うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ジャパンオープン2022雑感

テレビ放送を見ての感想です。気分が悪かったのでスルーしちゃおうかと思ってたんですが、オタクの性でスルーできませんでした(笑)。でも微妙な体調なので感想は簡単なものにとどめようと思います。もうブログ書く元気ないので、見るだけのファンに戻ろうかなとちょっと思ってます。

解説は町田樹。解説も楽しみですねえ。


★マディソン・ハベル&ザッカリー・ドノヒュー
いきなり彼らの演技から。試合の前に滑ったのかな、豪華なオープニングですわね。いきなり渋いわ(笑)。
昔のプログラムの焼き直しなんですね。つい最近まで現役だったし、キレキレの動きがたいへん気持ちが良いです。さすが。


★オープニング
そうかあ、コロナの影響で海外の選手はこの2年参加してなかったんだ。見慣れた風景がやっと帰ってきたってところですね。っても、本来ならチームヨーロッパにはロシアの選手がいたでしょうから、社会情勢の影響はまだ色濃い印象です。

鍵山君は怪我で欠場なんだっけ。グランプリシリーズも全休のようで心配ですね。三浦君代替出場頑張れ。テネルも欠場で代わりに未来ちゃんなんだっけ。


まずは女子から。


長洲未来
うわあ、演技見るのいつくらいぶりだろ。まだ29歳なのか、若い頃から活躍してたもんな。
3、4年ぶりの、しかも急遽出場の試合ということで序盤はブランクも感じたのですが、どんどんジャンプの高さとキレが増していってワクワクしました。後半のスピンとステップは疲れが見えてしっかりこなせてなかったですが、それを思うと結構得点出たのでは?転倒もなかったし。


★エカテリーナ・クラコワ
さすが現役ですな、タノジャンプキレキレ。これが今シーズンのフリーだよね。
ジャンプのお手つきには優しい町田君なのに、ステップには厳しいこと言ってて飴と鞭ですな。レベル4取ってるのに。回転不足で得点はさほどでも。


紀平梨花
ウィルソン振付のタイタニック。綺麗なジャンプ跳んでるように見えますが、彼女の実力考えたら相当構成落としてるんですよね。本来トリプルアクセル入れてた選手ですから。町田君があえてダブルと言ってたところもトリプル跳びたかったのかなあと思うけど、怪我で長期離脱してたことを思うと、スピンの美しさなどに唸ってしまいました。さすが。


★マライア・ベル
これが現役最後の演技ということになってしまうのかな…。抜けたジャンプもありましたが、噛み締めるような素敵な演技でした…。ラストジャンプが非常に美しく、余韻がふわりと残りました。
キスクラに戻ってきたときの様子が…。涙が見られると実況が言っておりましたが、それは引退を決めていたからなのでしょうか…。


★ルナ・ヘンドリクス
ギャー!待ってましたー!大ファンなんですー!
シーズン序盤とは思えない完成度。特に前半のジャンプ完璧。ダブルアクセル叙情的で素晴らしい。後半にミスは出ましたが大きなものはそのひとつだけで、ラストジャンプでリカバリー。こんな構成のジャンプ見たことないと思ったけど、ルール改正の影響か。タノジャンプもスピンもキレキレで気持ちいい。後半のコンビネーションすごすぎ。
さすがの高得点ですがザヤックとかアテンションとか色々あったのね。うっ、リカバリーできてなかった…?
曲がポエタになってたけど、これどのポエタなんだ…?


★坂本花織
ポーンとリンクに放り出されてくるようなダブルアクセルがいつもながらに絶品。まだシーズン序盤の演技かもしれませんが、それでもさすがです、少々のジャンプなら力技でまとめちゃう。
リショーから振付師替えたんですね、新しいこと試すならこのシーズンがベストでしょうし。リショーのケレン味みたいなものはないながら、大人の鑑賞にも耐える品のある、でも美しいだけではないプログラムという感じでなかなか良いですね。高得点出たー!


続いて男子。リンクサイド見て番組をスルーできなかった理由を強烈に思い知る。恐るべしステファンレーダー…←ステファンの出ている番組は事前情報を掴んでいなくても何故かたまたま見ていて見逃すことがない脅威のレーダー


ミハル・ブレジナ
序盤見られなかったんだけど、トリプルアクセルはしっかり決めてたのね。中盤以降は転倒とパンクばかりでしたが(泣)。転倒4回に回転不足の嵐じゃ得点も出ないわな…。でもものすごく絶妙に力の抜けた滑りは絶品でした!
32歳。町田君と同い年だったのか。


★三浦佳生
4回転ループ!すげえ!日本男子に急に人気が出てきたループ!アクセル得意な選手が多いからでしょうか。GOEはつかなかったけども。
ミスもぼちぼち見られましたが、それ以上に素晴らしいジャンプが見られたと思います。トリプルアクセルも素晴らしかったですね。
まだ必死な感じがあるので、滑り込んで余裕が出てくるのが楽しみですね。おお、パーソナルベスト更新か!


