うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

全日本選手権2017雑感⑤

高まる一方の緊張感の中、女子フリーの後半グループが始まります。急いで地上波に移りましたが、最初は整氷なので煽りとか色々。今日も健在のキャラセレクト風選手紹介は衣装の色に背景が合わせてあってなかなか美しい。女子選手にはよく似合うかもなこれ。

バックステージ映してる間に第3グループの挨拶が終わっちゃった…。そこは押さえて欲しかったかも。ここから代表出てくるかもしれないのに!まだどうなるかわかんないんだぞ!
解説は荒川さん。佳菜子ちゃんはBSだけなのね。

13:竹内すい
シンプルだけどかわいい衣装。シングルになってしまったジャンプがふたつ。決まれば質の良さそうなジャンプを跳んでるだけにもったいない。トリプルアクセルはかなり傾いてたので回転がどうかな。プログラムはミスサイゴン。滑りたかった曲というだけあって気持ちがこもってる感じだった。

14:荒木菜那
韓国ドラマの曲なのか、面白いセレクトだな。ファンなのかな?ずっとクライマックスみたいな編曲ですね。
ループで転倒、サルコウも抜けてしまいダブルに。今日ループで転ぶ選手が多いような。まだ全体的に粗いし、ステップもまだまだだと思ったけど、もう演技に迫力があって、これからも楽しみだなと思いました。

15:新田谷凜
決まったジャンプは高さもあってとても美しいので、抜けてしまったジャンプふたつがたいへん残念でした。最初のサルコウはシングルに見えたけどダブル判定なのかな?素人の目ってやっぱ当てにならんね。ショートが良い出来だったのでちょっと残念だったけど、いい選手ですね。

16:横井ゆは菜
バーレスク。ジャンプ高い!この迫力あるジャンプがビシビシ決まるとプログラムにも勢いが出る。最後に三連続ジャンプで締める構成も面白い。ノーミス!素晴らしい!ステップが薄いように感じたのだけが気になったがいい演技だった。思わず嬉しくなるガッツポーズ。画面に向かって拍手しちゃったよ。あともうちょっとで200点ってコーチも嬉しそう。

17:白岩優奈
出だしからものすごくキレていて、これはパーフェクトコースかとドキドキする。動きがとても色彩豊かで、まさに絵画の世界をイメージさせる演技。なのに、なのに最後のコンビネーションがああああ(泣)。そのあとのスピンもレベル1?素晴らしかっただけにそこだけが本当に本当にもったいない…。
俯く顔に悔しさが滲んでいた。必死でこらえたのだろう、観客に向けたその表情は笑顔だった。よく頑張った。いいもの見せてもらった。今日の演技は必ず今後に繋がると思う。

18:三原舞依
素晴らしかった。何も言うことない。涙が出た。レビューが確かふたつついてたので点は思ったより伸びないかもしれないけど、そんなことはいいんだ。今日のいちばんいい演技が彼女のこの演技だった。この追い詰められた状況でよく笑顔で滑った。ソチの真央ちゃんを思い出して仕方なかった。本当に頑張った。諦めちゃいけない。最後までわからない。

最終グループも挨拶から。緊迫の6分間練習。もう誰も逃げられない、このすべてが決する瞬間から…。

19:樋口新葉
サルコウがダブルに。レビューはふたつか?そこだけ。ファイナルよりずっと良かった。頑張った。痛み止めを飲んで臨んだ試合だと聞いた。今出来ることは全部やってくれたと思う。もう結果を待つしかない。

20:紀平梨花
ミスはループのステップアウトだけ?ジャンプにレビューが全然ない、すげえ…。技術点もすげええええ。だってトリプルアクセル2本だよ。しかも何事もないように跳んでたよ!すげえええええええ!!
代表争いのプレッシャーと無関係のせいかひとりのびのびしていた。凄い選手がまた現れましたな。

