うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ロステレコムカップ2021雑感⑤

まさかの生放送のロステレコムのエキシビション。羽生君が出場予定だったために予定されていたのでしょうが…。本人の出場がなくなっても予定通り放送してくれてありがたい限りですわ。

旗を持って滑る子供たちは各国共通なのですかね。ではでは、感想をどうぞ!長くなったので2回に分けてお送りします。

エキシビション

1︰アリス・クルリナ
ノービスの選手だそうですが、ノービス…。子供の演技でしょうかこれ…。あのロシアからわざわざ地元の若手枠として出てくるわけですからね、覚えといた方がいいんでしょうね。
照明の紫がキツ過ぎてよくわからなかった部分もあったんだけどそれがまたロシアの秘密兵器っぽかった…。


2︰マーク・コンドラチュク
試合の放送では演技が見られなかったですが、なかなか個性的なかなかプログラムですね、振付面白い。フライング3回くらい入れるスピンも面白い。全体的に、ロボットとかアンドロイドみたいな感じ?ピコピコした音に合わせているのか。
へー、ネーベルホルンでロシアの3枠目取ってきたんだ、頑張ったねえ。


3︰サラ・ウルタド&キリル・ハリャービン
照明めちゃくちゃ赤いんですけどー。目が痛いよ(笑)。
赤いスカートが命でも持ってるようにひらめいて、演技の一部になってる。二人が離れていくラストも余韻。エキシビションとしては長いプログラムでしたね。

実況の情報にびっくり、ハリャービンさん前のパートナーと結婚されてたんだ。お子さんもできたしお相手は引退したのかな?元々ロシアの方だったのにスペインの選手になったんですね。カップル競技ではよくある話ですが。


4︰エフゲニー・セメネンコ
不思議な衣装ですな。韓国のグループの曲だそうですが、そのイメージとかなのかしら?日本語の歌詞がなくなっても聞こえる、日本のアニメの主題歌なの?へえ、知らなかった。彼はどこで覚えたんだろうね。
この濃い照明の中でよく4回転が跳べるなあ、転倒してるジャンプもあったけど。蹴り上げなんかもカッコいい、本人の好きな曲なんだろうねえ、楽しそう。


5︰オードリー・ルー&ミーシャ・ミトロファノフ
スケートでは定番の曲ですな、ザ・プレイヤー。癖のないペアと成美ちゃんが言ってましたが、曲の流れるような美しさにその癖のなさがピッタリ合ってますね。スロージャンプも綺麗でした。


6︰マイア・フロミフ
ラヴェンダーの咲く庭で。試合に選びそうな曲ですがエキシビションなのね。
エキシビションだろうと容赦なく素晴らしいタノジャンプを跳んでいましたが転倒も。しかしラストの畳み掛けるスピン美しかった。

照明が濃いラヴェンダーの色過ぎて目が痛いし、カメラがスケーターの近くに寄ってるから酔う…。臨場感はあるけどさー。


7︰エリザベータ・クダイベルディエワ&イゴール・バジン
おお、エリザベータさん可愛い衣装ですな。へそ出しもエキシビションならOKさ。
しかしずっとひとりで滑ってる。曲が郷ひろみのケアレス・ウィスパーのたぶん原曲に変わると怪しげなイゴールさんが現れた(笑)。
ディスコミュージックメドレーみたいな感じ?最後のパートの手をくるくる回す振付かわいい、確かに観客も一緒にやれそう。楽しいプログラムで良かったです。


8︰マッテオ・リッツォ
ゴーストバスターズはやらんのね、あれは日本でならウケると踏んだんでしょうか(笑)。
今日は黒のトップスにジーンズで、曲も物静かなピアノの音色。渋いリッツォ君。でも観客へ訴えかけるようなパートもあって観客沸いてる。


9︰ヤスミナ・カディロワ&イワン・バルチェンコ
イアサミーナさんというテロップになってたけど、こっちの方が正しいのかな?お名前の読み方って難しい…。
演技見るのは初めてかな?

照明の紫が濃いって。スケーター埋もれてるって紫に。
エキゾチックな雰囲気が素敵だし、中盤の振付も可愛かった。こういう物語を感じさせるプログラムはペアやアイスダンスのものだよねえ、人が二人になると世界は2倍になるのね。


10︰松生理乃
エキシビション呼ばれて良かったねえ…!曲は『Say Something』。
試合ではミスもありましたが、伸び伸びと滑っていて本来の彼女の良さが観客にも伝わったのではないかなあ。ズサーッ!もやっちゃうのね。これなんて名前なんだろうね(笑)。


11︰アナスタシア・スコプツォワ&キリル・アリョーシン
へえ、スコプツォワさん背が高いのね。あまり身長差の無いカップルなのか。あまり気にならないけども。黒の衣装が渋くて素敵。
すごく面白いスピンでフィニッシュ。なんかプログラム短かった…。


12︰ローマン・サドフスキー
滑る前から随分キャーキャー言われてる(笑)。彼が人気あるのか、曲が人気あるのか(笑)。でも曲が流れる前からキャーキャー言われてたような(笑)。
実況がめっちゃスピン褒めてたけどわかるー。今回も素晴らしいスピン見せてくれましたよね。スピンで沸かせられる選手なかなかいないし素晴らしい。本人も楽しそうに滑っててすごくいいプログラムですね、またどこかで見たい。


13︰ニコル・デラ・モニカ&マッテオ・グアリーゼ
この登場順だし絶対コレやるんだろうなと思ったんですけどね(笑)。もう完全に持ちネタじゃないですか、何年やるんですかコレ(笑)。

ロッキー?と言うかボクサーの男女の恋のようで、男の方が相手にされてない感(笑)。ちょっと時間帯考えなさいな的な雰囲気になりそうになってもしっかり殴られる(笑)。結局女性の方が最後に折れるっぽいけど(笑)。
実況もグアリーゼさんの筋肉の話になるよね、上半身裸だもんな(笑)


前半はここまで。後半の感想はまた次回に。次回の記事で最終回です。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

