うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい(物書き始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

NHK杯2019雑感⑧

NHK杯の覇者が、これで全員決まります。勝負の行方も気になりますが、羽生君がシーズン2戦目を乗り切れるかどうか、祈るような気持ちで見つめた人も多いのではないでしょうか。もちろん、私もその一人です。

さあ、待っていたその時が訪れます!たいへん長い感想記事となりますが、最後までお付き合いいただければとても嬉しいです。

男子フリー

第1グループ

1:コンラッド・オーゼル
序盤頑張ってたんですが、ルッツがどうも上手くいかなかったか。2本とも大きくミス、1本は転倒してしまった。ちょっとぼんやりしてたので細かいところまでチェックできてなくてすみません。身長あるから演技が大きく見えるしジャンプもカッコ良く見えていいですな。


2:アレクセイ・ビチェンコ
ショートよりは良かったと思うけど、ジャンプのパンクなどミスもちらほらと。でもミスが出ると、本人が「やっちゃった☆」って顔するんですよね。それがもうかわいくって面白くって。きっとこういうところが人気の秘訣ですな。衣装は相変わらず最高です。みんなこういうの着てー!


3:樋渡知樹
アクセルがパンクしてしまったが、それ以外は頑張ったんじゃないだろうか。4回転も2本とも降りたし、3連続コンビネーションのサードジャンプはフリップ…!なんというか、トリッキーな選手ですよね。逆回転のジャンプ、バレエジャンプをはじめとした特徴的な動きといい。ちょっとほかにはいないというか、そのキャラクターも含めて非常に個性的。


4:ジェイソン・ブラウン
今日もちょっと調子が良くなさそう。アクセルは得点源になるわけだし、1本決まらなかったのは痛いなあ。ループも転倒…。4回転が入らなかったのはしょうがないにしても、トリプルトゥループになっちゃったからザヤックにドキドキでしたが、さすがに冷静に変更してましたね。ジェイソンらしい美しさももうちょっと出せるとはずなんだけど。素晴らしいプログラムだけに、またいい演技が見られる機会がありますように。


5:山本草
1回蹴るだけでどこまで滑っていけるんだろう、と思ってしまう。相変わらずの滑らかさ…。
パンクしたり乱れたジャンプもあったのですけど、綺麗な4回転ジャンプも2本決まったし、リカバリーもしっかり。ポテンシャルの高さを感じる、それなりにいい演技だったかなと思います。まだまだ伸び代を感じられるのも嬉しいものだ。本当に、すっかり立派な青年になったなあ…。


6:アントン・シュレポフ
本日二人目のシンドラーのリストですが、ジェイソンのそれとはまたイメージ違いますね。もっと強い感じ。
前半は特に良かったと思うな、ジャンプ次々決まって。全体的にもそんなにミスもなく、頑張ったのでは。フリーになるとやっぱりイケメンになるわ(笑)。

第2グループ

7:島田高志郎
転倒などミスもあったんですけど、そこまで悪い演技には見えなかった。それは本人が滑ることが楽しそうなのと、魅せようという気持ちが伝わってくるからだろうなあ。
それでも得点はちょっと厳しい…。回転不足があるしスピンやステップもレベル取れてない。本田君がラストのスピンのレベルに言及してたけど、指摘の通りだ…。ステファンも笑ってるけどちょっと渋い顔?でもしっかりカメラに手を振ることは忘れないという…。いや、変わらないでいて…。


8:ローマン・サドフスキー
シンドラーのリストまさかの3人目。今シーズンシンドラー多くない?とかなんかの大会の感想で書いたと思うが、まさかここで集結するとは…。ブルース・フォー・クルック祭りに続き…。
演技は良かったと思います。特に前半はミスなし。ちょっと終盤乱れてきて、コンビネーションもひとつ足りないだろうと思いますが、ジャンプも決まると美しく、柔らかな腕や動きは曲の儚さに寄り添う。そしてスピンが非常にしなやか。ステップもレベル4。跳ねるようなピアノの音とともに残る余韻。この選手素敵だなあ。


9:マカール・イグナトフ
彼のジャンプ、とても軸が真っ直ぐで、はっきりしてていいですな。4回転トゥループすごく余裕があって良かった。後半ちょっとお疲れに見えましたが、リカバリーもしっかりと。しかしまさかのスピンの途中で転倒。なんか今大会、そこで?ってポイントでミスする選手が多いなあ。
ファイナル進出の可能性もあった選手だけど、ちょっと厳しいか…。うーん、厳しかったようね…。


10:羽生結弦
スタートポーズを取る羽生君の、しゃがんだその足が震えているように見えた…。彼が無事にグランプリシリーズの2戦目でフリーを迎えるのは3年ぶり。どうしてもトラウマになるだろう。それに打ち克つチャンスがやって来た。けれどそれは、決して「大丈夫」を保証してはくれないチャンスだから。

