うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

かながわフィギュアスケート・フェスティバル2015⑤

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

再び若者の演技に戻ります。続いて現れたのは中津七海(たぶん)。「剣の舞」で滑ってたのはこの子だったかしら。テンポが早い曲は滑るのが難しいんだな、と思いながら見てました。

そして!この人が登場。トマシュ・ベルネル!会いたかった、会いたかったよトマシュ!(涙)もう日本では演技見られないと思ってたよ(感涙)
曲はニューヨーク・ニューヨーク。随分前からこれ滑ってるような気がするが(笑)久しぶりのトマシュなのでまあいい。トマシュにピッタリのプログラムだしね。
そう、トマシュのスケートは人を幸せにするスケートなのである。その滑りを見ているだけで、幸せな気持ちが溢れて涙が出そうになった。世界選手権のメダルすら持っていない彼がこれだけ日本のショーに呼ばれている理由はその滑りを生で見れば簡単にわかる。ああ、トマシュを見られただけでも神奈川まで来た甲斐があった。
ちなみに、滑りの美しい選手は少し上の方の席から見た方が堪能できると常々思います。リンク全体が見渡せる方が彼らの滑りの巧さがよりはっきりとわかるのです。小塚君やトマシュはその代表ではないでしょうか。

再び若者、清水愛望(たぶん)。アナと雪の女王の曲だったか?この曲今年何度ショーで使われたんだろう…

ゲストのターン。私は彼を見るために神奈川まで来たんだ!ブライアン・ジュベール
相変わらずの大胸筋見せまくりの衣装(笑)。でも彫刻のような容姿なのでまったく問題はなく、むしろもっと見せるべき←問題発言
曲はグラミー賞かなんかを受賞した「Stay with me」。曲が曲だけに、ずっと切ない顔で滑り続けるジュベール。その愁いを帯びた美しい顔を、客席の方に何度もしっかりと向けてくるからたまったものではない。土曜日昼公演は私の目の前でスタンド席を見上げていたのでもうばっちり。本当に美形だよなあ。2007年に行われた世界選手権の男子シングル最終グループは美形しかいないという恐ろしい大会だったが、そのトップ2がジェフとジュベールだったと思う。ちなみにあと4人がステファン、ライサチェック、ジョニー、高橋君。恐ろしい。顔面レベルが高いだけでなく皆個性的で面白いスケーターばかりだというのも恐ろしい。私はこの頃の男子がいちばん見てて楽しかった。トマシュもこの頃の選手だし、プルシェンコはこの頃も現役だったし←もはやいつの時代の選手と言っていいのかわからないキャリアになりつつある彼…
ちなみに日曜日公演は、演技が始まる前に何やら叫んでいる人物がいて(確か「ブライアーン!アイラヴユー!」…笑)その声を聞いたジュベールがこらえきれずに笑ってしまっていた。ずっと切ない顔してなきゃいけないプログラムなのに。でもその思わず出てしまった笑顔が、もうあり得ないほど絶品だった。前にも書いたけどジュベールの笑顔は世界を救えると思う。普段が端正なだけに、笑った時の破壊力は凄まじいです。神はよくもこのような美しくかわいい生き物をお造りになったものである…。
ちなみに叫んでいたのはプルシェンコかトマシュのどっちかだと思われる(笑)。ほかにも「Stay with you!」とかなんか色々叫んでた。会場狭いからよーく聞こえるのな。元気な様子で安心した(笑)

子供たちに戻る。廣田彩乃(たぶん)。曲はサウンド・オブ・ミュージック。映画そのものも素晴らしいけど(シスターたちが車の部品を抜いて懺悔してるシーンがとても好きだ。ってそのシーンかい!)、音楽も最高だよね。とても上品で美しいメロディ。もっと競技で使われてもいいような気がするのですが、スケートに合わせるのは難しいのか、使い古された感があるのか。
ちなみにこの子、なかなか上手だと思いました。アリーナで見た時は特に思った。

第一部の最後に登場したのはこの人、ステファン・ランビエール。深い青のシルクのシャツ、そう、曲は「誰も寝てはならぬ」。
長野よりさらに素晴らしかった。特に土曜日の夜公演は言葉にならないくらい素晴らしかった。プログラムの後半、まるでスケートの神が天から彼を迎えに来たように、リンクは静謐で厳かな空気に染まり、この世の場所ではないかのように錯覚するほどだった。こんなに近くで彼の演技を見たことがなかった私は、彼の息遣いさえ聞こえそうな間近で彼が紡ぎ出すその世界に、ただただ圧倒された。
ああ、やっぱり私はこの人のスケートが好きなんだな、と涙ぐみながらそれだけを思った。色々と思うことがあり、疲れていた私の心は晴れないままだったけど、こんなに近くで彼を見ることに恐れさえ抱いていたけれど、やっぱり行って良かったな、と思う。
ただ、日曜日はかなりお疲れだったご様子で、片膝をついて滑っていくフィニッシュポーズで思いっ切り崩れていた…。いつも演技を終える位置で止まらず、昨日私が座っていたアリーナ席のあたりで立ち上がるではないか。ぐはあアリーナ(泣)。今回もスイス方面の運は全然なかったですなあ…。でも土曜日の昼もそこまでの出来ではなかったし、いちばん出来のいい演技を間近で見られたからやっぱり運が良かったのかな。

以下次号。