら絶対もっとすごさがわかるんじゃないか…?
女子だけでなく、ペアもロシアが凄く強いですね。やっぱりフィギュアスケート大国なのだなあ…。スケオタならロシア国歌は何となく覚えてしまうレベルだもんな(笑)


26:ネイサン・チェン
技術点カウンターを気にせずにただネイサンの動きに身を任せられるエキシビションって、凄く贅沢に思えちゃう。本人も満足そうな表情ですね、いい演技だったなあ。スケートアメリカでは寝ちゃったんでやっとちゃんと見られた(泣)。


27:ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
前に出される足の、そのあまりの揃いぶりに震えが来てしまう。ただ美しいだけじゃなく一段上の美しさ。もう「美しい」とかいう言葉だけで括るのが嫌になってしまう。今回は彼らに特徴的な、人間じゃないかのような無機質な美しさよりも、人間らしい情熱を感じるプログラムでしたね。


★フィナーレ
仮面に魔女みたいな帽子にツノ。変装道具を選んでる舞台裏からワクワクできそうなフィナーレ。アモディオ振付なんだ、しかもスリラー!パパダキスはこういうの好きそうだねえ、急いで混ざらなきゃ(笑)。
変装道具は途中でほとんどのスケーターが外したけど、中にはつけっぱなしの人も。衣装とも相まってティファニーさん似合ってるー。
ポンサールとネイサンのリフトに笑ってしまった。ホントに仲がいいのね(笑)。

時間きっちりに始まってきっちりに終わった。フィナーレはもしかしたらもうちょっと続いてたのかもしれないが。あらかじめタイムスケジュールがはっきりしてんのね、やっぱり。ちょっと遅れてもフィナーレが切れるだけだろうし。そう考えると生放送向きなんだなエキシビションって。


以上でございます。記事はとっくに書き上がっていても(某阿修羅以外の感想はほぼ放送中に書いてしまっている。そのあと採点表チェックするのですぐに書き上げられるわけじゃないのだけど)、アップするタイミング等々の事情でのんびりペースで掲載しております。次の大会前に復習するような気持ちで読んでいただければ…。

グランプリシリーズも折り返し。と言ってもこれが載る頃にはファイナル進出者もある程度決まってるかもしれませんが、最後まで熱く楽しく応援したいですね。
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




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フランス杯2019雑感⑤

フランス杯の記事もエキシビションで終了です。男子の競技の一部は生放送でしたが、なんとエキシビションも生放送。時間が読みやすいからですかねえ。何とか視聴者に寝ないで見てもらえる時間帯でもありましたし。

ではでは、早速感想を。長いので、前半と後半の2回に分けてお送りします。

エキシビション

1:ニコラ・ナドー
彼の演技からきっちり放送スタート。オープニングとかないのかな?これだけぴったり始まったし。生放送ですもんね。
身長やっぱ高いんだ、ペアの選手みたいだもんなあ。グラサン似合う。バックフリップ迫力!


2:スター・アンドリュース
タイツ衣装カッコいい。場内の照明がすごく派手でコンサートみたいで、すっごく彼女の演技にいい効果をもたらしてたと思います。エキシビションはこういう舞台演出に着目できるところも面白いですね。


3:シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファッブリ
ホントだ、ファッブリさん手にギプスみたいなのしてる…。あれは自由に指先が使える状態ではないんでは。その状態で試合もこなしてたなんて。全然そんな状態なんてわかんないよ…。
照明お洒落だな、炎みたいで雰囲気ある…。


4:モリス・クビテラシビリ
このパンツのデザイン見覚えあるような…。気のせいかしら…。
静かな前半からロックな曲に。ジャンプを照明の中でも綺麗に降りてて、調子が良さそうですね。


5:マライア・ベル
黄色の衣装がかわいい。裾の方は白くて、ゆるやかなグラデーション。八木沼さんもいつも素敵な衣装着てるって褒めてる。
すごくいい表情で見とれちゃう。曲をいとおしむように滑ってる。ラストのスピン素敵だった…。


6:キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルス
青い照明タイムが続きますな。キャロラーヌさんの衣装素敵…。
思わずじっと見てしまった。目を離すポイントが無いのよ。美男美女ですし。


7:ミリアム・ツィーグラー&セヴェリン・キーファー
このプログラム昨シーズンも滑ってたっけ?気のせいかな。キーファーさんのシャツがパイナップル柄。トロピカル(笑)。
ナンパしたけど見事にフラれたってとこだろうか(笑)。ペアは人間が二人でしか作れない物語を表現できるのがいいですね、こういうコミカル入ってるものは特にそうかも。


