うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

もて海を口ずさむ

今週のお題「アイドルをつづる」

今週のお題が変わらないうちに、もう一本もて海の記事をねじ込みます。noteに書くつもりだった記事なのですが、せっかくちょうどいいお題があるので、いい機会ですしこのままはてなの方に書いてしまいます。

「もて海」とは、高知の観光PR隊として活動していた「土佐おもてなし海援隊」の通称です。残念ながら、2019年3月31日で活動は終了しました。
過去に何度か記事にしており、今週のお題としてもつい先日一本書いたばかりですので、詳しくはそれらを参照していただければと思います(最後にリンクを置いておきます)。


さて、本日のテーマは『MOTE-KING TRIBUTE あの日たちからの伝言』。これは土佐おもてなし海援隊のアルバムのタイトルで、6曲収録されています。もて海の前身である「土佐おもてなし勤王党」のカバー曲が4曲と、もて海のデビューシングルから2曲、という構成です。

貧民過ぎてにっちもさっちも行かず、もう無理かと思っていたところ、もて海ファンの方のお力添えで無事購入できたので(号泣)、お礼も兼ねて自分なりにこのCDの感想を書いてみよう、と思います。オフィシャルブックも読めてないし(頼むから待っててくれえええ←いつ真人間に戻れるのお前…)、完全に自分の感覚による感想で、全然見当違いの解釈になってるかもしれないですけど、こういう風に感じたアホ…もとい(汗)人間もいるんだな、程度にそっと流していただければ嬉しいです。

あしたのために

もて海のデビューシングル。びっくりするような名曲ですね…。マジでびっくりなんですけど…。
聞いてると、頭の中に絵コンテが浮かんでくるんです。高知の風景を相当上空から俯瞰で映して、んでここでタイトル…とか(笑)。そう、すごく主題歌っぽい。ワクワクする物語が始まる予感がしてくる。こうなったらアニメ化だ!アニメかと思ったら実写に切り替わるやつ←そろそろ黙れ…

皆さんの中にも同じような方がいらっしゃるかどうかわかりませんけど、曲を聞いていると頭の中にイメージ映像みたいなものがわき上がることがあるのですね。プロモーションビデオを勝手に脳内で再生しているような。
どんな曲でもビジュアルが浮かぶのではなく、やはりメロディが繊細だったり色彩豊かだったり、曲から、もしくは自分の内側から物語が溢れ出してくるような曲だけですけど。それってつまり、少なくとも私にとっては名曲だってことなのですよ。

楽曲としてはこれがいちばん好きかもしれないです。二番のサビがめっちゃ好き…。プロ野球選手に生まれ変わったらこの曲で登場したい(笑)。ホームラン打つよ(笑)。

炎のように

ものすごい骨太な曲。歌詞はこれがいちばん好きかもしれない。そしてサビがいちばん口ずさみやすいのもこれかな、と個人的には思います。つい口ずさみたくなるし、歌詞に鼓舞される。

私の困った癖で、信号待ちの間とか、誰も歩いてなさそうな夜道とかで、ついちっちゃな声で歌っちゃうことがあるのですね。信号待ちの間って暇じゃないですか(笑)。交通量が多いと歌ってても聞こえないでしょ、と油断してつい歌っちゃうの。
で、最近口ずさんじゃうのがもれなくこの曲なんですね(汗)。その日も交通量の多い交差点でうっかりサビを口ずさんでしまったところ、ふと気配がして振り向いたらどこぞのおじいちゃんがチャリで信号待ちしてたよ!ヤベエ!恥ず!←気付くのおせえ…
…私なら歌いながら、時々ちょっと踊りながら信号待ちしてる人なんか見つけた日にゃ、面白がりながらもそっと目を逸らしますが、そう思ってるくせに自分も歌うという矛盾…。他人にされて嫌だったってことを平気で人にできる人って何なんだ、と他者に呆れることがあるけど、人間自分のこととなると客観性を失うものなのか(汗)。

てなわけで、信号待ちしながら『炎のように』を歌っている怪しい人物がいたら結構間違いなく私だと思います…。

…って、何の話だよこれ!←お、怒らないでぶるぶる←たぶん無理

夢の続き

よく晴れた浜辺で小波とじゃれてるみたいなイメージの曲。幕末から現代に蘇ることで叶った再会を喜んだり、高知の美しい風景をいとおしんでいるような。笑顔ではしゃぐメンバーの姿が曲に乗って浮かんでくる。穏やかな明るさが、聞いててホッとしますね。
『あしたのために』がオープニングテーマなら、この曲がエンディングテーマですな←そこから離れろお前…

あの日たち

非常にドラマチックな、美しい曲。胸をかきむしられるようなメロディと歌詞で、白い月明かりに照らされた6人の横顔が目の前に立っているような気がしてくる。
サビに行く前、Bメロって言うのかな?それぞれの歌声が呼応するように交差して、それぞれの想いも交差していくようでたいへん美しいです。武市さんの透明な歌声が活きてますね。

