うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

国別対抗戦2019雑感②

アイスダンスのリズムダンスに続いて、女子のショートプログラム。地上波で放送があるからでしょう、AbemaTVでの生中継は行われなかった模様。女子は白熱の戦い必至だから生で見たかったですよ。
仕方ないからスポーツナビの実況をチェックし続けてた。ネット環境に恵まれなかった頃はこれが頼りでした。いつもたいへんお世話になっております…!
その結果を見ながら、やっぱり生中継すれば良かったのに、と白目を剥く。こりゃどうも凄い戦いになったようだの…。夕方のローカル番組を潰すことはできないんだろうなあ、きっと。スケートに興味のない層の方がたぶん世の中には多いしね。

お名前の前に★がついているのは地上波で放送のあった選手です。そのほかの選手の演技は後日放送されたBSの番組で視聴しました。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:マリーナ・ピレッダ
序盤はぎこちなさというか、まだジュニアっぽい印象があったんだけど、後半はぐっと良くなってった気がする。ルッツがすごく余裕があって、いいジャンプに思えました。トップバッターからいきなりなかなかの演技で、女子は見ごたえのあるいい戦いになりそう。


2:ロベルタ・ロデギエーロ
ちょっと身体が重そうに見えたけど、世界選手権も終わったことだしもうお疲れですよね皆さん。年齢的にもかなりのベテランということで、同じイタリアの選手でも全然違う魅力や世界観が続いて楽しいですな。

イタリアのキスクラはまだまだ本気を出してないな(笑)。


3:アレイン・チャートランド
うーん、シーズン最後だしいい演技して欲しかったけど…。コンビネーションジャンプがふたつともダブルだったので大幅に減点されてしまう。ショートは規定を満たさなければならないからミスは痛い結果になっちゃうんだよね…。スピンやステップは確実にレベルが取れてるのになあ。

カナダのキスクラはかなりのやる気だな。何せ鳴り物がうるせえ(笑)。


4:マエ・ベレニス・メイテ
実は諸事情で演技の前半をちゃんと見られなかったので、全体的な完成度はわからなかったんですけど、後半だけ見る限りは力強くて落ち着いた演技に思えた。国別5回も出てるんだ、もう国別のプロ(笑)。

応援席にジュベールがいる?相変わらずクッソ美形だな…。私が今までに直接この目で見た生き物のなかでいちばん美しいと思ったのが実はジュベールです…。


5:ロリーヌ・ルカヴァリエ
アクセルが躍動感があって素敵だったー。なんか、エジプト方面のお祭りに紛れ込んだみたいな賑やかさのあるプログラムですね。パーフェクトではないけどやっぱりまとめてくるなあ。

キスクラの応援団がノリノリ。シゼロンに吹いた(笑)。パパダキスのセーラー服もかわいいぞ(笑)。


★6:ソフィア・サモドゥロワ
冒頭のコンビネーションが単独になってしまったのか。綺麗に跳んでるから一見わからないけど。そのせいだろう、ずっと表情が硬かったが、しっかりとリカバリー。ショートのミスは痛いですからね。それからはホッとしたのか笑顔が出て、既に貫禄たっぷりに見える彼女もやっぱり人間だな、と何だか可愛くなってきてしまった。

第2グループ

世界選手権のメダリスト全員出てないけど、それがどうしたってメンツの第2グループだよ。絶対女子はメダルの数足りないよな。もう贔屓とかそんなんじゃなしに。
そうだった、テレ朝と言えば修造だった。6分間練習やリンクインからして熱い…。氷溶けそうな気がしてくる(汗)。


★7:エリザベータ・トゥクタミシェワ
わしは…わしはトゥクタミシェワちゃんが大好きじゃあああああ!散々書いてるけどおおおおおおお!←やかまし
世界選手権の代表にメドベージェワが選出されて、プロが決めたことだし間違いはないだろうと思いつつも、今シーズンあんなに調子が良かったのに彼女が代表になれないなんて、とロシアの代表争いの厳しさが苦しくなってくるほどだった。だからこの大会で存分に悔しさを晴らして欲しい。

