うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

All Japan Medalist on Ice 2012⑦

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

第二部のスタートもスペシャルバンドによる演奏から、だったと思います。いくつかのプログラムは彼等が生演奏していたようです。高橋君や羽生君あたりはそうだったかな。

第二部トップバッターはキャシー・リードクリス・リード。昨年はクリスの怪我で出場していなかったように記憶しているので、演技を見るのはかなり久しぶり。とても美しかったです。
ふたりがいったん退場すると、「もう一度見たくないですか?」とアナウンス。やっぱりシニア選手はアンコールがあるのね。もういっかい堪能させていただきました。

なかなか次のスケーターが登場しないなと思ったら、キス&クライがライトアップされ、テレビ放送用?のインタビューコーナーが始まりました。今年も来てるのか国分太一。リンクを挟んだ遠い距離とは言え天下のジャニーズと同じ空間にいるのに、このどうでも良さはいったい何なんだろうと毎回思います(笑)。違う状況だったら絶対テンション上がるよなお前?←ミーハー←死語
キス&クライは選手入退場口のすぐ隣に設営されていたので、私の位置からはよく見えました。もちろん表情などがわかる距離ではないですが。しかもカメラマンが座っている選手たちをちょうど隠してしまうので、結局はステージと反対側に設置されていた大きな画面を見る羽目に。臨場感を味わいたいのでキス&クライにもしばしば目をやっていましたけどね。

最初のインタビューは鈴木さんと無良君。鈴木さんの大人の魅力だかなんかについて無良君がドギマギしながら話そうとしているのに、それを遮って鈴木さんの演技の開始に話を持っていった国分氏の司会の才能を疑問視してしまいましたごめんなさい(汗)

そんなわけで鈴木明子。長岡でも披露してくれたシェルブールの雨傘。流石の演技でしたが、長岡の方が感動したかも。アンコールはフリーの一部を。あのフリー素敵ですよね。全日本の出来はイマイチで残念でしたが。

続いて無良崇人。誰が上るかまったくわからなかった全日本の表彰台。順当に小塚君や織田君だろうと思っていたその場所に、まさか無良君がいるとは思わなかったというのが正直なところ。でもエリックボンパールでも優勝してるし、何だかんだと今まで結果出してるんだよね彼。日本国内の争いが激しすぎてもう世界選手権が終わってしまったような気分ですよ…。私がフィギュアスケートを真剣に見始めた10年前は、世界と互角に戦っている男子選手なんて本田武史くらいだった気がするのに、こんな時代が来るなんて。
普段着のようなラフな格好の無良君。もちろんアンコールも。激戦を勝ち抜いて掴んだチャンス、是非とも活かして欲しいです。

ここでまたもやインタビューコーナー。お次は村上佳菜子高橋大輔。佳菜子ちゃんまだまだかわいらしいけど、顔立ちが大人になりましたね。コーチに褒めてもらえて良かったね。
高橋君はフリーについてはよく覚えてないとか言ってたけど(別のインタビューで「テレビでこんなこと言って良いのかわからないけどフリーではイッちゃってた」とかぶっちゃけてなかったっけ)あのフリーは「こんな高橋君久々に見た」と思ったよ。それくらい良かった。本人もフィニッシュポーズ取りながら目を見開いて呆然としてましたよね。

村上佳菜子の演技。前半がアデル、後半がノリのいい曲だったかな。アデルはまったく同じ曲をNHK杯エキシビションで滑っていたデイヴィス&ホワイトがあまりにも素晴らしすぎて、つい比べてしまって申し訳なかったです。でも彼女には彼女の良さがあるさ。

そして高橋大輔ピアソラ。出だし、リンクの中央でくねくねしてる高橋君が、斜め前の席の男性の頭でろくに見えない。この人の頭、さっきからずっと邪魔なんだけど、この時が一番かぶりまくってて邪魔度マックスだった。ムッキャー!背が高いのはしょうがないんだけど、見えない方もつらいです(泣)。
このピアソラは非常に良かったです。スタオベしたような気もするが気もそぞろだったので(後述)覚えてない。高橋君って陰気な色気が似合うよねえ←褒めてます念のため
アンコールはショートかな、フリーかな?とわくわくしていたら…。ん?このメロディーは…
マンボ今年もやるのかよ!完全な持ちネタじゃねーか!(笑)
思わず吹き出してしまいましたが、何のかんのと好きなんですよねこれ(笑)。盛り上がりますしね~。とってもとっても堪能したかったのですが…

たぶんピアソラが終わる前からもうそうだったと思うのですが、入退場口が気になって仕方なかったのですよ私は。だって次に滑るのはかなり間違いなくあの人物ですから。
果たしてスイスのあの人物は、マンボで盛り上がる中入退場口にその姿を現しました。その途端心の中で高橋君に詫びを入れる私。
…ごめんね高橋君、せっかくのマンボだけどじっくり見るのはテレビになりそうだわ…(泣)

ステファンの衣装はベストにネクタイ、やはり「Puttin' on the Ritz」のものでした。入退場口に近付いたり離れたり、うろうろしながら、時々手拍子したり拍手してたりしたような。暗かったしわかりにくかったけど、入退場口が見えてちょっと嬉しかったです。そして本当にごめんね高橋君(泣)

以下次号。