うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2016 in NAGANO⑦

※この記事は1年半以上経ってからようやく執筆にこぎつけました。その後も延々と寝かせ続け、やっとお日様の下に出てこられたという悲劇(汗)のシリーズです。いつの話してんだという内容ではございますが、このブログはわりとそういう記事に支えられてきたブログだったりしますので、あと少しだけこの今更シリーズにお付き合いください。書いたのは遥か昔ですが一応初出です。寝かせてただけ(汗)。
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神戸の様子から予想はできていたが、やはりそれなりの長時間にわたる公演だった。ステファンの絶品の演技やフィナーレを諦めることと夜行バスで大変な思いをしながら帰宅することを天秤にかけるなら、私はやはり後者を取ってしまう。何のために遠くから見に来るんだ。意味がないとは言わないが、せっかくの宝物のようなスケーターたちの作り上げた世界を、最後の一滴まで味わい尽くしたい。ファンも楽しみ抜くことが、彼等への最大の賛辞だと思うから。ま、馬鹿だってことですよ。わかってるからいいんだよ(泣)。

そんなわけで、のんびりとシャトルバスに揺られて長野駅へ戻る。我々の到着時にはたぶんもう混乱は収束していたんじゃないかと思うが、どうやら駅には安倍総理の姿があったらしい。応援演説?さらに東京へ移動するのであろうスケーター一行もやって来て文字通りのカオスだったようである。一部のスケーターには我々も遭遇いたしました。散々目撃情報があがってたので伏せても意味がないと思い話題に取り上げてみる。ただ、話しかけたりは一切せず姿を見掛けてはびっくりして固まってただけですけど(汗)。その昔某大人気スケーターがバスの窓から手を振ってくれた時もあまりに驚いてまったく反応できなかったんですよね私…。だってただでさえバスがそこを通るなんて思ってなかったのにまさかそのスケーターが顔を出すなんて文字通り夢にも思ってなかったんだもん…。手を振り返すくらいなら私にも許されたんじゃないかと今でも後悔してます…。でも今後似たようなことがあってもおそらく永遠に固まってるだけだと思う(泣)。


工事が完了して綺麗になった長野駅はお土産コーナーも充実していた。心惹かれる品物がたくさん売られているのだが、今日はこれからかなりの間長野駅で時間を潰さなければならない。節約必須なので、どうしても気になった小さな箱入りの味噌だけを買った。ミニチュアの段ボール入りの荷物みたいでものすごーくかわいかったのです。
Aさんはしばらく付き合ってくださったが、残念ながら新幹線の時間が来てしまった。本日も本当にありがとうございました。改札に消えていくその姿を見送ると、完全にひとりになってしまう。さあ、これからどうしよう。観光に出向こうにも既に夜。そもそも観光する予算もない。
仕方ないので駅やその周辺をうろうろとさまよう。幸いにも改装された駅ビルをぐるぐる歩き回るだけでもそこそこの時間は潰せる。宿泊しないのであまり荷物がなく身軽だったのも体力の消耗が少なくて良かった。大きな荷物を抱えて歩き回るのは思った以上にしんどいものである。
そのうち疲れてきたのでスタバに入店。のんびりと飲み物をいただきながら休憩していると、店内にはビッグハットへお越しになっていたんじゃないかと思われる方がちらほら…。皆さん夜行バス待ちかしら。お姉さんそのネックレスはファイテンでお求めになりましたね。私も同じの持ってますよ、と声を掛けそうになるのをぐっとこらえる。暇だったんだ、暇だったんだよー(泣)。

スタバを出て、今度は夕食をとろうとわりと遅くまで営業している店に入る。あまりお金がないので軽くつまむ程度。お肉美味しい。そう言えば朝から肉ばっかり食ってるわ。普段あんまり食べられないからな…。金がないんだ(泣)。
ようやく夜行バスの乗車時刻になり、疲れ果てて着席。ちょっとバス停の位置がわかりづらくて焦った…。だいたいきっちり調べてから向かうんですけど、それでもいざ現地に着いてみるとわからないことも多いんですよね。
車内でのことは何も覚えていない…。疲れて爆睡してたんじゃないかと思う…。

予定時刻より相当早くバスは新大阪に到着。これなら地元までバスが乗り継げたかも、とちょっとガッカリ。バスなら費用がだいたい半額で済むからさ。だがこればっかりは致し方ない。
スーパー銭湯的なところで朝風呂して前々から行きたかった大阪のとあるお店に出向こう、などと考えていたのだが、長野で色々食べて散財してしまったので(たったあれだけで散財扱いになる私の貧窮問答歌っぷり)、空きっ腹を朝マックで満たしてからおとなしく新幹線に乗車した。はあ、大阪でのんびりするための新幹線だったのにやっぱり金がなかったよ(泣)。しかしおかげさまで午前中には帰宅できました。丸一日お風呂も入れてなかったし、これで良かったんだと思うことにしておこう…。

家に着いてから、長野でAさんにいただいたパンを温めて食べた。何だこれむっちゃくちゃ美味しい。10個くらい一気に食べられるんですけど。今度関東行ったら絶対買おう…。


そんなこんなで、長野旅日記も以上で終了です。参考のためパンフレットを見返すと、ステファンのファンには宝みたいな内容だなとしみじみ。インタビューも載ってるし、ステファンが羽生君の頬をムギュッて挟んでる写真がかわいいんだよね。やっぱり2016年のファンタジー・オン・アイスの主役はステファンだったように思います。パンフレットの表紙には「宝くじPresents」の文字が踊っているが、そう言えば宝くじを購入したらチケットが当たるって懸賞やってたっけな。もちろん応募してもちろん外れたよ(泣笑)。本当にまっっっっっったく当たらなくなったんですけど懸賞!ドン底まで運がないよなこの人(泣笑)。

今更な内容に最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。今後も旅日記を量産出来るよう生活を立て直したいと願いながらこれをしたためております。これからも当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。


長野旅日記2016
宝くじにいい加減高額当選をプレゼンツされたい編
ー完ー


2019年追記:
ぽつぽつと載せ続けている今更シリーズ。ストックしてた記事がたくさんあったこともあり本当に長々と寝かせてしまいましたが、取り出してみても別に熟してるわけでもなくガッカリだよ←自虐
色々思うところもありお蔵入りでもいいかなと考えていましたが、神戸と長野のステファンが本当の本当に絶品で、ステファンのファンとしてどうしても自分の見てきたものを書き残したい、と諦めずに書ききりました。スケーターは皆かわいいし頑張って欲しいと思ってるけど、自分にとって別格のスケーターはやはり何人かいて、ステファンはその筆頭とも言えるほど私にとっては特別なスケーターなのです。できれば、彼の演技を見に行く機会だけは、どれだけ無理をしてでも失いたくないと思っています。土下座すればその権利を与えてやると言われたら、土下座でも何でもしてしまうでしょうね…。
2018年の公演にて、二年越しで羽生君と川畑さんのコラボレーションが叶ったことをとても嬉しく思っていたけど、それをこの目で見届けられなかったことはいつまでも悔やみ続けるのだろうな…。


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