ロステレコムカップ2021雑感④

さあ、これでファイナルの出場者が全員決まりますね。ペアは三浦&木原のファイナル出場が決まって日本は湧きに湧きますな。

ワリエワが何点出すのか、知っててもドキドキしつつ視聴スタート。本当は羽生結弦選手が出場するはずの大会だったので、東和薬品のCMが流れるのがちょっと切ない。

ではでは、感想をどうぞー。

女子フリー

第1グループ

1︰エヴァ=ロッタ・キーブス
2︰エカテリーナ・クラコワ
3︰オルガ・ミクティナ
4︰ヴィクトリア・サフォノワ
5︰エカテリーナ・リャボワ

放送なし。


6︰松生理乃
月光。冒頭のトリプルフリップ素晴らしいですね。コンビネーションのセカンドはダブルになったりしていましたが、前半とても良かったと思います。
ステップも音をよく取ってたと思いますがレベル3。そして後半に入ってルッツで転倒。ここがいちばんのミスになってしまいますかね。しかしラストジャンプでしっかりリカバリー。スピンも美しい。

シニアデビューシーズンで緊張もあるのか、いや怪我という話だったかな、彼女の柔らかさや伸び伸びした滑りや動きがあまり見られず、固い印象になってる感じです。調子が戻ってまたあの素敵な滑りが見られますように。

第2グループ

7︰ルナ・ヘンドリクス
放送なし。ショートはあったのにー。


8︰マイア・フロミフ
ロクサーヌのタンゴ。ショートもだけど、あんまり少女っぽい選曲してこないのね、15歳だけども。

1本目の4回転、真っ直ぐに跳び上がるすごいジャンプにコンビネーション。2本目は着氷で乱れましたが、4回転ですからね…。
後半に入ってるコンビネーションも男子の方みたいなジャンプですしー。スピンやステップも取りこぼさないですしさすがのエテリ門下です。まだ大味な印象はあるのですけど、まだまだ若いですしねえ。そのへんはこれからですよね。

おお、パーソナルベスト。素晴らしいですね。


9︰マデリン・シーザス
放送なし。


10︰マライア・ベル
ハレルヤ。素晴らしいジャンプシークエンスからのスタートです。続いてのループの着氷も重力がないような柔らかさ。

ただキレキレ、キビキビだけでない、スローな動きを織り交ぜたステップも見応えがあります。スパイラルからのルッツも素晴らしく、ミスは手をついたジャンプ一本くらいでしょうか。
特に前半は非常によく滑ってたと思いますし、いい演技だったのでは。


11︰エリザベータ・トゥクタミシェワ
トリプルアクセル2本!2本目は着氷が乱れましたが降りましたよ!フリップも傾いてるように見えたけどよく降りたなあ。
ルッツは2本とも素晴らしかったし、後半3本のジャンプはどれも惚れ惚れ。ステップや繋ぎでも魅せてくれる!観客が序盤からノッてましたが、終盤はものすごかったですねえ、彼女の世界をみんなで楽しんでる感じで、スポーツの一歩先を行けるスポーツって感じになれてるなあ。

オリンピックシーズンは調子を崩す選手だったのに、今シーズンは違う…!よりによっていちばん代表争いの激しいロシアですけど、彼女が出場してたらそれは希望になりそうだよね、後進たちにも。

お美しかったです、よい時間を過ごさせてもらいました…←ファン


12︰カミラ・ワリエワ
もう選曲がボレロってあたりでさ、世界の終焉感があるわけですよ←思い込み

4回転サルコウの出来に白目。あれは高い加点も納得。しかも息をつかせず、高い加点も納得のトリプルアクセルに4回転のコンビネーション。しかも全部タノ。世界の終わりのラッパが鳴った感…。

後半の4回転のコンビネーションは躊躇った感じでしたが、壁に近付き過ぎたんでしょうか。それさえなければ軽々と決めてたんじゃないかという気がする。

ステップも柔軟性を活かしているし、スピンは何度も書いてるけど本来これだけで代名詞になるようなスピンのはず。身体能力どうなってるんだろう…。
凄いなんてものじゃ、スキがないなんてものじゃない、世界は滅びました…。絶望通り越して壊滅←意味不明

これ男子の点に換算したら何点…。てか300点も見えてきそうな270点オーバー…。男子とも互角に戦えますよね…??

スローが流れる前に解説席のヤグディンが抜かれててガン見してしまいました(笑)。元気そうで良かった(笑)。


ファイナルはロシアVS坂本さん。こんなロシア国内大会日本で見られるなんて最高やん?くっそ行きたい。坂本さんも出てるし最高やああああん!
アイスダンスも超豪華メンバーですし、ファイナル超行きたいー。

ファイナル出場メンバーの紹介で、ステファンがちまちま出てきてガン見しちゃいました(笑)。昌磨君の話題だとどうしても外せないけど、コーチがそもそも日本で人気が高かったということも大きいよねえ。テレ朝も映したかったんでしょうね、良かったねファイナルで思う存分抜いてください(笑)

そんなわけで、最後はエキシビションの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

ロステレコムカップ2021雑感③

ロステレコムの感想の続きでございます。フリーは朝からの放送でしたが、正直これくらいの時間の放送のほうが眠気もないし部屋も明るいしちょうどいいなあ。
何せ電球がチカチカしてきてうっとおしいので部屋の電気を間接照明で代用してる状態なもので…。電球買うお金もなければ、背が低い私には電球の傘が大きくて交換するのが大変なんですよー(泣)。

ではでは、放送のあった選手のみですが感想をどうぞ!

