うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートゆるゆる語り in 9月①

フィギュアスケートに関する話題をゆるゆると語るシリーズ。ではでは早速。

テレビゆるゆる語り

まずはテレビ番組の感想から。取り上げるのは9月4日放送の『フィギュアスケートTV!』。BSフジで毎月放送されているお馴染みの番組ですね。

冒頭は飯塚杯の模様から。ジュニアとシニアの優勝者の演技が少し流れました。シニア女子は竹野姉妹の対決についても。中野紘輔君のインタビューがあって嬉しい、今年スケートヒロシマ見に行ったよー。映像で見るとジャンプ高い。垂水爽空君福岡の子だったのね、知らなかった…。
全国レベルの選手が出場する大会と紹介されてたけど、今までこの番組で取り上げられてたことあったかな…?過去にもあったならごめんなさい。ショーも試合も中止だらけで取材対象もなかなかないし、だから今回カメラ入ったのかな。

続いて宮原知子選手のオンラインインタビュー。今トロントにいるんですね。日本には戻らずずっとカナダにいたんだろうか?
へえ、去年のエキシビションショートプログラムに焼き直すのか、それは面白そう、評判良かったのかな、なんて興味深く聞いてるうちに眠りに落ちておりました…。ええもうせっかくのインタビューが睡眠学習…。

実はわたくし、スマホを落として画面を割ってしまい、マウスを挿さないと操作ができなくなってしまったのです。テレビ番組の感想はテレビを見ながらスマホでざっと打っていたのですが、マウスでは文字入力が面倒で、ブログ類もすべてパソコンで書くことにしました。なので、とりあえずのんびり番組見ようかな、と横になっていたところ見事に撃沈。スマホ瀕死の弊害がこんなところにも(泣)。機種変したいのですがお金がありませんよ、めそめそめそめそ。

そんなわけで、楽しみにしていた鍵山君や佐藤君や草太君の曲かけ練習もほとんど見られてない、うっすら覚えてるけど感想を書けるほど記憶には残ってない…。ショック…(泣)。

最後のお知らせの段階でやっと目が覚めた。え、時間帯移動するんだ。日曜日の17時か。爆睡してしまう可能性は減りますが、ショーや試合とかぶると出かけてたり観戦に熱中してたりする時間帯ではあるかなあ。でも今回のような爆睡が防げるのであれば歓迎です、号泣…。
そんな感じで、たいへん中途半端な感想で申し訳ございませんです…。

いろいろゆるゆる語り

フレンズ・オン・アイスの開催までにはコロナも下火になっているかと思いましたが、海外から参加するスケーターが多いことも影響したのですかね、残念ながら今年度は開催されず。なかなか開催の知らせが入ってこないあたりから、そうなのだろうと思いつつも、あまりにも中止だらけでだんだん麻痺してきちゃいましたね(泣)。コロナと言うかもう人心が荒廃してることが大きいんじゃないのかという気がして仕方ないのですが…。

しかし、出演予定だったと思われるスケーターからのメッセージや、オープニングかな、同じ曲で滑るスケーターたちの動画が公開されて少し寂しさが紛れましたね。実際に見に行ったことは1回しかないのですけど(2015年)、毎年楽しそうな様子は伝わってきていて、それを見聞きして「来年こそは行きたい」って思うのが恒例だったので…。
スケーターが滑ってる動画がすごくワクワクしましたね。やっぱり滑りが見たいし、それを肌で感じるために会場へ足を運びたいと思ってしまいました。コロナ関係なくもう2年くらいショーには行けていないですし。パン&トンとかヴォロソジャール&トランコフとか、引退したスケーターの練習着動画はあまり見られないのでちょっと嬉しかったりして。しかもさすがの滑りだし。
メッセージ動画にはステファンも出演していましたが、相変わらず聞き取りやすい英語でのメッセージもさることながら、髪の長さを確認できたのが良かったです(笑)。もう結構伸びましたね(笑)。


オンラインで様々なスケーターのコンテンツが発信されていますが、有料のものは私が貧民過ぎてまったく見られないため、置いてけぼり感を食らったまま夏が終わりましたよ、とほほ。ステファンと高志郎君のも見たかったですけど、とほほ。過去の試合の感想書いても読む人あんまりいないようですし、さてさてこのブログは存続できるのでしょうか(泣笑)。

ジャパンオープンも開催されるし(席が少ないからでしょうが、チケット代…)ブロック大会も放送されるようですし(貧民は見られませんけどね…)少しずつでも選手たちの練習の日々を存分に輝かせる場が増えていきますように!

ではでは、また次回のゆるゆる語りでお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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よくわからないまま四半世紀②

大ヒットしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。なんのかんのといちばん多感な時期に見た作品なので、ディープなファンかと問われれば微妙なところですが、ポテトチップスを食べまくってカードを集めていたくらいにはハマってました(笑)。モノがポテトチップスじゃなければ集めてなかった気がしないでもないですけど(笑)←ポテトチップスが大好物
そういえば今まで語ったことがなかったと思って、無理矢理スケートの話題と絡めながら記事を書いてみました(笑)。本日はその第2回。

1回目の記事でシンジ君については触れたので、本日はほかのキャラクターについて。多少ネタバレを含むかと思いますので、今後視聴してみようと思われている方はお読みにならない方がいいかもです。あまりにも有名な作品で、もはやネタバレも何も、という感覚ではあるのですが、それはオタクだけの話でしょうしね。


作品をご覧になったことがない方でも、内巻きシャギーの青い髪をした少女の姿をどこかで見たことがある方は多いかもしれません。作品における主要人物のひとり、綾波レイ。主人公シンジの両親に深くかかわるキャラクターだということはどうにかわかるのですが、説明しろと言われても何が正解なのかよくわかりません(笑)。そう、この作品はとにかく全体的にわかりません。そこが面白くもあるし全部を理解する必要もなかろうと思ってますが、以降も「よくわからない」を連発するかと思いますのでとりあえずお付き合いください(笑)。

スケオタの記憶にも新しいであろう、この綾波レイのコスプレをして現れた人物がいたことを。それがまさかの宇野昌磨選手であったことを。どこか可愛さも漂う整った顔立ちとは言え、昌磨君はやはり男の子である。ご、ごつい…。綾波ごつい…。でもなんかじわじわ可愛い…。なんか新ジャンルだったような気がします(笑)。
制服ならそこまでごつくなかったと思うんですけど、プラグスーツでしたからねえ。完全に体の線が出るコスチュームなので、まあそうなりますよねえ(笑)。しかもレイが二次元ならではの非常にスレンダーなキャラクターだったので余計に(笑)。誰だよ、着せようと決めたのは(笑)。

感情表現に乏しい、無口でミステリアスな美少女は、少年や青年の心をさぞさらったことであろうと思いますが、実は私もさらわれてました(笑)。かっわいいんですよ!!!かわいいんですよおおおお!!!俺はレイちゃん派だよ!!!だから「破」は映画館で悶えたよ俺はこれが見たかったんだ←正気に戻るのでしばらくお待ちください


