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さあ、ここからは息つく暇もありませんよ!まずはステファン・ランビエール。福間さんとのコラボレーションでラフマニノフのプレリュード。
日曜日公演はかなりお疲れな感じでした。土曜日は目が合った気がするけどたぶん気のせいです。金沢の方が全体的に出来が良かったかもしれませんが、このプログラム大好きなので本当に見られて嬉しかったです。福間さんのピアノの音色も回を重ねる毎にステファンの演技と溶け合っていった気がします。まさにライブならでは。
個人的にステファンの後に滑っても私が魂を抜かれずに見られるのは彼とプルシェンコくらいです。というわけで羽生結弦。羽生君がここまでのスケーターになるなんて、まさに嬉しい悲鳴です。
プログラムは『SEIMEI』。これ大好き。何度でも見られる。金沢の旅日記で散々書いたのでこれ以上語るのはやめておくけど、本当に羽生君にピッタリ過ぎる。
土曜日は冒頭のサルコウはうまくいかず、次の4回転トゥループとトリプルフリップは成功、4回転トゥループに2回転のタノジャンプのコンビネーションは失敗、それからトリプルアクセル、だったかな。あとは忘れちゃいましたごめんなさい。
日曜日は4回転サルコウは一応成功?したけど4回転トゥループを失敗、でも続くトリプルフリップ、4回転トゥループからのタノジャンプのコンビネーション、トリプルアクセルとトリプルトゥループ?のコンビネーションと次々成功。中には出来の良くないジャンプもあった気がするけど、少なくともショーのプログラムとは決して思えない、鬼のような構成だったはず。最後のジャンプは目の前で跳ばれて感激。土日どっちかは忘れたけどイナバウアーで反り返ってる顔が見えたりして、ショーなのにあからさまに本気の羽生君にワクワクしました。何考えてるの君(笑)。でもそれが羽生君なんだよね。ああ、今シーズンが楽しみ過ぎる…。
ペアスケーターが登場、メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード。金沢に続きシングルのスケーターばかりだったので貴重な存在。
金沢の旅日記でも同じ事を書いた気がするが、ラドフォードがデュハメルの足を持って手を繋いで回る倒立スピンがものすごい迫力だった。すげえええええ。なんつーか、スポーツのダイナミックさに溢れたペアだなあ。最後はラドフォードが指で1を、デュハメルがハートの形を手で作って終了。なるほど、プログラムの「One Love」を表すジェスチャーなわけですね。
そして第一部を締めくくるのはこの人、エフゲニー・プルシェンコ!金沢では疲れているように見えた彼ですが、この神戸では非常に元気そうでした。良かった良かった。エドウィン・マートンの奏でる『トスカ』の音色に乗せてプルシェンコ節が炸裂。マートンも日曜日は特にノリノリで、氷に膝をついてヴァイオリンを弾きまくっていました。マートン、この1曲だけの出演なんて絶対勿体ないんですけど。プルシェンコ限定と言わずもっと色々弾いて欲しい。
第一部はここで終了。さて休憩だ、トイレへ民族大移動だ、とかなんとか思ってたら、突如として鳴り響く軽快な音楽と共にサービスタイムがスタート。整氷車に乗ったスケーターが、公式グッズのTシャツをバズーカ砲を使って客席に投げ入れてくれる素晴らしいお時間です。
土曜日はジュベールとトマシュ、日曜日はフェルナンデスとキャンデロロが登場。自分の座っていた席の方にやって来たのはトマシュとキャンデロロ。もちろんTシャツは飛んで来なかったけど、楽しそうな二人の様子を見られただけでも十分です。テレビ放送ではカットされがちな場面だし、こういうパフォーマンスが見られるのも会場ならではですね。
以下次号。