★ジェイソン・ブラウン
おお、新プログラムなのか。アクセサリーのリカバリーばっちり。ラストジャンプの転倒がもったいないですが、見ごたえのある内容でした…!
3連続のシークエンス、みんなバンバン入れてる。これが見た目ではいちばん大きなルール変更による変化?みんなどんなジャンプ入れてくるのか楽しみ。
おっと、ダブルトゥループはザヤックかな…。


★ダニエル・グラッセ
ドアを開ける印象的な振付でスタート。やっぱリショーなのね。
4回転ルッツ、フリップときたのに、今日はループはどうしたの。羽生君とループを二人じめしてるイメージだったのに。回転不足も響いて暫定2位。彼はそこが課題ですね。


宇野昌磨
すみません睡魔でちゃんと見られませんでした(泣)。ここでも4回転ループー!後半はまだシーズン序盤でエンジン上がってなかったか。
ステファンの白いマフラー。キスクラに入れないらしいのでリンクサイドで見るしかないのかな。


イリヤ・マリニン
完全に寝てしまいました…。無念です…。スケートアメリカ楽しみにしてます(泣)
オイラーを除いてダブルジャンプがひとつもない構成。えげつな!


以上です、終盤完全に寝てしまいましたすみません…。何も覚えてません…。
そういえば採点表にFの表記が入るようになって、どのジャンプが転倒だったのかわかりやすくなってていいなと思いましたよ。

ではでは、次回の記事でまたお会いしましょう(泣)



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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無限に広がらないポケット

今週のお題「カバンの中身」


前にもあったなあ、このお題…。季節は巡るしお題も巡るのか。

今カバンに常備してるものは、そりゃもうマスクですね。そろそろ緩和されてきてる雰囲気ではありますけど、いざという時のために予備を入れてます。個包装されてるマスクを2タイプほど。

正直マスク代も馬鹿にならんし夏は暑いし冬は眼鏡が曇るので、あんまりつけたくない気持ちではいるのですが、私は自分の容姿が好きじゃなく顔を見せなくていいのは気分的に楽なのと、化粧してなくてもマスクでごまかせるので当分してようかなあと思います。マスク代より化粧品代の方が高いということに気付きました(笑)。物価高の折、節約しないとね!

それからエコバッグ。スーパーに買い物に行くとき用のカバンには2種類、外出用のカバンにも1種類。ゴミの仕分けなどにも使えるので袋貰ってもいいんですけど、エコバッグがあれば荷物が増えたときにも使えるので常備してます。
スーパー用のエコバッグは食品を入れる関係上どうしても臭いがつくのでそろそろ替えたい。今はミッフィーちゃんのエコバッグ。たぶんだいぶ昔にパンのシール集めてもらったやつ。私じゃなく母が集めてくれたような。
もうひとつスーパー用に使ってるのは百均で買ったうさぎ柄。取っ手が長いので重いものを入れても肩にかけやすくて便利。

あとは髪まとめるゴムですね。特に夏は暑いので、髪おろしてると発狂しそうになるのでカバンに入ってないと泣く。

それから、本は1冊入れてます。暇潰し用なんですけど、意外に開く機会がなくて、今入れてる本どこまで読んだか忘れちゃった…。

お賽銭用に5円玉ばかり入れてる小銭入れもいつも入れてたんだけど、外出控えの影響でそんなに神社も行かなくなってるから、今5円入ってるかな…。そろそろしっかりお参り行きたいんですけどね。

そんなものでしょうか。もちろん財布とか色々あるんですけど、そりゃまあ書くまでもないかなあと。時々財布すら入らないようなすんごいちっちゃいカバン持ってる人いますけど、お財布はパートナー!とかなんとかなのかなあ(笑)。私は諭吉が常に家出してるので、カバンになんでも入れとかないと出先でほいほい買えないんですわよ。人生こうも違うのですなあ。世知辛いですなあ。まあ明るく生きましょうや、なんとなく←何このオチ



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フィギュアスケートふらふら語り in 10月①

フィギュアスケートに関する番組の感想をふらふらと語るシリーズ。

本日は10月8日放送の『フィギュアスケートTV!』。半年ぶりの再開ですね。
休止中の間に引退選手も続出、色々ネタもあったと思うのですが、こういうご時世ですので取材等々難しいのかもなあ。


★ブロック大会
この番組は「全日本選手権への長い道とその後」をメインに扱った番組として見るのがいちばんいいのかもしれない。というか海外に気軽に取材に行けない今はそうする以外にもはやないのかもしれないですが。

取り上げられていたのは、関東、中部、東京、中四国九州選手権。中四国九州の一緒くたぶりがこうして見るとすげえな(笑)。それだけスケート人口が少ないのかもですが、そういう印象あまりないけども。


本草太選手の4回転ルッツチャレンジ!渋みのあるいい顔の男性になられましたなあ…。
試合では4回転フリップからスタート!まだまだプログラムは調整途中という感じでしたが、早く全容見たいなあ。鈴木明子さん振付なのね。

松生理乃選手の新プログラムはガブリエルのオーボエ!振付は宮本賢二先生か、これは早くフルで見たいなあ。
彼女の柔らかな身体のしなりにピッタリ合いそうな選曲ですごく楽しみ!

