うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

全日本選手権2016③

開催のまさに前日であった12月21日。そのニュースは唐突に日本全国を駆け巡った。

羽生君がインフルエンザのため全日本を欠場するというのである。

まさに阿鼻叫喚だったに違いない。もしかして、と考えてホテルを検索したら、あんなに見つからなかった空室がぼろぼろと…。とっくにバスの支払も済ませていたし今更どうしようもなかったが、やっぱりキャンセルしてホテルに泊まろうかと思いましたよ(泣)。
真凜ちゃんがインフルエンザを発症してジュニアのグランプリファイナルを棄権したと聞いた時、事は彼女だけにとどまらないのではないかと心配していたのだが、やはりほかにも影響が出てしまったか…。よほどフランスでインフルエンザが流行っていたのだろうか(泣)。しかも帰国の際に長時間密室に閉じ込められる航空機での移動も行っているわけだし…。

インフルエンザでは競技に出られないのは仕方がない。学校だって会社だって休まなきゃいけないんだしさ。しかし、仕方がないと納得しつつもやはりショックは大きかった。競技モードの羽生君を見たい、というのがチケットの先行に申し込んだ主な動機だったからだ。何のためにあんな苦行のような行程まで組んで私は大阪まで行くのか…(泣)。一瞬心が折れそうになったけど、大会そのものがそもそも楽しみだったのだから、行かないなどという選択は初めから無い。このたった1枚のチケットは、絶望の日々に神がくれた一筋の希望だ。チャンスをみすみす逃すほど、のんきでも暇でもないのである。

羽生君が出場しないのはとても残念だったけど、全日本の幕は嘆きの声などよそに厳かに開く。さあ、今年も日本一の座が決まる瞬間がやって来る。

男子のショートプログラムは自宅でテレビ観戦しましたので、簡単に感想を。メモが残っているのでそれを元に書いていこうと思いますが、何せ1年近く前のことなので、既に不正確な記憶しか残っておりません。事実と異なる表記があった場合はどうぞお許しください(泣)。

番組開始時に流れた高橋君のコメントは、さすがに元選手だけあって実感がこもってるなと思った。フジは今後も高橋君をメインキャスターに据えるのかな。
競技の様子が流れ始めてからびっくり。技術点の速報(暫定だけどね)が画面の隅に!演技への集中を削ぐため個人的には痛し痒しな部分もあるのだが、暫定的にでも演技の技術的な評価が一目でわかる上、グイグイ得点が積み上がっていく様子は緊張感を煽り、スポーツ観戦の醍醐味が味わえる気がする。どうしたフジ、やるじゃないか。

最初に流れた2名は録画放送だった模様。録画でも流れるということは注目の選手や人気の選手だということですね。

・友野一希
彼が最初だったことはよく覚えているのだが、いきなりメモ取るの忘れたみたいで演技は何も覚えてない(泣)。すみません(泣)。そうか、ジュニアのチャンピオンか。そりゃ期待大ですな。

・山田耕新
去年より良かったと思ったけど、フリー進めなかったのか…。会場で見られると思ってたので残念。銀行員として勤務しながら競技も続けるなんて、スケートが好きだからなんだろうけどものすごく努力もしてるんだろうなあ。コーチは中庭君?

まだまだ長くなりそうなので、続きは以下次号。