うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑥

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

福井駅でCさんと落ち合い、お土産を買ってから鯖江行きの電車に乗車。今日も快晴。
鯖江駅から歩いて向かったのは「めがねミュージアム」。会場のある鯖江市は眼鏡で有名な土地なのです。
まずは3階の博物館へ。眼鏡製造の歴史や有名人の眼鏡、製造過程で出る廃材を利用したオブジェなど、なかなか面白い展示。
しかし最も我々の注目を浴びたのは、昔の眼鏡作りの道具の下に敷かれた新聞紙であった。

「織田 転倒2位」←確かこんな見出し

…織田君は来ちゃダメ!ショック受けるから来ちゃダメー!(泣)

1階にはめがねショップが。なかなか見掛けないような変わったフレームがたくさん販売されていて、中には100万以上するものも!お金と時間がある時にじっくり選んでみたい。そんな日は果たして来るのか(泣)
ほかにも眼鏡ストラップといったグッズなども色々売られてました。眼鏡ストラップは体験工房で自作もできるらしい。時間があれば挑戦してみたかった。
ちなみにお菓子も購入できます。しかもここで何か買うととても気の利いた袋に入れてくれるぞ。

2階にはカフェがありました。うだるような暑さの中駅から歩いたので一服。フォークやスプーンの柄がメガネだったり、レシートホルダーもメガネだったり、いちいちかわいかった。怪しいスケートファンもいないしのんびりできました。…昨晩居酒屋でちょっと…。世の中色んな人がいるものだけど、でもあんなこと言われちゃスケーターがあまりにも可哀想だ…。いいファンでありたいと改めて思いました。

めがねミュージアムへの道のりで疲れ果てた我々は、売店の人にタクシーを呼んでもらってサンドームへ。混んでるという話でしたが割とすぐ来た。いやー楽だった。駅からサンドームは散歩にちょうどいいくらいの距離だけど、何せ暑過ぎです…。
しかしめがねミュージアム、個人的にかなり気に入ってしまいました。また行きたい。

さて、ここからは3公演分の話をまとめて書いていきます。
会場に入ると、入口にはずらりとスケーターへの花が。すっかり恒例という感じですが、何だかだんだんエスカレートしてるような。いやはやすごい数。
花が置いてあるために入口が狭く、あまりじっくり眺められなかったので、土曜日の昼公演終了後や夜公演開始前など何度かに分けて観察したのですが、ジュベールや羽生君宛のが多かった?かな?キャンデロロ宛のには「ここでDVD売ってるから来てね」と付箋が貼ってあって爆笑しそうになった…←キャンデロロのDVDをファンの方(だと思う)が売り子して会場販売していたのです。欲しかったけどあまりの金欠に昨年に続き断念

ステファンへのお花は五つありました。いつも二つくらいなのに多いな。ひとつひとつにステファンがピンクのペンでお礼のメッセージを書いていました。
…字、きったね…ゲフンゲフン、癖がありすぎ(笑)。どうしても読めなくて時間を置いて3回くらい読み直してやっとわかった単語もあったくらい(笑。ちなみに「beautiful」)
メッセージは英語だったりフランス語だったりしましたが、個人的に嬉しかったのが、フランス語のメッセージも何となくだけど読めたこと。もちろんごく簡単な文章だけど、以前なら見当もつかなかったはずだから、亀の歩みでも少しはラジオ講座の成果が出てるんだなあ、と実感できて嬉しかった。手紙を書けるようになるにはまだ何年もかかりそうだけどね…。
私はステファンにこんな豪華な花は贈れない…と思うとたまに切なくなりますが、その代わり精一杯の拍手を送ろうと誓ってその場を離れました。

入場してからの恒例行事と言えば、ぼったくりパンフレットを購入する、お手紙をプレゼントボックスに突っ込む、の2点ですが、今回はさらに特別行事がありました。
それはステファンのカレンダーを購入すること。ネットや書店でも買えますが、会場でウキウキしながら手に取りたいじゃないか、やっぱり←そうか?
何故か卓上だと思い込んでいた私は、巨大な壁掛けだったのに衝撃を(笑)。でもとりあえず中身も見ないで購入。昼公演前に買ったのに、夜公演前にやっとサンプルに気付いてめくって見たという(笑)
割と最近の写真が多かったです。恥ずかしくて飾れないとか言ってたくせに帰宅してすぐ貼った(笑)。ちなみにでかくて無理矢理トランク突っ込んだらちょっと破れためそめそめそ(泣)
有名人のカレンダーを買ったのはヤグディン氷川きよし以来かも←何その前歴

さあ、いよいよ場内へ。土曜日昼公演は2階だったし距離はあったけど、ど真ん中だったし私が眼鏡の度を上げたことも手伝って非常に見やすかった。先行で取った日曜日の席も、かなり中央寄りでしかも1階なので、スケーターがリンクサイドに寄るとハッキリ顔がわかる程には近く、それはそれは見やすくて良かったです。
そして土曜日夜公演の席は、1階なんだけど裏側に近い本当の端っこ。こりゃ失敗したかなと思って座ったら…
実はこの席、選手入退場口のすぐ近くだったのです。スケーターが演技を終えて戻って来ると、暗くてもハッキリ顔が見えたり声が聞こえたりする程の距離で、それに気付いた時は相当慌てました…。オープニング前にチェスナ夫妻らしき人たちは前方に現れるし(男性は旦那だと思うけど女性はちょっと自信なし。あと腕を骨折した女性も見掛けたけど誰か怪我をしたスケーターがいたんだろうか…)、鈴木明子さんのコーチである長久保先生に激似のおじさんは座ってるし(たぶん本人)、非常に気が散る席だった(笑)。しかも長久保コーチが座っていたのは記者席で、私の席のあるブロックの前2列が記者用に確保されていたらしく、昼公演では蛍光グリーンの上着を着た人物をその辺りにたくさん見掛けたのですが、夜公演の時にはひとりもおらず、つまり前2列はガラ空きで、実質最前列。嬉しいけど緊張するー!
演技は裏に近い横から見る感じで見にくい時もありましたが、スポットライトに照らされたスケーターの姿は何とも言えず美しかったし、ドキドキ要素満載で非常に面白い席でした。
てなわけで、今回は全公演アタリ席だったのですが、真のアタリっぷりはまだまだこれから。乞う御期待!

場内は暑いくらいで、一応持ってきたストールも必要なし。半袖ワンピースで素足にサンダルでもまったく平気でした。

さて、そろそろ夢の世界の幕開けです!以下次号。