うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

加山雄三派

お題「海派? 山派?」


断然海です。海一択です。

生まれた場所も、ごく幼い頃に育った場所も海の近くでした。海から遠い土地に住んでいた頃は、基本的にあまりいい時期ではなかった気がします。と言っても私の人生ほとんど全部が暗黒時代なんですけどね…。
って言ったら必ず、みんな何かしら抱えてるとか大変なのはお前だけじゃないとか返されるんだけど、じゃあ具体的に何がどう大変なのか教えて欲しいなといつも思う。「大変」の基準は人によって違うし、様々な事態に対する耐性も違うけど、それでも、大抵の人が通る道における苦労と、普通の人生を生きていればあまり経験することのない類いの苦労では、その重さは決して同じではないと思うんですけどね。そこまで相手を否定するということは当然後者の意味で話をしてるのかな。そもそも、相手の話を聞くつもりはないっていう意思表示でしょう、それ。そんな人を信頼して話をした方はどうすればいいんですかねえ。あなたのことがどうでも良かったらきっとそんなことを言われても悲しくなったりしないのに。人は結局、幸福においても不幸においても、自分が一番じゃないと気の済まない生き物なのかな。

すみません、いきなり毒吐きました…。

話を戻します。

海を見るとテンションが上がるので海の方が好き、という面も確かにあるのですが、それ以上に、山がイヤだから海を選ぶ、というのが正解です。正確には嫌なのは山じゃないのです。ある特定の植物が心底嫌いだからなのです。海と山を比較したら、明らかに山の方に奴等が多いからです。
その植物そのものは当然のようにダメですが、写真や映像も無理だし、正直文字を見るのすら気持ち悪いです。なので名詞をここに書くことすらできません(泣)。山どころかハッキリ言ってどこにでも存在しているので、日常生活すら実は恐怖の連続です…。

物心ついた頃にはもうこの植物が大嫌いでしたが、年齢を経るに連れてどんどん耐性が無くなっていきました。嫌いというレベルではなく、完全に恐怖の対象なので、そもそもそれは多くの人が嫌うような類いのものなのかと思っていましたが、大抵の人はどうやら平気らしく、私のように恐怖の対象にまでなっている人はそれほどいないらしいと知って、実はものすごく悩んでいました。どんな人にも苦手なものはあると思いますし、私にも色々ありますが、ここまで特定のものが恐ろしいということはあまりなく、その原因もさっぱりわからなかったからです。

しかし最近になってやっと、これはおそらく「植物恐怖症」というものではないかという結論に至りました。何でも病気にしないでくれよと思う反面、そういう症例だという根拠ができた状況は、ただわけもわからず悩んでいた自分に一定の安心感をもたらしました。原因がわかるのであれば、もしかしたらこの不快すぎる症状を緩和する手だてがあるかもしれませんからね。本当の本当に辛いんですよ、歩いているだけで恐怖に怯える状況って(泣)。

そもそも植物はあまり好きではないし、土を触ることも子供の頃から苦手で、ガーデニングには一切興味がなく、庭付きの家にすら住みたくないと思っているレベルではありますが、でも大抵の植物にはそこまでの恐怖は感じません。だいたいそいつだけです。もし私の苦手とする対象が、日常生活では滅多にお目にかかることのないような熱帯の植物とか変わった形の花とかあたりであったなら、おそらくここまでの苦痛を感じることはないのでしょう。でもそいつは本当にどこにでもいるのです。雨の日や雨上がりの道路は最悪です。黒々と光る道路は奴等の存在を誇張させるからです。ううう、書いてるだけで吐きそうになってきた…。

実は昨年くらいから外出が苦痛になるレベルで奴等が恐ろしいので困り果ててます。何らかの事情で強烈なストレスを感じたりすると、日常的なストレス源を抑えるのに使っていたエネルギーをその新たなストレスに回してしまい、いつも以上に恐怖を感じるようになったりするのかなあ、なんて勝手に思ったりしてますが。どっちにしろクソ迷惑(泣)。
そういうわけで、外出時はできるだけ足元を見ないように前を向いて歩くのですが、決して前向きに生きているからではありません。見たくないものを視界に入れたくないというものすごく後ろ向きな理由です。なので、ポジティブ教の信者の方に仲間と思われるのは非常に困ります(泣)。
前向きなことはとてもいいことだともちろんわかってはいるのだけど、どうしてもそれができない状況に陥ることも人生にはあるのですよね。口を開けば他人をおとしめることしか言わないような奴も確かにいるし、そこまで行くとさすがにどうかとは思いますが、でも、いつでも前を向いて生きていけというのはまったく現実的ではないと私は思います。確かにネガティブな話を聞くのは辛いです。辛いけど、行き過ぎたポジティブシンキングの方は結局、そういう煩わしさを排除したいだけのように私には思えてしまいます。それって自分だけが楽しく生きられればいいということでしょう。そういうのってホントに前向きって言うのか?私にはとても恐ろしいことを言われているようにしか感じない…。確かに私はクズです。なので、何を言われても仕方がないのかもしれないけれど。

前を向いて歩きたいのに、歩きたくて堪らないのに、どうしてもどうしても足が動かず、一歩も歩けなくなってしまった時に、果てのない闇の中をさ迷って初めて、光の暖かさが身に染みるように思います。心地よい光の中だけで、いつまでもいつまでも生きていられたら。でも、闇が失われた世界における光を、もはや光と呼ぶことは出来ないのではないでしょうか…。
けど私が死ぬほど苦手なのは日陰の植物だというこの矛盾(汗)。もう日陰とか書いただけで連想して泣くほど怖い…。

そんなわけで、できれば屋外でのレジャーは山ではなく海でお願いします。むしろ屋外じゃない方がいい(泣)。それよりも一体私はどうしたらいいのでしょう(泣)。催眠術でもかければアッサリ治るような類いのものなのでは、という気がものすごくするのですが(泣)。誰かあれやってください、五円玉ゆらゆらするやつ…。

※操作を間違えてしまいよくわからんことになったので、今日の記事は一旦削除して掲載し直しました。慣れてなくてすみません…。