うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

並べないではいられない

お題「我が家の本棚」


「本棚を見るとその人がわかる」って言ってた子が昔の友達にいたのですよ。それは一理あるな、と今も思っています。

多角的に知識を得る上で選んだのであれば何も疑問は持たないけど、これだけ冊数があればこの人は差別的な思想の持ち主だと思わざるを得ないな、と判断してがっかりしてしまったことも。いい人そうに見えたんですけどね。

個人的に、ツイッターリツイートは本棚に近いな、という印象があります。時にその人自身の言葉よりも、リツイートの内容で趣味や思考の傾向が判断できてしまう。その人自身は心にもない美辞麗句を並べてる可能性があるけど、わざわざ大量の言葉の群れの中から選んでいるリツイートは嘘がつけない。少々気の合わない傾向の持ち主かも、とリツイートの内容から推し量ることが私はわりとございます。その人がアカウントをどのように運用しているかにも左右されるかなとも思いますが。


そんな私の現在の住まいには、実は本棚らしい本棚が無いのです。棚はあるけど本棚じゃないですね。それらの棚とか、引っ越しの段ボールとか壊れたカゴバッグとか、色々なものを使って本を収納したり飾ったりしてます。

サイズが大きめの本が多いこともあり、フィギュアスケート関連の書籍は「見せる収納」の形で並べてあります。ファン歴が20年近くなってきたので、友達から「貴重書」と名付けられた本も何冊か…。ヤグディンソルトレイクシティーオリンピック男子シングル金メダリスト)の自伝とか、初期の『ワールドフィギュアスケート』とか。
私の貧困化が進むにつれて出版点数も増えていったので、今はもうまったく収集が追い付いていないですけど…。どうしても、と思った雑誌類くらいですかね、購入するのは。本当は全点買いしたいくらいなんですけど。コレクター気質なもので…(笑)。

次に点数が多いのが、うさぎに関する本。飼育書から絵本まで、うさぎがかわいいとつい買っちゃって…。イラストよりも写真が使われてる本が好きですね。本当に小さな子供向けの絵本ですけど、福音館書店から出ている『うさぎ うさぎ こんにちは』という本はめちゃくちゃ可愛いです。作者は松本典子さんという方です。
うさぎ関連もまったく集めなくなっちゃったんですけどね、今は…。もうキリがありませんし、私の財布が限界です…(泣)。

本棚が無いので、漫画は布製のケースに収納して保管してます。どうしても手離せない作品以外は処分しようかな、と思ってはいるのですけど、今手元にある漫画は本当に好きで買ったものがほとんどなので、悩んでしまう。絶対に手離すつもりがないのが、ふくやまけいこさんの作品です。小学生の頃から大ファン。

私は本棚が綺麗じゃないとイラッとしてしまうタチでして(笑)、サイズ別に揃えて並べたり、ちゃんと1巻から順番に並べたりしますけど、今の住まいでは、カテゴリー別に集めるようにしてます。フィギュアスケートならフィギュアスケートの本ばかりをまとめて並べる、ふくやまけいこさんの作品ならサイズ別にできるだけ同じ棚に置いておく、といった感じ。固定の本棚が無いからなのですけど、分かりやすくていい収納の仕方かもですね。サイズ別にしちゃうと見栄えはいいけど、分野がバラバラになって探しづらくなることもあるもんな。
実家にいた頃は、家族の本を作者別に綺麗に並び替えたりしてたっけなあ。ウズウズしちゃうんですよ、ビシッと分類せずにいられないタチなんですよ(笑)。この性分何かに使えませんかね(笑)。


最近、ある夢を見ました。夢の中で、私は素敵で立派な本棚の前である人と言葉を交わしていました。何気ない話がとってもリアルで、泣きたいほど幸せな夢でした。私の幸せの中に本棚があることが、なんだか象徴的で。
あんな立派な本棚は無くてもいいけど、ちょっと素敵な本棚のある部屋で、平穏に微笑みながら暮らせる日々を儚く夢に見る、今日この頃だったりします。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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