紀平梨花選手がブロック大会から出場しているとは。1年半も試合に出ていないとこうなってしまうのか。
まだ怪我の影響も大きいようでジャンプも本調子ではなさそうでしたが、やはりパッと目を引きますね。ショートは側転の入ってるあのプログラムか!あれ好きなのよー。

大庭雅選手がまだ続けてくれてるのも嬉しい。27歳というと確かにスケート界では年長ですけど、人間の世界ではまだまだお若いですから…。


佐藤駿選手は自転車で試合入り?(笑)高難度ジャンプが得意な選手だということもあるのかもしれませんが、怪我が多くて心配ですね。でも試合に出られるくらいに回復して良かった。試合でも綺麗な4回転トゥループ降りてましたね。

大島光翔選手のトップガン、超見たい(笑)。西山真瑚選手の3位はびっくり、でも気持ちいい滑りで、全日本でも見たーい。

島田高志郎選手は東京で出場なのか。大学の関係?今年もチャップリンなのね、足の長さにめちゃめちゃ目が行く。三浦佳生選手もいるし、東京ブロックの男子華やかだなあ。

住吉りをん選手の4回転トゥループ!あとちょっと!江川マリア選手も九州から東京に拠点を移したのか、完全優勝素晴らしい。


三宅咲綺選手は中野コーチのところに移ったのか。しばらく不調だったのね…。神戸から岡山の大学に通ってるって、逆パターンの方が多そうなのに、思い切って決断したんだなあ。彼女は会場で見たことあるけどジャンプが力強くていいんですのよ。移籍が功を奏したのかな、優勝素晴らしい。見事復活ですね…!

櫛田一樹選手も渋い滑りでいいよね。竹野姉妹も相変わらず姉妹で頑張ってるなあ。


ジュニアやノービスの選手まではなかなかチェックしないので(物理的に追いつかない)、この番組で優勝者だけでも紹介してくれるのは嬉しい。
周藤集選手動きが綺麗で印象に残りました。女子の奥野友莉菜選手も印象的。岡本真綸選手のジャンプも素敵!


宇野昌磨・鍵山優真インタビュー
まずは昌磨君。羽生君の後ろをずっとついて行ってた、後ろに隠れてたって話はずっとしてたけど、その羽生君が試合を離れて、突然最年長くらいに躍り出たわけで、新しい立場での新シーズンになるんですね。彼はそれでもブレることはないでしょうけど。
ネイサンもおそらく帰ってこないでしょうし、追いかけるものがふたつともなくなった彼はここからが正念場なのかも。優勝して当然の立場になるわけですから。

それから鍵山君。怪我の情報は聞いてたけど、なかなか回復しないようで心配。高難度ジャンプがどんどん入るとね、怪我がいちばん心配ですよね…。グランプリシリーズに照準を合わせないってことは結構酷そうで心配。
こうして考えると昌磨君はあまり怪我の話を聞かないので、長くコンスタントに活躍できたのはそこも大きいよね。


以上です。いよいよシーズンイン!って感じがしてきましたねー!
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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さよならを聞いてくれない君

今週のお題「マイルーティン」


ルーティンにしたいわけじゃないのだけど、してしまってることが結構あります。

私はたいへん不安になりやすい性質で、一度不安を感じ始めると、自分がそれを本当に実行したのか、それで大丈夫なのかがわからなくなることがあります。確認しても確認した気がしなくて何度も確認してしまったり、常識的に考えて大丈夫なはずなのに「いや、こういう場合もあるかもしれない」と最悪のケースまで色々考えて不安になってしまうんですね。それは自分の意志ではコントロールできないくらいの強烈なストレスだったりします。

でも、それに延々とらわれてると生活が成り立たなくなってしまうので、自分なりに「こうだったら大丈夫」っていう法則を見つけて、それを数回確認することで、大丈夫だって自分に言い聞かせることもあります。
その法則には一応根拠はあるのですが、何故自分がそれを法則にしようと思ったのかはわからないし、たぶん他の人はそれをしなくてもまったく平気のはずです。

自分でも変なことをやっているという自覚はあるのですが、それをしないと安心できないのでやっている、たぶん本当はすごく無駄な行為。
ルーティンと言われて、最初に思い出したのはそれでした。最初に思い出すくらいやってるってことだ。

でも、本当はこんなルーティンやりたくないんですよ。時間の浪費が半端ないから。

ずっと昔に似たような件についてお医者さんに相談したらそれは心の病ですねって言われたことはあります。なので性格なのかもう性格の問題じゃないのかわかんないんですけどね。
自分では、ストレスが強くなると酷くなってくるような気がしてます。

