うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートつらつら語り in 6月⑤ ─2018-19シーズン年度末スペシャル─

2018-19シーズンも本日で終了ですね。そうか、もう1年経ったのか…。
昨年に比べて確かに進んだこともたくさんあるんだけど(このブログが発端のものがいちばん多いです。私が今生きてるのは皆さんのおかげです)、状況としては昨年より悪くなっているので、よくこの1年自分生きてたな、としか言えない…。おなかすいたよ…。

さて、シーズン最終日ということなので、本日はこの1年間に書いてきたブログ記事で今シーズンを振り返ってみたいと思います。読んだことのない記事がありましたらこの機会に目を通していただいたり、懐かしい記事を見つけたら今一度読んでみたりしていただければとっても嬉しいです。


髙橋大輔現役復帰

いきなりこのニュースから始まったシーズンだったんですよね。ものすごくインパクトのある初日だったよな…。
あとで載せますが、NHK杯で彼の滑りを見て、これは十分に全日本の表彰台もあるだろうと唸ってたら本当にそうだったし、ある意味での台風の目でしたよね。できるだけ競技やスケートそのものを続けたい、けど様々な制約で難しい、という選手や元選手の道を開くきっかけに彼はなるのかもしれない。私はとても興味深く彼を見ています。憑き物が落ちたような顔になっていたのが印象的でした。

色々あったことは私も知ってるし私も何度も嫌な思いをしました。だからこそ、どの選手のファンも同じことをしないで欲しい。同じことを繰り返している現状に気付いて欲しい。ファンが嫌いだからって、その選手本人をまともに見ないで過剰に歪めて評価することももう止めて欲しい。
髙橋君が復帰した今こそ、「フィギュアスケートのファンは頭がおかしい」と嘲笑されている現状をひっくり返せるチャンスだと私は思いますよ。今度こそ本当に、どの選手にも暖かい拍手を送ることのできるファンだけで会場を満たせたら。いつかの全日本みたいなことは、もう繰り返さないで欲しい。
こうしてひとつひとつ選んだ言葉を綴っても、どれだけ心から願っても、何も見えなくなった人たちには届かないのだろうけど。

てなわけで、まずはこの記事。
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国民栄誉賞

これも大きなニュースですよね、忘れがちですけど。フィギュアスケートの世界からこの若さで受賞した選手がいた、その活躍を、まさに現役時代をリアルタイムで見られる喜びは、現在を生きる我々にとって代え難いものとなるでしょう。
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追悼

デニス・テン。その名を持つスケーターに、あんなに突然会えなくなってしまうなんて。今もまだ、悪夢を見ているようだ。
私は結局ただの一度も彼の演技をこの目で見ることはなかった。その願いは二度と叶わなくなってしまった。
瞼が腫れ上がるほど泣いた。それでも、彼はもうリンクには帰ってこない。グランプリシリーズにも、四大陸にも、世界選手権にも彼の姿はなかった。どこを探しても、なかった。

そもそもこんな事件は起きてはいけない。起きてはいけないのだ。けど、たまたま凶刃に倒れたのがテン君だったというだけで、ナイフはいつ誰に刺さるかわからない。病、事故、天災、運命は時に、どんなに抗ってもその人を連れていく。
だから、会いたい人には会いに行って欲しい、見たいものは見て欲しい。明日が必ず来ると、神様は約束してはくれないから。せめていつか会おうと思っているあの人に、今日は連絡をしてあげて。

この記事、全然読み返せなくて何を書いたのか覚えていない。リンクは貼るまいと思ったけれど、やはり置いておきます。私たちが彼に捧げられる花束は、彼を忘れないことと、彼が人生を懸けていたフィギュアスケートを愛すること、ただそれだけなのだと思うから。
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プリンスアイスワールド、10年ぶりの広島開催