ループはこらえた降り方に見えたが、降りた!こらえたと言ってもうまく修正して降りてるし、ジャンプそのものも質がいいので加点がついてる。
サルコウはもう、今跳んだっけ?と思うくらいスッと。本人に力みがなく、プログラムの流れの中で跳んでいるから自然なのだろう。ステップも、今からステップに入りますよ、という途切れ感がないので気がついたら終わるし、ルッツもいつの間にか跳んでる。羽生君のルッツ、キリキリしてて私は好きだよ。これまた息でもするかのように自然。

4回転トゥループもあまりにも自然で、本当に息するのと変わらないな、と思った。最大級の褒め言葉って、美しいとかパワフルとかじゃなくて「息してるだけかと思った」じゃないかと感じます最近…。
ここから怒濤のコンビネーションジャンプ3連発なのだが、最初の1本がダブルに抜けてしまい、コンビネーションにならない。スケートカナダで成功させた、4回転トゥループオイラートリプルフリップという大技で、カナダではこれ1本で20点くらい稼いだジャンプなので大きな失点。

しかし、羽生結弦はここからである。残りのジャンプは2本しかないので、単独ジャンプをコンビネーションにするというリカバリーは使えない。ではどうするか。残りのコンビネーションジャンプの構成を変えるのだ。羽生結弦の強さのひとつが、このリカバリーの能力である。さあリカバリーどうする?と思わず画面に向かって呟いてしまった(笑)。
まさか、最後から2本目のジャンプに、しかもリカバリーで咄嗟に4回転トゥループとトリプルトゥループのコンビネーションをぶちこんでくるとは…。トリプルトゥループが回転不足なので加点はついていないが、見た目上は綺麗に跳んでいる。衝撃。
こうなると、最後のコンビネーションはどうするか。トリプルアクセルで来ることは間違いないが…。ここでオイラートリプルサルコウをつけた。かつて跳んでいた組み合わせである、咄嗟でも体が動くのだろう。でも最後に咄嗟に入れるようなジャンプじゃないのではこれ…。

すみません、もう意味がわかんなさ過ぎて笑ってしまいました…。強いわ、お前ほんま強いわ…。
『ボクらの時代』だったかな、ちょっと詳しいことは忘れてしまったのだけど、「昔はすごい面白いことやってくる選手いたよね?最後に4回転入れたり」ってな感じのことを確か井上怜奈さんが話してた記憶があるんですよ。面白いことやってくる選手日本から現れましたよ…!昌磨君もロステレコムで4回転最後に入れたりしてたしな。あいつら最高じゃな…。

前半は緊張もあるのか、あまり彼の炎みたいなものは見えず、ショート同様「羽生結弦」だと感じたのですが、トゥループのパンク以降、一気に阿修羅モードにシフトしたのがわかりましたね。ミスは本当は起きない方がいいのですけど、この魔王化しちゃう羽生君も最高に魅力的なんですよねえ。こんなに気が強い子、ちょっと近年見ないからな…。

滑り終えてからは頷きながら失敗ポイントを指差す。パーフェクトに滑れず悔しさもあるだろうけど、今大会はまず、無事に滑り切ることが何より大切だったのだろう。怪我の恐怖は彼がいちばん感じているはず。我々の何千倍も。その恐怖や重圧から、彼もこれで先に進んでいけるのかもしれない。良かった…。

パンクがあるのでカナダほどではないが、それでも300点オーバー。グランプリシリーズをかつてないレベルで2勝している。これまでに見てきた羽生君であり、これまでに見たことのない羽生君でもある今シーズン。
彼の目にはネイサンしか見えていないだろう。NHK杯は、彼にとっては勝てて当たり前の試合だったはず。本当に彼が見据えているのはファイナルだ、ひとまずは。ファイナルで羽生君がどう戦ってくるのか、とても楽しみである。どうか無事に、彼がトリノのリンクに立てるように。願うことはそれだけ。君が元気でいてくれれば、元気に大好きなスケートを滑っていてくれれば、まずは何よりもそれだけが、私たちファンの願いです。