明らかに自分おかしいなあって思う不安にとらわれてた時期もあって、どうにかこうにかそんな自分と付き合って生きてきたんですよね。どうにか付き合う方法としてルーティンも自ら編み出したように思います。
でも、この無駄なルーティンはできれば廃止したい。無駄だとわかってるのに不安に勝てないのがつらいです。

お題の主旨と外れてるような気がするんだけど、今回はこれしか思いつかなかった…。どんなことをルーティンにしてるのか書いたら絶対馬鹿だと思われるので書かないけど。馬鹿馬鹿しいと自分でわかってるのにやめられないんですよ。どうやったらやめられるのかねえ。誰か教えてくれ…。



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波間に揺られて丸6年 〜anniversary~

本日で、ブログ開始から丸6年となりました。2016年9月23日に開始したので、丸6年。計算合ってる?←簡単な足し算もできなくなってきたらしい…

開始当初は毎日更新してたんですけど、1000記事に達した時点で、スケートの記事以外の内容を書くのに主に使っているnoteと、はてなのどちらかを更新する形での毎日更新に変更。そして6年目の今年に入って、その形での毎日更新もやめました。

ショーにも試合にも何年もほぼ行けず、有料配信も金欠で買えず、無料で見られる試合を追って、これまで通り全員の演技の感想を書いてプロトコルもチェックしていくことにもちょっと限界を感じているのでやめてます。やりたいこと、やらないといけないことがたくさんあるのに体力がついていかず、ここしばらくは精神的に参っていて趣味にあまり情熱が湧いてこず…。ツイッターとかでちょこちょこっと騒ぐくらいならできるんですけどね、ブログの文章って数分じゃ書けないんですよ…。きちんと書こうとすると推敲も含め2時間くらい平気でかかります。
そこまでして書いて、じゃあ誰が読んでるんだろうって考えると、もう自己満足でそんなに頑張らなくていいかなあって思いました(笑)

と言いつつも、書くことそのものは好きなので、週2、3回くらいは更新できれば…と思ってはいます。

1年間に書いた記事を手前味噌に振り返ったりもしてたんだけど、この1年はそんな大したこと書いてない気がするのでまあいいか(笑)
これからの1年で、とりあえず生活に余裕ができるようになりたい。あとスケオタ専用マンション建ててオタク同士寄り添い合って老後を暮らしたいので、手始めにイケメンと結婚したい←論理が破綻
メガドライブミニ2を私に買い与えてくれる人なら漏れなくイケメンに認定しますね←超絶クズ発言

以前のようなペースで更新することはおそらくもうなくなると思いますが(宝くじを当てて生活の余裕ができたらまた毎日更新に戻るかもしれません、笑)7年目の「うさぎパイナップル」もよろしくお願い申し上げます。

フィギュアスケートふらふら語り in 9月③

フィギュアスケートに関する内容を扱っていたりスケーターが出演した番組の感想をふらふらと語るシリーズ。

本日は9月12日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』について。放送はフジテレビね。

仕事柄毎週見たいのですが、時間帯が遅いので寝ちゃってることも多々ありまして…。でもTverで見逃し配信ができることがわかったので、今度から毎週Tverで見ようと思います。お掃除とかしながら。
今回も仕事中でまともに見られなかったので、後日Tverで視聴いたしました。


さて、今回見た理由はもちろん、スケーターが出演していたから。出演していたのは村元哉中&髙橋大輔。収録日が小さく8月22日と出ていたけど、フレンズ・オン・アイスの前に帰国して収録してたのですねえ。

髙橋君、占いとか好きそうだよなあって思いながら見てたけど、本当に興味ありそうな表情で、やっぱりなあって感じ。いやね、前に別の番組で昌磨君がゲッターズ飯田さんに占ってもらってたんだけど、全然興味なさそうだったから対照的で(笑)

占うのは星ひとみさん。お名前はよく聞くしチラ見はしてきたけど、じっくり鑑定聞くのは初めてかも。


冒頭で手相を少し見てたけど、私髙橋君と同じ手相の線あるんですよ。薬指と中指の間に綺麗に感情線の先が入ってるタイプの手相ね。良妻賢母型ってだいたいどの手相の本にも書いてあって、鑑定してもらっても高確率でそう言われる。だから髙橋君は良妻賢母(笑)。尽くすタイプって言われてるのも納得(笑)。
私は右手だけこのタイプで、左手の感情線はまったく違う線の出方をしてるので、実際は良妻でも賢母でもない可能性十分ありますが(笑)。

それから、髙橋君と村元さんのスケートに関する転機の年の判定が面白かったな。そのメカニズムが気になって。つまり良い転機の年って金星が関わってるってことよね、金星がいいアスペクト取ってる年のことかな?じゃあ良くなかった年は土星関連か?というか西洋占星術で見てるのかな、二人のホロスコープがあれば検証できるかしら、などとオタクらしく考えを巡らせてしまった(笑)
でも性格の話は九星気学とか算命学とかっぽいな、独自の占術編み出す人ってだいたい色々組み合わせてやってるよなー、とかこれまた色々考える。やっぱ命術もっとマスターしないとなー…。