レイ以外にも作品には魅力的な女性キャラクターがたくさん登場しますが、昨年のファンタジー・オン・アイスにおいて『残酷な天使のテーゼ』で滑っているメドベージェワの頭にヘッドセットらしきものが見えたのは私の気のせいだろうか。アスカか?!アスカなのか?!セーラームーンジブリが好きな彼女ならエヴァを知っていても全然おかしくないですけど(笑)。
アスカももちろん登場人物。これまた美少女なのですけど、家庭環境の影響かかなり難アリの性格で、テレビシリーズや旧劇場版の彼女は正直痛すぎて見てられなかったです…。自分の痛いところも抉ってくるようなキャラクター造形で、ここまで容赦なく壊さなくても、と思うくらい。作品の登場人物はすべて作者の分身などと言いますけど、よっぽど嫌なことがあった何かの投影なのかしら、と思ったり思わなかったりです。

何となくですけど、この作品は「女性に夢を見ていない」感じがするんですよね。いかにもな美少女や美女が登場するのに、夢を見させてくれるヒロインでは決してないと言うか。そもそも、主人公たちが乗るロボット・エヴァンゲリオンからして、「母性」や「母親」を神聖なものとして捉える一般的な感覚からは程遠く、子を守るために時に非常に暴力的にもなる母性の側面を抽象化しているような感じ。夕方に放送されていたテレビアニメの設定とは思えないですね。私が勝手にそう解釈しただけなので間違ってるかもしれませんが。

シンジの保護者を買って出る、シンジの上司でもあるミサトや、ミサトの友人であり同じ組織で働いている科学者のリツコも、やはり美しい女性なのですが、時間帯が間違ってるよお二人とも、と言いたくなるようなキャラ。基本的には二人のバリキャリぶりが描かれているのですが、優秀な職業人である彼女たちが垣間見せる一面が、完全に時間帯が間違っている(笑)。
思いっ切りネタバレでごめんなさいなのですが、私がいちばん好きなシーンは、リツコがレイのスペアを破壊して心情を激白するシーンですね。彼女が作中で時々見せていた「嫉妬」が最高潮に達した瞬間。おそらくは利用されているとわかっていながらも愛することを止められない女の業。本当に夕方に放送してたのか、このアニメ(笑)。しかし、その生々しい心理描写は、作品の受け手としても作り手に憧れていた若い私にも非常に面白く、印象的でした。

リツコとその母にまつわるエピソードは「不倫は人を幸せにしない」と子供だった私に強く訴えかけたようで、大人になってからそういう話に巻き込まれそうになったときにきっぱりお断りできたのはリツコのおかげだと思ってます(笑)。まあ、色々大変だったんですけどね断っても(←遠い目)。奴を利用して自分の立場を有利にする方が良かったのでしょうけど。
もしその道を選んでいたら、私はこのブログを読んでくださっている皆様とはお会いできなかったことでしょう。憧れのバリキャリになれてたかもしれないので、海外までショーを見に行ったりしてた可能性は大いにあるけど(笑)。経済的には絶対楽だったはず…。
こうやってネタにしてるけど、実際にはまだトラウマなので(色々…うん…)もう無駄モテはいいです石油王まだですか…←虚無

田中刑事選手がエヴァの曲で滑りたいと何かのインタビューで答えていた記憶がありますが、ネルフの男性職員の誰かと見せかけてリツコでお願いします。絶対似合うと思います。いつぞやの妙に色気のある女装姿からしてもいけると思います。
…双方のファンに怒られそうな妄想だな。てか怒られるわ。申し訳ございません(笑)。

比較的男性らしい体型や顔立ちの刑事君の女装が様になっていたのに、理論上は可愛くなりそうな昌磨君や、理論上は非常に美しくなってもおかしくない羽生君は何故あの大惨事だったのでしょうね…。お前らは何もわかっていない。でもそこがいい(笑)。テレビ局は我々を正気に戻すために、月に1回くらいのペースで羽生君の女装を流してくれないだろうか。シチズンのあれとかこれとかみたいなのを扱ったニュースとかを流した後にさ、CMがゆづきちゃん。そうだ、正気に戻ろう。あいつはただの阿修羅だ。世界を支配したら実行しますね☆←狂気


くだらないことばかり書いてたら結構な字数になってた(笑)。とりあえず本日はこんなところで。またそのうち続き書きますね。どうせまたこんなカオスな内容だと思われますが、その際はお付き合いいただければ嬉しいです(笑)。


前回の記事はこちら↓
usagipineapple.hatenablog.jp



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よくわからないまま四半世紀①

noteに書こうと思っていたのですが、そういえば羽生君が『残酷な天使のテーゼ』で初号機化してたり、昌磨君がレイのコスプレしてたり、刑事君がどうやらかなり熱心なファンだったりと、スケートファンにもある意味おなじみ(笑)の作品となりつつある気がするので(笑)、あえてはてなの方で書いてみたいと思います。


新世紀エヴァンゲリオン。社会現象化するほど大ヒットしたテレビアニメーションです。もう四半世紀ほど前の作品になりますが、繰り返し映画化されるなど今でもその人気は高く、コロナ騒動さえなければ完結編となるはずの映画が今年封切られていたはずでした。

四半世紀前にちょうど子供だった私は、思春期にダイレクトにエヴァの衝撃を食らった世代だったりします。テレビ東京系列が入らない地域だったので実際はリアルタイムではなかったのですが、あまりに人気だったため私の地域でも少し遅れてテレビ放送されました。東京では夕方に放送できたらしいとあるシーンはわが地域ではNGだったようで、音声が抜いてあったのはよく覚えてますね(笑)。

細かいカットをつなぎ合わせたオープニング、明朝体が使用されたテロップ類、耳に残る音楽など、視聴者に与えたインパクトは絶大だったのではないでしょうか。明朝体によるそれっぽい手法や、音楽が何かの番組に使われているケースは今でもたびたび見かけます。ネルフ本部で作戦練ってる時に流れてるイメージの曲、個人的にはあれがいちばんエヴァンゲリオンという作品を思い出す曲ですが、ほかの番組でもいちばんよく使われてるような気がする。インパクトありますからね。って伝わるかなこれで。

複雑な背景や心情を持つ登場人物と、謎が散りばめられたストーリーも大いに話題になりました。多用される心理学用語、「人類補完計画」などといった謎のキーワードの数々が物語をミステリアスに彩ります。それらの謎の説明をすべて放り投げてしまったかのような最終回もある意味伝説です。普通に第1話からとても面白いので人気が出たのもわかるのですが、視聴者が納得するような綺麗な終わり方をしなかったことが余計その人気に拍車をかけたのかもしれません。終わったようで終わっていないようなもどかしい感覚が続いて、その間は作品が継続しているような気がしてしまいますから。


スケオタ界ではずいぶん前から、「羽生結弦選手は碇シンジに似てる」と囁かれていたことをご存じの方もいるのではないでしょうか。スケオタと言うよりは、エヴァを知っている人が羽生君を見ると碇シンジかと思ってしまう、といったところでしょうか。

