うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

瞳が何処を見ていても、その指に絆が結われているのなら

最近やたら『HERO』の再放送が多いなと思ったら、木村拓哉さん主演の映画が封切られるのですね。なるほどそれでかー。原作読んだことないなそう言えば。

私はその、キムタク主演ドラマ『HERO』が大好きで、再放送のたびに見てます。ドラマ作品としてはこれがいちばん好きかもしれない。このたびの再放送もまんまと見てしまった。数年ぶりに見ると細かいところは忘れているので、また新鮮で面白いんですよね。

そんなわけで、今回は「好きなドラマの好きなコンビ」を3組ほど挙げて語ってみようと思います。普段あんまりドラマを見ないので(毎週同じ時間にテレビの前に座るのが疲れる…)、わざわざこうやって挙げるということはいずれもかなり好きな作品です。
多少のネタバレを含む可能性がありますので、未見の方はご注意下さい。

①HERO

本放送時にも見てましたが、大好きでした。城西支部の面々が、みーんな濃くて自分勝手で、面白い。変な人しか出てこない(笑)。笑いの要素がふんだんに入った群像劇としても非常に楽しめますし、検事に限らず仕事への向き合い方について居住まいを正されるドラマでもありました。昨年末に何年ぶりかで見たけど、もう20年近く前の作品なんですね。全然古くなかったよ…。

それぞれの検事と事務官、検事同士のやり取りも大好きなんですけど、やはり主人公・久利生公平とその事務官、雨宮舞子のコンビは珠玉です。破天荒な検事・久利生に振り回される雨宮の物語かと思ったら、雨宮も結構久利生を振り回している。誰か一人の視点に固定したドラマではないので、その視点の切り替わりが絶妙だった。
お互いに振り回し、反発しあい、時に子供のように喧嘩しながらも、納得いくまで真実を見つけ、その元に判断する、という方向性は徐々に真っ直ぐ重なっていく。「お仕事もの」のドラマとして秀逸でしたし(もちろんリアリティーを求めればツッコミどころは満載なのでしょうけど)、それを邪魔しない程度の「くっつきそうでくっつかない」関係性の塩梅もちょうど良かったと思います。

第1弾の映画のラスト、あのままで、あれで綺麗に終わってくれてた方が良かったんじゃないかという思いはあるのですが(泣)、続編を期待する声があるのもわかるドラマでもあるのですよね。おそらくドラマにも、このコンビにもエンドマークはまだ付いていません。今後の展開を、あまり期待せずにですけど、待っているファンのひとりだったりします。もしまた映画が制作されたら、今度はちゃんと映画館行くぞ。

のだめカンタービレ

原作より先にドラマを見ました。原作者・二ノ宮知子さんの『平成よっぱらい研究所』が大好きで、あの人の漫画のドラマだったらきっと面白いだろう、と何となく見てたらビンゴ、私がめっちゃ好きなやつでした。うちの母親は、のだめが実家に帰る話で涙を流して笑っていた…(笑)。

『HERO』とは異なり、基本的に主人公・千秋真一の視点から語られる作品で、もうひとりの主人公であるのだめ(野田恵)は「視聴者(読み手)にも何を考えてるのかわからない」キャラクターだったと記憶しています。それだけに、「俺は何でこんな変態に惹かれているんだ」という葛藤と戦う千秋の姿が面白かったんですよね(笑)。
さすがに少女漫画家の作品だけあり、恋愛ものとしてののだめと千秋の関係もぼかさずきっちり描かれています。ですが、どちらかというとこの作品の比重は、「同じ音楽の世界に生きることを選んだ者同士の葛藤と成長」にあると思っています。
千秋はのだめの才能を見つけ、のだめは千秋の閉ざされた道に出口を見つけ…。これまた変な人しか出てこない作品なんですけど(笑)、宝石はそこにあるだけでは輝かない、見つけ、見つけられ、いずれ宝石と呼ばれるようになるのだと、ある種の才能の世界に生きていくことを丁寧に描いた作品でもあります。その部分がなくただのギャグドラマや恋愛ドラマなら、私は途中で見るのをやめていたでしょうね。
「同じ方向を見て生きる者」のある意味理想形を描いた作品ではないかな、と個人的には思っています。そう、千秋とのだめ、ですね。