男子フリー

第1グループ

1︰ニカ・エガゼ
2︰マーク・コンドラチュク

放送なし。


3︰田中刑事
1本目のサルコウはトリプルに抜けましたが、次はしっかり4回転に。トリプルアクセルも綺麗ですね。コンビネーションも着氷は乱れたけどリカバリー。

ステップもさすがのレベル4でしたがその後のアクセルがパンク。結局コンビネーション1本抜けちゃったかな…。
コレオは表情もすごく良くて見応えありましたね。後半は特に、カナダよりいい出来だったのではないかなと思います。ミスはありましたけども、本人の気合とか動きみたいなものがちょっと違ってた感じがありました。


4︰マッテオ・リッツォ
5︰ブレンダン・ケリー
6︰エフゲニー・セメネンコ

放送なし。

第2グループ

7︰ミハル・ブレジナ
8︰カムデン・プルキネン

放送なし。


9︰ミハイル・コリヤダ
冒頭の4回転サルコウは転倒、トゥループも手をつく。ううん、良くない時の彼…?
しかしそこからは盛り返してくる。特に後半に跳んだ4回転のコンビネーションとトリプルアクセルは惚れ惚れするような出来でしたね、じんわりきました…。

キャメルスピンの美しさや、巧みで吸い付くようなステップも非常に見応えがあり、さすがの演技でした。序盤のミスがもったいないですが、後半良かったので帳消しかな。フリーは彼が1位だったのか。


10︰ローマン・サドフスキー
コンビネーションジャンプの着氷に乱れはありつつも、確実にジャンプを決めていく。あまり力が入ってないように見えるのに、不思議としっかり回っちゃってるのよね。
ステップの振付や動きも独特で面白い。不思議な感覚に陥ってしまう。ドーナツスピンも美しいですね。ラストのスピンはステファンが似たようなのよくやってたなって思い出しちゃう。

良かったと思うけど暫定2位か。減点は少ないけど加点もそれほどでもないからかなあ。


11︰モリス・クビテラシビリ
こらえたジャンプもありつつも確実に決めてくる前半。曲が『Fly Me To The Moon』からマイウェイに。フランク・シナトラメドレーなのかな。
後半の4回転で転倒してしまいましたが、大きなミスはそこだけでしょうかね。ちょっと大味な印象もあった選手ですが、今日はステップも雰囲気があって良かったと思います。

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのラストでで一瞬頭の中にハン・ヤンが浮かんでしまった(笑)。インパクトあったからなあ(笑)。
おお、パーソナルベスト!


12︰友野一希
グランプリシリーズのフリーをこの順位で迎えるのは初めてでしょうかね。緊張もあったと思いますが、序盤から3本連続する4回転は降りた。サルコウはぎりぎりでしたが、3本目に跳んだトゥループが柔らかい着氷でとても良かったです。

後半のトリプルアクセルで転倒したものの、スピンの間に曲の変調、弾けるような終盤。友野君の魅力を最後の最後に「溜め」から全放出するようなコレオ。すべての人を幸せにして終われる、いいプログラムだなあと思います。

ミスがあとひとつ無ければ優勝だったかもしれないという僅差。なかなかの出来だったと思うのにそれでもフリーだけなら5位かあ。けど総合では3位!表彰台だー!


スポーツらしく接戦でいい試合でしたね男子。さあ女子はどうなるでしょうか。って結果知ってる上で見てるんですけども。

ではでは、次回は女子フリーの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

ロステレコムカップ2021雑感②

ロステレコムの地上波放送も後半の女子へ。ロシアの女子の話題で引っ張りまくっていましたが、意外といろんなインタビューとか聞けて嫌いではないんですけどね。試合淡々と流れるのがやっぱいちばん見やすい、それは間違いないですけども。
女子の解説は荒川さん。織田君が女子の解説することもあったりしますし、色々パターンが存在するのね。

ではでは、放送のあった選手のみですが感想をどうぞ!

女子ショートプログラム

第1グループ

1︰松生理乃
素敵な笑顔からのスタート!コンビネーションジャンプはルッツの着氷に一瞬ヒヤッとしたせいかセカンドがダブルに。ルッツもq。でもコンビネーションが抜けるよりはいい!

ダブルアクセルトリプルループも余裕があって綺麗でしたし、会場からも手拍子。ウキウキとした雰囲気が観客にも伝わったかもしれませんね。ステップもとてもチャーミングでした。レベル4ですな。


2︰マデリン・シーザス
3︰オルガ・ミクティナ
4︰ヴィクトリア・サフォノワ

放送なし。


5︰マライア・ベル
久しぶりに演技を見る気がするわ。冒頭から演技に情感が感じられていいですねえ、いい出だし。
コンビネーションジャンプはセカンドが抜けたように見えたけど、やっぱりトリプルの予定だったのね。でもラストのルッツは素晴らしい高さ。

そしてステップが素晴らしかった。風の流れや優しさや、想いを感じるステップ。織り交ぜられたスパイラルも草原を流れる風のようで素敵でした。おお、シーズンベストですね。


6︰エヴァ=ロッタ・キーブス
放送なし。

第2グループ

7︰ルナ・ヘンドリクス
放送してもらえないかと思ってたよ、嬉しいです。ジャンプの出来がイマイチだったのが無念ですが…。コンビネーションジャンプの着氷乱れはまだしも、フリップ抜けたのは痛過ぎる…。
しかし足換えのコンビネーションスピン、素晴らしかった…。ダブルアクセルも物語すら感じるんですよ。

ジャンプがもっと決まっていればステップにももっと気持ちが入ってたのかもしれないですが、やっぱ見てて満足感のある選手でした。フリーで巻き返してくれー!放送中の今はフリーまだ行われてないのよー。


8︰エカテリーナ・クラコワ
放送なし。


9︰マイア・フロミフ
166cmかあ、長身だと演技映えるので武器ですね。ここから放送も怒涛のロシアワールドかしら…。

トリプルフリップの降り方が面白い。彼女もスピンの足の上がりがすげー。
しかしコンビネーションジャンプでまさかの転倒。セカンドジャンプがまったく入らなかったので、得点的には厳しい。そこ以外はさすがの演技だっただけにもったいない。滑り終えて本人も悲しそうな顔に見える。滑ってる間は少女らしからぬ表情でしたが、素に戻ると緊張してたんだろうなって思ってしまう。