これは地元だということがいちばん大きいです。町田樹さんの最後のプリンス出演ということでも話題でしたね。奇跡が起こって見ることができた最終公演、一生忘れないです。
ご存じの通りこの前月に広島では大規模な土砂災害が発生し、本当に開催されるのか心配しましたが、多くの尽力があったのでしょう、思ったより復旧が早く、無事開催されてホッとしました。
あの土砂災害の時、心配するLINEがいっぱい入っててね、という話をお気に入りのお店の奥さんがしてたけど、私はほとんど連絡も来ないし、交通機関も動かず困ってるから助けて欲しいって頼んでも身内すら突き放すという状況で、あの時陥った人間不信から実はまだ立ち直れてない。そんな時に見たプリンスに、どれだけ救われただろう…。

全16回と長いですけど、お時間のある時にどうぞ。
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羽生結弦、原点のプログラム

これはもう、過去記事に思いの丈を込めてるのでそちらを読んでください(笑)。また8月か9月くらいにこんなテンションの高い記事が載るかもしれないし載らないかもしれない(持ち越しって可能性もあるしね)
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町田樹、引退

これも過去記事を是非読んでください。全3回の記事ですが、最終回は今シーズンいちばん思い入れのある記事かもしれません。もう町田君のことはこれ以上書けない、と思ってしまったくらい、本当に魂を削ってその欠片で文字を書いたような感覚です。すべてを込めて燃やし尽くして、魂が空っぽになってしまったと思ったほどでした。これは小さな新聞記事を見つけたあの日に始まった物語の最終章。どこまで彼の情熱や想いを受け取れたのかは、わからないけれど。
私は今日もこの街で、氷上に見つけたその美しさを、情熱を、言葉にすることに命を捧げています。
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NHK杯

これも地元だから、というのがいちばんですね。地元開催でなければ間違いなく行けなかったので、27年ぶりの広島開催はまさに奇跡でした。しかも40周年ということで、レジェンドオンアイスも開催されるなど、本当に素晴らしい大会で感激しかなかったです。
最後の最後に滑り込みで現役の姿を見届けられたケヴィン、ステファンが広島にいると思うだけで動悸が走ったこと(笑)、公式練習で見た紀平梨花の輝きに唸ったこと、すべてが思い出。全日本もいいけど、国際大会面白過ぎる。毎年行きたい…。

会場として使用されたグリーンアリーナは非常に視界良好だったので、是非またここで開催して欲しいです。来年はオリンピックの関係で関東の会場がなかなか使えないという話も聞きますけど、春から夏にかけてのことでしょうし、試合が開催されることはないかな。でも、望みは持っておきましょう。別にもう広島に住んでなくてもいいんですけどね、私…。誰か拾って(笑)。

全22回という驚異的な長さですけど、お時間のある時に(笑)。
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今シーズンいちばん読まれた記事

これですね。掲載翌日のアクセス数は通常の30倍とか40倍とか50倍とか、とにかくそれくらいありました…。いい番組でしたからね。NHKで放送された『アナザーストーリーズ』の感想記事です。
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NHKつながりでついでにこれも置いときます。番組が大好きなので、まさかフィギュアスケート関連で記事が書けると思わず嬉しかったんですよ(笑)。
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スケートヒロシマ2019

毎年ビッグウェーブで開催されているローカル大会です。中塩美悠さんの引退試合となったためスケートファンにも注目されたかと思いますが、須本君がまさかのまさかでエントリーしていたり、なかなか面白い大会でした。なのにGoogleで検索しても観戦レポートが出てこない…。出てくるのはこの記事(笑)。というわけで、この機会に読んでいただけたら。全6回です。全日程を見られたわけではないのですが…←ビッグウェーブは寒過ぎる…
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世界選手権