すみません、話がズレてきた(笑)。

髙橋君が女で村元さんが男、っていう相性の話は多くのスケートファンが頷いたんじゃないでしょうか(笑)。カップル競技のスケーターの女性って、とてもお美しいけど、兄貴!って呼びたくなるほどカッコいいことも多いからなあ。
髙橋君が男の子の星がないって言われてるのも笑ってしまった。ポーチ収納の話とか、女子力高めのエピソードも多いしね(笑)。でもLINEに返信しないのはいかにも男子っぽい。男の人って無意味な連絡したがらない人多いですからね。
あと、お尻すぐ切れるんですとかテレビで言っちゃってていいのか(笑)。恋愛の転機の話も意味深だししかもそこで番組終わるし。


2026年も髙橋君の金星の年だそうですけど、髙橋君はそこまで競技を続けているのでありましょうか。沢村一樹さんは2026年のオリンピックの推しを村元さんに決めたそうなので(笑)、そのまま出てほしい気もしますが(笑)。沢村一樹さんの好みだったんですかねえ、村元さん(笑)。

沢村さんがいいオチもつけてくれて(笑)とても面白かったです。番組も占いの勉強のためにできるだけ見ようと思いました。
今シーズンのふたりの活動が楽しみですね♪

ではでは、また次回のふらふら語りでお会いしましょう。



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来年はうさぎ年だからきっと運命の1冊に会える

今週のお題はてな手帳出し


今年は手帳を買いませんでした。大人になってからは初めてかもしれない。

キリがいいので1月から12月までで使いたいところを、昨年の手帳を4月くらいまで使って、その後は卓上カレンダーに書き込む方式にしました。
ちょうど懸賞で、とても可愛いんだけどビジネス仕様の卓上カレンダーが当たったので。予定を書き込んで机に置いてます。

予定だけじゃなく、その日に行ったことも書き込んだりします。○日前にこれやったからそろそろまたやらなきゃとか、いついつにここに買い物に行ったから家計簿が合わなかったときにその日に使ったのに忘れてた金額がないかとか、そういうことを思い出すために。

手帳を持ち歩く必要が今はあまりないというのと、卓上カレンダーですぐ確認できる方が都合がいいという理由からです。

しかし、手帳を携帯しておけば、いざというときのメモ用紙にもなるし、数年後にその頃の自分が何をやっていたか思い出す必要が出てきたときには役に立つので、紙の手帳もやっぱりあったほうがいいかな、と思ってもいます。できるだけ必要でないものは処分してしまおうと、ちょっとずつものを捨てて身軽になるよう心がけてはいるんですけど、手帳は基本残してますね。

来年はまた可愛いの買おうかな。予定を書き込むための手帳と、仕事に役立てるためのデータ集にもなる手帳と。今年手帳を買わなかったのはお財布が凍死してるからというのも大きかったので(泣)頑張って働きますよ、ええ…。

※今回のタイトルは、私がうさぎ好きで毎年うさぎの絵やら写真やらが使われた手帳を吟味して買うため、来年の手帳はうさぎ年にかこつけてきっといつも以上にうさぎものがあるに違いないという期待からです←わかりにくい



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フィギュアスケートふらふら語り in 9月②

何度か書いてることなんですけど、いわゆる「陰謀論」的な考え方を、どうしてこうもスケートファンが好むのか不思議だったりします。

たぶん、そういう考え方に夢中になっている人々は「自分は陰謀論に傾倒している」という認識がないのだろうなと思います。自分は正しいつもりなんですよ、いいことをしてるつもりなんですよね。
そして、陰謀論に夢中な人より夢中ではない人のほうが実際には多いのだと思うんですけど、前者は自分の認識が正しいという確証が欲しいがためにつるみたがるので、目立ちやすいだけなのかなと思います。仲間を集めないと主張できない理論なあたり、無意識ではその脆弱性や破綻に気付いているのかもしれませんね。


フィギュアスケートは競技なので、どうしても得点はつくし順位もつきます。それがだいたいは発端なんでしょうかね。
実際に採点が正しいか正しくないかはここでは置いておきます。それはファンのほぼ全員、いやもう全員と言い切ってしまっていいのかなとも思いますが、ファンのレベルではおそらく判断できないからです。それだけの知識と目があるなら、過去に選手だったとか、その延長でジャッジになったとかしてるように思います。

しかし、自分の贔屓の選手の得点が伸びない、場合によっては他選手に敗北するといった事態が起きると、現実を受け入れられない心は採点を疑うようになる。その結果、実際にはその正当性は自身には判断できないにも関わらず「自分の推しは頑張ったんだからすごい点が出るはずだ」と思い込んでしまうのでしょう。自分がすごいと思ったんだからすごいんだ、というやつです。そんな精神論と主観が通じるはずもなく、精神論と主観を排除して採点は行われるはずなのに、自身は精神論と主観でプロの判断を疑うようになるわけですね。この時点でもうこの人たちの主張は通らないと思うのですが。

