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そんなわけで会場大熱狂ですよ。羽生結弦登場!
これを滑ったって聞いて、どうして幕張に行かなかったのかと暴れたんですけどね。ヴァーティゴですよヴァーティゴ!私が羽生結弦というスケーターを認識したのがこのヴァーティゴ。もう一度見たいと切望していたヴァーティゴ。実は羽生君のプログラムの中でいちばん好きかもしれないヴァーティゴ。それがついに、ついにこの2015年に再演!生きてて良かった公文式←意味不明
でも土曜日のあの席だったので、あんまり見えませんでした(血涙)。無念。けれども、こういう俺様っぽいプログラムもなかなか似合うのではないかとずーっと思っていたので、たとえ良好とは言い難い視界でももう一度見られて大変嬉しかったです。ああ、土曜日も来ることにしといて本当に良かった。
ヴァーティゴでためらいなく腰を振る羽生君の姿に、この子絶対大物になるんだろうなと思ったあの日が懐かしい。自分を表現することに迷いがないと思ったのですよね。それだけじゃない、何か言い知れぬ迫力のようなものを生で見たヴァーティゴに感じた2010年のメダリスト・オン・アイス。あれからもう5年か。羽生君がここまでのドラマを見せてくれるようになるとは思ってなかったなあ。
日曜日もノリノリ系の「Hello, I love you」。昨日と違って素晴らしい視界。表情までよく見えますよ(涙)。
ジャケットを脱ぎ捨て、白いTシャツにハートマークを描く羽生君。そのTシャツも脱ぐと、欲しい?欲しい?とSっ気に溢れる表情を客席に投げ掛ける。猛アピールする客席。手にしたTシャツをくるくる丸めると、私の席から少し離れた辺りへ投げ込む羽生君。客席絶叫。
Tシャツをゲットしたのはミスユニバースの女性だということでした。羽生君も普通の男の子だなと安心した(笑)。たまたまかもしれないですけどね。
ちなみに投げたTシャツの下にもTシャツをお召しになっていました。結構厚着してたんですね。
とにかく客席が凄かった。悲鳴、悲鳴、これまた悲鳴。現在の、訳のわからんレベルにまで膨れ上がった羽生君の人気を考えると、こんな風に客が遠慮なくギャーギャー叫べるプログラムへの需要は非常に高かったのではないかと思われます。またこれもんのプログラム滑って欲しいです。
第一部も佳境です。タチアナ・ヴォロソジャール&マキシム・トランコフ。休養中だということで昨年ほどの印象はなかったけど、やっぱりさすがだなと素直に思いました。
トランコフがヴォロソジャールの脱いだ服の臭いを嗅いでいるようにしか見えない振付があったのだが私の気のせいだろうか。ホントに振付なのか(笑)。だってこの二ヶ月後くらいに結婚式を控えてるんじゃなかったっけ彼ら。うーむ。うむ。なるほど(笑)。いや、見間違いかもしれないですけど。だってトランコフってとても格好いいのにとてつもなく胡散臭いんだもん。すみません。一応褒めてます(笑)。
第一部のラストを締めくくるのはこの方です、エフゲニー・プルシェンコ!チケット代の何割かは彼に払ってるような気がするくらい、生で見るプルシェンコは別格です。しかもカルミナブラーナって。大魔王降臨って感じで最高じゃないですか。
プルシェンコが滑るとだいたい全部プルシェンコに持っていかれるので、前半の最後がプルシェンコで大変良かったです。地獄の蓋を開けてリンクに現れた金の髪の魔王に、一睨みで魂を抜かれてしまったかのようなこの感じ。悪くない。最盛期の彼を競技のリンクで見てみたかったものです。
そんなところで第一部は終了し、休憩に入ります。うん、やっぱりアイスショーは楽しいな。すんごい無理したけど来て良かった。
ところで、土曜日夜公演のアクロバットペアの辺りからだったか羽生君の辺りからだったか忘れちゃったけど、ジュベールが袖の方で演技を見ていました。確か最初に気付いた時は自分の席の反対側に立っていて、もしかしてジュベールかなあ、くらいにしか思わなかったけど、次に気が付いた時には自分の席のわりと近くに出てきたのでジュベール本人だとわかりました。リンクよりもずっと近くに見えるジュベールについ目をやってしまう自分が止められなくて困った…。だって美形なんですもん(汗)。まあ暗かったしジュベールじゃなかったかもしれないけどね!←ちょっと待て
宮本賢二さんも見に出てこられてたように思います。同じく見間違いかもしれないですけど。そんな感じで、土曜日の席は脇で見ている皆さんの姿は確かによく見えたのだけど、それより演技がしっかり見える方が良かったなあ、やっぱり…。本っ当に遠かったよリンク。トホホ。
以下次号。