10︰カミラ・ワリエワ
何故トリプルアクセルをタノで跳べるのですか…。フリップ降りた時の腕の動きが美しい。コンビネーションジャンプも素晴らしかった…。フリーレッグの夢幻ぶり…。けど握りしめた拳は生きてる人間のそれで…。

そしてスピンが本当にすごい。本来このスピンだけで人気の選手になれるレベルでは。ビールマンスピンも足の上げ方が一味違う。
幻にうっとりと見とれているうちに世界が滅びていそうな演技でした…。凄すぎて世界の終焉ばかり毎回感じるんですけど、何なんでしょうねこの感覚。世界が滅びる時って本当にこんな感じで美しい破壊神が現れたりするのかなあ…。

ぐうの音も出ない演技でしたが、ハイ出た記録更新!2点も更新したよ!そろそろ男子の大会でも戦えそうなレベルですけど!てか男子に換算したら何点かな…。
ほわあ…。今の点数のままでも普通に男子の試合でも3位なのね…。ほわあ←日本語を忘れる


11︰エカテリーナ・リャボワ
放送飛ばされるかと思った、ワリエワの直後なので流してくれたのかな。良かった流れて。
アゼルバイジャンの選手だけど元々はロシアの選手だそうで、やっぱり怒涛のロシアワールド。

コンビネーションジャンプどうにか頑張った、マンボの楽しさを感じる着氷姿勢が素敵。このプログラム以前も使ってなかったっけ?マンボ・イタリアーノ。

トリプルフリップは着氷が乱れてしまいましたが、最後まで運動量の多そうな魅せる振付で楽しませてくれました。衣装のスカートも表現の一部になってた気がします。


12︰エリザベータ・トゥクタミシェワ
14歳の頃の演技が流れたよ!こんな少女の頃からずっと第一線だったってことよねえ、調子落としてたシーズンもありましたけども。そしてやっぱりあの頃からジャンプすげえ!インタビューも貫禄です…。

オブリビオントリプルアクセルバッチリ降りたー!本当にトリプルアクセルの成功率高くなったよね、すげえよ。
コンビネーションジャンプは絶品、彼女のルッツやっぱり素晴らしいな。
フリップはどうにかこらえた感じでしたが、減点されてないからまあ良し。スローで見るとそんな悪いジャンプに見えないところがさすがね…。スピンとスピンの間の繋ぎも情感たっぷり。

はー、さすがでしたな。観客席に「6.0」って掲げてる人たちがいる(笑)。もうその時代じゃないけどね、気持ちはまあわかる(笑)。
ワリエワと試合かぶっちゃってるのがもったいないですよね、普通ならトップに立てる得点なんですけどね、80点超えてるので。でもそれも運命か。


地上波で見られてありがたかったです。やっぱり大きい画面がいいんですよ…。

ではでは、次回は男子のフリーの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

ロステレコムカップ2021雑感①

グランプリシリーズもいよいよ6戦目のロステレコム。グランプリファイナルへの進出者が出揃いますね。
ロシア名物・出場してない選手のバナーに加え、日本の企業の広告が目につく。羽生君が出場するはずだったし、テレ朝的にも視聴率が見込める試合だったでしょうしねえ。でもこればっかりは仕方ない、スポーツですからね。

テレ朝の地上波でスケート見るの久しぶり。一部地域に該当して全然見られないままでしたので…。煽りの多さがもはや懐かしい…。って、カナダも放送あったなそういや(笑)。
男子の解説、今回は織田君なんですね、楽しみー。

ではでは、放送のあった選手のみですが感想をどうぞ!

男子ショートプログラム

第1グループ

1︰ニカ・エガゼ
放送なし。


2︰ローマン・サドフスキー
4回転サルコウ降りた!トリプルアクセルはぎりぎり、コンビネーションジャンプもどうにか…という感じでしたが、要素は満たしたからOKですとも。相変わらずスピンもしっかりしてるしステップもレベル4。
184cmあるのかあ、だから演技がすごく大きく見えるのね。それも武器だよねえ。


3︰田中刑事
煽りが面白いんですけど。めちゃくちゃエヴァなんですけど。最後のミサトさんのセリフじゃないですか、刑事君日本帰ったら見て欲しいこれ(笑)。

4回転サルコウ…転倒はしなかったけど回転は…?良かった、大丈夫。トリプルアクセルはバッチリ!
しかしコンビネーションジャンプが…。壁というか、カメラにぶつかりそうになってた感じ。いろんな意味でぶつかると壁より痛そうだしなあ…。

ステップはカナダの大会のほうが熱を感じたものの、やはり安定のレベル4。
織田君も指摘してたけどスピードがちょっと無かったのかなあ。そんなに悪いようには見えなかったけど、こんな順位になっちゃうのね。


4︰ブレンダン・ケリー
5︰マーク・コンドラチュク

放送なし。


6︰友野一希
いきなり卒論が紹介されてる。テレ朝いつこんなん撮ってたんだか。しかも卒論が競技に生かされてるって。頭脳派スケーターっていう紹介ある意味新鮮…!

ミーシャ・ジー振付のニューシネマパラダイス。素晴らしい4回転のコンビネーションからスタート!4回転サルコウはかなり斜めになってるように見えたけど問題なく降りた!トリプルアクセルも着氷で一瞬どうかと思ったけど降りたあああ!

ジャンプがすべてクリーンだったためか友野君の気合が伝わってくる。イタリアはもっとふわっとした、花束が見えるような演技だったけど、今日は未来に向かってひとときも止まらず走っていく若者のようだった。織田君の言う通り、4回転が綺麗になったっていうのすごいわかるなあ。スピンもステップも全部レベル4ってすごい!