その「碇シンジ」こそ、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公です。何年も離れて暮らしていた父親にいきなり呼び出され、巨大ロボットに乗って戦えと命じられ、「逃げちゃだめだ」と繰り返すシーンはあまりにも有名ですね。
羽生君の二次元のような体型と髪型が、シンジ君のそれに見えたのでしょう。10代の頃の羽生君は確かに、シンジ君のプラグスーツ(エヴァンゲリオン搭乗時に着用するボディスーツみたいなの)を着せたら半端なく似合うであろう雰囲気を醸し出していました。確かシンジの声を当てている緒方恵美さんも似てるとかなんとかおっしゃってて、「公式が認めた!」と当時爆笑したような記憶があります(笑)。

しかし皆さん、皆さんは覚えておかなければならない。確かに姿形はシンちゃんを彷彿とさせる羽生君の、その性格はシンちゃんとは似ても似つかないことを…。
シンジ君は顔だちも整っていて、料理もできてチェロも弾けるなかなかにハイスペックな14歳なのですが、家庭環境に恵まれなかったためかなり鬱屈とした性格に育ってしまっています。繊細で従順で、どちらかと言うとおとなしい少年ですね。
羽生君も繊細な部分はふんだんに持っているでしょうが、シンジ君と異なり明らかに自信に溢れまくっています(笑)。シンちゃんが両親の愛情をたっぷり受けて育っていたなら、もしかしてあれくらい強気に育ったのかもしれませんね。ってそれはないか(笑)。

2019年のファンタジー・オン・アイスは、オープニングにエヴァの主題歌である『残酷な天使のテーゼ』が使用されて話題となりました。オタクが心ひそかに願い続けていた、羽生結弦エヴァンゲリオンのコラボがついに叶ったわけですよ!間接的にだけど!もう絶対に会場に行きたかったんですけど、諭吉に裏切られました僕の気持ちを←わかる人だけ笑ってください(笑)

さすがにプラグスーツじゃなかったけど(笑)あの歌で踊り狂う羽生結弦を見られる日が来るなんて。人類補完計画が発動するんじゃないかと思いましたよ私は。サードインパクトならぬクワドインパクトだよ。人類補完計画サードインパクトエヴァの重要な用語ですが、正直説明しろと言われても困るくらいいまだに何が何だかよくわかりません(笑)。ゲンドウさん(シンちゃんのおとーさん)は奥さんが好きなんだねって思ったくらい←完全に投げてる

しかしそのあまりの熱のこもった踊りっぷりは、シンジ君と言うか、シンジ君の搭乗するエヴァンゲリオン初号機でした。あの初号機とかいうのがこれまたよくわからんロボットで、本当にロボットなのかもよくわかんないし、暴走したり覚醒したりするの。その暴走したり覚醒したりしてる初号機みたいだなと思った。このシンジ君は初号機に乗らなくても使徒エヴァが戦う怪物みたいなの)を倒せるに違いない。話が根底から覆るわ(笑)。
でも素晴らしいシンクロ率だったのは間違いないので、また何かの機会に滑ってほしい。熱望。何度か書いてるが『桜流し』だったら私は間違いなく補完される…。


ほかの登場人物のことや映画の感想なども書きたかったのですが、いい加減長くなってきたのでまた次回に。できるだけスケートの話も入れるようにしますが、全然関係なくなっちゃったらごめんね(笑)。


ファンタジー・オン・アイスの記事も最後に貼っておきますね↓
usagipineapple.hatenablog.jp




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アナログの感想文こそ最強だったかもしれない

今週のお題「読書感想文」


読書の好きな子供でしたが、読書感想文については正直あまり記憶がありません。文章を書くのが昔から好きだったので、たぶんノリノリで書いてただろうと思うのですが(笑)、ほとんど覚えてないですね。

私の兄弟はあまり本を読まず、特に読書感想文の題材として選んで差し支えなさそうな本はろくに読まないのではないかと思うような子供でした。なので、夏休みだったか冬休みだったか忘れてしまいましたが、「読書感想文が書けない。代わりに書いてくれ」と泣きついてくるわけです。
代わりに書くわけにもいかないので、私は文庫版の『フランダースの犬』はどうかと提案してみました。誰かに譲ってもらったのか、ちょうど自宅にあったのですね。

私はすでにその文庫版を読んでおり、2本か3本の中編(短編)が収録されているだけで全体的なページが少ないこと、表題作の『フランダースの犬』は60ページほどしかないことも知っていました。いくら本を読むのが嫌いでも、60ページくらいなら読めるだろう。しかも題材は、日本人なら一度は同名のアニメを見たことあるんじゃないかと思ってしまうくらい有名な作品です。アニメとの違いに着目して読んでみて、それをそのまま感想に書くなどすれば、邪道かもしれませんがある程度埋められるだろうと思ったのです。

しかし、休みの終わり近くになって、やっぱり泣きつかれたような気がします…。60ページでも無理かーい!結局本人がどうしたかは忘れました。提出できたんだろうか。

フランダースの犬』と言えば、小学校に置いてあった紙芝居のラストが思いっきり改変されていて笑ってしまった記憶があります。ネロとパトラッシュは助かって、ネロは立派に成人して画家になる、という展開だったはず。あまりにアニメが悲惨過ぎて変えちゃったんだろうか。そりゃ皆が願ったラストではあるだろうけどこれじゃ完全に別物じゃないか、と子供心に思いましたね(笑)。

しかし、あまりにも結末が有名な作品なのでこうして書いてしまうものの、本当ならネタバレになってしまいますよね。ネットに様々に文章を載せるにあたって、ネタバレにはかなり神経を使うようになってしまいましたが、思いっ切り感想を書こうと思ったらそもそもネタバレは必須なのではないか。何となくのストーリーとか登場人物の関係性とか、ある程度説明しないとその作品を読んでいない人には意味不明だし、物語の核心に触れなければその作品について熱く語るのは難しいかもしれない。それを、ネタバレ等々色々気を遣った結果、つい書くのを躊躇ってしまうという。
読書感想文という形なら、いくらネタバレさせても構わなかったのに。読むのは担任くらいだもんな。こんな時、一定の人間の目にしか触れないアナログの方が逆に自由度が高かったな、なんて思ってしまうのです。

ゲームの感想とか映画の感想とかもそうですけど、どこまで思いっ切り書いたり作品について説明したりしてもいいものなんでしょうかね。多少ネタバレさせますよ、と注意も入れて相当手加減しながら書いているものの、本当は思いっ切りディープな考察的な何かを載せてみたいんだよねえ、とちょっとうずうずしています。



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フィギュアスケートゆるゆる語り in 8月⑤

今週こればっかりですが、羽生君関連で色々あったしほかに大きな話題もないし(あっても私が貧民過ぎて触れられない…)やっぱりこれで…。体調もあまり良くないので、本日はさらっと綴りますね。


羽生結弦選手のグランプリシリーズの欠場が発表されました。今シーズンは特例的な開催になると予想され、詳細はまだよくわからない状況でしたが、それでも早々に発表されました。

24時間テレビでのインタビューの内容から、羽生君が相当コロナを警戒していることは見て取れました。24時間テレビの感想記事でも書いた通りですけど(最後にリンク置いときますね)、持病に喘息があることなどが原因だろうなと思っていました。インフルエンザで試合に出られなかったり、発作が起きてしまったのか唇が紫色になっている姿を目にしたり、彼がなかなか口にすることはないけれど、トラブルに見舞われやすいのだろうと感じることはこれまでにもありました。