要するに妄想なわけです。現実を受け入れたくないあまりに現実逃避に走ってしまう。
いくら好きでも、赤の他人の試合の結果にそこまで入れ込めるというのは暇じゃないとできません。というか、その他人が誰であっても実際にはどうでもいいのだと思います。自分が正義を振りかざして、自分に酔うための材料であれば何でもいいのです。たまたま、この人たちにとってはそれがスケートだっただけ。政治とか医療とか、ほかに夢中になれるものがあればそっちに行ってたと思います。正義で他人を殴るのって、ものすごい快感を生むんでしょうね。なんとなくわかる気もしますし。実際にはそれが正義でなかったとしても、自分が正しいと思い込めれば何でもいいのです。

妄想は様々な方面に広がり、実際は推しについて冷静な意見を述べているだけの記事であっても「この記者はアンチだ」と推しを褒め称えない人物を悪だと認識してしまう。
辛辣に聞こえても、自身の意見を的確に、冷静に述べているケースも多々あります。誹謗中傷と筋の通った批判はまったくの別物です。
筋の通った批判を、推しの敵だと握り潰すようなことをした結果、困るのは推しです。自分に対して肯定的な意見だけ耳に入る状況は、いわゆる「裸の王様」を作り出してしまいます。


自分たちは推しの理解者。推しだけを愛し推しだけを見つめているので推しのことは何でもわかっている。か弱くていつもいじめられててかわいそうな推しのことを守らなきゃ。だから推しを傷つけるものは全力で排除する。

一見推しへの深い愛に満ちているようで、そこに愛はありません。あるけど、その愛は推しには向いていません。愛の向く先は自分自身です。推しを守って、推しを愛している自分に酔っているだけ。歪んだヒロイン願望とでも言うやつです。
実際は、推しのことなど何も見ていないのです。

カルトが生まれる瞬間ってこんな感じなのですかね。自分たちは正しい、周囲の人間は間違っているから正してやらねばならない、自分が信じている存在は絶対。
カルトは宗教の形をしていなくてもいいのかもしれない。ブランドとか概念とか人物でも成り立つものなのかもしれない。
しかし、教祖に祀り上げられる方は果たしてそれを望んでいるのか。皆さんの期待に応えなければ、と自分自身の実像と乖離していく世間における自分の像とギャップを感じて苦しむその要因は、推しを本当は愛してなどいない推しのファンなのかもしれない、いや、おそらくそうなのでしょう。

絶対的な存在がいないと、推しがその絶対的な存在でないと我慢ならないのは、推しが素晴らしいからではなく(実際に素晴らしくても、評価は人それぞれです)自分自身が不安だからです。絶対的な存在に依存していないと不安で仕方ないから。カルトならその不安をある意味うまく利用して、搾取もするけど教義なり神秘体験なりを与えて安心させてくれるのでしょうが、推しはそこまでしてファンという個には向き合いません。なので、推しとは関係なしに、不安を解消させてくれる妄想に走ってしまうのでしょう。

それでも本人たちが楽しければそれでいいのだと思います。どのような思考だろうがどのような応援の仕方だろうが、そこには果てしない自由があります。
ですが、彼らは自分たちの主張を絶対だと思っているので、それを声高に騒ぎ立て共感を得ようとし、異なる意見を容赦なく潰そうとします。これもカルトっぽいですね。
自分たちは、自分たちの意見をわかってもらえずに、異なる意見を押し付けられている、不幸な目にあっていると騒ぐのですが、実際に押し付けているのは自分たちなわけです。
ですが、自覚のない妄想の中にいる彼らには誰の言葉も届かない。

意見を主張するまでならまだいいのです。その主張にはほぼ必ず、他者への容赦ない悪意がセットされています。正義の名のもとに他者の悪口を言うために、根拠はないけど心地の良い妄想に取り憑かれてしまうのでしょう。人の悪口を言う、マウントを取るという行為は気持ちがいいものなのでしょうね。そのためには、些細なことまであげつらうし、あげつらうための努力も惜しまない。
これってまさしく、いじめやパワハラの構図と一緒じゃないかなあと思うんですけど。徒党を組むたがるあたりもそうですし。


なんで採点に文句を言わないのか。推しを守らないのか。アンチを通報しないのか。
相手(ジャッジや団体)を説得できるほどの根拠をきちんと並べて説明できないから、そこまでわからないから。わからないことを根拠もないのに相手を批判するために主張するのは自分の株を下げるだけの愚行だから。推しは別にいじめられてないと思うし、本当にそうであれば自分で対策してると思うから。アンチかどうか判断できるほどその人を観察してないから。仮にアンチだとしても、やはりそれに対して対策を取るべきなのは推し自身だと思うから。
何よりも、あなたみたいに暇じゃないから。

推しの言葉を何倍にも何十倍にも勝手に自分の中で膨らませて、その妄想のほうが正しいと思い込むようなタイプの妄想には興味ないんだ。妄想なら中学くらいまでに散々やったのよ、自分の好きな漫画の結末が気に入らないからって、自分の中で自分の納得行くストーリーを勝手に作ったりね。でもそれが捏造だということはちゃんとわかってるし、わかるようにコントロールできるようになるほど妄想をしてきたのだ。妄想をしなれないまま大人になったからそんな風になっちゃったのかしら。


