うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

NHK杯2019雑感⑩

3部構成のエキシビション、続いては第2部の感想をつらつらと綴って参ります。今回もお付き合いいただければ嬉しい。

始まる前に川口さんと本田君の即興ペアの話がチラリと。見ましたよそれ、昨年会場で。いちばん盛り上がってましたし(笑)。1年ぶりに再び聞く、本田君の「お断りします!」に爆笑しました…。

エキシビション

9:畑崎李果
女子のノービスチャンピオン。えっ、すっごいこの子。スピードがものすごくて、その勢いから跳ぶジャンプは加点つきまくりそう。ってか、ルッツとループのコンビネーション?!すっごい!すごい…!ええええ…?!ノービスとはとても思えん…。


10:吉田唄菜&西山真瑚
アイスダンスのジュニアが出場するなんて珍しいな。よっぽど人気もあるし期待もされてると見た。カップル結成してまだ1年経ってないのか、それなのにこの息の合い方と華やかさはすごい…!ドンキホーテという選曲も良かったかも。


11:ケヴィン・エイモズ
お布団はフランスから持ってこられなかったのね(笑)。
彼の上半身の動きがすごく満喫できる、素敵なプログラムでした…!もうちょっと見てたかったくらいよ。


12:ニコル・デラモニカ&マッテオ・グアリーゼ
セコンド役の人も演技上手いし(笑)。よっぽど各国で人気あったんだなこれ。くそう、これ披露してくれるって知ってたら真駒内行きたかったよ、爆笑したかったんですけどおお!
しかし、川口さんの「私のパートナーは脱ぎません!」に爆笑して演技が入ってきませんでした(笑)。一気に今年の流行語大賞候補に躍り出た、ってロステレコムの記事でもそんなこと書いたけど(笑)。
スケーター男子すぐ脱ぐからもう慣れっこだし、と驚くこともなくなってる私は麻痺しているのか。ヨーロッパ男子は脱ぐのがお家芸だろ、とか言ってる私がものすごく薄汚れた存在に思えてきた…。す、すみません(汗)。


13:ジェイソン・ブラウン
ノリノリジェイソン、バレエジャンプ4連発!遊び心ある跳び方もしてて、これは超!盛り上がるはず!終わるの早すぎ、もっと見たいいいいい!


14:カーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ
ペアのエキシビションの解説をペアスケーターの川口さんで聞けるの面白いっすね。カーステンさんが倒立してぐるんぐるん回すやつ、いつ見てもすごいけど、男性が上手だったら女性は怖くないって、そうなんだねえ。


15:横井ゆは菜
上位3人が軽く化け物なので、4位ってめっちゃすごかったと思うわよ今回…。このエキシビションも彼女の迫力みたいなものが感じられていいですね。曲の迫力とマッチしてて。衣装もかわいい。


16:アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン
ステパノワの背中の美しさに釘付けですじゃ…。演技もすっごい粋で見てて楽しい。滑る人を見てるってこんな楽しいのね。ブキンのお父さんよりも息子さんの方が上手い、って言い切っちゃってるぞ川口さん(汗)。


17:山本草
ジェームス・ブラントの『You're Beautiful』。使ってるスケーター久しぶりかも。ステファンのせいですっかり歌えるよ、なんとなくだけど(笑)。
草太君のスウーッと伸びていくスケートに合いそうな選曲ですね。完璧に失恋してる曲なので、諦めの気持ちが美しい足元で歌われているようです。


18:アリーナ・ザギトワ
このプログラム、印象に残ってたんですよ。川口さんがストーリーを説明してくれたので、演技に入り込める。胎内から始まるのか。ここは人生のどの辺りのステージなのだろうか、と考えながらじっくり見ていたのだけど、解説の二人も黙り込んでる。じっと見入ってしまってたらしい。
ラストは死を迎える。手にした花は、世界のどこかにまた生まれる、という意味だったらしいけど、何も知らずに見てた時に書いた感想はあながち外してなかったな、と今思ったわ。


★選手トークショー
ここで再び静香の部屋。まずは日本の女子3選手、紀平さんと横井さんと山下さん。横井さんは9年前にNHK杯でフラワースケーターをやった時の思い出を。NHK杯じゃないけどほかの二人もやったことあるそうな。荒川さんは経験がなくて、今でもやりたいらしい(笑)。フレンズとかで実施してみる?(笑)
荒川さんに憧れてる山下さんの質問かわいい、どんな料理が得意かって。好きか、だったかな?山下さんは料理が好きなのね、作って学校に持ってくってかわいい…。
紀平さん、局的にレッドブルはあかん(笑)。野球部と仲がいい、ってすごい斜めからきたな山下さん…←「私、実は◯◯」という質問


続いては満を持して羽生結弦の登場。時間もたっぷり取られていたし、今回のメインだったのであろう。需要はよく知っているでしょうしな。
うわあ、15歳のNHK杯、懐かしい…。十分本番にも強いし自信の塊だとも思うけども、子供の頃の万能感みたいなものを大人になって失う感覚はよくわかるな。子供の頃の羽生君の映像見ると、めっちゃくちゃ気が強そうですもん。彼のいいところのひとつに「中二病」気質があると思うのですが、あの中二丸出しだった彼も大人になっていくのね…。

オフの1日のタイムスケジュールを図解する羽生君。睡眠時間なげえ(笑)。勉強の話は面白かった。そうそう、知識って無駄なようで無駄じゃないのよ。いろんな知識に触れることでいろんな考え方や人間や物事の多様性を知って、自分の考え方にも柔軟性や多様性が生まれてくるのよね。それが結局人間を豊かにするし、そして豊かになることで演技も深化していくのだろうな、と私は思います。
そんな感じで、理詰めの羽生君の話は聞いててとても面白いのだけど、突然「アクセルと友達になりたい」とか言い出すから気が抜けない(笑)。しかもトリプルアクセルは喋るらしい。いいよ、跳ばせてあげるよって言ってくれるって…。なんかリアルキャプテン翼がいますけど?読んだことありそうだよな羽生君?ボールは友達…!

夕食と夜食についても聞きたかったぞ。夜食食ってもあの細さなんかい…。あと夕食の時間が長いな、と気になったので(笑)。ゲームのタイトルを言わない気遣いがさすがです…。局的にね、うん(笑)。ポケットのモンスターのゲームやっぱり欲しかったのか(笑)。あと、いっそ曲聞いて泣いてしまおう、というのもよくわかるな。泣いたらスッキリするよね。

羽生君は期待に応えたいという気持ちが強いんだよね。でもそれがプレッシャーになるだけじゃなくて、その期待をいい意味で裏切って期待以上のものを見せたいってなこと言ってしまえるあたりが羽生君がほかの誰とも違うところ。これからもずっと応援するからね。応援させてください。この世のすべてが自分を裏切ったとしても、君だけは信じてもいいんだと、信じるに値する人だと、私は確信しているから。


さてさて、残すは第3部のみ。NHK杯の記事は次回で終了です。是非最後までお付き合いいただければ嬉しいです。




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