さて、実は今大会までに、柚子酒キットカットなるものをゲットしておりました。高知旅日記やオータムクラシックの記事を読んでくださった方の中には覚えていらっしゃる方もおられるかもしれませんが、高知県の柚子酒を使ったキットカットが9月に発売されたのですね。
キットカットに、柚子酒ですよ。しかもお酒の名前「美丈夫」っていうらしい。どこの羽生結弦だそれは。これは応援アイテムにピッタリでしょ、とひっそり探しておりました。
しかしちょっと特殊なキットカットのようで、普通のスーパーでは見つからず。デパート内のキットカットの専門店でようやくゲットしました。NHK杯までに見つかって良かった。ネタにしたからには、自分でもゲットしなきゃダメかな、と思ってたので、予算確保してました(※この人ホームレスになる心配するくらい貧乏)。柚子の薫りがすっごく爽やかで美味しかったです。箱もビビッドな黄色でかわいいぞ。
…しまった、ファイナルこそ緊張するのにほとんど食べてしまったぞキットカット。残ってるやつ大事に置いとこ…。
私、高知県にとってもファンの方がいましてね。その方が柚子酒キットカットをPRしてる画像が流れてきた時は「天国かな?」と思いましたね…。北と南の美青年が繋がる瞬間(←超こじつけ)。その画像眺めて緊張をほぐしてます今シーズンは(笑)。さあ、「アクティブK介」でツイッターを検索するのです…。イケメンが流れてくるでしょう…←洗脳


11:ケヴィン・エイモズ
ちょっといつものキレがなかったような。表彰台やファイナルがかかってるからなあ。わりと繊細な選手なのかしら。って、誰でも緊張するよね、ファイナル初めてなんだっけ。
ジャンプもあまり綺麗に決まらず、パンクも見られた。コンビネーションジャンプも、オイラーのあと何か考え込んだみたいになってて、サードジャンプ跳んだけど、跳び直し判定になっちゃうのか、本田君によると。んでもって本田君の解説によるとそこまで悪い点にはならないかもだけど…。スピンもステップも全部レベル4だしな。良かった、ファイナル行けそうだよ!


12:セルゲイ・ヴォロノフ
4回転のコンビネーションすごく良かったので、今日も凄い演技を期待したのだが、うーん、ちょっとミスが多かったか。シングルやダブルに抜けてしまうと得点が厳しいからなあ。
けど、なんかもう歴史を感じる演技だった。ひとりだけ20世紀から来てるみたいな。今年もその存在感を見せつけてくれてありがとう。でも、あああ、表彰台は逃してしまった…。


優勝者インタビュー。お前納得してないな…。納得してるようなこと言ってるけど納得してないな…。でもホント、本人の言うとおり、怪我なくNHK杯を終えてくれて、ファイナルにも元気に出られそうというだけでもう十分だよ…。ここまで来たから、ここからまた頂に登ればいいのさ。

表彰式もばっちり流してもらえましたよ。メダル授与は荒川さん。荒川さんから羽生君に金メダル授与って、なんかもうものすごい絵…。
オリーブ冠は頭にフィットしなかったのか(汗)?そしてトロフィーにお花差したりはもちろんしない(笑)。もう4個目だしよく知ってるよなきっと(笑)。

そう言えば、オリーブ冠が授与される前に、アナウンスに羽生君一瞬きょとんとしたような顔してた気がする。そして、オリーブ冠のことだと気付いて納得して頷いてたような…。
江田島のオリーブでできた冠。ちょこっとだけど、広島とフィギュアスケートが関連性を持ってくれるのは、地元の民としては嬉しい。
羽生君と言えばカープ。今回もインタビューで野球にたとえた話をしていたので、まだファンだろうと信じて話を進めますが、カープファンは君がファンだってこと意外に知らないので、もっとアピールしてもいいと思いますよ?
ホントに知らないんすよ、これが。話振ってみても。でも羽生君がファンだって知ったら、みんな羽生君のこと応援するようになるんだよ(笑)。だから、たぶん300万人くらいファン増えるからもっとアピールしていいと思うよ(笑)。

次に女子の表彰式があるので、男子はキスクラで待機してからウイニングランにまた戻ってくるっぽい。羽生君、トロフィーとか椅子に置けばいいのに手に持ったままエッジカバーつけてたけど、ある意味器用かもしれんですな…。


女子も荒川さんからメダル授与なのね。てか、ロシア形式までとは行かないが、カテゴリーごとじゃなく2カテゴリーでまとめて表彰式になったんだな今年。放送の都合でしょうか。
今大会優勝者の国が全部違う。いろんな国歌が聞けますな。コストルナヤは普通にオリーブ冠被ってるけど、羽生君は髪盛ってるから駄目だったのか?あとやっぱり花瓶にはしない(笑)。あれはスイ&ハンだけだった(笑)。あ、待機中の羽生君、ちゃんと被れたみたいねオリーブ冠(笑)。


はー、わらわらしてなかったらもっと集中して見られたんだけど(泣)、んでもやっぱり面白かったしいいか。
さて、残す大会日程はエキシビション。とっくに大会は終了してますけど、今しばらくお付き合いいただければ嬉しいです。




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