うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

世界選手権2018雑感①

さあ!ついにこの長く熱く永遠に記憶に残るであろうシーズンも終幕です!世界選手権が始まりますよ!
昨年の優勝者が全員出場していない、しかもその原因がほとんど怪我というつらくて寂しい状況ですが、それでもその寂しさの分まで精一杯応援するからね!

しかも!生放送!なまほうそう!!!神!最高!時間帯的には確かにかなり眠いのですが、生放送ですもんそりゃ耐えますよ!朝からずっと気分が悪かったんだけどそれも耐える(泣)。そりゃ何日も米しか食ってなきゃ栄養も失調するだろうさ、調べてないから知らんけど。病院行く金なんかあるわけねーよ。

てなわけで女子ショートプログラム。第6グループの第1滑走者から生中継です。おそらくそこからだろうと予想もできたので比較的落ち着いて視聴が始められました。25番目の選手まではネット中継もあったのですが、残念ながら見るのは難しい状況だったため諦めました(泣)。見たかった…。うん、今はそこまで手を回せないけど、いつかはきっと…!そうなったら私廃人決定だけど(笑)。


26:ガブリエル・デールマン
オリンピックはどうしたんだろうというくらい精彩を欠いたのだが、今日は素晴らしいノーミス演技。コンビネーションジャンプの加点は満点ですと、すげえええ。これが本来の彼女ですよ、ってガンガンに見せつけてきた感じ。いやー、いいねえ。


ここでオープニング映像。ホントだったら羽生君の入る位置に昌磨君がもう一度表示されたっぽいな。羽生君のいない世界選手権とか何年ぶりだよ…。やっぱり物足りなさは拭えないな、とオープニングを見ていてもしみじみ思う。どうしても寂しくなるのは許して欲しいなあ。本当に早く怪我が治りますように。


27:ニコル・ラジコワ
ああ、ルッツで転倒してしまった。そのあとはミスの気にならない演技だったが、今度はステップで転倒。びっくり。ちょっと全体的に精彩を欠いたかな。フリー頑張れ!…と思ったらフリーに進めてなくてショック(泣)。
ところで技術点のカウンターがオリンピック仕様になってる?要素の色分けが追加されてますよね。しかもオリンピックで使用されていたカウンターよりわかりやすい。フジどうした、めちゃくちゃ仕事できるやん…。


28:チェ・ダビン
おお、今日もノーミスだ、素晴らしい。ただレビューがいっぱいついてるので得点が出るまでわかんねーぞこれは。あ、やっぱり伸びない…。ジャンプほとんど全部回転不足か。ああああ(泣)。
こうして見ると平昌の紫の壁は独特だったんだな、いつもの試合に戻ってきたという感じ。彼女の衣装は非常に平昌の壁に映えてたから印象が強いのですね。


29:エリザベート・トゥルシンバエワ
おおおおいい演技だ!オリンピックの悔しさをこのミラノの氷に余すところなくぶつけてきた感じ。うんうん良かった…。しかしレビューがよくつくなあ、今回ジャッジ厳しいというかしっかり見てるのかな。フリップは確かに自分にも回転不足に見えたけど…。んーむ、やっぱそうか…。


30:長洲未来
女子のトリプルアクセルはどうしても力入れて見てしまう。と思ったらダブルにしたのか、綺麗なジャンプだ。ダブルに抑えたおかげかそのあとの演技も破綻なく美しくまとまった印象。スピンもさすがだ。レビューはコンビネーションジャンプだけかな。あー、セカンドがやっぱ回転不足…。いやダウングレード。無念。


31:マライア・ベル
うーん、コンビネーションのセカンドはシングルになっちゃったから得点入らないってことかな。これは痛い…。フリップもギリギリだったか。すごく楽しくて好きなプログラムだけに、ジャンプが決まらなかったのは本当に残念。めちゃいい笑顔で滑ってたのに演技終わった途端沈んだ顔になるのもつらかった…。うううう(泣)。


ここで製氷が入る。CMぜーんぶここでまとめて流してもええんですよ。って樋口さんのドキュメントが入るのね。オリンピックの切符の行方はまさに紙一重だったと思うから、そりゃやる気も無くしちゃうよな…。でもまた一歩を踏み出してきてくれて本当に良かった。ファンはきっとみんな待ってたよ。

