うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ひとりぼっちのアルコールに幸せを感じるにはどうしたらいいんだろう

今週のお題「家で飲む」


実は、家で飲んだことがほとんどありません。

理由のひとつは、酒を買ってるお金が無かったから。帰宅すると疲れてすぐ寝てしまい、晩酌しようという気にもならない時期も長かった。

それよりも大きな理由が、実はお酒があまり得意じゃないのです。甘いお酒なら好きなのですけど(カルピスサワーとかカルーアミルクとか)、それはお酒じゃなくてジュースみたいに飲めるから。お酒の味がそもそもあまり好きじゃなかったりします。
しかも、飲むとお腹を壊したり腰痛になったり頭痛がしたり、翌日は全然起きられなかったり、何より酔ってもまったくテンション上がらない…。要するに、飲んでも楽しくないんです。体調を崩してしばらく動けなくなるのは自分にとってはきつかった。病気なら仕方ないけど、酒飲んだせいで動けないのは時間が無駄になる気がして。

家族に晩酌の習慣がなかったのも影響してるかもしれません。私の父は下戸らしく、家で飲んでいるのを見たことがなかったです。一度だけ何かの会合で酔っ払ったらしくへろへろになっているのを見たことがあるくらい。たぶん、父の体質が遺伝したのでは。ほかの家族はどうも酒に強いのですけど。


でも、飲み会に出るのは嫌いじゃなかったです。食べるものありますし、飲み会の人間模様を観察したり、いろんな話を聞くのがちょっと面白くて。
普段は涼しい顔して仕事してる人が、飲むと記憶なくしてなんか叫んでたり(汗)、何故か会社に戻って寝てたり(汗)。酔っ払いに冷静に突っ込む人がいたり(汗)。道端で知らない酔っ払いに挨拶されたり(汗)。隣のテーブルからどこぞの上司の悪口大会が聞こえて、おいおいどこの会社か知らんが大丈夫かって心配したり…。

飲み会の参加費も痛いような安月給の仕事をしてた頃も、仕事中は忙しすぎてなかなか会話もないので、できるだけ参加するようにはしてました。普段食べられない美味しいものを食べる機会ですし。
とにかく食ってました(汗)。飲まない代わりに食ってた。普段ろくに食ってないからここで栄養とらなきゃ、と必死になって食ってた(汗)。各テーブルの余ったパエリアを根こそぎ食べたことなどもあったが(汗)、当時は人生でいちばんというくらいに痩せてたような気がする。食べても食べても痩せていった。たぶん、安月給でも忙しくても、人生がそれなりに楽しかった数少ない時期だったからじゃないかな。要するにストレスが少なかった。

そうです、飲み会は私にとっては、飲むのではなく、喋るか、食べるか。料理は苦手だし、家だと話す相手はいない。酒もそんなに好きではない。家で飲む理由がまったくないという…。
友達同士で集まると家飲みしてたこともありましたけど、だんだんそういう機会も無くなっちゃいましたねえ。ちょっと寂しい。部屋が広い人のお宅に行って朝まで遊んだり、闇たこ焼きとかやったような。いや闇鍋だったっけ…。若かった…。


酔っ払うことなく、ただ甘くて美味しいだけの酒はないものか。ってそりゃただのジュースだよ!ビールが飲めれば野球観戦しながら(とある西の地方では毎日のようにカープ戦が地上波で中継されている…)焼き鳥でも食べたいところだが、私はビールが大の苦手なのだった…。

色々事情はあるのかもしれないし人の心は近付いたり離れたりするものなのかもしれないけど、気軽に誰かと家で飲みながら他愛なく喋れるような日々がまた戻ってくるといいな、と孤独な人間は今日もほうじ茶を飲みながら野球中継を見ております。交流戦始まりましたね。




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