いきなりステファンは滑るし、ヤグディンは目撃されまくってるし、女子の4回転時代の幕も開いちゃったっぽいし、阿修羅は降臨するし…。あああ行きたかった…。
会場には行けなかったけど、ライブ配信とテレビの生中継で全選手の演技を見られて最高でした。全選手の演技をライブで見ながら大半をライブで書いた記事。めちゃくちゃ長いですけど、皆様の思い出をどこかに拾っていただけたら。全20回です。
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今シーズンのポエム

このブログと言えば主に羽生結弦氏の演技に対して発動するポエム。せっかくなので今シーズンのベストポエム賞を選出してみました(←余計なことを…)。
オトナルや春よ来いも相当だったんだけど(笑)、どう考えてもこれがいちばんやばいんで、これで…。
24時間テレビのノッテ・ステラータ。なんだよこれ、もうそもそも何について書いてるのかわかんないんですけど!書いた記憶がないんだけどお前何を見たんだ←震える声

選んだのは24時間テレビの演技ですけど、今シーズンの羽生君は3つのプログラムすべてがポエムの泉で最高でしたね…。『春よ、来い』のポエムを集めて時系列で並べたらたぶんそれが今シーズンのベストですが、もういい加減この記事長くなってるしめんどくさかったからパス(笑)。
そうね、noteでやってみようかな。時々noteにスケートの記事を抜粋して載せてたのだけど、あんな感じで。羽生君の演技がショーや試合によってわりと変化してたので、ポエムの内容が結構違うんですよ。そういう意味では面白いんですけどね。もし載ったら読んでいただけたら嬉しい←やるかどうかわかんないけど
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※追記:
『春よ、来い』の記事、本当にnoteでやってみました。よろしければこちらも目を通してみてください。
note.mu



こんなとこにしておきましょうかね。NHK杯以外のグランプリシリーズや四大陸、全日本、国別(お面が最高だったな…)ももちろん記事にしてるので、各大会の感想記事の第1回へのリンクをまとめようかな、なんて思ってたけど、どこに需要があるのかわからんので(せいぜい私が検索に使うくらい)もうちょっと読み物らしいまとめで。印象に残ってる演技なんかももっと挙げたかったんだけど、キリがないからなあ。


それと、区切り的に昨シーズンともかぶってしまいますが、2018年のフィギュアスケートにおける10大ニュースを勝手に選出した記事をnoteに書いておりましたので、それも置いておきます。上記に挙げた記事ともわりと重複しますけど、ルールの大幅な改正なども挙げております。
note.mu



こうして考えると、激動のシーズンだったと言えるのでは。技術の飛躍的な革新、ベテランの電撃復帰、願いを残し氷上を去る者、永遠の別れ、27年ぶりの開催、王者の新章…。オリンピックの翌シーズンとは思えないほどの密度の濃さでした。気がつけば北京までもう2年半。瞬きをするうちに、あっという間に2022年になるのでしょう。見逃してる場合じゃないですね。

個人的なことですが、当ブログも今シーズン終了前に毎日更新を終了し、転換期を迎えました。1000日続けてきた毎日更新。誰に評価されるわけでもなかったけど、継続する力だけはあるんじゃないかと思ってもらえたらいいのかな。
noteと隔日更新の形で毎日更新は続けておりますが、できるだけはてなの更新を優先できればと思っておりますので(note全然読まれないからな…)、今後ともお付き合いいただければ幸いでございます。

ではでは、来シーズンも精一杯応援していきましょう!今年こそ脱底辺!脱貧乏!←今年もう半分終わってる←血へど



昨年の振り返り記事も置いときますね↓
usagipineapple.hatenablog.jp



久しぶりにnoteにスケート関連の記事を書いたのでこちらもお時間ございましたら。noteは原則火・木・土の更新で、スケート以外の個人的な日記やエッセイなどを主に載せてます。クリエイター向けのSNS?プラットフォーム?ということで、時々創作もこっそりと。基本的にははてなブログと同じようにブログの一種として使っておりますので、お気軽に遊びに来て下さいね。
note.mu