トリプルアクセル決まったあああああ!素晴らしい!ルッツは男女合わせて彼女のルッツがいちばん好きかもしれん。かなり絞ったのか少しだけやつれた雰囲気で、独特の美しさに凄みが増していて、見るものを黙らせる迫力があった。あああああこれ見に行きたかったああああああああ(血涙)
出た、80点台!最高の出来だったんじゃないか?ああああ、これがトゥクタミシェワちゃんじゃああああああ!!!←号泣


★8:ガブリエル・デールマン
ああああルッツが抜けたああああああ(泣)。無得点になってしまうのでショートでは非常に痛いミスになってしまう。スピードもあったし、選曲も彼女の雰囲気にピッタリでプログラムとしてはすごく良かったと思うので、そこだけもったいなかったなあ。


★9:マライア・ベル
応援席からのマライアコール(笑)。思わず吹いてしまう(笑)。
ものすっごく軽やか。ここで滑れて楽しい、このプログラムを滑れて楽しい、そんな気持ちが画面いっぱいに伝わってきた。まったくミスする気がしなかった、素晴らしかったです。応援席の明るい雰囲気も力になったかもしれないですね。
彼女にとっては収穫のシーズンだったのではないかなあ。このプログラム大好きなので、シーズン最後にこんないい演技が見られて幸せです…。


★10:紀平梨花
きたああああああああああああああ!トリプルアクセル決まったあああああああああああ!加点ヤバい!ヤバい!
トリプルアクセルさえ決まればあとはもう心配はいらない。思った通りのノーミス。足換えのコンビネーションスピンがさりげなく好きなのよ、伸び上がるようでとても綺麗。
ちょっとした動きも美しく、パーフェクトだったと思う。世界記録更新も納得ですね。今現在可能な女子の演技構成としてはほぼマックスの出来だったんじゃないだろうか。今日のお客さん本気でうらやましいんですけどおおおお(血涙)

キスクラ(笑)平成(笑)令和(笑)誰が書いたんその書き初め(笑)。平成おじさんと令和おじさん(笑)。って君ら平成おじさんの時には生まれてすらおらんのやな…。そりゃ髙橋君が「自分だけ昭和生まれ」って自虐ネタにするわけやな…(汗)。


★11:ブレイディ・テネル
笑かすわアメリカ…。かけ声笑かす…。
私なら笑っちゃって集中できないけど(笑)、そこはさすがテネル姐さん、危なげなくノーミス演技。このプログラム、ブツ切れ感がまったくなくてすごく見ごたえあるんだけど、そこに彼女のシャープさが加わって私はすごく好き。

キスクラ(笑)。やっぱりその顔写真用意してんの?テネル姐さんの顔写真複数をうちわのように掲げる。やめて呼吸できないいいいいい!もう優勝でいいから!キスクラ部門はアメリカ優勝でいいから助けて←限界


★12:坂本花織
このたゆたうような曲に、彼女の滑りが本当によく合うのだよ。「人が滑っているのを見るのがただ気持ちがいい」という滑り。スピードがあるのでジャンプを降りてから余裕をもって流れていくのが本当に本当に大好き。今回のダブルアクセルも絶品じゃった…。
彼女も素晴らしいノーミス。この演技でも3位かい…。上位ふたりはパーフェクトな演技に加えてトリプルアクセルですもん。強すぎるがな…。

また書き初め(笑)。持ってる二人が無表情なのが笑ってしまうんですけど!


紀平さんと坂本さんのインタビュー。世界記録更新したのわかってなかったのか紀平さん…。こんな風に気負ってないから記録が出せるのかもしれんな。

いやー、女子素晴らしかったですね。世界選手権も終わったことだし国別はもうグダグダ、というイメージだったが、むしろ「世界選手権の憂さを晴らす」という感じで皆さん存分に暴れまわっておられる…。個人戦じゃないしそんなにプレッシャーもかからんでしょうし。フリーも存分に暴れていただきたい、楽しみ。

ではでは、明日は男子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。



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