うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

それは夕陽に向かって叫ぶもの

今週のお題「海」


テーマは海?じゃあもて海の話を、もて「海」の話を!と息巻いたのですが、さすがに無理がありすぎるので(笑)、普通に海の話をしようかと思います。でももて海ホントかわいいから!もて海!散々語ってるけどな!
※もて海…高知の観光PR隊「土佐おもてなし海援隊」の通称。残念ながら2019年3月31日をもって活動終了。


さて、本日は海の日ですね。私は海が好きでございます。山が正直かなり苦手、というのも大きいのですが、幼少期を海の近くで過ごしていた影響もあるかな、と思います。生まれたのは日本海の沿岸ですし、幼少時代は瀬戸内海の島で育ちました。子供の頃の写真も海で遊んでるものが多いですね。2歳か3歳くらいの頃に魚の図鑑にハマってめちゃくちゃ魚の名前を覚えていたらしいのも、幼少時代の環境が影響してるのかもしれません。
ちなみに今は一切何も覚えていない。時々電車の名前とか駅の名前とかめっちゃ覚えてる幼児が出現するけど、彼らは成長してもその記憶を維持しているのだろうか?ここに完全に忘れた人間がいるぞ!小学生の頃にはとっくに忘れてたと思いますけど?!

今でも電車の中から海が見えるとテンション上がります。呉線は晴れてる日に乗るとワクワクするよ。青春18切符で愛知の友達に会いに行った時に見た須磨の海も綺麗だったなあ。光源氏はここに流されたんだっけ?とかしみじみ思った(笑)。
電車じゃなくて車だけど、島根の日御碕神社への道中に見える日本海の風景も好きだ。特に冬。荒々しく神々しい。女友達ばかり5人くらいで縁結びツアーと称して出雲を旅した時に、車中で日本海を見ながらみんながずっと釣りの話をしていたことは忘れられない。海を見ると釣りたくなるらしい。何のツアーだ(笑)。でもたぶんみんな縁あったんじゃない?私以外はね…。もういいよ自分で石油掘り当てるから。友達には「あんたひとりじゃ生きていけないからお願いだから誰かと結婚して」って泣かれた人間なんですけどね、そういう人間は基本無理なのが世の中の真理…←そっと目をそらす


しかし、そうやって眺めるのはいいんですけど、海で泳ぐことはもう一生ないと思います。浜辺で足つけるくらいだね。んで夕日に向かって「青春のバカヤロー!」って叫ぶくらい。
何故かというと、小学校2年生か3年生くらいの時に発生したある出来事が、トラウマになっちゃったからです。

あれは日本海のどこかの海水浴場だったと思う。瀬戸内海じゃなかった気がする。時期はお盆くらいだったんじゃなかろうか。
私は父親と兄弟と一緒に海で遊んでいた。楽しく泳いでいたんじゃないかと思う。
でも基本、沖の方には行かなかった気がする。もちろん泳げたのだが(私は運動神経が壊滅的だけど水泳だけは可能)、足のつかないところに行くのが怖かったんじゃないかしら。プールと違って枠もないし。

しかし、ここでろくでなしのうちの親父が登場するわけである。もっと沖の方で遊べよと無理矢理連れていくわけですよ。泳ぎを覚えさせようとしてたのかもしれないけどさ、大丈夫だから!スイミングスクール行ってたから!←どうにか水泳だけはできるのはそれが理由

ばっしゃーん、と親父にちょっと沖の方へ落とされる私。その瞬間でした。

激痛。刺すような、言葉に尽くしがたい激痛が襲いかかってきた。

もう大昔の話なので具体的なことは忘れちゃったけど、強烈な痛みだった記憶がある。色白なので日に当たると真っ赤になってしまうのだけど、あの時の肌の赤さや焼けつくような痛みは、間違いなく日焼けのそれだけじゃなかった。

そうですよ、クラゲに刺されたんですよ。たぶんね。だって何も見えなかったし。一瞬だったし。

大昔の話なので、クラゲに刺されたから病院に行く、なんて頭は親にはなかったらしく、とにかくほっときゃ治るよ、くらいのことで済まされたような記憶がうっすらと…。連れてってくれてたらごめんなさいだけど、十中八九行ってない気がする。
もうね、痛かった。あれは痛かった…。と言ってももう覚えてないけど、いまだにトラウマなんだから相当痛かったはず。あれとタメを張れるのは、「液体窒素で指先に出来たイボを焼く」という治療かな?ありゃ拷問以外の何物でもないからな。しかも私、爪の裏に入り込むように出来たイボもあってさ←思い出すと本気で涙目


