紙に書いたら願い事は叶うって言うから、「ファンタジー・オン・アイス全公演行く」って正月頃に書いて壁に貼ったけど1公演も行けなかったんですけどどういうことですか!てかこの「紙に書いて何とか」ってやつ今まで叶ったことほぼないんですけどー!自分の力でどうにかできることなんてほとんど無いんだよな、とこういう面でも思ってみたりします。たまに変な予知夢を見るようになってから余計にそう思う。予知夢って言っても大した内容じゃないですけどね。
要するに何が言いたいかと言うと、テレビを視聴しての感想であって会場には行っておりませんよ、ということです(泣)。ヒッチハイクしてでも行きたかったよレイモンド…←誰だよ
そんなわけで、BSフジの放送をガン見。新潟だけいつもフジテレビ系列なんですね。テレ朝の放送と見せ方が結構違ってて、これはこれで面白い。
★オープニング
なんといきなりノーカット。いつもオープニングがいちばん好きかもしれないくらいなのでこれは嬉しい。
無良君は新潟だけだったのかな。おお、キャンデロロもいる。ジェフとプルシェンコがもうアラフォーだなんて信じられますか奥さん…。羽生君も元気そうじゃん。おお、三原さんかわいい髪型ですね。
練習風景が挟まれ、鈴木さんのレポートが。解説も鈴木さん。出演したスケーターが解説もする、ってパターン微妙に流行り?
★安藤美姫
岸谷香さんとのコラボ。安藤さんのご家族が岸谷さんのファンだそう。それは確かに普通のファンに色々感想を言われるよりもプレッシャーありそう…(笑)。
とてもよく曲に乗ってたし、衣装もかわいい。思い入れがあるだけにいい演技だったのでは。
インタビューもあり。アップになると胸元のデザインもかわいい衣装だってわかるね。
★アリオナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソー
ピアニストの清塚さんとのコラボ。穏やかな笑顔と演技なのに、スロージャンプやリフトの迫力が半端ねえ。メリハリというのか、甘くもないし強すぎもしない。すごい。いいプログラムだなあ。これで見納めなのもったいない気も。
★テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ
藤澤ノリマサさんとのコラボで『You Raise Me Up』。ありとあらゆるスケーターが滑ってきたと思う曲だが、この究極感は何だろう。絶対割り込めない絆みたいなものが見えるような気がした。
★ダイジェスト
1時間弱の放送なので、ある意味仕方の無いダイジェスト。でも見たかったポイントは押さえてある気がする。
☆無良崇人:たぶん新潟にしか出てないから彼だけは見たかったのよ!なのでチラッとでも映ってくれて嬉しい。
☆ステファン・ランビエール:ダイジェストでも音の乗り方パネエ。今年は一度も彼の演技見てないので禁断症状出かかってます何とかしてくれ←大ファン
☆ハビエル・フェルナンデス:新潟でも闘牛士だったんですな。ハビエルは3枚目ができるところが魅力ですよねえ。しかもイケメンなのにですよ。
☆織田信成:勝手にしやがれ。これダイジェストはもったいねえ!今この演技ができるのは日本で織田君だけだと思うわよ(笑)
★エフゲニー・プルシェンコ
ニジンスキーに捧ぐ。えっとね、私マートンのCDも持ってるの。アホほど聞いたの。真面目モードのプルシェンコでいちばんくらいに見たかったのこれ…。あああ(泣)。またも夢破れる(泣)。
プルシェンコは生で見ると殺気みたいなものがすごい。目を逸らすことが許されない気がしてくる。この演技もそんな演技でしたね。
★鈴木明子
岸谷香さんとのコラボで『M』。一番のサビくらいから鈴木さん登場。失恋の経験をスケートで表す、とか実況が言ってたような。色々思い出して泣いちゃう人いそう。
★羽生結弦
まずはインタビュー。演技の前に入るんだ。
プログラムは清塚さんとのコラボによる『春よ、来い』。神戸の演技とも静岡の演技ともまた印象が違って、桜の花びらを青空いっぱいに両手で振り撒いていく、蒼い春風のようだった。春風の浮かべる笑顔は、少年のようでもあり少女のようでもあり、瞬きをする間に駆けていってしまうのに、ふわりと風の匂いだけが残っているような、確かに此処にある幻だった。薄紅と蒼の混ざり合った、一瞬だけ頬をすり抜けていく幻。
なんというか、山岸凉子の『日出処の天子』の厩戸がひん曲がらずに育ってたらこんな風だったんじゃないかなあ、なんて思いました←意味不明←でも羽生君って江戸時代と言うよりは古代とか平安じゃない?←だから何だよ
★フィナーレ
羽生君のインタビューを被せたりと、オープニングとは異なりさすがにノーカットではない様子。もしかしてステファンとジェフが並んでる?あれ目の前で見たら号泣するぞ私。
一芸大会も厳選して流れる。ステファン綺麗な4回転!すげえ!羽生君は派手にスッ転んでしまい心配したが、リベンジで綺麗に着氷。でも「あとちょっと」ってやってたな(笑)。
羽生君が今にも「ありがとうございました」と叫ぼうとしているところで放送が終わり、ええっ、随分消化不良な、と思ったらCM明けにちゃんと続きがあった。という訳で羽生君の絶叫で今度こそ終了。すっかりこれで締めるのが恒例になっちゃいましたね。
以上、放送時間が短いので相当カットされていましたが、見所だけをきっちり押さえた放送だったかなと思います。今年は少しは座席が改善されたと聞いたけど、今後も新潟で開催されるのだとしたら、是非見えやすい座席配置をお願いしたいですね。どこの会場でもそうなんだけど。個人的には神戸のSSを何とかしてもらいたいです(泣)。今年は行けなかったからどうだったかわからないですけど…。