ちょっといつもと様子が違うような気がしたのです。これだけ警戒している状況で、果たして試合に集中できるのだろうか。羽生君の試合の出来は、彼がどれだけ集中できたかに左右される傾向が強いような気もしていますし。
自分が出場するとなれば、ファンやマスコミが詰めかけることも知っているでしょう。仮に観客を入れない形式になったとしても、そうなったらなったで是が非でも羽生結弦の演技を中継したい、中継して欲しいと皆考えるはずです。そのこと自体は問題なく行えたとしても、万が一感染者が出てしまった場合、批判の矛先が羽生君やスケート関係者に向いてくる可能性は否定できません。
感染症を決定的に防ぐことができるなら誰も風邪など引かないはずで、どれだけ予防してもかかってしまうケースはあると思われます。誰にも責任はないのに、他者を批判することで自己の価値を高めたい人や自己の不安を解消したい人は、そのことに思いを巡らせるための回路を断ち切ってしまうのです。昨今のうんざりするような様々な話を羽生君もおそらく耳にしているのでしょう。「何を言っても無駄」な人たちにつける薬は、いかに羽生君の言葉や努力でもおそらくは開発できない。

しばらく試合に出場しない可能性もあるかもしれない、とインタビューの様子から思っていました。なので、今回の発表にはあまり驚かなかったというのが正直なところです。24時間テレビの収録時に既に決断していたのか、24時間テレビのインタビューを客観的に見ることで決断を下したのかはわかりませんが、どちらにしろ早い決断だったなと思います。


もちろん残念な気持ちも強いですが、24時間テレビでの様子から考えれば、これで良かったのではないかという気はしています。24時間テレビがなければ残念な気持ちが先行したかもしれないので、あのインタビューがあって良かったと思います。そこまで考えてインタビューに臨んでいたのかもしれませんね。そうでなくとも、我々のショックを少し和らげる形にはなっていたのではないかと思います。

怪我で試合に出られなかった時のことを思うと、自分の持病などから慎重な判断を下しただけで、彼自身に大きなトラブルは発生していないはず。ネガティブな欠場ではないのです。これは彼がこれからも競技を続けていくための欠場で、ネガティブなものではない。それを考えれば、あまりショックはないかなと思います。むしろ彼がこれまでに負ってきた怪我を癒すいいチャンスになるかもしれない。長い目で見れば、これもまた彼の競技人生に必要な期間になるかもしれません。

風邪の特効薬が開発されればノーベル賞、なんて話を耳にしたことがありますが、それを考えるとコロナの特効薬もおそらく開発されることはないのでしょう。治療や予防に役立つ何かは出てくるでしょうが。数々の決定的な治療法が見つかっていない病気同様、我々はコロナを受け入れて生きるしかない。いずれはそうなるだろうと何となく思っています。それはそれほど先の話ではないでしょうけど、北京オリンピックまでには「通常」に戻っていて欲しいですね、心から。
正直、ウイルスがどうこうというよりも人間側の問題でしかないような気がします。どんなに気を付けていても病気や事故は防ぎきれるものではなく、病気に至っては原因がわからないものもたくさんある。にもかかわらず、病気に苦しむ人に石を投げるような人が掃いて捨てるほどいます。しかしその人たちが病気にかかったときは、まるで自分が世界で最も不幸な主人公であるかのように振舞うのです。本当の病は、ウイルスではなく「自分一人の世界に住み続けその世界のルールに他者を従わせずにはいられない」人間の心の闇なんじゃないでしょうかね。世界にはびこるトラブルの根っこはすべてそれなのではないかと思ったり思わなかったりです。

ポエム(笑)を書けないのは残念ですけれど、上記の理由でネガティブな欠場ではないと私は勝手に考えていますので、必ずまたその演技が見られる日が来ることを信じて待つだけです。大丈夫、これまでにも何度も待ったからいくらでも待てます。「4回転アクセル」という命題がある限り、羽生結弦は今しばらく選手でいてくれるでしょうから。いい機会なので溜まったゲームをクリアするとかしててもいいんじゃないかな(笑)。いいストレス解消にもなるでしょうしね。


グランプリシリーズの詳細はまだ不明ですけど、出場する選手の皆さんにはぜひとも頑張ってもらえたらと願っています。我々ファンにできることは、羽生君の視野の広さや視点の高さが生まれる仕組みを理解し、それを実践してみることではないのかな。感染予防がどうのこうのという話はもうここでわざわざ言わずともだと思いますので、もっと根本的なことに思いを巡らせる機会にすることもひとつの方法ではないのかな、などと考えております。

はあ、でも羽生君のいないトゥーランドットなオープニングを見たら泣いちゃうかもしれないなあ。それ3シーズン目だけど泣いちゃうかもなあ(泣)。んで大阪のNHK杯にはなかなか縁がないですね、羽生君…。金持ちの愛人になって行く予定だったんですけどねえ←寝言って起きてても言えるらしいですよ

ではでは、また次回のゆるゆる語りでお会いしましょう。


24時間テレビの記事はこちら↓
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フィギュアスケートゆるゆる語り in 8月④

実はこのところずっと体調が悪いのです。持病がやたらと痛んでですね、痛み止めは足りなくなるし買いに行こうにも動けないし、何もできなくて泣きそう…。しかもnoteに詳しく書いたけど、携帯の画面が割れてマウスじゃないと操作できなくなって(マウスで操作できただけまだマシなんですけどね)寝ながら記事を書くといういつもの方法がもうとれない…。マウスで文字入力するのハイパーにめんどくさいんですじゃ…。

てなわけで、本日はごくごく短い記事です。前回の記事に書こうと思って忘れてた内容。


羽生結弦選手が、中国のシチズンのアンバサダーに就任したのは昨年の夏でしたね。「この写真のクリアファイルを売ってくれ」とわなわな震えてしまった、それは美しい羽生君のスーツ姿に私は脳細胞を10万個くらい破壊されました。もともと11万個くらいしかないのに!!!!んで「ポスターは保管が大変だからサイズも手ごろでそこそこ丈夫なクリアファイルがいい」とか言い出してるあたりがね!!!クリアファイルは俺達の合言葉だ!!!!!!←意味不明

日本のシチズンではなく中国の、というあたりが、羽生君がいかに中国で人気があるかということを裏付けるようです。北京オリンピックが近いことも関係してるのかもしれませんね。
フィギュアスケートは冬季競技の花形。オリンピックを二連覇し、なおも現役を続ける物語の世界から抜け出してきたような美しい男子選手(中身はただのオタクだとしても、笑)を、開催国が見逃しておくはずはない。ぜひとも出場して欲しいでしょう。中国の企業に起用されたからって必ずオリンピックに出場しなければならないというわけではもちろんないでしょうけども、彼へ寄せられる期待や熱い眼差しは羽生君も感じ取ってそうですな。


その中国のシチズンから、今年は動画で羽生君のメッセージが公開されました。やっぱりイヤホンが好きなんだな、ぶれないな(笑)などと微笑ましく見てたんですけど、いちばん最後に添えられていたキャッチフレーズのような一言に無事死亡。そこのあなたも死亡したでしょ、先生怒らないから正直に言いなさい。なんすかあれ。なんすかあれーーーー!!!!!!!

