うさぎパイナップル

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フィギュアスケートだらだら語り in 4月⑥

スケーターが出演しているなど、フィギュアスケート関連の番組の感想をつらつらと語るシリーズ。3月下旬から4月上旬にかけて、髙橋君の出演する番組が集中して放送されたので、本日はそのうちのふたつの番組をひとつの記事にまとめて感想を述べてみます。今更の内容ではございますが、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

テレビだらだら語り①

まずは4月4日放送、『徹子の部屋』。テレビ朝日。説明不要の長寿番組ですね。
ゲストは髙橋大輔。このところよく見かけるなあ、氷艶の宣伝も兼ねてるのかな。

引退前の話から、気持ちが変化して復帰に踏み切ってからの話など、既に何度か聞いた話がメインではありましたが、徹子が聞き手になることでまた違った切り口になっていたような気がします。

2015年に髙橋君が出演した時の映像が流れる。あー、確か見たなこれ。髙橋君の尻を触る徹子。徹子以外に許されない。「こういうものを触ったことがない」と徹子さんはおっしゃっていたが、普通は触らないから(笑)。たぶん2015年にも笑っちゃったけど今回も爆笑してしまいました。

徹子さんも仕事をリセット?してニューヨークに滞在していたことがあるそうだけど、その話が人生の先輩の話って感じで面白かったなあ。
11年くらい前に出演した時の映像も少し流れたけど、すんげーチャラかった頃だな、と懐かしくて笑ってしまった。これくらいの頃は喋るたびにハラハラしてました、ごめん(笑)。
んで、この頃があるから今があるみたいに徹子が肯定してて、またもや人生の先輩の話かつ、ただのファンっぽいなあ、と徹子の話ぶりから想像する(笑)。
こうして過去の映像も振り返ると、本当に落ち着いたしいい顔になったなあ…。憑き物が落ちたような印象すらありますね。

奥様が見てる時間帯の番組だからか、ご両親のことも多く語られる。ここは初耳の話が多かった。
ご両親に家と犬を買ってあげたという髙橋君。犬の写真は初めて見た、かわいいな黒の柴犬。近くに住んでいられないので家とか犬とか形でできることをやった、現役時代に稼いだお金は全部家に使った、という話だったかな、違ってたらごめんなさい。
私もお金稼いだらやりたかったことは「親に家を買う」だったのよね。住環境ってものすごく大事だと思うけど(特に性格的に細かいと)いちばんお金がかかるからいちばん手を出せないんだよな…。人生の目標ですらあったけど、もうその目標いいや、無理っぽ(泣)。普通の家でやってもらえることやってもらえずに自分でやってたりするからもうそれでいいことにしてくれ…(泣)。

全体を通して、徹子が髙橋君のファンなのがよくわかった(笑)。あと髙橋君の作ったごはんの写真が美味しそうでした。ひたすらごはんの写真だけアップし続けてもみんな見てくれそう←有名人にしか許されない手法

テレビだらだら語り②

続いて4月6日放送、『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~ 髙橋大輔×宮嶋泰子』。BS朝日
番組のサブタイトルからもわかる通り、こちらも髙橋大輔にクローズアップした番組。

スケートを始めた頃の話から怪我とリハビリ、3度のオリンピック、そして現役復帰と、このところ何度もテレビで語られている髙橋君の半生を聞き出す番組。これまでに放送された番組と同じ内容がやはり多いながら、初めて聞く話もぼちぼちあって、各番組での切り取り方を比較してみるのも面白いかもしれませんね。

あー、10年以上前だと思うが「エロカッコイイを目指す」とか何とか言ってた記憶があるようなないような(笑)。ご本人いわく「調子乗ってた頃」だそうだが、インタビューのたびにハラハラしてた頃ですかね…(汗)。演技もあの頃胸焼けするくらい濃かったわ…。

まわりの人がそういう風に言ってくれたから、的な話を番組中に2回くらいしてた記憶があるんだけど(間違ってたらごめんなさい)、流されて生きる方が本来の力が出せる人もいるんだろうな、と彼の話から感じる。褒めてもらうことって大事なんだな、ともすごく思った。

テレビキャスターには向いてないかも、とたぶん我々も思ってたけど(汗)、本人もそう考えてたんですね…。手が乾燥するほど汗をかいたとか耳が遠くなってったとか、そんなにきつかったのか…。向き不向きはやってみないとわからないことも多いし、髙橋君の場合はサポートしてくれる人も多かっただろうに上手くいかなかったってことは、確かに本人の言う通り向いてなかったのかもしれないですね。

でも、氷上と陸上での踊りの違いの話はすごく面白かった。イメージしやすくてわかりやすくて。本人が得意なこと、それも感覚的に喋ってもいいことならちゃんと上手く喋れるんじゃないかなあ、とちょっと思ったけどな。

まあでも、そんな回り道やいろんな時期を通って、今のスッキリした顔の髙橋君にたどり着いたんだから、人生って無駄なことなんてきっとないんだろうな、と見ていて思ってしまった。怪我やリハビリの話もしてたけど、最初に髙橋君が「変わった」と思ったのはあの怪我からの復帰シーズンで、そして2度目が今だな、という印象です。私はね。
番組の最後が「回り道には意味がある」という言葉で締めくくられていて、ああ、まさにそうだな、と納得でした。いい締めだった。

なんだか、スケートを始めた頃のスケートが好きだったという気持ちに巡り巡って戻ってきたように見える。落ち着いた表情なのにどこか少年のような髙橋君の雰囲気に、そんなことを思った番組でした。


氷艶や国別の番宣も兼ねてたのかもしれないですけど、髙橋君を本当によく見かけた春先でしたわ。来シーズンもどんな演技を見せてくれるのか楽しみです。
では、また次のだらだら語りでお会いしましょう。



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