さあ、いよいよ緊迫の第7グループ。6分間練習の前に会場が暗くなったと思ったら、これでもかとカラフルに光りまくる照明。すげーなイタリア、派手だわ…。挨拶終わったら普通に戻ったけど。


32:樋口新葉
おお、いい表情だ。今日はきっと大丈夫。
ダブルアクセル綺麗に決めた。このままノーミスでいけるかと思ったのだが、コンビネーションのセカンドで転倒。回転は足りてるように見えたけどどうだろう。あ、やっぱ足りてるのね。それ以外はとても良かったので本当に惜しかった。ってあらら、エッジエラーもあったのか…。それでもこれだけ点出せるんだから実力あるよなあ。


33:カロリーナ・コストナー
最初から二番目くらいの腕の振りで今日はもうすげえ演技が出ると思った。コンビネーションもセカンドがトリプルだ…!非の打ち所のないノーミスなんだけどもうそういうことじゃない。そういうレベルじゃない。演技が本当にあっという間に終わってしまう。ステップはひとりだけ別次元だった。なんだあの可動域というか幅というか広さというか、なんと表現したらいいのかわからないが…。会場の歓声も力に変えたような印象だった。ちょっと涙出そうだった…。カメラが混乱してたのだけが残念。
これはすごい点が出るだろう、とドキドキしながら待つ。やっぱり出た!驚異の80点超え!すごすぎる、31歳だぞ彼女…。


34:アリーナ・ザギトワ
彼女の最大の得点源であろうルッツとループのコンビネーションが少し乱れてしまった。ザギトワとは思えんほど加点がついてない、ってか珍しくマイナス。彼女やメドベージェワについては一定以上の加点が出ると思うのが普通になっちゃってるな…。感覚が軽く崩壊(汗)。
しかしそれ以外は本当にいつものようにすごいの一言。当たり前のようなノーミス。コンビネーションジャンプだって些細なミスなんですよねあれ、ほかの選手ならミス扱い報道なんてされなかったかも、と思うくらいの。しかも既に何年も世界選手権出てたような圧倒的貫禄。初出場とか嘘だろ…。


35:マリア・ソツコワ
オリンピックは悔しい出来だっただけに今日は素晴らしい演技でホッとした。でもタノ入れてもそんなに加点はつかないのだなあ…。最初のコンビネーション大丈夫かな、とドキドキしたが、回転足りてたようで良かった。スピンも美しくて見とれちゃいますね。とにかくスタイル抜群で何やっても綺麗。たぶんタノの手以外は…。


36:ケイトリン・オズモンド
相変わらずすんげースピード。これ会場で見てたら迫力あっただろうなあ。ただジャンプは細かく乱れてたような感じ。ダブルアクセルは転倒しかけてしまった。コンビネーションもレビューついてたが大丈夫だろうか。ああ、そっちは大丈夫だけど単独のルッツのエッジ…。でもプログラムはいつものようにとっても魅力的。これももう見納めなのかな。


37:宮原知子
最初のコンビネーションだ、問題はそこだけだ。解説が黙ってしまったのでたぶん回転が足りてないのだろうがどうだろうか…。スピンやステップには加点がすごくついてることからもわかるように、コンビネーション以外の問題は全然ないのだ。最終滑走のプレッシャーなんぞもまったく感じなかったな。
オリンピックほどは高得点にはならないだろうけど、と思ったが近い点は出てる。やはりコンビネーションのセカンドが回転不足だったのにこれだけ出たのか。本当にジャンプだけの競技じゃないってことがよくわかるよな。しかしいい表情するようになったなあ、なんか嬉しいよ。


このままスーパーカロリーナがフリーでも降臨するかどうかで表彰台予想がかなり変わりそう。こうなるとメドベージェワがいないのは残念だな。ザギトワも入れた3人のスーパー大降臨対決が見たかった。ケイトリンもオリンピックの黒鳥レベルの演技がまた見たい。あれは震えた。
しかしザギトワが生まれた頃からカロリーナがシニアの世界選手権に出てるってよく考えなくてもすげえし、その二人が優勝争いしてるってのもすげえ。日本も今度こそ3枠もぎ取ってきて欲しいし、フリーも目が離せませんね。問題は起きていられるかどうかだけだ…。