出た出た、95!パーソナルベスト!友野君ロシアの大会と相性いいのかなあ。

第2グループ

7︰ミハル・ブレジナ
8︰カムデン・プルキネン
9︰エフゲニー・セメネンコ

放送なし。


10︰ミハイル・コリヤダ
まさかのコリヤダ君の奥さんの写真が煽りで(笑)。こんなところで拝見するとは(笑)。

4回転はかなりの着氷乱れ。さらに次が転倒でコンビネーション入らなかった…?トリプルアクセルは素人目にも複雑な跳び方してましたね、加点がすごい。
滑りはやはり綺麗で、ジャンプ以外も安定した見応えあり。冒頭とラストで、白い手袋を嵌めた片手を顔の前にかざすのがやっぱすげーカッコいいー!地上波で見られて嬉しかったです!


11︰モリス・クビテラシビリ
トリプルアクセルヒヤッとしたけどしっかり降りた。あんな一瞬でも足はちゃんと判断してるのね。
彼も背が高いので、4回転が決まるとそりゃあ迫力。2本とも鮮やかに決めましたね。
ステップの最後に側転?が入ってるんだけど、音にもガッチリ合ってて会場もグワッと盛り上がる!

おお、高得点。友野君と競ってる。堂々の2位!彼も綺麗な採点表ー。


12︰マッテオ・リッツォ
放送ないかと思いましたが、良かった流れた…。
4回転は転倒したものの、トリプルアクセルはしっかり。でも減点されてる?ああ、qかあ…。
後半に曲調が変わるところで、本人が身体でスイッチ入れるみたいでカッコいい。そこからはあっという間に終わっちゃう。NHK杯よりも彼の身体のキレ具合や振付がよくわかるカメラアングルでした。

うーん、彼の演技でも9位かあ…。スピンとかステップ全部レベル4だけどねえ。何故この順位でも流れたんだろう。最終滑走だったからかな…。


刑事君と友野君のインタビューも聞ける。地上波で聞くインタビューも久しぶり。CMの多さも久しぶりでございますな。

女子の煽りで随分引っ張っておりましたが、いよいよ放送も女子に移りますよ。ホント、まさに放送見ながら書いてるんです(笑)。

ではでは、次は女子のショートプログラムの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

フィギュアスケートほろほろ語り in 12月②

フィギュアスケートに関する番組の感想をほろほろと語るシリーズ。
今回は12月5日放送の『フィギュアスケートTV!』について。毎月書いておりますね。ではでは、感想をどうぞ!


★東日本選手権
各ブロックから絞られた選手たちが出場しているだけあって、名の知られた選手がほとんどですよね。
ちょっとテレビの前を離れなきゃいけなくてシニアの途中までしか見られなかったんですけど、とほほ。


★西日本選手権
東日本にもいたけど、今回が全日本初出場という選手もぼちぼちいるのですな。ラストシーズンで初出場を決めた選手、お名前失念しちゃったんだけどぜひ頑張ってほしいですねえ。

荒木菜那選手のジャンプ素晴らしかったなあ。新結成のペアが一組出場してたというのもワクワクしちゃいますね。


ユニバーシアード中止の件が挟まれる。そう、これで出場選手が男女とも32人になるんですよね。ちょっと変則的。


★全日本ジュニア選手権
感想は別記事に書いておりますが、総合順位ごとにまとめて流してくれるのでこれはこれでわかりやすいですね。BSでの放送では流れなかった映像もあるんかな?

三枝知香子選手の遅刻の理由が大学受験が終わって駆け付けたからとは。きっと大会側も待っててくれたんだろうなあ。ちゃんと減点5はするあたりはきっちりスポーツなんですけどね。

男子は放送ではほぼ三浦佳生選手しか流れなかったので、6位の選手までダイジェストを流してくれたのわかりやすかったです。


ワルシャワカップ
島田高志郎選手に山本草太選手、村元哉中&髙橋大輔選手が出場。村元&髙橋はNHK杯で自信がついたのか、さらに演技にキレと輝きが増していってると感じました。長めに流れたとは言えフルではなかったけど、それでもそう感じる。楽しみしかない。
アイスダンスの出場枠で日本のファンが悩む日が来るなんて…。悩ましいけど凄いことだよねえ。
ワルシャワの街の映像がチラッと流れたけど素敵でしたな。ライストがあったっぽいけど気付かず見逃してしまったので(泣)、ちょっとでも映像が見られてありがたかったです。


田中刑事インタビュー
エヴァについて語ってるあたり、ガチでしたね(笑)。2分少々で語れる話じゃないって。言いたいことはわかるぞ。ショートはエヴァを表現してるって言うより好きな曲で滑ってる田中刑事だと思って見るわ。フリーは映画の曲なんですな。


宇野昌磨インタビュー
ボレロの振付の話面白いな。宮本先生がステファンを指して「あの人はおかしい」って言ってたことがあったと思うけど、力学とかセオリーとか無視したような特殊な動きをする的な話だったような記憶がある。昌磨君の言葉からそれを思い出しました。ステファンはきっと何気なくやってるんだろうなあ。昌磨君、頑張ってね(笑)。


以上でございます。全日本が近付いてきたワクワク感を感じられる内容でしたね。
ではでは、次回のほろほろ語りでまたお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

グランプリシリーズ・フランス大会2021雑感④

今更粛々と載せていたフランス大会の記事も今回で最終回。よろしければぜひ最後までお付き合いくださいね。

男子フリー

第1グループ

1︰ケヴィン・エイモズ
何故かトップバッターのエイモズが放送される。良い演技だったからでしょうか、ってもフリー8位か。じゃあそこそこ名前も知られてるからでしょうか。

4回転を跳ぼうとしておそらくトリプルに抜けてしまったジャンプもあったし、コンビネーションジャンプも1本足りないし、着氷など気になる点がなかったわけでもないですが、それでもしっかり滑りきってましたねえ。マイナスのない採点表。滑り終えて本人が喜びを爆発させてるんだけど、この素直な感情表現が彼らしい。

コレオにも側転が入ってる?すっごい見せ場で、相変わらず個性的なスケーター。スケートアメリカでは棄権があったそうですが、今日はイキイキ滑れていて良かった良かった。


2︰ガブリエル・フランジパニ
3︰ロマン・ポンサール
4︰アンドレイ・モザレフ
5︰アルトゥール・ダニエリアン
6︰アダム・シャオ・ヒム・ファ

放送なし。

第2グループ

7︰キーガン・メッシング
放送なし。


8︰ドミトリー・アリエフ
冒頭のルッツは4回転だったんだろうなあ、トリプルに抜けちゃったけど。でもある意味ルッツなら得点も高いしコンビネーションにも使わないし、3回転になってもそこまでダメージ無いか。

