うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2016 in KOBE⑦

※この記事は1年半以上経ってからようやく執筆にこぎつけました。その後も延々と寝かせ続け、やっとお日様の下に出てこられたという悲劇(汗)のシリーズです。いつの話してんだという内容ではございますが、このブログはわりとそういう記事に支えられてきたブログだったりしますので、あと少しだけこの今更シリーズにお付き合いください。書いたのは遥か昔ですが一応初出です。寝かせてただけ(汗)。
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再びステージに川畑要が登場。誰とコラボするのだろう、と思っていたら羽生結弦だという。でも羽生君はこの神戸にはいない…。
羽生君のメッセージが流れる。あまり音質の良くない、声だけのメッセージが誰もいないリンクに響く。心なしか元気がないように思えた。きっと体が許すなら出演したかったのだろう。来年も来て下さい、とまさにこの神戸で優しく客に語りかけていた羽生君の姿を思い出すと、やはり切なかった。
またいつかコラボできるように、と語る川畑さんも残念そうに見えた。仕方のないことだけど、羽生君の怪我の回復が間に合うことを前提にショーが構成されていたのだろうと思うし、彼の不在はやはり大きかったのだなと言わざるを得なかった。

誰もいないリンクを前に、羽生君が滑るはずだった『You Go Your Way』をひとり歌い上げる川畑さん。ああこれ、CHEMISTRYのヒット曲だ、私でも知ってる。ここでジャンプかな、イーグルかな、と妄想しながらリンクを見つめていると、羽生君の幻が浮かび上がってくるような気がした…。
川畑さんはやはり非常に上手いと思った。彼の歌唱で滑る羽生君が見たかった。いつかまた、本当にコラボが叶うように願っている。

川畑さんがもう1曲歌う。今度は幻でなくこの神戸に存在しているスケーターとのコラボ。イリヤ・クーリックがリンクに現れる。『かまわない』という曲だったかな、歌謡曲っぽい。イリヤはやっぱり凄かったです。今現役のスケーターたちもイリヤみたいにいつまでもハイレベルに滑ってくれて、それをいつまでも見に行けるならいいよね…。

川畑さんは2曲歌って退場。代わって滑り出してきたのはジョニー・ウィアー。幕張と同じく真っ赤な衣装のビヨンセ
超ノリノリ。ジョニーにしか出来ない演技だと思った。ズサーッ!も健在です。何て言う技なのかわからないのでこんな表記ですが、ジョニーの演技を何度か見たことのある方でしたらわかっていただけるんじゃないかと(笑)。

安藤美姫。彼女も幕張と同じプログラムでマラゲーニャ。ただし土日で衣装を変えていて、土曜日は黒、日曜日はたぶん幕張と同じ赤い衣装でした。どちらにしろよく似合っておられました。

アレクサンダー・チェスナ&エカテリーナ・チェスナ。アンドレア・ボチェッリの曲とかなんとか言ってたっけ、うろ覚え。何にしろいつもの『くるみ割り人形』ではないということですね。
布が赤になったので、最後の技で首にかける布の色が違うためネタがわかってしまうのはちょっともったいない。ブランコしてるみたいな技もあったと思う。プログラムは多少違ったとしてももう何度も彼らの演技は見てるのに、相変わらずあんぐり口を開けたままになってしまうのだった…。

ハビエル・フェルナンデス。マラゲーニャ。あれ、彼もマラゲーニャなんだ。なのにエアリアルを間に挟むのか。幕張では安藤さんとハビエルのマラゲーニャがそれぞれ続く演出だったけど、やはり敢えて続けない方が演技を比べられることがなくていいと判断したのか。いやそれは私の個人的な感想だったわけだけど。どっちでもいいけどね。
ハビエルも土日で衣装が違ったと思う。土曜日は黒いシャツで、日曜日はショートプログラムの衣装だった気がするけど間違ってたらごめんなさい。さすが現役、と唸るしかない素晴らしい演技でしたが、日曜日は特に良かったです。

さあ、残すはあのスケーターただひとりです。以下次号。