うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

All Japan Medalist on Ice 2012⑩

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

ポテトチップスとケーキでおなかいっぱいになってしまい、もう本格的にイルミネーションは諦めよう、と東京での予定に向けて全然終わってない準備のために机に向かう私。作業を進めながらもつらつら考える。せっかく温泉つきのホテルだし温泉には入っておきたい。でも正直部屋を出るのがめんどくさい…。
よし、決めた。明日の朝一番に入ろう。それならすっぴんを誰かに見られることもあるまい。
部屋のお風呂にも入ったのですが、どうしても温泉に行っときたかったんですよ私は。温泉入るの久しぶりだし。

あまり準備にも集中できず、いつの間にか眠って気がついたら早朝。うんでもちょうど5時だ、温泉に行くぞ!
あまり広くはなく、大浴場程度の温泉だったけど、やっぱりとってもあったまる!朝早いから人も少ないし。それでも数人見かけるのが驚きですが。

サッパリしたしさあ帰ろうかと脱衣場の水を飲んでいたら、体重計を発見。昨日ケーキをどっかり食べちゃったしヤバいだろうな、と思って乗ると、
あれ?服を着ててこの体重?
慌てて脱いでみる。
やっぱり。
また体重減ってる。

私はこの2年くらいで10kg前後体重が減りました。それまではどうやっても減らなくて、「これくらいだったらもう太る心配しなくていいかな、でもまあ永久にムリだろ」とぼんやり思ってた体重に、この北の大地でまさになってた。
小学生以来じゃない?こんな体重。だってその頃からコンスタントにずーっと重たかったもん。痩せるなんて一生ムリだから身長が伸びればいい、ともっとムリなことをずっと考えてた。
別に痩せたわけじゃないんですけど、だって二の腕とかヤバいまんまだし。世間的には私は痩せちゃいないはずだ。でもウエストは10cm近く減ったし(体重1kg減=ウエスト1cm減、というのは本当らしい)ピッチピチだった服が余裕で入るようになったのは事実。私比では確かに痩せたのですよ。
なんか不思議。ホント有り得ないと思ってたから。
そうです、別にダイエットしてたわけじゃないのです。勝手に減ったのです。かかりつけの医者が「結婚の予定があるの?だって結婚する人はみんな痩せて綺麗になるから」とネタにするしかない爆笑発言をしたが当然そんな目的もなく。えっと、先生ネタをありがとう(笑)
でも「○○kgになりたい」っていうのはずっと思ってた。願いは叶うってことか。
日本人の平均以下の身長の私はもう少し減らした方がいいのかもしれないが、とりあえず元に戻さないことを今は目標にしています。
乙女心…?あったんだねえ、この人にもそんなもの←他人事

部屋に戻って支度。買ったばかりのワンピースに袖を通す。本当に久しぶりに服にお金を出したよ。
最初に試着した店では大きいサイズしかなくて、「当店のサイズは少し小さめとなっておりますから。ホラ腰のあたりなどピッタリ…」と失礼なことを言われ「どう見ても肩余ってますけど」と購入せず、価格もそこそこだし諦めていたら、ダウンを貸してくれたBさんと訪れた別の店舗で、店の奥にたった1着だけ残っているのを発見し、しかもワンサイズ小さくて試着したらピッタリで、「Bさんにお金を借りる→すぐ親に借りてBさんに返す→給料入ってから親に返す」という「それ自転車操業って言うんですよ」と揶揄されたダメスパイラルの結果購入したワンピース。うん、やっぱり可愛い。でも半袖だから二の腕が…。トホホ、ホントにアンタどこが痩せたのよ(泣)

朝食は北海道のじゃがいもやお米を使ったメニューもたくさんあって、食べ応えばっちり。昨日バス停で会った女の子に遭遇し、「あのバス停から乗るんだからここですよね…」としみじみと言われる。うんまあ、そうだと思うぞ。

チェックアウトしてタクシーに乗り込みます。雪のため混んでるらしく、違う道を行きますよ、と運転手さん。
この運転手さん、地元にもあるクリーニングのチェーン店で働いていたそうです。やっぱりこの雪は例年以上だそうで、こういう時期に来てもらえたというのもいつもと違う北海道を見てもらえて良かった、と言われてました。なるほど、そういう考え方っていいね。雪祭りの雪は真駒内の方から持ってくるのだそうで、でも今年はもう雪祭りができるくらいこのあたりにも降ってる、土台はもう組み始めてるんだよ、と教えてくれました。

札幌駅周辺もなかなかに混んでいるので、降りて歩いた方が早いかもしれない、札幌は寒いから地下道が発達していてみんなそこを通るから、観光がてら歩いてみてください、と駅の近くで降ろされる私。
地下道は確かにすごい人。みんなここにいたのね、と言いたくなるほど(笑)
JRの乗り場まで相当あったけど、どうにか荷物を引きずってたどり着いたら、千歳空港行きのホームは長蛇の列。
そうだった…。SMAPのライブも昨日で終わりだったんだよ…。
真駒内帰りの人もいただろうけど、絶対SMAPの方が多かったと思う。明らかにそんな人ばっかりだったもん。

当然電車もいっぱいで、空港まで立ちっぱなし。おまけに汗かくほど暑くてダウンなんてとても着ていられない。暑いよ北海道!マジで!

さて急いでお土産を買わなくちゃ、と搭乗手続きに向かったら…
気が遠くなるような長い長い列。これまさか手荷物預かりの列?
とりあえず並んだが、ちっとも進まない。出発の近い便に乗る客は別の列に誘導されていて、私が乗る便も程なくその列に…。このまま並んでたらぜーっったいに間に合わないもんな…。
保安検査場も混んでいて、通過したのは本当にギリギリ。もう搭乗が始まっていたので、お土産物をいくつか適当にひっつかんで購入するとダッシュで乗った。何なの、何でこんなに混んでるの?!ロイズのチョコとか変なラーメンとか全然買えなかったじゃん(泣)!そうだね、SMAPだね。完全になめてたわ…。もっと早くホテルを出るべきでした…。

そう言えば保安検査場でペットボトルが引っかかってしまった。家で沸かしたお茶を詰めて何本か持ってきてたんだけど、北海道が暑過ぎて傷んじゃったみたいで、1本臭いがするので飲むか捨てるかしてください、と言われてしまったのである。
腐りかけのお茶、危険物扱い!
もちろん捨ててもらいました…汗。
機内は満席。割と新しい機体のようで、なかなかに広い。私の席は後ろから2番目、通路側なのでちょっと楽。数日前にAさんがキャンセルした席にも人が座っていて、本当の本当に満席なんだ、と感心するほどとにかく満席。

北の大地を離れる機体。滞在時間24時間弱。初めての北海道はたくさんの驚きと気さくな人々との出会いをもたらし、また遙か彼方の地へと戻っていきました。いつかまた訪れたい、そんなわずかな感傷に浸る暇もなく、飛行機は一路羽田へ向かいます。

…東京滞在(注:一瞬)についてはいい加減長いので割愛しようかと思ったのですが、高所恐怖症の人間がどうやってまた飛行機に乗って帰ったのか、というくだりだけでも書き残しておこうかということで(笑)、もうちょっとだけ続けます。てなわけで以下次号。おそらく最終回!←たぶん←おい