私は羽生君のことを「異性」としては見てないんですよ、ほとんど。小学生くらいの頃から活躍に触れていてほぼ孫みたいな感覚なのと(スケーターは全員孫だと思って応援することにしているここ数年)、もうそういう感情では追い付かない存在だと思ってるので。
何度か書いてるけど、教科書に載っているような「歴史上の偉人」を近くで見ていた人たちは、羽生君の活躍を見守っている我々と同じような気持ちを抱いていたんじゃないかと思うのですよ。同じ時代に生きられたことを感謝したい、その活躍について微力でもいいから書き残したい衝動に駆られる存在。ごく普通の男の子でギャグも滑ってて(笑)面白い存在で親しみもあるけど、同時にいつだって見上げていたい憧れの存在みたいな。
変な女には騙されないでね、とは思ってるけど(笑)、そういう感情が湧く対象ではないんですよねえ。皆さんの中にも、大ファンだけど異性として意識できる存在とできない存在とがいるって方おられるんじゃないかな。

ですが、そんな私でも悶絶しましたねこれは。何言わせてるんですか。何言わせちゃってるんですかありがとうございます!!!!!脳細胞の残りの1万個も無事破壊されましたありがとうございます!!!!!!何言ってるか分からないけど脳細胞完全消滅したからしょうがないよね!!!!!
正気に戻るためにも、チョコレートに「全力」って書いてドヤ顔してる甘さの欠片もない羽生結弦氏の写真を次のクリアファイルキャンペーンで配布して欲しいです。競技以外の羽生君でいちばん好きなのがたぶんあれ。あれほど羽生結弦そのものを表した何かがあるだろうか、いやない。いろんなものから正気に戻る用に欲しい。ロッテさんお願いします!!!←無茶言うな

…こうやって悶絶している我々の反応を彼はほくそ笑みながらエゴサしたに違いない。そのきっとドSそのものなのであろう検索中の顔を想像するとね、これまた正気に戻れますね(笑)。ファンの数が多すぎてこのブログは大丈夫だろうと思うけど、時々「あのポエム読まれたら確実に死ぬな自分」って正気に戻ることがありますね←震


自分でも何を書いているのかさっぱりわからなくなったので本日はこんなところで突然終わります。みんなも正気に戻ろうね☆先生との約束だよ☆←誰だよその先生ってさっきからよ



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フィギュアスケートゆるゆる語り in 8月③

今年はこの記事が書けるのだろうか?と少しだけ心配しておりましたが、こうして筆をしたためていることにじわじわと喜びを感じております。そう、24時間テレビ。今年は8月22日・23日の放送でした。

ここ数年は羽生結弦選手が毎年出演し、この番組のために素晴らしい演技を披露してくれていました。今年は演技こそ実現しませんでしたが、リモート出演という形で羽生君に会うことができました。

収録は放送の少し前に行われていたようですね。羽生君の出演は放送の直前になってようやく発表されましたけど、その予告映像だけで我々は感涙。裏地に黒のストライプの入った白いシャツが可愛いなと思っておりましたら、どうやらアルマーニ?しかもあっという間にブランドが特定されたと思ったら、あっという間にネット上で完売したらしい。相変わらず凄まじい経済効果ですね(笑)。

久しぶりの姿にホッとすると同時に、「どこの美少女だよこの人」と震え上がる私。確かあと数ヶ月で26歳におなり遊ばすんではなかったかこの方。26歳成人男子…?アラサー…?嘘だろ←白目
数年前、確か朝の情報番組『スッキリ』で、男性のコメンテーターが「羽生君を見ていると知らなかった自分に気付く。男の子として見られない」などといったニュアンスのことを話していた記憶があります。正確な言葉は忘れてしまいました、すみません。これが羽生結弦の真の恐ろしさだと私は思いましたね。朝っぱらからそんなことを生放送中にぶっちゃけさせてしまう、その抗いがたい魅力。これが魔性でなくて誰が魔性なのでしょう…。21世紀最大の魔性が彼であろうと私は勝手に予想しております。「オリンピックの魔物本人」だと思ってしまうような選手に、果たして生きている間に私は出会えるだろうか、彼以外に。でも美少女。あざとい笑顔の美少女。何なの!!!!!何なのおおおおお!!!!!←落ち着け←不可能


さて、本番です。羽生君の出演はまず22日のオープニング。なんとタイトルコール。大役ですね。正直コロナにはうんざりしていますが、それがなければ彼がオープニングに登場することも無かったかもしれませんね…。
以下、主にオープニングから感じたことを綴った私の呟きを掲載。

羽生結弦はこの閉塞した時代をあえて選んで神が遣わせた存在である、とものすごく勝手に思ってるけど、昨日のオープニングに登場した彼の姿や言葉を見て改めてそう感じてしまった。彼は決して特別な存在ではなく普通の男の子なんだけど、たぶん彼にしかできない役目を持って生まれた人なんだと思う…。」

「その活躍をリアルタイムで見守れて、演技に感動すればそれを言葉にして綴ることができる。スケートファンで良かったな、と本当に思う。私の書いたものなどネットの海の片隅でただ漂うだけだけれど、それでも彼のことをこの目で見て言葉にできるのは今の時代の人間の特権であり、無上の喜びだ。」

ものすごく素直な気持ちなので、これをそのまま置いておきますね。


続いて、23日に放送されたインタビューについて。こちらは25日に放送された『news every.』こそが本番だと思いましたので、主にこちらの感想を綴っていきますね。と言っても大筋は同じなのですけど、24時間テレビ内で使われていた内容はあくまで番組が使いたいと思った部分だけであって、「羽生君のすべて」ではなかったと思うので。毎年「本番はevery.」だと思ってますが、今年もそうだったようですな。

まず、羽生君の卒業論文が完成したという話にファンは喜んだのではないでしょうか。しかも論文の一部が映し出される。めちゃくちゃガン見してしまいました(笑)。内容も面白そうだが、単純に文章を読んでみたい!!!
私、羽生君が子供の頃書いてた作文がとても好きなのですよ。子供らしいアラのある文章ではあるのですが、「文章が生きている」のです。息をしているの。ライターなどを名乗っているプロが書いた文章でも、心に響かないものはたくさんあります。日本語が正しくても、話題のキーワードが散りばめられていても、その文章は死んでいるのと同じなのかもしれない。羽生君の書いたものに、私は凡百の文筆家では到底太刀打ちできない力を感じました。それは羽生君のコメントの上手さにも通じる部分だろうと私は勝手に思っています。
これはあくまで私の感覚なのですけど、文章とか言葉から「その人自身」をなんとなく感じることが多いのですよ。正しい日本語が使えてるかどうかとかそういうことではなしに(もちろん、ある程度指標にはなります。やはりちゃんと使えてる方がいいです)、その人の言葉の運び方などから「こいつなんかやだな」「この人多分いい人だろうな」って感じるのです、なんとなく。それは内容の如何によらないことも多々あります。もちろん内容も見てますけど。

