うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

グランプリファイナル2019雑感⑤

エキシビションの感想を綴る前に、シニアの男女シングル以外の競技についても、放送された選手のみですがさらっと感想を書いていこうかと思います。シングルのショートプログラムが流れたBSの放送だけ半分くらい見られなかったので、もしこのほかにもテレビで流れた選手がいたら申し訳ない。私が見逃しちゃっただけです。

ではでは、少しだけですが、まとめて感想をどうぞ。


※注記
お名前の前に★印のついている選手は、地上波でも放送のあった選手です。

ジュニア男子・ショートプログラム

★2:佐藤駿
おおおおおお、ジャンプノーミス!ループ綺麗でしたねえ。スピンとステップがレベル取れてなかったりするので、課題はそこか。でもしっかり落ち着いて滑ってるように見えました。パンダのぬいぐるみもらってる、かわいい。


★3:鍵山優真
ああああああアクセルが…!アクセルが抜けた…。ダブルなら要素抜けにはならない…のか?そうだね、ちょっとだけど点は入ってる。コンビネーションジャンプは素晴らしかったのになあ、ううもったいない…。
選曲が『砂の器』でとても渋くていいです。CD持ってるんだけど、スケートに合いそうな曲だなと思ってたので、使ってくれる選手がいると嬉しいのだった。

ジュニア男子・フリー

★2:鍵山優真
転倒もありましたし、全日本ジュニアほどの出来ではありませんでしたが、十分実力を見せつける演技だったのではないかな。膝の柔らかさを活かした着氷や滑りが素晴らしい…。シャツによく見たら水玉模様が入っててかわいいですね。


★5:佐藤駿
素晴らしい…!これはなんという素晴らしい演技…!4回転ルッツをこんなに美しく…!ジャンプの出来はどれも素晴らしかったのですが、特に単独の4回転トゥループは惚れ惚れするようなジャンプでした。
少年の切なさみたいなものが素敵なプログラムだなと思ってましたが、今日はジャンプの成功もあって力強さも存分に感じられ、正統派のロミオという印象でした。ユニクロとか暗殺者とか坊主の白薔薇とか色々いたじゃないですか。あれはあれでみんな好きですが(笑)。
キスクラでお祈りする佐藤君かわいい…。得点に喜びを爆発させるコーチ。面白いコーチのリアクションシリーズに確実にノミネートされますね(笑)。優勝おめでとう!

ジュニア女子・フリー

3:カミラ・ワリエワ
スピンが本当に美しい。人間ってこんなに美しい身体のラインを作れるのか、と感心してしまう。しかもまだほんの少女に…。非常に完成された、湧き出る水のように透明で美しい演技で、テレビ放送されたのは彼女だけだったと思うけど、優勝は納得でした。すごい、プロトコルにマイナスもエラーも何もない…。

ペア・フリー

6:ウェンジン・スイ&ツォン・ハン
前半が特に、主にソロジャンプなどにミスが見られて、ハンさんが不調なのかな、という印象でした。いつもよりスピードもないような気もしましたが、甘えのない美しさと艶のある美しさとが同居しているようで、やはり凄いな、とうっとりと見つめている間に終わってしまうのだった…。選曲もすごくいいと思います、世界観に引き込まれます。

アイスダンス・フリーダンス

5:ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
BSでフリーだけ流れた、はず。リズムダンスも流れてたらすみません。
まるで水の中のような、いや空気に漂うだけのような、一切の無駄がなく、なおかつ氷上に二人の人間がいることを忘れそうになるほどの揃った動き。リフトがあれだけシームレスでふわりと重力がないように見えるのは何故なんだ。最初のリフトを見つめながら、これは魔法なんだろうかと思ってしまった…。
加点がいちばん低い項目が2.09ってどういうこと…。私の目には3が2つしか見つけられずあと全部4か5なんですけどどういうこと…。


以上。日本人のジュニア選手は地上波で、それ以外は優勝者だけでもBSで放送、ってとこですか。ジュニアのペアとアイスダンスの優勝者は流れませんでしたが。今回はジュニア男子からは優勝者も出ましたからな、地上波で放送したの正解ですね。

さて、残すはエキシビションのみ。今更粛々と掲載してきたファイナルの記事も、いよいよクライマックスです。最後までお付き合いいただければ嬉しいです。




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