うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

オータムクラシック2019雑感⑦

オータムクラシックも残すところ男子フリーのみ。睡魔はラストに登場する魔王が吹き飛ばしてくれると信じて、張り切って応援しますよ!

ってもやっぱり緊張してきたので、例の柚子酒キットカットとアクティブK介さんこと柴田恵介さんの画像を見て心を落ち着ける。詳細は男子ショートプログラムの記事をご参照ください。
大ファンなら写真なんか見たら余計緊張するのでは?と思われそうですが、私はこの方を見ていると何故かホッとするのだった。温かいお茶を一杯出してもらった時の、泣きたくなるようなホッとする気持ち、みたいな。さすがに本人を目の前にすると駄目でしたけど。高知に行く前に何日もろくに眠れず、前日はとうとうほぼ一睡もできなかった程緊張するなんて、たぶんもう最初で最後じゃないかな…。アホや自分…。

うん、今シーズンは試合前に緊張したらこの写真を見よう。本当にいいタイミングでありがとうございます。偶然の神もいい仕事をありがとう。そんな理由で感謝してる人間宇宙に私ひとりだと思いますけどね。賭けてもいい…。

そう言えばアクティブK介さんの決めポーズ既視感あるな、と思ったらあれだ、「おめめぱっちりんこ」だ。実際には逆だけど。北の美男子と南の美男子がポーズと柚子で繋がった…。大勝利…←超絶こじつけ意味不明

スケートカナダまでにはあのキットカットの現物をゲットしたいが、どこに売ってるんだろうな。普通のスーパーには無さそう。しかもお酒の名前が「美丈夫」って言うらしい。どこの羽生結弦ですかそれは…。

すみませんまた脱線してますね(汗)。ではでは、感想をどうぞ。

男子フリー①

第1グループ

1:ハリソン・ジョンイェン・ウォン
2番目と3番目に跳んだジャンプ綺麗だった。フリップはアテンションだけど。しかし次のジャンプで転倒してからジャンプに乱れが…。それだけに、ラストのジャンプはしっかり降りられて良かったです。スピンもしっかりしてる印象ありますね。曲の伸びやかさに合わせてどこか雄大に終わっていった、ように見えた。


2:ハリー・マティック
衣装かっこいいなあ。本人もカッコいいけど、演技始まる前のそのドヤ顔は…(笑)
ジャンプの難易度はそこまで高くないかもしれないけど、次々決まっていったので気持ちいい。お客も大歓声。始まる前からえらい大歓声だったが、人気あるのかな?


3:クリストファー・カルーザ
今日の演技は何者かが道を作っているかのように途切れることなく、流れるように美しかった。本人も満足そうでしたね。ジャンプも綺麗に降りてたけどラストのスピンが素晴らしかった。ステップからも情熱を感じて、ゾーンに入っている人の演技がこれなのかも、という印象でした。いい演技でした!


4:エイドリアン・ポール・セレスティーノ
どうしたんだろう、ラストの方で膝を押さえて立つようにしていた、疲れが出たとかミスしたとかそういうので、怪我とかじゃなければいいけど。決まったジャンプ美しいし、疲れみたいなのを見せたあとの演技は力ふり絞ってるようで想いが見えて良かった。


5:ドノヴァン・カリーリョ
お客を彼の世界に引き込める選手ですが、今回は真面目に、と言っていいのか。アランフェス協奏曲のもの悲しいメロディーで演技。
途中、スピンがほどけちゃったかな、手をついて崩れるような体勢になってしまってどうなることかと思いましたが、最後まで頑張ってました。白をベースに、裾の方へ赤がだんだん濃くなる衣装も素敵。


6:マーク・ゴロニツキー
ジャンプがいいですね、彼。余裕のあるジャンプなので決まるとキレがあっていい。なんか好きだな彼のジャンプ。どことなく個性的な空気もあってわりと好きかも。ミスもありましたがそこそこまとめてきていたでしょうか。

第2グループ

6分間練習の羽生君に大歓声が起きる度、ジャンプを着氷したかジャージを脱いだな、と予想するわけですが、今回もカメラが脱いだ瞬間を捉えてなかった…。色味が違う?黒じゃないよね、紫か?衣装のデザインとしては似てるけど。


7:コンラッド・オーゼル
4回転ガツーンと入れてきましたね、高さがすげえ。着氷がどうかな、と感じたジャンプもありましたが、全体的に大きなミスは無かったような。まだ要素をこなしてるだけに見えるので、そこが解消されていけばグッと見ごたえが出てきそうですね。


8:チャ・ジュンファン
ショートでも思ったけど、「ノーブルな悩ましさ」みたいなものを纏わせてきているような…。深みにはまって出てこられなくなる人いそう(笑)。
冒頭は4回転フリップか!あんまりジャンプパンクさせてるイメージなかったけど、2番目に跳んだの4回転の予定だったのかな、それが抜けてしまった…。ジャンプに力で持っていくような強さも見られて、かわいい顔立ちとのギャップがすごい。
公式練習から思ってたけど、音楽の音割れが気になる。これしか無かったのかしら。


9:カムデン・プルキネン
このプログラム気になってたんですよね、公式練習で。えっ、ステファンの振付なの?ああ、だからか。なんか納得した…。流した練習でも勘づくものだなあ。
高く豪快なトリプルアクセルと、どこか繊細な振付と…。プログラムに見える強弱のバランスがいい。まだそれほど滑り込んでいないだろうし、シーズン終盤にはどう深化していくのか楽しみですね。名プログラムになりそう。


10:キーガン・メッシング
キーガン衣装なのかそれは…。ベルトの感じが練習着じゃなく衣装っぽいなとは思ったけどよー、公式練習でもよー(笑)。
公式練習で転倒が多く、試合は大丈夫かと心配していたら、冒頭のジャンプで派手に転倒、ハラハラ。あれ4回転ルッツか…。それ以降は問題なくキーガンらしく滑ってたんじゃないかと思います。低い体勢のハイドロや高速スピンなど、見せ場もいっぱい。いい演技でした。


11:ケヴィン・エイモズ
個性的な動きをいくつも盛り込んで観客の目を楽しませつつも、4回転ジャンプなど勝てる要素もきっちり押さえていく。身体能力の成せる技なのかもしれません。ジャンプの着氷に乱れは見られましたが、それがどの程度響くか。本人もガッツポーズする出来。今シーズンも楽しませてくれそうですね。


えー、残すは最終滑走者の羽生君、というところですが、あまりにも記事が長くなったのでここでいったん終了します。ええ次回が長いんですよ、次回が…。羽生君がラストでなかったらとんでもなく長い記事になっちゃってたので、滑走順がこれで良かったと思ったのですが、そんなことに「良かった」とか言ってるのホント私くらいだと思う(汗)。

てなわけで、次回で最終回です。ぜひぜひ、最後までお付き合いくださいませ。




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