ショーや試合の会場で、隣の席に座ってる人を適当に想像してみてください。その人は誰かひとりだけのファンだとする。自分が特に気に食わない誰かのファンならなおいいでしょう。
そのファンは、自分の推しの出番以外はずっとスマホをいじっていて、リンクを見ていません。推しが出てきた時だけ大騒ぎしてバナーを振ってます。どうやら気に入らない相手がいるようで、その相手が出てきた時はぶつぶつ悪口を言ったりトイレに立ったり。しかも悪口言われてるのはあなたの推し。

…めちゃくちゃムカつきません?何しに来たの?って思いませんか?

でも、あなたのやってることも、この人とまったく一緒なんですよ。
そこに気が付かないって、申し訳ないけどヤバいんですよ。

何しに来たの?てか気に入らないなら帰れ、って言いたいのを飲み込んで、我慢して座っててくれてるんですよ、隣の人は。大人だからね。
何より、あなたの態度はスケーターからも見えてるかもしれません。ある程度の大人数の前でプレゼンとかやったことありますか?あれね、寝てる人や興味なさそうにしてる人、結構しっかり見えるんですよね。
自分のことだけ見てくれてる人が好きだってあなたの推しが言うならそれまでですけど、そんなやつならたぶん大成してませんし、何より普通に推しの友達や仲間をあなたは馬鹿にしてるってことになりませんかね。

誰が出てきても楽しそうに見てる人と一緒に観る方が楽しい。
これが答えじゃないかな、と思ってます。
私はそのスタンスでファンをやっているし、このブログも書いてます。

全員応援するって、別に全員にバナー振るとかプレゼントするとか褒め称えるとかって意味じゃないと思いますよ。誰にだって好みはありますしそこまで時間もないですし。ただ、誰であっても人として尊重するってことだと思いますし、それって別にわざわざ主張しなくても人間として普段からやってることではないのでしょうか。完璧にはできなくても、やろうとしてることじゃないんですかね?

そうやって楽しそうに見てくれてる人のことを、推しも嬉しく感じてくれている、そうであってほしいなあと思ってます。推しの気持ちは推しにしかわからないので、あくまで願望ですよ。
そうね、俺のことだけを見てくれる人がいいって言われたら引くかも(笑)。ってもそれくらいで嫌いになったりしないですけどね、完璧な人間なんていませんから。

色々見かけてもやっとしたので書いてみましたが、過去に書いたことと一緒でしたね。てなわけで終わり。



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画面の向こうの炎だからいい

今週のお題「キャンプ」


地元ローカル局で、お笑い芸人の方がキャンプをする番組が毎週放送されてるんですね。オフシーズンに地元の野球チームの選手が出たりするときなど、たまーに見ます。見てるというかBGM的に流してるだけなのですが。私はアウトドアは苦手なので。

その番組のスピンオフというか特別編が真夜中に放送されたことがあったのですが、なんとそれが、番組で行ったと思われる焚き火の映像を2時間近く流すだけという内容だったんですね。

あまりにも攻めた内容に、予告を見て気になりすぎて、思わず真夜中にチャンネルを合わせてしまったのですが…。
これが、思った以上に良い。キャンプも焚き火も興味がない、外で過ごすのは大嫌いだし火も好きなわけじゃない。なのに、何故か良い。
リアルではなく仄暗い闇の中で揺れる赤い光とぱちぱちはぜる音の映像だからストレスにならないし、見つめていると、散々いろんなことを思い出して悩んだあとに、心が研ぎ澄まされて無になっていく気がする。過去の人はこうやって精神統一したのかも、なんて思ったりもしました。

焚き火の映像と音楽が流れてるだけなので、イメージビデオ的なものをずっと流してる感じでしょうか。本当に2時間近くそれだけで、真夜中とはいえ、地上波でこれやったって超英断じゃない…?と感心してしまいました。
需要はあると思います。夜中に作業したり絵を描いたりしてる時にずっと流してたい。時々画面に目を向けてぼーっとしたい。落ち着きそう。急ぎの作業のときは落ち着き過ぎて寝ちゃうかもしれないけど(笑)。

キャンプに興味はないのに、キャンプの番組から派生した焚き火番組に意外と魅了されてしまったというお話でした。なんだこりゃ(笑)



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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フィギュアスケートふらふら語り in 9月 〜24時間テレビスペシャル〜

今年もこの季節がやって来ましたな、24時間テレビ。放送から1週間ほど経ってしまいましたが、今更ながら感想を。


羽生結弦氏が出演するようになってもう何年ですかね、結構長くなってきましたよね。
毎年災害で被災した人々に寄せる内容で演技を披露してくれていますが、今年の題材は西日本豪雨災害でした。もう4年前なのですが、何故今年だったのかな…。