優雅な雰囲気がとても素敵でアリエフらしさも感じましたね。4回転のコンビネーションも素晴らしかったし、衣装もよく似合ってる。トリプルアクセルのGOEが大きく引かれてるのとステップがレベル2だったくらいですか、あとは良かったんじゃないかな。


9︰佐藤駿
フランスでオペラ座の怪人を演じるというのも素敵な巡り合わせですねえ。
4回転ルッツ降りた!フリップも降りた!4回転の中でも高難度のジャンプを連続で降りるという素晴らしい出だしです。フランスの観客にもしっかりインパクトを残したのでは。

4回転を4本続けて跳ぶプログラムなのですが、トゥループ2本には乱れが生じた。けどさらにトリプルアクセル2本と難度も高い。これをこなしてるだけでもすごいよね。
けどどこか切なさも感じるファントムで、牙のある優しさみたいなものも残していった気がする←意味不明

フリーだけなら3位。ミスも色々ありましたが頑張ったのでは。


10︰ジェイソン・ブラウン
4回転サルコウ降りた!着氷が微妙なので減点されてますが。なかなか4回転が降りられない印象なのでそれだけでも素晴らしい。回転不足判定もされてないし。
しかし全体的にパンクなどジャンプのミスがちらほら…。ステップはさすがのレベル4、加点も素晴らしい。

結局、佐藤君がジェイソンをかわした。ということは佐藤君表彰台だー!


11︰デニス・ヴァシリエフス
彼も4回転を降りたのですが、佐野先生によると回転不足。しかしそれ以外のジャンプはおおむね良かったと思います。
ラストは悲劇なのかな、ロミオとジュリエットだしな。ヨーロッパの男性らしい気品に溢れていて、それでいて悲劇になだれ込む様は映画の1場面のよう。

良かったと思うのですが、ジェイソンには届かない。差もほとんど無かったし、4回転をあまり入れず個々の技の質で争う似たようなタイプのスケーターで、ミスが少ないほうが勝つと思ったけど…。ステファンもマスクの下で渋い顔してるのかなあ…。

サルコウは回転不足で思ったような点になってないし、トリプルアクセルも回転不足、何よりPCSの差がやはり大きいのねえ…。


12︰鍵山優真
素晴らしい前半。加点がいくらでもつきそうな4回転ジャンプが2本。パーソナルベストコースではないかと思ってしまうほど。
しかし後半は乱れてきてしまう。4回転が後半にも入ってるんですけど、それはうまく決まらない。セカンドがループのコンビネーションもぎりぎり、さらにアクセルもパンクしてしまった。本人もインタビューで足に来てたって言ってたけど。
しかし最後までスピードも落ちてないように見えたし、彼の力を見せつける演技になってたと思います。

ショートの点差もあったけど、総合点ではさらにほかを引き離す点で優勝。ジャンプの質が高いもんねえ。


結局、鍵山君と佐藤君のワンツーフィニッシュ。日本男子揃って表彰台なんて素晴らし過ぎる!全国で放送すれば良かったのにって思うけど、試合の結果はやってみるまでわかんないからなあ。

日本の選手の活躍が素晴らしい大会でしたね。見逃し配信ありがとうございました!

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。もうそろそろファイナルも始まってる頃だろうと思いますが…。ロステレコムも全日本ジュニアももう書いてるのでそのうち載ります。試合のあるシーズンと無いシーズンとで記事の溜まり具合がまったく違うなあ。というのも私が全然ショーに行けないからですけども、とほほ…。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

グランプリシリーズ・フランス大会2021雑感③

フランス大会の感想を粛々と綴っております。ロステレコムの合間にちまちまと見ながら感想を綴ってるので大変。スマホで見ながらスマホで感想も書いてると、いったん再生を止めて書いてまた再生して(しかもCMが流れてみたりして)と手間で、テレビやパソコンで見ながらキスクラやスローやCMの合間にババっと感想を書いてしまうパターンの倍時間がかかってしまいますね。

ではでは、今更の掲載ですが続きをどうぞ。

女子フリー

第1グループ

スター・アンドリュースの名前がありませんが…棄権かな、無念だろうな…。


1︰横井ゆは菜
細かいミスはあったものの、彼女の豪快なジャンプも堪能できる演技になってた気がします。特に後半のジャンプは印象に残るし、もうちょい前だけど音に合ってるジャンプもあったし、コレオなども含めて曲のエネルギーをしっかり自分の上に降ろせてたんじゃあないかなあ。

ショートがあまり良くなかった分取り戻せましたよね、きっと!インタビューが涙声だったけど、フリーだけなら7位だよ、しっかり順位上げたよ…!


2︰マライア・ベル
3︰レア・セルナ
4︰イ・ヘイン
5︰エカテリーナ・リャボワ

放送なし。

第2グループ

6︰樋口新葉
これは…。これは凄まじいパーフェクト演技…!トリプルアクセルがガツーンと決まってスイッチが入ったか、彼女の良さがすべて出た演技になってたと思います!
実際には回転が足りないという判定もあり減点の無い採点表とはならなかったけど、じゃあミスなしならもっと点があったってことですしね。

表現の引き出しが多い選手だと前から思ってるのだけど、この生命力を歌い上げるような曲調を滑りや表情で非常によく表現してる。観客の歓声でもそれがわかる…!

名作になりそうなプログラムだと初見から思ってたけど、シーズン中盤でもう早速こんな満足度の高い演技を見せてくれた。この調子で突き進んで欲しいです。おー、140点台!