そうそう、every.の方は冒頭にとんでもなく可愛い何かが映っていましたね。画面の調整をしてるのかな。おじさん変な声が出そうになっただろ…←息絶えろ

羽生君の持病に喘息があることはファンなら周知でしょうが、羽生君がかなり感染に気を遣っている様子だったのはそれが大きな原因でしょうね。もし酷い症状が出てしまえば今後の競技生活に影響を及ぼす可能性も否定できないわけですから、慎重にもなるでしょう。すでに蔓延し始めていた時期に行われた四大陸選手権のこと、中止になってしまった世界選手権。彼の複雑な思いが見えるようでした。

24時間テレビでは主に医療関係の方に配慮するような発言の部分が使われていたと思いますが、実は私、それに違和感があったのですよ。羽生君は必ず、全方向をカバーするようなコメントをする人だからです。特定の層、この場合は医療関係の方だけに言及するような人ではない。
そうしたらやはり、every.では雇用主についてなど、経済への影響にも触れている部分も放送されました。ああ、やっぱり羽生君だなと思いましたね。彼は常に視野が広く視点が高い。だから言葉に力があり、素直に聞けるのではないでしょうか。彼の年齢ではなかなかできないことだと私は思っています。いえ、できる人は何歳でもできるのかもしれない。すべての争いは「これができない」人によってもたらされるのではないかと私はなんとなく感じています。

医療の話だけを切り取った方が番組の主旨には合っていたのでしょう。少し嫌な言い方になりますが、病気とか子供だとかいったキーワードはわかりやすく、関心を惹きやすい。経済問題は「命より大事ではない」と捉えられがちな昨今ですが、それは「経済的に困る可能性が低い」人間だからこそ至れる考え方です。実際は金がなければ人間は生きていけません。ウイルスで失われる命には敏感なのに、経済問題で命を失うことには無関心な人物が「命は大事」といくら主張してもまったく説得力はないと私は思います。その本音はただ「自分が死にたくない」だけですから。それは生物としての本能であって間違いではないのですけど、それが絶対であると主張されては「死にたくないのはみんな同じですが」としか返しようがありません。
羽生君は「経済的に困る可能性が圧倒的に低い」人物のはずです。その羽生君が、どちらかに偏った視点に立つことなく発言できていることを、正義の名の下に他者を貶めている人々はどう感じるのだろう。いえ、そんなことに考えが至ることもないのでしょうね。そしてこれは、我々スケートファンが陥りがちな「自分の応援している選手さえ勝てばいい、それを邪魔するものは悪である」といった考え方に共通する部分でもあると思います。極端な言い方をしましたが、多かれ少なかれこの考え方に陥ったことのある人が大半でしょう。私もあります。それがどれだけ「視野の狭い考え方である」のか、我々は羽生結弦という、今となってはスケートファンが最もその発言等を耳にする機会が多いであろう人物の言葉から学ぶことができる。我々ほど恵まれたファンはいないと私は思いますよ。


本日はあまり時間がないので、とりあえずこんなところで筆を置きたいと思います。試合の開催状況などはまだ読めませんが、羽生君をはじめとした選手の皆さんが、思いっきり滑れる時が来ることを私は心から祈っていますし、信じています。
経済状況の悪化から、私はある権利を手放さざるを得ないと思います。それだけは何としてでも死守してきましたが、力尽きました。もう、羽生君の試合での演技をこの目で見たいという私の願いは叶わないかもしれません。私の代わりに誰かが権利を得て、彼を見届けてくれることを祈るしかありません。スケートファンとして潮時なのかもしれないと少し寂しい気持ちです。会場に行けなくても、ずっとスケートは見ると思いますけどね。

ではでは、また次回のゆるゆる語りでお会いしましょう。


昨年の記事も置いときますね↓
usagipineapple.hatenablog.jp




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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アイスクリームになりたい2020

今週のお題「暑すぎる」


暑いのは大の苦手です。よく生まれた季節と反対の季節は苦手な人が多いと聞きますが、私もご多分に漏れず真冬の生まれだったりします。

私はものすごく色白で、日に当たってもあまり焼けません。真っ赤になって痛いし、ほくろが増えていくだけなのであまり外にも出たくない。
おまけに暑さで顔が真っ赤になってしまう。まさにゆでだこ。その状態で写真撮られたときなんて悲惨そのものですよ。号泣。
自分では普段あまり意識してないんですけど、人に言わせると本当に白いらしいんですよ。それも、肌がピンクっぽくて外国の人っぽい色なんですって。血管が透けてる系?だから暑いと真っ赤になっちゃうんでしょうね。嫌すぎる…。
体調が悪い時などは反対に紙のように真っ白になってるらしいですけど。血の気がないとはたぶんそういう状態のことを言うんでしょうね。自分では見てる余裕ほぼないんで…。

ここ数年は特に暑さに弱くなりました。もう若くないからだろうなと思っていたのですが、どうやらひどい貧血が大きな理由だったっぽいです。数値が悪いので現在鉄の注射に通っており、おそらく少しは改善したと思うのですが、そうしたら明らかに昨年よりは身体が楽なんですよ。まだまだ体力は続かないけど、最悪にしんどかった時よりは幾分マシ。貧血おそろしい。皆様もひどくなる前に病院に行ってくださいね。

ああ、アイスクリーム食べたい。毎日20個くらい食べたい。アイスでも食べなきゃやってらんない。でも私はめちゃくちゃに貧乏で、毎日の食費にも困ってる有様。ねえ石油王、ポエム係になってあげるから毎日20個アイスを送ってきて。毎月20人諭吉をくれるんでもいいよ。って、20人でいいあたりがね(笑)。
ていうかもう食べるだけじゃ足りない。いっそのことアイスクリームになりたい。みかんのアイスかヨーグルトのアイスになりたい。3年前にもそんなタイトルでなんか記事書いてるけどやっぱり今年もアイスクリームになりたい。

暑すぎると人間は意味不明のことを言い出すようですな。誰ですか、いつものことだとか言ってるの。その通りですけど何か?←開き直り
まだまだ暑さは続くようです。皆様もどうかお体にお気をつけて、無理をなさらずにお過ごしくださいね。


3年前の記事も一応置いとく↓
usagipineapple.hatenablog.jp




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フィギュアスケートゆるゆる語り in 8月②

フィギュアスケートに関する番組の感想をゆるゆると語るシリーズ。本日は2番組から。

テレビゆるゆる語り①

まずは8月7日放送の『フィギュアスケートTV!』。BSフジ。毎月恒例の番組ですね。

実は今回まともな感想を書けそうにありません…。何故なら、最初の30分は寝てて完全に見逃した上、最後の方も寝てしまったからです(泣)。なので賞味10分くらいしか見られてないと思います(泣)。アイスダンス特集だったっぽいのに…。すごく勉強になりそうな回だったのにいいいい(泣)!