『炎のように』もそうなんだけど、幕末の志士の多くは若くして志半ばで倒れているんだよね。しかもその最期は凄惨である場合も少なくない。時代を動かそうとした若者たちのエネルギーや、理想を曲げることなく、新たな時代を見届けることなく散っていった無念さみたいなものも、時折歌詞に盛り込まれているのが面白いな、と思う。それがただのアイドルソングにとどまらず、存在感を放っている理由だったりするのかもしれませんね。

維新回天ambitious

以前も書いた話だけど、平成最後に聞きたいのがSMAPの『夜空ノムコウ』なら、令和最初に聞きたいと思ったのがこの曲です。
21世紀の維新志士たち、というイメージで、ものすごくテンション上がる。ここから巻き返す、絶対に諦めない、と尽きかけていたやる気がみなぎってくるようです。サビとサビの間、Cメロって言うのかな?あそこがめっちゃくちゃ好き。

これも以前書いたネタですが、私がフィギュアスケートの選手だったら試合前に聞きたいですね。特にショートプログラムでやらかしてフリーで挽回を誓っている場合。アップしながら熱唱する(笑)。
※ご存じない方のために。フィギュアスケートショートプログラムとフリーの二種類の演技を行って勝敗を競います
※このブログを書いている人はフィギュアスケートのファンです。いい席で見ようとすると1公演あたり諭吉が2名くらいは必要なため、頻繁にアイスショーに行くようになってから3年で12kg痩せました…←給料が安過ぎたのと忙しかったのもたぶん原因ですけどね…←貧民過ぎて近年はろく見に行けてません…

勇気凛々

初めて聞いた時は衝撃でした。イントロからメロディから歌詞から、凄まじい完成度。勇気と元気が溢れてくるのにどこかロマンチック。しかもダンスがものすっっっごくかわいい。ステップがかっっっわいいいいいいいい!
これは振付を覚えたいと思いました。あまりの名曲に、振付ビデオが売られてて高知の人はみんな踊れるんじゃないかとまで妄想してましたが、当然ですが完全に妄想でした←この人は馬鹿です…

変身もしないし巨大ロボットも出てこないしそもそも戦わない戦隊モノのようです。それ戦隊モノじゃねえだろ、というツッコミはそっと風に流してください…。
いや、高知だからアンパンマンですかね。なんにしろ(汗)、イメージとしてはすっごい爽やかなヒーローソングなんだけど、決して子供向けじゃなくて老若男女みんなが盛り上がれるようなパワーがある。いやー、これは名曲ですわ。時々「君が代以外に国歌を制定するとしたら」みたいな話題が出るけど私はぶっちぎってこれを推す…←あんたもうその辺で…バカがバレる…←もう遅い


以上です。お前何言ってるの?みたいな内容ばかりになってしまってホントにすみません…。もて海さんのことを全然知らない方は、こんな駄文じゃなくて虎太郎さんが公式ブログで書いてた解説を読んでください…。これは想いの行き場のないファンがとにかく叫んでるだけの文章なんで(汗)。

帯の裏にも写真があるのがいいですね。こういうちょっとしたところまで手をかけてるところに愛情が見える…。ちなみに、封入されていたアナザージャケットは『炎のように』でした。何種類もあるそうな。
土佐おもてなし勤王党についてはもて海でいっぱいいっぱいで何となくしかチェックしていないんだけど(ますます深みにはまりそうで怖い…)、それでも前身のグループのことも大切にしてるのが伝わってきて泣かせます…。全体的に、基本はヒーローソングなんだけどそこにセンチメンタルさがキラキラ振り撒かれてぎゅっと閉じ込められているのが、心をキュッと掴む要因なのかなあ、と思いました。すごーく勝手な印象ですけど。


非常に長くなってしまった…。それぞれの皆さんの歌声についても語ろう、とか思ってたんですけどそれはまたの機会に。それこそ「お前何言ってんの?」な内容になりそうなので闇に葬った方がいいかもしれませんが(汗)。

そんなに詳しくもないのに語っちゃって、ホントごめんなさい、という感じなのですが(泣)。3、4年はじっくり見つめて熟成させないと失礼な気がして語れない、と思っちゃう人間なのですけど、CDが買えてホントに嬉しかったので、ごめんなさい、語ってしまいました…。

全然詳しくはないけど音楽が好きなので、もて海さんの歌を知ることができて、その機会を奇跡的に得ることができて、本当に良かったな、と思います。アルバムは宝物にします。
命が必ず尽きるように物事はいつか必ず終わるものだけど、銀色の円盤の中にはいつも変わらない、あの日と同じ彼らの姿が、いつまでも残っているのですよね。



先日書いた記事はこちら↓ ※はてなの公式ツイッターがこの記事を拾ってくれて嬉し泣きでした…
usagipineapple.hatenablog.jp


noteの記事もひとつ置いときます(ってもほとんど龍馬伝の話でごめんなさい…)↓
note.mu