うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

スケートアメリカ2019雑感③

さてさて、男子フリーです。女子のショートプログラムは地上波放送されなかった地域だったので、男子のショートプログラムの次に見たのは地上波で放送されたこの男子フリーでした。ちょっと不思議な感覚。
しかも地上波放送のすぐ後に今度はBSでまた男子フリーの放送があったので、記憶も新しいうちに繰り返して見た演技があったという…。記憶が定着していいかもしれない(笑)。

ではでは、感想をどうぞ。掲載する頃にはとっくに今更だろうと思いますけどね…。記事が渋滞してきてしまった上、感想は放送中にほぼ書いてしまっていても、採点表をチェックしてアップできる状態までに仕上げるのが手間なので、今シーズンはめちゃくちゃのんびりペースで掲載させていただこうかな、と思っております。のんびりお付き合いいただければ幸いです。
ジュニアの大会の感想載せると必ずアクセス落ちるんですけど、今年はあんまり落ちたので、もう頑張らなくていいか、って(笑)。このブログ基本的に趣味でやってるので、やる気失ってまで続けなくていいからね、本来なら。ちょっと情熱の量を調整しようかな、ってとこです。


※注記
お名前の前に★印のついている選手は、地上波でも放送のあった選手です。

男子フリー

第1グループ

★1:島田高志郎
いきなり実況がテン君の名前を出すので動揺してしまった。そうだよね、アーティスト…。テン君の使ってた…。ステファンはどんな気持ちで振付を、とか思うと泣けてきた…。
4回転の転倒や抜けはありましたが、トリプルアクセルも決めたし、音楽に積極的に乗っていく楽しそうな表情と滑りが良かったですね。観客も湧いてましたし。確かにステファンらしい振付なんだけど、ステファンのコピー化せずちゃんと高志郎君で、芯がぶれてないところもいい。
コーチはトリプルアクセルが鬼門だったから、日本男子の伝家の宝刀をしっかり使いこなせる高志郎君に安心してしまう、現役時代からのコーチのファン…。

インタビューによると緊張してたのか。シニアデビューシーズンだもんな。でもすごく落ち着いた喋りで、彼は今後もこのぶれない精神性で伸びていくんじゃないかと思った…。ステファンがすごく前向きに励ましながら指導してるんだろうな、と何となく想像してしまいました。


2:ロマン・サヴォシン
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲か。この曲は非常に華やかでフィギュアスケートにはとても合うと思っているのだけど、演技がガタガタになってしまうと目も当てられなくなる諸刃の剣のような選曲だとも思うので、ちょっとドキドキしながら見てました。しかしそこまで大きなミスはなくしっかり滑れていてホッ。あまり難易度の高いジャンプが入っていなかったからかもしれませんが。織田君も本来はもっと高いレベルで演技ができるのに、何か理由があるのだろうと指摘していましたね。
しかし、ステップなどは曲の上品で華やかな音色をよく表現できていたと思います。シーズン終盤に向けて滑り込まれていくのが非常に楽しみになるプログラムでした。


3:アレクセイ・クラスノジョン
4回転フリップはとても痛そうな転倒でしたけど、それ以外はきっちり滑っていて良かったですね。トリプルアクセルや、セカンドがループのコンビネーションジャンプなどはとても良かった。彼は着氷がなんか切れ味がいいというか、カッコいい。
後半は非常にスピード感もあり、男子らしいパワフルさで観客を巻き込んでいくカッコよさがありました。見ててワクワクしますね、面白かったです。


★4:友野一希
地上波は煽り映像あり。いきなりインパクトあるTシャツでラーメン食べてて笑ってしまった、かっわいい…。
今シーズンもミーシャの振付なんですね。ムーランルージュとは意外な選曲だなと思いましたが、友野君の「自分の演技を見て欲しい」という気持ちを強く引き出せる、面白いチョイスかもしれない。
4回転トゥループのコンビネーション美しかった…。4回転サルコウの転倒をはじめ細かいミスもあったのですが、非常に気迫のこもった表情でのフィニッシュに、今シーズンに懸ける彼の気合いを感じました。魂が赤く染まりながら叫び出すようで。すごく頑張ったと思います。今シーズンの友野君が楽しみになる、グランプリ初戦でした…!


5:チャ・ジュンファン
4回転ジャンプが冒頭から3つ続くプログラム。しかし、フリップもサルコウも転倒。サルコウの転び方はかなり痛そうだった…。しかもトゥループもパンクしてしまい、得点源の4回転ジャンプがまったく決まらない。トリプルアクセルなどは綺麗に降りていて立て直したかと思ったが、得意のはずのコンビネーションのセカンドのループもパンク。どうも昨シーズン後半くらいから調子が上がらない印象だけど、4回転をこれだけ組み込めるということは実力があるということなので、持ち直してきて欲しいですね。
ところで、選曲が素敵だった。とても美しく胸に迫るピアノの音色。フィギュアスケートの楽しいところは、知らなかった音楽にたくさん出会えるところですね。全然詳しくはないけれど、音楽がすごく好きな私にはその点でも楽しい競技です。