アイスダンスのプログラムに必要な要素などを解説してくれてるの、分かりやすくて良かった。そういう基本から知りたいわけですよ。
この番組見てるくらいならそこそこスケオタという方も多いでしょうが、私のようにアイスダンスについては初心者のスケオタもおそらくいるはず。まずテレビで見る機会が少ないですからね。「実況や解説は不要」みたいな声も時折聞きますが、あの解説があるおかげで初心者の競技への理解が深まるんです。放送は観戦に慣れたオタクのためだけに行われているのではないですからね。アイスダンスはその実況や解説を聞く機会が非常に少ないので、それだけ知識も浸透しにくいんじゃないのかなと私は思ってます。

どうも私、耳で聞くのがいちばん理解できる聴覚優先タイプのようです。ただ本を読んだりネットを見たりするだけでは、理解のあまりできてない分野については飲み込むのが遅くなるようです。なのでこういったテレビ番組で詳しく取り上げてもらえるのはとてもありがたいのですね。サッと情報を取得するだけなら文字の方がいいっぽいのですが、噛み砕いて理解しようとすると音声がある方がいいっぽいです。確実にそうだとは言えませんが…。
YouTubeなどの動画を見るのは正直面倒くさいんですけどね。自分のペースで見たり聞いたりできないじゃないですか。なので理解できている分野で、ただ情報が欲しいだけの場合は動画はめちゃくちゃダルいんです。そして自分にとって大きいのが「繰り返し見られると思うと集中できない」こと。会場での観戦鑑賞や生放送の視聴は1回限りに全神経を集中しないといけませんが、だからこそ逆に記憶に残るようです。私の場合はね。勉強するならちゃんと学校行った方がいいタイプだと思います。うち録画機器無いので、テレビ番組は基本視聴は1回限り。それが自分には逆にいいようなので、ありがたい機会だったのに…。

さ、再放送してくれ(泣)!

テレビゆるゆる語り②

続いて、8月8日放送『SWITCHインタビュー 達人達「望海風斗×浅田真央」』。NHKEテレ。

浅田真央と宝塚のトップスター・望海風斗との対談。望海さんについては番組を見るまでまったく存じ上げなかったのですけど、真央ちゃんがきゅんきゅんしてるのは伝わってくる(笑)!対談に着てこられてた素敵なパンツスーツ、男役の方!って感じで超カッコいい。近くで見たら絶対きゅんきゅんするはず(笑)。

やっぱり身長が低いと男役になれないのね、そりゃそうか。私はきっと絶対無理だな、日本人の平均より低いからなー(泣)。
階段とか羽根とか、舞台を見たことない人間でも「宝塚と言えば」なポイントを紹介してくれるの初心者にも優しくていい(笑)。

失敗のカバーをフィギュアスケートからヒントを得たって話も面白いな。リカバリーのことかな(笑)。鬼みたいなリカバリーで「それやっちゃう?!逆にすげえなお前!」と感心するしかない場合とかありますしね。某阿修羅とかね(笑)。


3月に収録してたみたいなのに何故放送が8月?と不思議に思っていたのだけど、そうか、コロナの影響でサンクスツアーが延期になっちゃったからか。本当は番組の後半に望海さんがサンクスツアーを見てから対談するという流れだったのね、きっと。

よって、7月にひとりリンクで練習する真央ちゃんの元に望海さんが登場。真央ちゃんに椅子を押して貰ってリンクを滑ってる様子とか、ソチのフリーを正座待機してご覧になったらしいお話とか、表情がキラキラしてて真剣で、真央ちゃんのファンなのが伝わってくる。てかテレビの前で正座って、わしらと一緒ですがな、と勝手に仲間意識が芽生えてしまいました、ごめんなさい(笑)。

宝塚の話を聞いてる時の真央ちゃんはかき氷みたいにふわふわしてたのに、スケートの話になると「世界で戦ってきた勝負師」の顔になるのさすが過ぎましたね。
ルールをあまり理解してないというのには驚きつつも納得した。自分に出来るいちばんの演技をすれば勝てることを知っていて、なおかつ高みを目指さずにはいられないスポーツ選手の本能みたいなものがはっきり見えるようで。
真央ちゃんと羽生君には同じものを感じることがあったけど、そういうところかもしれない。おそらくルールを相当研究しているであろう羽生君と、もっと感覚的な印象の真央ちゃん、という違いはあるけれど。あくまでも私の主観です。

伝説のソチのフリーを一緒にご覧になってる様子がこれまた。そうですよね、何度見ても泣けますよね…!←勝手に仲間意識再び(笑)
真央ちゃんはやっぱりあんまり見返してないのか。自分の演技見ない選手結構いるんですね、ハビもそんなこと言ってなかったっけ。声援やジャンプが決まることでストーンストーンと入っていく、という表現がすごくわかる気がした。スポーツや演技をする人ならではの感覚なんだろうなって。いわゆる「ゾーンに入る」ってやつかな。

日本中の期待をあの細い身体に背負って、たったひとりで異国のリンクに立つ…。想像しただけでも震え上がる状況で、真央ちゃんはずっと戦ってきたんですよね。ふんわりしてるのは雰囲気だけで、芯には我々の想像もつかないほど強いものがある。
そして生まれた伝説のラフマニノフ。私も当時真夜中に起きて見てたけど、一生忘れないと思います。

最後はマダム・バタフライを望海さんひとりのために滑って番組は終了。ショーを間近で見る方が真央ちゃんの見て欲しいものを見せることも見ることもできて良かったかもしれないけど、自分ひとりのためだけに真央ちゃんが滑ってくれるというまたとない機会を得られたというのも素晴らしいことかもしれないですね。


なんか番組が流れてる間ずっと、画面からいい香りが漂ってくるような気がしました。まるで少女漫画の世界にでも迷い込んだようだ…。なんかうちのテレビいつもよりキラキラしてる?あれっ?←気のせい

望海さんも素敵な方でしたね。宝塚の男役の方独特のカッコ良さも放ちつつ、真央ちゃんを見つめる表情は乙女のそれで、男性的な素敵さと女性的な可愛らしさの両方が絶妙のバランスで存在してるような印象。宝塚は見たことないんだけど、通い詰める人たちの気持ちはわかるような気がする。これがトップスターの方なのか、なんとお素敵な…。

…あんたいつか宝塚にハマりそうだから気を付けた方がいいよって言われたことあるんですけどね。たぶん底無しだからなんでしょうけど…。あとフィギュアスケートのきらびやかなイメージが宝塚と近いと発言者は感じたのかもしれない。私はわりとフィギュアスケートの「美しく見えても格闘技っぽい」スポーツの部分が好きなんですけどね。

実はその昔に見に行く予定があったのだけど、やむを得ない事情で中止になっちゃったんですよね。あの時宝塚を見ていたら今頃やたら詳しくなったりしてたのかしら…。実際に会場で見るものと画面を通して見るものはやっぱり違いますしね。テレビ等で見るのも面白いけど、その場でないと感じられない空気みたいなものって存在しますし。達人の殺気とかそういうの。

以上。ショーが軒並み中止でスケートの話題にもなかなか触れられない中、空気が美味しくなりそうな素敵な時間を見せていただけてありがたい気持ちでございます。


ではでは、また次回のゆるゆる語りでお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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如月のブルーインパルス・はてな版

今週のお題「怖い話」


もう一本今週のお題についての記事を書いておこうかなと思います。以前にnoteに書いた話なのですが、たいして読まれませんでしたし、私がずっと「自分が怖い」と思って悩んできたことでもあるので、はてなにも再掲してみたいと思います。