7︰カレン・チェン
8︰パク・ヨンジョン

放送なし。


9︰クセニア・シニツィナ
4回転を入れていないプログラムとしては、織田君の言う通りかなり難度の高そうな内容ですよね。彼女もパーフェクトで素晴らしい。これがシニアデビューシーズンとは…。
スピンが素晴らしいですね、柔軟性がとても高くて美しい。柔軟性の素晴らしい選手はロシアに多い気がするけど、身体の柔らかい方が多いのかしら。

得点は思ったほどでもない?樋口さんこの時点で暫定1位ってことは表彰台確定?
アテンションとかqとかVとか結構ついてたのね、見た目ほどパーフェクトじゃなかったってことかあ…。難しいねえ…。


10︰アリョーナ・コストルナヤ
トリプルアクセルで転倒。背中から打ち付けたみたいで痛そうな転び方…。
しかし大きなミスはそこだけかな。ルッツもラストでリカバリーしたし、流れのあるプログラムや滑り、ジャンプの質はさすがで穴がない。アクセルの転倒はあったものの樋口さんより高得点で、個々の技の精度が伺える。

トリプルアクセルが不調のようだけど、そもそもジャンプ含め全体的な能力の高い選手ですよね。不調から回復したらもっと強いよなー。

メイクが不思議。顔めっちゃキラキラしてる。プログラムもいまいち掴みどころがなく、ちょっと異質な感じで攻めていくんでしょうか彼女は。


11︰アンナ・シェルバコワ
4回転ルッツの予定だったのでしょうか、ジャンプに入ろうとして転倒。一回も回ってないと思うんだけど、それでもルッツって判定されてジャンプ扱いになるのか。一回も回ってないから得点ないけど。

しかしその直後に4回転フリップ。普通の女子のジャンプ2本分くらいの得点はあるからこれでミスの埋め合わせはできたのでは…。

それ以降もさすがの演技。ジャンプの転倒もありましたしイタリア大会ほどの迫力や完成度は感じませんでしたが、スキのない演技でした。セカンドループもフリーではしっかり。
ワリエワも凄いけど、シェルバコワもいるんだよなあ…としみじみ遠い目になる。ロシア…。ロシア強い…。

ジャンプが1本抜けてる計算になるはずですが、それでも高得点。ルッツ跳べてたら160超えてたのかなあ。恐ろしい…。


結局シェルバコワの優勝。コストルナヤとの同門対決は実力が拮抗してて面白いなあと採点表見てても思うけど、4回転の威力は女子では男子以上に大きいなあと感じさせましたね。

フランス大会の感想は次回でラスト。最後は男子フリーの感想でお会いしましょう。


「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

グランプリシリーズ・フランス大会2021雑感②

女子に続いて男子。放送のない地域でしたのでAbemaの見逃し配信で見ました。NHK杯の記事をのんびり載せてたため今更の掲載ですが、よろしかったらお付き合いくださいね。

今回の解説は佐野先生。織田君と荒川さんと佐野先生の3人で回してる様子?

男子ショートプログラム

第1グループ

1︰ロマン・ポンサール
2︰ガブリエル・フランジパニ
3︰アルトゥール・ダニエリアン
4︰アンドレイ・モザレフ
5︰アダム・シャオ・ヒム・ファ

放送なし。


6︰佐藤駿
4回転ルッツがトリプルに。ちょっと微妙なジャンプにはなりましたが、ダブルやシングルになるよりはいい!
コンビネーションはものすごく美しい4回転でした、これは高い加点が欲しい。トリプルアクセルもしっかり降りましたし、最初のスピンなどは曲にも丁寧に合わせてあって良かったです。スピン全部レベル4ですね。

肩の脱臼はもう大丈夫なのかな、本来の彼の良さが出てきているようで、ルッツ以外はほぼ良かったのではないかなあ。得点も90点に近いですね。

第2グループ

7︰ケヴィン・エイモズ
放送なし。


8︰デニス・ヴァシリエフス
放送されてる!ステファンが!映るぞ!←すみません、15年来のファンなもので…

いやー、素晴らしかったですね。4回転が入ってないので上位に入るためにはノーミス必須ですが、そのノーミス。採点表が美しい、減点なくて。特に最後のルッツ素晴らしかった。
スピンも独特で面白いんですけど、ステップが絶品ですね。非常に多彩で物語性を感じる素晴らしいステップ。超!超カッコいいいいいい。これは地上波で見たかった。

どのあたりがもののけ姫かよくわからんかったですが…。こんな曲あったっけ(笑)。彼は和のテイストで滑るのが好きなのかな。でも不思議と違和感なくて彼にピッタリ寄り添ってる印象です。これめっちゃいいなあ、また見たい…!

キスクラのステファンが大人しく見える。バナータオル振ったりせんのかい(笑)。日本ではちゃんと日本の観客に合わせてくれてるのね(笑)。


9︰ドミトリー・アリエフ
アリエフ久しぶりに見る気がするわ。元気だったかい…?←親戚かよおい

調子よく滑ってたと思うんですが、まさかのアクセルがダブルに…!うーん、大きなミスになってしまいました。4回転は1本だけだけど、全体的に問題なかったと思うのに。

得点もアクセルがちゃんと決まってたら90点行ってたかもしれないよねえ。ううむもったいないです。ステップもレベル4だ、すごい。


10︰キーガン・メッシング
4回転とトリプルアクセルの間の繋ぎがいいよねえ、ちょっと後ろに滑ってく振付すごいカッコいい。ルッツ行く前もバレエジャンプ入ってて面白いし。ルッツはリカバリーでコンビネーションにしたんだろうけど、セカンドが回りすぎちゃった。
そして唐突に終わるラストも健在(笑)。

そこまで悪くもなかったと思うのですが、得点はアリエフとどっこいくらい。着氷乱れありましたしね。

キスクラではスマホの画面をカメラに向けてお子さんの写真をアピール(笑)。お子さんお生まれになったとチラッと伺ってはいたけど、きっと可愛くて仕方ないのねえ、ふふふ…。