8:ニコル・ショット
バーレスク。転倒もありましたが、ガラリと会場の空気をシックかつ艶のあるものに変える演技でしたね。彼女のエキシビション初めて見たかも…。年齢以上に落ち着いて見える。


9:樋渡知樹
フランス語のアナウンスが耳に心地いいが、イワタシになっちゃうのよね。
ルパン三世。もちろん日本のアニメですけど、フランスにもゆかりがあるっちゃあるからこの大会で披露するのはピッタリだったかも。
休む間もないプログラムで、とにかく見せ所いっぱいで楽しい。これはお客さんも沸いたでしょうね。私もこれ見たい。


10:マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック
ルギャックさんのこのシャツの柄も見覚えがあるような?着こなせそうで着こなせそうにない柄で、さすがにお洒落な国…。
このカップルの特徴的なリフトはやっぱり見所ですね。全体的にプログラムもお洒落ですごく好きだわ。


11:樋口新葉
八木沼さんのお好きなプログラムだそうで、解説にも熱がこもってる。確かに素晴らしい演技でした。まるで映画を一本見終わったような高揚感を抱かせるラスト…!非常に情熱的、もう1回しっかり見たい。


12:アシュリー・ケイン&ティモシー・ルデュク
ケインさんお名前ちょっと変わってる気がするんだが、テレ朝のテロップに合わせてみたわ。
すっごい照明が派手なのだが、演技もすごく賑やかで、このカップル独特のコミカルな派手さがあって楽しい。


13:アレクサンドル・サマリン
オレンジのベストに緑のシャツ、赤いパンツ。すごい配色なのだが不思議と違和感ない、っていうか似合う…。
小道具はお面。かぶって滑るパートもあるのだけど、視界が狭まって滑るの大変そうなのに凄いな。サマリン、いつもなんか独特だけど、ヨーロッパ男子らしくていい(笑)。


14:オリヴィア・スマート&アドリア・ディアス
きたあああああああ(笑)!オリヴィアさんのコッテコテのエアロビ衣装とディアスさんのなんかあやしい衣装(笑)。すごく楽しいプログラムで、笑ったまま休憩に入れていいかもですね。実況が「デジャビュが」とか言ってるの爆笑なんですけど!スペイン伝統のエキシビションになっていくのだろうか(笑)。



前半はここまで。後半の感想でフランス杯の記事も最終回となります。次回の記事も是非読んでいただければ嬉しいです。



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フランス杯2019雑感④

さて、本日は女子フリーの感想。
地上波は早朝からの放送でした。最初の10分を見逃してしまったので、誰か演技の流れた選手がいたら見逃しちゃってます、申し訳ありません(泣)。オープニング映像とか諸々流れることを考えたら、何も見逃していないような気がしないでもないですが。

ではでは、感想をどうぞー。


※注記
お名前の前に★印のついている選手は、地上波でも放送のあった選手です。

女子フリー

第1グループ

1:ニコル・ショット
選曲からしてアジアのテイストの入った衣装なのですけど、すごく品があって素敵…。派手じゃないのに、地味でもなくて。素敵だ…。
もう後半に入ってたのかな、単独のループ綺麗だった。綺麗な基礎のある選手という印象で、スピンも美しく清楚な感じ。素敵ですね。


2:マリア・ソツコワ
フリーもシックな衣装ですね。でもシックかつ大胆。これはスタイルが良くないと着れん…。ソツコワの衣装はいつも攻めてるな。
荒川さんがずっとジャンプの回転の話をしている。回転不足がどうもとても多い様子…。え、もしかして回転不足判定じゃないジャンプ1本だけ?プロトコル見ると…。ああ…。ステップはとてもクールだったり見所もあったんですけどね…。


3:レア・セルナ
前半のジャンプは良かったですね。後半はかなり崩れてきてしまいましたが…。ステップは力任せな感じもありましたが、パワーに溢れていて、女子のステップとしてはちょっと珍しい印象。ラストのスピンもとても良かった。
キスクラのジュベールに釘付け。顔は多少丸くなったかもだが、やっぱり美形。20代の頃のクソ美形ぶりを覚えている者としては釘付けになるしかないです←ああそうかい


★4:白岩優奈
これまではとにかくかわいい、というイメージだったのに、選曲も衣装もドラマチックでシリアスで、どんな物語が描かれるんだろう、とじっと見てしまった。
地上波は寝起きだったこともあり細かいところまでチェックできなかったので、BSでしっかり見ました。転倒もあったのでそこまでいい演技にはならなかったかもですが、最後までスピードもあったし、完成形が楽しみになるプログラムでした。
うっ、得点が低い。回転不足だろうか…。ああ、やはりこんなにたくさん…。


