うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

窓辺に風鈴が歌う頃

今週のお題「私の『夏うた』」

冬に生を受けた人間には少なくないかもしれませんが、私は夏が大の苦手です。何枚も着込めば何とかしのげる寒さとは違い、暑さはたとえ全裸になろうがどうしてたって暑いからさ!おまけに湿気も嫌いだし植物も虫も嫌いだし、日焼けで顔はヒリヒリするしアイス買ってきても家に帰るまでに溶けちゃうし…。洗濯物がすぐ乾くことくらいしかいいことないんですけど(泣)
夏が来るたびに「今年こそ暑さで死ぬ」「夏なんて滅びればいい」「坊主にしたい」と息も絶え絶えで呪い続ける私ですが、夏は滅びるどころか勢力を増しているようです(泣)。体調を考えると気温が高い方がいいはずなんだけど、暑さから逃れたいあまりに冷たいお茶を飲みまくったりするからあんまり意味ないかもしれない…

そんな苦手な夏ですが、夏をテーマにした歌にはテンションが上がる曲が多くて楽しい気分になりますね。やっぱり気温が高いと人間は開放的になるのであろうか。
真っ先に浮かんだのがポルノグラフィティの『ミュージック・アワー』。ポルノグラフィティの曲は好きなものが多いけど、いちばん元気が出るのはやっぱりコレかなあ。梅雨が明けたら真っ先に聞きたい曲ですね。

でもそういうハイテンションではない夏の名曲も多いように思う。とても古い曲ですが、アリスの『紫陽花』とか。タイトルは紫陽花だけど、ちょうど今くらいの時期のことを歌っていると思われるんですよねこの歌。時々ふっと思い出してしまう名曲。

それから、NHKの「みんなのうた」で流れていた『みずうみ』ですね。個人的に夏と言えばこの歌なのである。
これを聞いたのはごく幼い頃だったにも関わらず、その絵画的で美しい歌詞と魅惑的なメロディは私の心に強烈な印象を残し、それ以来何十年も聞いていないにも関わらず、今でもはっきり覚えているほどです。長じてから、クラシックの名曲・ソルヴェーグの歌に詞をつけて歌ったものだと知りました。家にあったCDを聞いていて、あれ、これ『みずうみ』と同じメロディだ、と気付いた時には驚いたものです。
時の流れの残酷さをこれほどに詩的な言葉で歌った曲はほかにないと思います。大人になるということはそういうことなんだ、と子供心に噛み締めていました。子供でいられる時間は、人生にはそう長くなく、そして大人になるということは、現実に縛られるということなのだと。
当時は全然知らなかったけど、『メトロポリタン美術館』を歌っていた大貫妙子さんの歌唱なんですね。CDにも収録されているっぽいけど、今更手に入るのかなあ(汗)。超欲しい…

ついでにもう一曲みんなのうたから挙げると、『雲が晴れたら』という歌が大好きでした。梅雨の歌かなあとは思うけど、タイトルからしても梅雨明けすぐの夏、がもうそこに見えている曲かなとも思うので、あえて挙げてみます。今でも時々口ずさんでたりして。元気が出るよ。

みんなのうた」についてはそのうちじっくり語りたいなあ、と思っていたりします。大好きな歌がいっぱいあるんだよね。と言っても、私が頻繁に見てたのはずーっと昔のことですけど(汗)