21:本田真凜
ルッツとループがダブルに。そのミスがなくても届かなかったかもしれないけれど、彼女もよく頑張ったと思う、この状況で。悔しさをこらえてる様子がつらかった。この悔しさはきっと四年後に繋がるよ!大丈夫、きっとできるよ。
人間が外見で他者を判断する生き物であることは今更言うまでもないが、ある程度の年齢になってもそれをオブラートに包めない人物はクズだと思ってる。だが容姿が重要な要素である職業の存在も事実であり、フィギュアスケートとはまさにそういう世界に属していると言わざるを得ないだろう。容姿は努力ではどうにもならない部分の大きい要素であり、それをスケートの才能と共に持って生まれてくる存在は貴重なのである。だからこその注目であるのに、マスコミへの敵意を彼女への敵意にすり替えている皆さんは、自分がバカにしているマスコミに踊らされているのは自分自身だということに気付いて欲しい。マスコミを通さず自分自身で彼女を見れば済むことなのに、それが出来ない時点であなたはマスコミの格好のターゲットである「馬鹿な大衆」なのですよ。
このままだと安藤さんの二の舞になりそうで不安。せっかくの才能が「馬鹿な大衆」に潰されてしまわないためには、やはり海外に拠点を移すしかないのかな。どうかそののびのびした魅力を失わず育っていって欲しいです。

22:宮原知子
ジャンプにはいくつかレビューついてたし、グランプリファイナルより少し上くらいの点かなと演技の印象からは感じたが、TESカウンターを見る限りジャンプも加点がすごかったので、これは、と思ったらやっぱり相当な高得点。PCSを考えればよほどのことがない限り彼女が逆転するだろうとは思っていたが、これは残る二人に相当なプレッシャーをかけるだろう。この滑走順も大きかったと思う。彼女自身は何番目で滑っても同じ結果だっただろうが、プレッシャーを与えるという点では絶好の位置だった。
過去の実績から彼女はほぼ当確だったはずだ。それでも絶対に負けないという意地がこの日の演技にはあった。女王のプライドをここで存分に出してきた。最後は想いの強かった者が勝つ、その言葉をこの大会で最も感じたのが彼女の演技だったろう。コーチはずっと泣いていた。その涙は何よりも胸に迫るものがあった。本当によく、よく間に合ったよ…。NHK杯の時点ではこれはどうなるかわからないと思ってたから…。
怪我したことは本当につらかったと思う。でも結局それも含めて、すべての運が彼女に味方している感じがしてしょうがない。今日の滑走順のような今シーズンの諸々もそうだし、彼女に足りなかったものが怪我を契機に備わってきた。人生における「運」の重要性をひしひしと感じている。やはり努力や根性だけでは結果は出せないものなのだと思う。ここまですべてを手繰り寄せてきた。あとはもう本当にジャンプだけ、それだけ。掴み取ったチャンスを最大限に生かしてきて欲しいです。

23:本郷理華
転倒が2回…。この時点で表彰台は遠のいた。でも諦めず最後まで、指先まで魂の入った演技を見せてくれた。年齢を重ねた選手にしか出せない味わいと、年齢とともに重ねてきた滑ることへの想い…。素晴らしかったよ。これ以上のことが書けない。何も言葉が出てこない。あまりにも皆の想いが胸に迫って…。

24:坂本花織
さすがに緊張している様子、無理もない。ショートではつかなかったジャンプのレビューも今回は見られた。最初のコンビネーションジャンプも固さがあった。でも最後まで押し潰されずに滑り切った。このプレッシャーのかかる場面で最終滑走として出て来てこれだけ滑れるのは本物の証拠だ。
エッジエラーなどがあったため得点はこんなものかもしれないが、十二分に表彰台に相応しい演技だった。彼女の演技は好きだと思ってたし、オリンピック行けたらいいけどこれだけ有力な選手がいれば可能性はある、くらいに思っといた方がいいのかな、とあまり考えないようにしてたんだけど、この大一番にここまでチャンスを引き寄せてくるなんて。久しぶりにワクワクできた。どんな結論になろうとこの結果を讃えて讃えて讃えまくりたい。

ものすごい大会だった。どの選手からも絶対に勝利を掴みたいというスポーツ選手としての意地や気合や執念が見えた。それが一瞬垣間見える時のその表情は何よりも美しかった。素晴らしい大会を本当にありがとう。お正月くらいはゆっくり休んで、また最高の演技を見せてください。
ただ、選考は…。間違いなく揉めるだろう。どんな結果だろうと結局揉めていただろうがそれでもこれは揉めるだろう。どのような判断が下されても粛々と受け止めるのみだし、もう心を無にして待つしかない。
もうさー、高校野球の東京みたいに東日本と西日本に分けようよ(泣)。日本Aと日本Bとかネオジャパンとクールジャパンとか何でもいいからさー(泣)。そしたらもっといっぱい出られるじゃん(泣)。

キリキリ痛む胃を抱えたまま男子フリーへ続く。