しかも地元広島の女子高生をアイスリンク仙台に招待してスペシャアイスショーを開くという。ああ、広島から仙台まで飛行機の直通便あるもんね、などとどうでもいいことに思い至る私(笑)。
…あんまり詳しく書けないけども、あの災害は一応無関係じゃなかったので、色々思うところがありました。家が浸水したり怪我したりしたわけじゃないから全然いいんだけど、怖い思いや不便な思いもしたし、何より「私に何かあっても誰も心配もしないし悲しまないんだな」って思い知らされたことは自分には一生ものの傷になりました。その空虚感をどうやって埋めたらいいのか、今でも時々考えます。

だから、羽生君が今回演技を披露する相手が広島の人だということに、それだけで少しだけ救われた気持ちになったのでした。ローカルCMで羽生君が「広島の皆さん」って呼びかけてるのを聞いたときは夢じゃないかと思いましたよ(笑)。この先またこんな幸せあるのかしら、もうないかも(泣)。

アイスリンク仙台に到着し、館内を眺める女子高生にそっと近付いて登場する羽生君。今回は羽生君が滑るということはあらかじめわかっていたでしょうけど、それでもいい驚きっぷりでしたね(笑)。いつぞやの、家帰ったら羽生君がいて死ぬほど動揺してた女の子、本当に知らなかったんだろうなあ(笑)。


演技がスタート。プログラムは『序奏とロンド・カプリチオーソ』。実はこのプログラムが披露されるのはまだわずか3回目のはず。
北京オリンピックでのプログラム内容を頭から消してしまっていたことにはたと気付く私。
実は、オリンピックの少し前に男子の上位4名の結果を私は夢に見ていたのです。私はたまに本気の予知夢を見ることがあるんですね…。
ショートプログラムのミスで夢の通りになるだろうと悟ったもののやはり信じがたくショックで、そんな夢を見てしまったこともショックで、無意識に思い出さないようにしていたみたいでした。

そうだ、3連覇をかけて出場したオリンピックの最初のジャンプであれだけ大きなミスをしてしまったのだから、羽生君にとっては思い出したくないどころの傷ではなかったはず。でも彼はそれに向き合おうとしているのか…。
いつもの24時間テレビと緊張感が違う。違う番組を見ているのではないかと思うほど。

冒頭の4回転サルコウの成功で、我々にまだ取り憑いていたオリンピックの魔物はようやく消滅したような気がした。4回転のコンビネーション、トリプルアクセルも成功。アクセルの高さと美しさには目を瞠る。
そこからフィニッシュまでの流れにはとりわけ熱が籠もっているように思った。とても美しいピアノの音色だけど、どこか激情を叩きつけるような演奏は彼の滑りそのものだ。すっかり大人になってコントロールされているけれど、氷に激情を叩きつけていたあの少年の頃の羽生結弦が重なった。

文句なしのノーミス。競技なら何点出ただろう…。滑り終えた羽生君のガッツポーズ。こんなに感情をぶつけるようなガッツポーズ、意外と彼は見せてこなかった気がする。そのガッツポーズが、すべての呪縛を完全に断ち切ったように感じた。


この素晴らしい演技を、ナレーションなしのノーカットで後日配信してくれた日テレには本当に感謝です。しかもスイッチングありとスイッチングなしの両バージョンで。
このスイッチングなしバージョンは絶対見ておいたほうがいい。スケオタが見たいのはこれだよ。というかスケオタじゃなくてもこれを見たいんじゃないのか。
アップに切り替わることなく演技の最初から最後まで足元までずっと映っているので、演技の流れがよくわかるし、淀みのなさや巧みさも非常によく伝わる。会場で見ている感覚に近いかも。

会場で実際に演技を見ることの何がいいって、演技を途切れなく、ひとつの視点から1枚の絵のように見られること。そうやって見ていると、トップ選手は滑りが違うことがはっきりわかるんですね。非常に滑らかだったり速かったりキラキラしてたり、とにかく違うの。
スイッチングなしで演技が放送されるようになったら、評価の変わるスケーターもぼちぼちいるんじゃないかな。もっとスポーツらしく楽しめると思うし、ぜひご一考願いたい。

どうして君は今年のグランプリシリーズに名前がないのだ…とやはり思ってしまいました。思っちゃいけないとは思うんだけど、やっぱり思っちゃったよ、ごめんね。

every.もTverで配信してくれてありがたいのひとこと。西日本豪雨災害のことは掘り下げずにこれまでに出演したことのある東日本大震災の被災者との交流でしたが、24時間テレビとまったく違う内容が見られたのでこれはこれでアリですね。
そう言えば、今回広島関連だったし、地元局がローカル番組で特集してくれないかなと期待していたのですが、羽生君が広島まで来たとかそういうことではなかったので、特集的なものは結局なかったです。残念。広島だけに独占させてはくれないようだ(笑)。


ポエムを書く元気はなかったもののそれなりの文章量にはなってしまいましたね。いい演技でしたよ本当…。私もこれで少し前に進めたらいいな…。
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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