オーケストラのシーンも迫力で、音楽が好きな私は(まったく詳しくはないのだが)、ついでに千秋も大好きな私は(笑)、映画も見に行ってしまいました。映画はピアノの音が凄かった。ホントに凄かったんですよ。素人にもわかるほど。確かラン・ランだったはず…。

TRICK

以前に記事にしたこともありますが、大好きな作品。変な人しか出てこない作品、という点ではこの作品がぶっちぎってそうかもしれない(笑)。好きなドラマは変な人しか出てこない作品ばっかりじゃないかお前。ええ、そうですよ(笑)。今回は挙げなかったけど『ガリレオ』も大好きだったからね(笑)。

売れないマジシャン・山田奈緒子と、自称天才科学者・上田次郎の、どうしようもない主人公二人が怪事件を解決していくドラマなのですが、とにかくギャグがてんこ盛り。変な村に変な事件。でもその結末は決して後味のいいものではないことが多い。笑いと物語のブラックさと登場人物の濃さが絶妙に引き合うドラマで、何度も映画化されるほど人気が出たのもわかる気がします。

山田も上田も全然いい人なんかじゃないんだけど(笑)、ある意味とてもピュアな人たちでもある。「くっつきそうでくっつかない」のは上記二作に比べるとこの作品が最も顕著で、むしろくっついてしまったら、と言うよりそれを描いてしまったら作品が成り立たなくなってしまうでしょう。だからこそ、第1弾の映画のラスト(大好き…)や、完結編の終盤の展開が非常に生きるのです。

完結編と銘打たれていた(はず)のラストステージはこれまた映画館で見ましたけど、次郎がいじらしくて泣いたから、私(笑)。のだめの映画も千秋がいじらしくて泣いたから。男主人公がいじらしい話が好きなのか(笑)。

奈緒子の母・里見を演じていた野際陽子さんが亡くなってしまったので、もう続編が作られることはないだろうな、と思ってます。奈緒子のお母さんと矢部(笑)は作品から外せないでしょう…。作品としても綺麗に終わっていたと思うので、これ以上やると蛇足かなあ。また見たい気持ちもあるけど、人気作でもある程度納得のいく完結編を作ってもらえるケースはあまりないと思うので、私はこれでいいかな、と思ってます。映画としてはやっぱり一作目が面白かったけどね。竹中直人が死ぬほど胡散臭くて大好きだったわ(笑)。


以上、3作品。久利生&雨宮、のだめ&千秋、山田&上田。大好きですね。
何故彼らが「理想のコンビ」かと言うと、どのコンビも、私にとっては「理想に近い描き方をされているコンビ」だから。いずれも異性の組み合わせであり、ロマンスの空気も漂わせながら、でもそういったものを超越したコンビでもあるからです。

恋愛ドラマとしての様相は呈するものの、そこが主題じゃない。そこを決しておざなりにしてるわけじゃないんだけど、まず「二人の人間の物語、コンビの物語」として見た時点で二人とも非常にキャラクターが立っていて面白く、だからこそ恋愛ドラマの部分も引き立ってくる。時に破天荒で、人として破綻していたりもするけど、主人公二人の間には確かに「絆」があり、その描き方が押し付けがましくない。理想的な登場人物の描かれ方なんですよ、私の感覚では。

基本的に私が恋愛ものが苦手だというのが大きいですね。見たり読んだりしないわけじゃないんだけど、よっぽど上手い展開じゃないと「もういいよお腹一杯、別の話してくれ…」と思ってしまうのだった…。しかも私が好きなカップリングは90%くらいそういう結末にならないという冗談でもなんでもない事実が存在するためますます疲労が…(泣)←マジで何かの呪いじゃないかと思うレベル


「コンビと言ったらホームズ&ワトソンは外せないでしょ」とか、言い出したらキリがないほど色々ありますけど、今回はこのような視点でまとめてみました。相変わらずお題の主旨とはずれてるような気もしますが、とりあえずこんなところで…。

ついでに、以前書いたトリックの記事のリンクを置いときます。第2シリーズの主題歌だった『流星群』がめちゃくちゃ好き。でもあの曲は歌うのが難しいのでカラオケではもっぱら『月光』である←どうでもいいこの話
usagipineapple.hatenablog.jp




#シュガラお題「理想のコンビ」



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