痛みはそのうち消えていったものの、クラゲ(たぶん)の爪痕は痛みだけにとどまらなかった。
くっきり残っちゃったんですよ、ミミズ腫れが。

もう親と一緒にお風呂に入る年齢でもなかったし、親も気がつかないか、そのうち消えるから、で済まされたんじゃないかと思うんですけどね。

まだ残ってるから!そのミミズ腫れ!!だいぶ薄くはなったけどはっきりわかるからー!

子供の頃にはそれはもう、白い稲妻のようにくっきりミミズ腫れになってました。服に隠れるあたりだからまだ良かったけど、温泉とか行ったら「どうしたのそれ?」って聞かれるくらいにはくっきり…。今は多少薄くはなったので、目の悪い人だとよくわかんないかもしれないけど、そうじゃなければやっぱはっきり残ってるのわかると思います。
風の谷のナウシカ』という名作映画で、クシャナ様が「腕」を見せながら言う、ものすごく凄みのきいた名台詞があるじゃないですか。もうね、あれが使えてしまう。ってもただのミミズ腫れだから別に大したもんでもないけど(笑)、私が親だったら後悔するねこれは。まさかいつまで経っても消えないとは思わなかっただろうけどもさ。

たぶん、クラゲに刺されたあとの対処法を間違えた、クラゲが強烈な奴だったかおもいっきり刺した、私が基本的に肌が弱い、等々、色々条件も重なったんじゃないかなと思いますけど、こりゃもう一生消えんだろうな。クラゲ恐るべし。てか親父ふざけんなー!もうどうでもいいしどうでもいいからネタにしたんだけどさ、年頃の頃は結構気にしてたんだからなー!


もう海でなんて泳ぐもんか。ぜっったいに泳ぐもんか。海はぼんやり眺めて、浜辺を走って波に向かって叫ぶだけでいい!泳ぐのはプールでいいわい!クラゲおらんからな!プールも屋内がいい!日焼けせんからな!色が白すぎて、ほとんど焼けないけど痛いんだよ!

私が「海でガッツリ遊ぼう」という誘いを頑なに拒むのはこれが理由です。だってクラゲいるじゃん。無理。不可能。好きなんだけどさー、海ー!クラゲのトラウマがでかすぎるー!号泣。

そんなわけで、マジで8歳くらいから海水浴には行ってないです。何があっても絶対に泳がねえ。海は見つめるもの!以上!


いやさー、海のレジャーとか見てるとね、ちょっと羨ましい時もあるんですけどね、クラゲが怖すぎる。冒頭で挙げたもて海さんの、アクティブ研究会とかの海関連の動画なんてめっちゃ楽しそうだしさ。メガサップ?レースの動画大好き過ぎ。一生懸命頑張っておられるんだし笑っちゃいけないと思うんだけど、弥太郎さんが落っこちるあたりで耐えきれず爆笑してしまう…。かわいすぎる…。リンク貼っていいのかどうかわかんないので貼らないけども。

そんな感じで、今回の記事も無理矢理もて海さんの感想文にしようかなとも思ってたんですけど、「かわいい」「本気でかわいい」「どうしたらいいのかわからないくらいかわいい」「かわいすぎる助けて」以外の文章を綴れる自信がなく、「前々から頭ヤバいと思ってたけどついに人語も忘れましたか?」とかコメントに書かれかねないので封印することにしました。私ひとりが書いてて楽しい内容になっちゃいそうですし。ブログなんてそんなもんでいいと思うし個人的にはそういうブログの代わりのきかない情熱みたいなものが超好きなんですけどね。好きなんですけど、理性を失いかねないので自重したよ…。最初から無いでしょ、というツッコミはとりあえず夕日に向かって叫んどいてください…。

結局もて海の話をチラッと書いてしまった。もうしょうがないですね、諦めてください…。だってかわいい←以下永遠に続くので省略

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。アイスクリーム死ぬほど食べたい。砂浜に「石油王になってアイスクリーム死ぬほど食べる」って書いてくる←夢が小さい



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