うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

平昌オリンピック雑感⑯

オリンピックが始まってからというもの1日1日がたいへん長かったのですが、男子で燃え尽きてしまって以来なんか突然時の流れが早くなってきたのを感じてます。もうアイスダンスのフリーだよ!あともう女子とエキシビションしかないのかよ!誰か嘘だと言ってくれ!

てなわけでアイスダンス。第3グループの途中からですが生中継がありましたのでドキドキしながら見ました。放送されたのは全体の半分以下ということになりますが、まったく見られないよりはずっと良かったです。何せ普段はほとんど放送のない種目ですからね…。ただ欲を言えば、こんなに熱い戦いを地上波で放送しなかったのは、たぶん日本社会において何か大きな機会を損失する結果に繋がったのではないか、ということは思っちゃいました。次に生中継されるのってやっぱり四年後なの?(泣)


★2月20日アイスダンス フリーダンス

第1グループは本日も丸々カット(泣)。第2グループは村元さんたちのみ録画で放送されました。

8:村元哉中クリス・リード
オリンピックの最後の最後にこの演技。彼らの今までの演技でもいちばん良かったのでは。日本の四季の移り変わりを物語る、情趣溢れる滑り。花吹雪が鮮やかに舞う。
技術はほかのカップルには及ばないかもしれないが、このプログラムはおそらく彼らにしか滑れない。フリー進出だけでも素晴らしいのに、きっと日本のアイスダンスの未来は開けると感じさせた。順位以上のものがあったのではないかな。

第3グループは最初の3組が放送されず。残り2組から生放送されました。男子はもう緊張し過ぎて意識が朦朧としてたので(汗)、しばらくぶりに競技のビリビリ感を存分に味わえてめっちゃ楽しい!はー、せめて国内で行われる国際大会くらいには行けるように生活が安定してくれればなー(泣)。現状まったく何も未来が見えなくて、オリンピック終わったら支えを失って廃人になりそうだよ自分(汗)。

14:マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
てなわけで生中継はここから。あー、ツイズルずれてたかな…。さすがリアルカップル、えもいわれぬ優しい滑りだなと見惚れていたらまさかの転倒。アイスダンスで転倒なんて珍しい気がするな…。鋭いリフトは穏やかな演技においてピリッとしたスパイスになっててかっこよかった。

15:エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ
これ、ボブロワの演じる誰かは目が見えないのか。中盤で少女のようにはしゃぎだすのは見えるようになったのかな。でも本当に何も見えてないのは彼女ではなく彼だったのか…、などと想像しながら見ていたら、ああ実況がこれは男性の幻想だったみたいなこと言っている。だからあのラスト…。
むちゃくちゃいい演技でした。涙出そうだった。ていうか滑りマジで綺麗。

ついに第4グループです。解説が6分間練習中のシブタニ兄妹に言及し、体型が似てるから動きが揃う、的な話をされてて、なるほどなあと思いました。兄妹だったらそりゃ自然に似るもんね。血縁だとそういう強みがあるんだなあ。
普段なかなか放送されないためアイスダンスの知識が死ぬほど薄い私でもわりとお馴染みなメンツによる最終グループ。誰が勝つんですかこれ…。緊張してきた…。

16:アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ
衣装が白から赤に変わっちゃったのか。これはこれでかわいいけどこの会場だったらやっぱり白が映えるかな。逆さまで振り回されるアンナさんは頭に血が上らないのかドキドキしてしまう。わりと最初の方なのにすげえ。リフトが全部語りかけてくるようです。ああでもそのリフトで減点…。

17:マイア・シブタニアレックス・シブタニ
非の打ち所がなかった。ため息が出るほど美しいステップ。ツイズルでミスをしないのがどれだけ難しいのかは素人でも競技を見てると揃わない選手が多くてわかるので、あれだけぶれないのは本当にすごい。魂がこもってた。いいもの見せてもらった。素晴らしかったです。

18:ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
実況黙ったよねこれ。解説も最低限のことしか言わない。ホントは喋りたくなかったんじゃ…。すごすぎると言葉失うよねわかる。なんかもうこれ無料で見ていいのかってくらい絶品だった。圧巻。なんという高貴な月光。いろんな人が滑ってる曲だけどこんな月光初めて見た。有機物とは思えないくらい冷たく整っておそろしく美しい何かだった…。
心臓バクバクしてきた、メダルの行方どうなるのこれ…。ってきたあああああ記録更新!ぎゃああああ!

19:マディソン・ハベル&ザッカリー・ドノヒュー
緊張しているのかなあ、少し動きが小さいというかパワーがないような…。NHK杯でこのプログラムを見た時はもっと自信に溢れてる気がしたのに。ああ、最後のツイズルで手をついてしまった。手をつくと転倒になるのか…。これがオリンピックか…。キスクラで顔を覆うドノヒューをぽんぽんしてあげるハベル。四年後のリベンジ待ってます。

20:テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ
言語中枢崩壊。パパダキスとシゼロンが音楽そのものだとしたら、彼らはふたりの生きている人間の人生のすべて。最終滑走、彼らの演技でメダルの色が決まる。その緊張感の中でこの演技。解き放つリフト。もうこれ勝ち負け決めなきゃいけない意味がわからん。何この超決戦。団体戦滑ったら選手は疲れるみたいに文句言ってた皆さん、どうやら実力さえあれば関係ないようですよ。お見それしました…。すごかった…。納得の金メダルです。おめでとう!
なんというか、ペアからずっと、出場者の中でもっとも思いの強かった者が最終的に勝つ、という結果になってる気がする。神はリンクにいるけれど、最後に勝つのは誰よりもその競技に懸けてきた人の心、という印象です。

ああもう生放送最高です。最終グループの緊張感とワクワク感はちょっとヤバいくらいでした。男子もそうではあったんだけど、それ以上に緊張し過ぎて燃え尽きて意識なかったので(汗)、今度こそホントにしっかり堪能できた感じです。表彰台の面々は皆この結果に納得できる演技でした。金メダリストだけでなく、勝つべき人が勝ってるってずっと納得しながら見られるオリンピックでたいへん清々しい。それだけ皆が実力を発揮した僅差の熱い戦いが続いているということですね。

そんなわけで、このしょぼくれたファンのオリンピック感想文もそろそろ終盤です。これが載る頃にはたぶんオリンピック終わってますけど(汗)、余韻を味わうつもりで今しばらくお付き合いいただければ幸いです。
ついでのようで申し訳ないのですが、皆様がはてなブックマークでコメントをくださっていたのに今更気付きました、たいへん申し訳ありません…。実は私、そもそも「はてなブックマークとは何か」というレベルでよくわかってなくて、自分に向けてコメントが成されるものであるということをまったく知りませんでした(汗)。コメント返しもできないシステムなのかな、何せ滅多にブックマークなんぞされないもので完全に放置してまして…(汗)。とりあえずこの場を借りてお礼を述べさせていただきます。読んでくださる方がいらっしゃったというだけで天にも昇るほど嬉しいです。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。