11︰ジェイソン・ブラウン
ヴァシリエフス君同様4回転が入ってないのでノーミス必須なんですが、トリプルアクセルで手をついてしまった。しかしそこ以外はさすがの演技でしたねえ…。

ジェイソンは楽器も演奏してないし歌も歌ってないのに、全部彼がひとりで音出してるみたいに見えてくる。それだけ曲をよく拾ってるってことですよね。しかもこんなリズムの取りづらそうな曲をここまで…!ある意味職人芸に近いような感じ。すごいよなあ。

手をついた分が差に出たか、似たタイプのヴァシリエフス君にちょっとだけ軍配。でも暫定2位。スピンやステップのレベルも取れてないけど、やはりPCSの差が大きいのね。


12︰鍵山優真
前半は文句なかったですね、質の高い素晴らしいジャンプが2本。スピンのキレも凄まじくて、本人のスイッチが入っているというか、凄い演技コースじゃないのかこれ、という期待が高まってしまう。

しかしトリプルアクセルがー!でもミスは本当にそれくらいで、ステップにも巧みさが感じられて素晴らしかったです。やっぱレベル4ですね。

ひとりだけ堂々の100点オーバー。いやあ、トリプルアクセルだけだったもんなあ本当に。コンビネーションの加点速報で見てもすごかったし。4回転トゥループはもっと加点ついてる!これでまだ10代なんだから、伸び代まだまだあるよねえ。
あら、鍵山君のインタビューなかったぞ?


男子の感想は以上。次回は女子フリーの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

グランプリシリーズ・フランス大会2021雑感①

フランス大会は地上波放送が見られない地域でしたので、配信で楽しみました。アプリがなかなか見づらくて厳しいなあ…。バックグラウンド再生ができないのめんどくさい。見逃し配信が2日しかないのも痛いのですが、全然見られないよりはずっといいですからね。

ではでは、まずは女子の感想から綴っていきますね。今更の掲載の上に見られた選手のみなのですが、よろしかったらお付き合いくださいませ。

女子ショートプログラム

第1グループ

1︰クセニア・シニツィナ
ノーミス演技、素晴らしいです。ジャンプにも余裕があって、最後に入ってるコンビネーションも綺麗でした。タノも美しい。
ラストのスピンも足が真っ直ぐに上がる、柔軟性がとても高くないとできないスピンで見応えあります。白の衣装も可愛く、顔立ちなどにもまだ少女らしさが残るもののさすがのロシア代表…!
ステップだけレベル3なんですね、でもマイナスのない綺麗な採点表…!


2︰横井ゆは菜
とても雰囲気のある出だし。腕の使い方が印象に残ります。そこからのダブルアクセルはしっかり!
しかしフリップをコンビネーションにできない。最後のルッツでリカバリーを狙いたいところですが転倒。あああ、コンビネーションの得点が入らない…。

スピードも後半は無くなっていたように見えましたが、織田君の言う通り振付が非常に魅力的にブラッシュアップしてたように思います。フリー頑張れー!


3︰レア・セルナ
放送なし。


4︰パク・ヨンジョン
シニアデビューシーズンなのね。ジュニア時代に演技見たことあったかな、どうかな…?

素晴らしいノーミス演技ですね。ジャンプがふわっと跳んでくるようで、着氷時には不思議な重さがある。ズシッと重力を感じるジャンプ。すごく独特で不思議、面白いなあ。

織田君が指先の表現なども磨かれていったらもっと点が上がるってなこと言ってたけど、ほんとにそんな感じかもしれないですね。おや、ノーミスかと思いきや冒頭のルッツはアテンションかあ。


5︰マライア・ベル
6︰スター・アンドリュース

放送なし。

第2グループ

7︰イ・ヘイン
放送なし。


8︰樋口新葉
トリプルアクセルがパンクしてしまった…!得点が入らないのは痛い。でも果敢にアクセルに挑戦してきた。
その後は大きな問題が無いように見えたのですが、qやアテンションがついていてどのジャンプも良いジャンプとはいかなかった模様。

それでもどこか夢見るような演技はあっという間に終わってしまって、悪くないように思いました。63点と、ジャンプが振るわなかったにしてはまあまあ出てるようにも思うし。スピンも全部レベル4ですね。


9︰エカテリーナ・リャボワ
10︰カレン・チェン

放送なし。


11︰アリョーナ・コストルナヤ
トリプルアクセルは回避してダブルにしてきましたが、素晴らしいダブルアクセルでこれはこれで見応えたっぷり。織田君も言ってましたが、ダブルにすることで余裕があったのか、本来のコストルナヤという感じで、リンクを自由自在に操っていた印象でした。コンビネーションジャンプの加点すげえええ。

ジャンプやスピンのそれぞれの技も凄いんだけど、曲のちょっと小悪魔的なアンニュイな雰囲気というのか、それがよく出てる。佐野先生がまたやられてそうな(笑)。
ただ、インパクトにちょっと欠けるように感じるのは、インパクトのあり過ぎる選手がどんどん同門から出てきてるからってだけなのかもしれませんね…。

相変わらずお美しかったですし、ノーミス演技で素晴らしかったー。いいもの見ました。


12︰アンナ・シェルバコワ
イタリア大会から曲を変えてきたのか。こんなオリンピックシーズンの途中で…。
しかしとてもそうだとは思えない演技。ミスがまったくない上に、ジャンプの質も素晴らしい。ラストジャンプをコンビネーションにしてるから絶対失敗できないのに、素晴らしい出来。ループをセカンドに跳ぶのは最近やめ気味なのね。やっぱやる選手が少ないってことは難しいんだろうなあ。

最初のスピンが音に合わせて形を変えていくところも素晴らしかったし、何より今までのシェルバコワのイメージにない振付がすっごく良かった。私これ好きですわ。また見たいなあ。

エテリ門下同士ですしそんなにメソッドは変わらないでしょうから、得点もどっこい。でもシェルバコワが1点くらいリード。コストルナヤはステップがレベル3だったし、そこで差がついたか。
フリーも楽しみですね。てかロシアつよ。つよー。


てなところで、次は男子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com