私はよく夢を見ます。だいたいいつもとてもくだらない夢で、目が覚めてから自分の馬鹿さ加減に頭を抱えてます(笑)。これはネタ的に笑えるなと思った夢はツイッターに呟くこともあります。
ネタとして面白いから、という側面が一番強くはあるのですけど、実は私は時々予知夢を見るのです。年に数回程度ですし、内容も正直大したものではないのですが、遠回しだったりネタとしか思えない内容だったりするとしても、何故そんな夢を見るのかわからず、ずっと悩んでいました。子供の頃からではなく、ここ10年ほどでよく見るようになったのも怖いと感じていた理由のひとつです。

ツイッターに呟いたり、友達にメールを送ったりすると後々夢を見た日付が確認できます。ブログやnoteは後から内容を修正できますが、ツイッターとメールはそれができません。だから証拠になるのです。自分ではただの面白おかしい夢だと思っていたのに、数か月経って「これって遠回しだったけどあの夢の内容では」と気付いたときに振り返る際に役に立つのです。不思議と、予知夢らしき夢はある程度はっきり覚えていることが多いのですけど、いつそれを見たかはさすがに忘れてしまいますし。

今年の2月に、私はとある夢を見ました。ツイッターのフォロワーさんが飼われている白い犬にいた犬が登場する夢だったのですが、ちょっと印象的だったのでツイッターにも呟きました。これがそのツイートのうちのひとつです。↓


コロナ騒動が本格的になる前で、目が覚めた私は「オリンピックでブルーインパルスが飛ぶのかな?楽しみだなあ」くらいにしか思っていませんでした。どっちかというと犬が登場した部分の方が気になっていましたね。

ところが、です。
以下は2020年6月2日にnoteに掲載した文章です。とりあえずは読んでみてください。


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本日は夢日記、と言うか夢の検証です。偶然にしてはちょっと、と思ってしまう夢を見ていたことに気付いたので、記録してみます。記録しておいた方がいいような気がするのです。


今年の2月22日の朝のことです。私はある夢を見ました。何故日付がわかるかと言うと、私はその夢の内容を何気なくツイッターに呟いていたからです。

私は白い犬を飼っている方のお宅にお邪魔しています。犬は実在の犬で、会ったことはありませんが写真等で何度も拝見してきた犬です。もしかしたら、その日はたまたま写真の印象が強く甦ってきていたのかもしれません、眠っている間に。

私は人様のお宅のベッドを占領し、犬の毛布までぶんどって横になっているようなのですが(←ゴミ…)、その犬が大人しく自分の横に寝ているんですよ。そしてじっと見つめてくるのですね。
毛布取ったから怒ってるかな、さわってもいいかな、と私も犬を見つめるだけで、たぶんお互い構いたいんだけど探りあってるみたいな、ちょっと不思議な状況でした。てか毛布返してあげなさいよ(笑)。

で、そのお宅にお邪魔するまでの道中なのか何なのかはちょっと記憶が曖昧なのですが、私は誰かが運転する車に乗っていたと思われます。
窓の外は快晴。真っ青な空が本当に、本当に綺麗。少し濃い青に巨大な白い三日月が浮かぶ、実に美しい空でした。

その空に、7機のブルーインパルスが七色の雲を引きながら飛ぶ姿が見えます。建物の上を飛ぶ姿を見て、私はここが東京の空だと気付くのです。建物は国会議事堂だったはずなので。東京駅も出てきた記憶があって、どちらかもう曖昧なのですが、確か国会議事堂の上だったはずです。

とても綺麗な青と七色の雲が美しくて、目を覚ました私は宝くじでも当たるのかと期待したのですが(笑)どうやらそれは全然関係なかったようで、特に何事もないまま日々は過ぎていきました。


医療に携わる人への感謝を示すために5月29日にブルーインパルスが出動するというニュースを聞いた時には、特に何も感じなかった。この夢のことも思い出したかもしれませんが、ニュースと夢を結び付けて考えることはありませんでした。

しかし、実際にブルーインパルスが飛行する様子の写真やニュースなどを見ているうちに、私はハッとしました。偶然にしては、あまりに2月に見た夢の状況と似通っていたからです。

爽やかな快晴。三日月ではないけれど、真っ青な空に浮かぶ欠けた白い月。東京の、都心の空。七色ではないけれど雲を引きながら飛ぶブルーインパルス。6機編成かと思いきや、寄り添うように飛ぶ7機目…。

そもそも、何故夢の中で私がそれを「ブルーインパルス」だと認識したのかわからないのです。私は航空マニアでもミリタリーマニアでもなく、ブルーインパルスを見たこともないはずだからです。少なくとも肉眼ではないはずです。通常何機編成で飛ぶか、なんてことももちろん知りません。
東京都心の上空を飛行するのは過去半世紀ほどの間でこれが3回目らしいということも今回初めて知りました。

ほとんど私が見た夢と同じ状況です。雲の色や月の形は違うけれど、私に機体の数や月の存在を印象付けるためなのだとしたら…。

私は時々予知夢を見ます。それはもう、どんなに自分が認めたくなくても事実のようです。ですが、そのほとんどは「私が強く興味関心を惹かれていること(ファンの誰かのこととか)」か、「自分自身のちょっとした未来に関すること」でした。世の中の動きに関することはまったくと言っていいほど見ることがなかったのです。

それなのに、何故。このニュースは私が興味関心を惹かれることでも私自身に関することでもない。

白い犬が出てくるあたりについてはわかりません。こちらはただの夢かもしれない。ただ、同じ日に見た夢なので関連はあるかもしれない。けど、どう考えてもブルーインパルスの飛行と犬とは関係しそうもない。犬の夢はモデル?となった犬とは関係なく、何かの象徴かもしれないと考えてもいますが、その通りかどうかは当然ながらわからない。

何の意味もなくこの夢を見たのか。まったくもってただの偶然なのか。意味のある予知夢なのか。
ただひとつわかるのは、私が自分の記憶を掘り起こして書けるほど、夢の内容をはっきり覚えているということ。私の頭の中だけのことなので誰にも証明はできないけれど、少なくとも「夢を見た」という記録は残していること。おそらくそのことを覚えていてくださる方もいるということ。
よく、夢を他人に話すと逆夢になるみたいな話聞きますけど、私の経験では全然関係ないような気もします。今回もですし。

くだらない内容であっても何故予知夢を見るのかわからなくて長年悩み、答えが出そうにもないのでもう諦めてネタとして受け入れていたのですけど、久しぶりに少々考え込んでしまっています…。
放っておくしかないのかな。とりあえず、モヤモヤを文字にして頭の整理をしてみました。まったくもって自分のための文章でごめんなさい。

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以上です。
もう3ヶ月ほど前のことなので記憶が薄れている方も多いかと存じますが、ブルーインパルスの飛行が話題になりましたね。
偶然だと思います。たまたまだと思います。けれど。
あまりにも、夢の状況と現実が一致していて、私は怖くなってしまいました。なぜそんな夢を見たのかさっぱりわからないからです。私自身にはまったく関係のないことなのに。

今も夢の謎は解けないままです。このまま永遠に解けないのかもしれません。あの人々の心をときめかせたニュースを、こんな気持ちで見ていた人間もいる、程度に受け止めていただければ幸いです。


ちなみに、元の記事はこちらです。一応リンク置いときますね。↓
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「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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