5:マエ・ベレニス・メイテ
ジャンプのミスが続いてしまった。怖い転び方をしたジャンプもあって心配に。しかし観客の歓声が暖かく、彼女を後押しする。
選曲がとてもイメージに合ってたし、コレオのスパイラルも生命力に満ちているようで印象的でした。ネックレスは衣装の一部なのかな、衣装に合わせて選んだのかな。

第2グループ

★6:坂本花織
ショートでミスしたダブルアクセルからだったので、本当にドキドキしながら見守ったが、流れよく降りた!全体的にミスをしないよう慎重に跳んでるように見えたし、ステップもそう感じたのだけど、それでもレベルを落としたりステップアウトしたりすることもなくノーミス演技が続く。終盤は表情もスイッチが入った。ラストのジャンプを降りた時は思わず「よっしゃ!」と叫んでしまった。素晴らしかったです!
しかし、得点はそこまで上がらなかった。回転不足か…?荒川さんも回転不足判定が厳しくなったって言ってたし。うっ、3つもあるしルッツもエラー。200点越えなかったな、でも頑張った!


★7:スター・アンドリュース
コレオからスタートとは、確かに珍しい構成ですね。ジャンプは転倒があったりこらえたものが多かったりと、そこまでいい出来にはならなかったかもしれない。終盤は疲れも見えると荒川さん。荒川さんは声のトーンで何となく選手の出来や回転不足かどうかがわかるな…。もうスピードが無いようにも見えたけど、それでも終盤のステップとスピンはレベル4で素晴らしい。


★8:樋口新葉
とてもいい表情とダブルアクセルからのスタートだったので、いけるかと思ったのですが…。うーん、転倒にパンクとジャンプにミスが続く。特に後半のフリップがシングルになってしまったのが痛かった…。コンビネーションジャンプが1本足りない。でもステップは非常に情熱的で見ごたえありました。
ジャンプがバチッと決まればきっとすごくいいプログラムになると思うのですが…。今回は全体的にパワー不足だったでしょうか。うーん、得点も伸びない…。


★9:アリーナ・ザギトワ
ジャパンオープンでも思ったが、とても美しい衣装。きらびやかなのにシック。黒に金、ターコイズブルーの絶妙なバランス…。
鉄壁のルッツとループのコンビネーションでミスが出てしまう。大丈夫かなと思ったが、そのあとはもうさすがの一言だった。クレオパトラの美しさと威厳を感じる前半のジャンプ。後半にはルッツとループのコンビネーションをやはりリカバリーしてきた!これができちゃうんだよなあ、やっぱり強い。
終盤は熱狂の中で終わっていく。砂煙の中で踊る若く美しい女王の姿が見えるようだ。こんな美しい選手がトップ中のトップスケーターでもあるって、なんかもう漫画みたい…。
ザギトワのジャンプにも随分回転不足判定が下されてる。ホントに厳しいのね今回。


★10:アリョーナ・コストルナヤ
降りた、トリプルアクセル2本とも降りた…!彼女のトリプルアクセル、幅が凄い。ふわっと何でもないように跳んでいくが美しい。その他のジャンプも着氷まで神経の行き届いた美しさ。スピンも素晴らしい。存在感があるのに無駄がない。
後半に曲調が変わると、リズミカルで小悪魔的な演技に。表情も振付のこなし方も素晴らしく、彼女が去年までジュニアだったなんて信じられない。この選手凄い…。
は、はわ、はわわわわ…。何これ、ちょっと何これ…。はわわ…。160点近く出してきた…。予想していた人も多かろうが、シニアデビューしたロシアの3人がグランプリシリーズ総なめ状態なんだけど…。はわわ…。


★11:マライア・ベル
衣装もプログラムもショートとはまったくイメージが違って、彼女らしい感じ。とても美しい衣装ですね。
大地いっぱいに広がる、そよ風に揺れる麦畑が見えるよう。大地と語らい、大地に寄り添うような演技。最初からとても落ち着いていたけれど、ジャンプにまったく見た目上はミスがなかった。ステップは静かな情感、コレオは喜びが溢れてくるようで、どちらも良かったです。


生放送ではなかったけど、結果まったく知らずに見ていたので生放送みたいなもんでした。坂本さんや樋口さんは表彰台の可能性があったので、かなりドキドキしちゃいましたよ…。頑張ったけど、しょうがないですね。ファイナルのメンツどうなるかな。ロシア国内大会状態になる可能性も…。
ドキドキしながらガリガリと感想を書きつつ、CM中にデータ放送のゲームにチャレンジして抜かりなくプレゼントにも応募しておきました(笑)。普段ぼーっとしてる分、集中力をここで全開にする(笑)。

ではでは、次回はエキシビションの感想でお会いしましょう。今更の掲載で申し訳ないですが、のんびりと読んでいただければ幸いです。




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