6:ボーヤン・ジン
4回転ルッツは転倒。相変わらずえげつない高さは出てたのだけど…。どうもジャンプのミスが多く、成功したジャンプも本来もっと点が出るはずだよな、という印象。回転不足も3つ。まあ、シーズン序盤の演技かな、という感じである。
これもリショーの振付なんだ。すっかり売れっ子ですね。あまりリショーっぽさは感じなかったけど、シーズンが進むにつれてじわじわ味が出てくるような予感を抱かせる。素晴らしい演技でのリベンジに期待ですね。

第2グループ

★7:ジェイソン・ブラウン
今大会で跳んだ美しい入りからのトリプルフリップにも見てとれるように、ジェイソンは決まったジャンプはとても美しくて、だからこそ4回転ジャンプが入っていなくても上位に食い込めるのだけれど、それでもジャンプの一切ない演技で勝負したら優勝しちゃうんだろうな、と思う。シンドラーのリストのむせび泣くようなメロディに、美しいスパイラルやスピンが溶け合っていく…。非常にエモーショナルなフィニッシュといい、心にグイグイと迫り、何か言い表せない深いものを残していくようなプログラムでした。まるでスポーツではなく純粋な祈りのような。これは…、また見たい。1回では咀嚼しきれない…。


8:アレクセイ・ビチェンコ
衣装!衣装ーーー!映画俳優の方ですかー?!こういう衣装が見たいんだ俺たちは!若造には出せない貫禄だよ。ビチェンコは黒手袋がチャームポイントだな、と個人的には思ってます。もう勝手に。
トリプルアクセル得意な印象なんですけどね、転倒してしまった。ステップもビチェンコらしさには溢れていたものの、かなり必死だったような…。30代になっても我々を楽しませてくれるビチェンコさん、これからもアラサー男子スケーターの星でいて欲しいですね。すごいカッコいいプログラムだし、キレキレの演技でまた見たいわー。


9:ミハル・ブレジナ
おお、ビートルズのメドレーかあ。とてもミハルらしさが出せそうな選曲。この絶妙な力の抜き加減はベテランの魅力かつミハルならではですね。
しかし、どうもジャンプのミスが続く。着氷の乱れくらいならまだいいのだが、パンクが続きまくったのは痛い…。後半に跳んだジャンプ、ほとんどダブルだったような…。それは得点的に痛すぎる…。何か心配ごとでもあるのだろうか、みたいな演技に見えた…。
しかし、それでもステップやコレオはさすがであった。このステップだけでも「今シーズンもミハル見られて良かったな」って思えるところが流石なのですよね。


10:キーガン・メッシング
テレビでよく見ると、やはり衣装らしさも伺えるのだけど、遠目だとやっぱり練習着です(笑)!
彼もジャンプのミスが続いてしまったか。4回転は手をついたくらいでジャンプそのものは悪くなかったと思うのだが、得点源のトリプルアクセルが…。しかもラストのアクセルが完全にパンクしてシングルになってしまったのは痛い。しかしそれ以外は、キーガンらしく流れるような、跳ねるような、どこかあたたかい演技でしたね。コレオのバレエジャンプが実に素晴らしかった。


★11:ドミトリー・アリエフ
遠目だと練習着ですが、よく見るとちゃんと衣装してる(汗)?ルッツとアクセルのパンクはありましたが、4回転トゥループは実に美しかった。昨年のNHK杯で上の方から見たアリエフのジャンプが、鷲の舞うような雄大さで本当に美しくて、ちょっと忘れられないレベルだったんですよね。
力強いボーカルのサウンド・オブ・サイレンス。アリエフのスケートには非常に合った選曲に感じました。アリエフは一見無骨な印象ですけど、とても情感的な滑りをしますよね。しかも表に出すのではなく、抑えた情感系の。非常にフィギュアスケートらしいというか。この系統の滑りができる選手はそこまで多くないと思うので、個人的には見てて面白いスケーターです。うん、また見たいなこのプログラム…。
キスクラでフラミンゴ?のぬいぐるみ抱えてんのかわいい(笑)。


★12:ネイサン・チェン
冒頭のジャンプは3回転のコンビネーション?意外、とか思ってたら、そのあとがとんでもねー。なんだあの4回転フリップ…。過去に見たことないくらい美しい。加点もつくだろうなあれは。パーフェクトコースかと思ったら、ありゃ、パンク。いかにネイサンでもパンクするとあの点しか出ない、と恐ろしくなるね、改めて…。彼はトリプルアクセルをマスターしたのも大きいですよね。4回転全盛の時代になっても、男子の要はトリプルアクセルという気がしないでもない。
あれだけガンガン4回転跳んどいて、狂気的なほどキレキレのコレオ。エキシビションで散々客を湧かせてるネイサンがそのまま競技の舞台にやって来たようだ。いやあ、隙が無い…。既に完成形という感じもありますが、次の試合も楽しみになりますね。
ところで衣装ですよ。ジャパンオープンを見に行った友人が「うちの母が着てるようなシャツだった」と言ってた意味がわかりました(笑)。


わりと順位が変動しましたね。友野君頑張ったな。エキシビション出られるかな?アリエフはグランプリシリーズ初めての表彰台なのか。平昌の印象が強いので意外だったりする。
シーズン序盤ですしまだまだノーミス演技が出るのはお預け、というところですかね。でも今シーズンもワクワクできそうなプログラムがいっぱいで、世界選手権までしっかり楽しむぞー!と決意を新たにしましたよ。

ではでは、次回は女子フリーの記事でお会いしましょう。





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